SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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このストーリーは 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録です。

基本的に宇宙編はキョン視点、地上編は黒子視点となります。
8話からは完全クロスオーバーストーリーです。

地上編はハルヒ編、とある編の7話で北高に向かったメンバーでのストーリーとなります。

※地上編は登場人物がかなり多く読みにくいかも知れません。あらかじめご了承ください。

お待たせしました。今回はちょっと短めです。ではどうぞ


11話 ~Eternal Party Ⅳ~ 地上編

北高校庭にテレポートし、既にパワードスーツと戦闘を繰り広げていた北高側のメンバーである朝比奈(あさひな)みくるさん、森園生(もりそのう)さん、周防九曜(すおうくよう)さん、藤原(ふじわら)さんと出会い共闘することになった私たち学園都市側のメンバー。

 

そしてパワードスーツの増援で2万体以上になり、付け加えて新型パワードスーツが次々に現れ物量では遥かに私たちより上を行く。そんな相手の目標は北高、SOS団部室を壊滅させること。

詳しくはわかりませんが、どうやらSOS団部室は既に異空間化しているらしくこの先どの様な影響をもたらすのか計り知れない、つまりは畏怖されていてその様な事態になる可能性があるのならば潰してしまえ、そう言う腹でしょう。

 

私たち学園都市側からしてみても、いくら意味不明な力を開放している部室とは言え涼宮(すずみや)ハルヒさんを始め様々な能力者を手懐け悪用する為に能力をコピーし、終いには紅き星の為の生け贄にするなど邪智暴虐であり、ジャッジメントとして許すまじ存在であるあの少女。

しかしそれはジャッジメントだけではなく、アンチスキル、スキルアウト、ローマ正教のシスター等、能力者や魔術師と幅広い方たちでの共通意識でもある。

 

その証拠に援軍に駆けつけて下さったアンチスキルやスキルアウト、北高の方たち、ITEM(アイテム)のメンバー、アニェーゼ隊と大勢の仲間がこの場にいることから知れる事実。

 

バベルの塔の次元エレベーターで紅き星へと移動した御坂美琴(お姉様)上条(かみじょう)さん方の、そして北高メンバーの方々の帰ってくる場所を死守する意味でも敗けは許されない地上戦。恐らくこのままでは私は紅き星へと向かうことは出来ないでしょうが、それもまた良し。地上戦は防衛戦であることから私1人が抜けると大惨事になり得る可能性もある。軽率な行動は慎まなければなりません。

 

そしてお姉様たちと連絡を取るツールとして、オーパーツなる物を頂いた。

急遽SOS団部室に向かうことになりそこに居たのは渡橋(わたはし)ヤスミさん。彼女はどうやら涼宮さんの分身?らしく、本来存在しないはずの方らしく、その方から頂いた物。しかしこちらからの意思で発信することは出来ないらしく、どうも紅き星にいるキョンさんと言う方がもう1つのオーパーツをお持ちになっている様子。

正直黒子にはガラクタにしか見えませんが。

とは言え連絡を取るツールは必要不可欠であると言える。ここを守る意味でも。

 

必ず皆さんの為にもこの防衛戦をクリアして見せますの!

 

 

 

 

 

絹旗「そんな超舐めた闘い方では突破出来ませんが?」

 

ガツン!と無闇に突っ込んで来たパワードスーツに大きな穴を素手で開ける。絹旗さんの能力は"窒素装甲(オフェンスアーマー)"。簡単に言えば物理強化、と言ったところ。

 

アニェーゼ「その力、さすがに驚きってんですよ。機械兵器に素手で風穴を開けちまいやがるとは......」

 

フレンダ「結局、絹旗の能力はそれだけ凄いって訳よ!」

 

ルチア「みたいですね。しかし!こちらも負けていられませんよ!」

 

アニェーゼ「アニェーゼ隊!機械兵器をガラクタにしちまいやがるんですよ!」

 

つい先程SOS団部室から戻って来た身としては何故アニェーゼ隊とITEMが共闘しているのかはわかりませんが、どうもあの方たちは苦手意識がありますの。

 

戦場は大混乱と言える程の人とパワードスーツで溢れかえっている。

ある場所ではスキルアウトを引っ張りながら戦う黒妻さんや森さんの姿が。

ある場所では北高メンバーと姫神さんやアンチスキルを始めとする方たちの銃撃戦。

またある場所では能力者と魔術師の共闘戦。

 

そして......

ドゴーンと重たい音が校庭全体に鳴り響く。

そう。エカテリーナ機を操る初春と佐天さんコンビによるもの。

 

佐天「よっしゃあぁー!もう何機倒したかわかんないけど相当頑張ってるよあたしたち!」

 

初春「そうですね!これなら......ってあれ?なんか突然動きが止まっちゃいましたよ?」

 

佐天「ほんとだ......もしかしてあたしたちの力を恐れて投降しようってんじゃ......って、あいつは!!!」

 

初春「!!!」

 

突如としてパワードスーツが動きを止め機能停止した。何が起こったのかそこにいる私たちは何もわからない。

過去にも突然パワードスーツが機能停止したことがあった。その時は宇宙からミサイルが飛んでくるというものだった......まさか今回もあんなものを地上に落とそうと言うのでは!?

思考を張り巡らせている最中、私たちの目の前にワープしてきたのか、一閃の光と共にあの少女が北高校庭中央に現れた。

 

黒子「!!!」

 

鶴屋さん「......何の様かな?もう勢いは止められないよ!」

 

謎の少女「さすが、と言うべきか。しぶとい奴等だ」

 

麦野「てめぇは......よくもあんなとこに閉じ込め能力を奪って好き放題してくれたなぁ!!」

 

突然目の前に姿を現した少女の顔を見て逆鱗に触れたのか、原子崩し(メルトダウナー)を放ちそれが少女に向かっていくが、体の表面にバリアの様なエネルギーを張り、いとも簡単に弾き飛ばされてしまった。まさか超能力者の力まで弾き飛ばすとは......。

 

麦野「なっ!」

 

フレンダ「麦野の原子崩しが効かない!?」

 

謎の少女「その程度で超能力者(レベル5)とは笑わせる。お前たちがいくら能力や魔術を持っていたとしても所詮はただの生身の人間に過ぎない」

 

九曜「しかし貴女では私たち(・・)には勝てない」

 

謎の少女「......天蓋領域(てんがいりょういき)情報統合思念体(じょうほうとうごうしねんたい)。さすがに我らと言えど対処は困難だった」

 

黒子(だった......?)

 

謎の少女「しかしそれはもう過去の結果にしか過ぎぬ」

 

そして少女はそう言いつつ右腕を高々と天に挙げた。その動作で周りにいた方たち全員が警戒心を持つ。

この少女を前に戦闘したことがある、それだけで経験となり今まさにそれが判断力やその人自身の力となっている。

 

謎の少女「お前たちの命運もこれまでだ」

 

固法「!?」

 

木山「それはどういう意味だ......!?」

 

謎の少女「問う必要はない。すぐにわかる......」

 

地鳴り、地響き、地震と漫画でよくある"ゴゴゴ......!"という表現がピッタリな程の揺れが私たちを襲った。そして......

 

謎の少女「神人の力を最大限利用し、物理的に開発した我らの文明の成果......とくと見よ!」

 

そう言うとその場から消え去り少女の居た場所に突然姿を現したのはエカテリーナ機が小さく見えるであろう特大の機械兵器。

 

黒子「何ですの!?あの機械兵器は!?」

 

神裂「まさか、あれが少女の言っていた神巨人では!?」

 

あれが神巨人......!

対峙しているだけで身震いを起こす程の強烈なプレッシャー。足が......恐怖で動かない!?

 

土御門「あの少女は本気で地球を破壊する気ぜよ!」

 

みくる「ひえぇぇぇ!ど、どうするんですかあぁぁ!」

 

そして神巨人がついに攻撃を仕掛けてきた。

それは右腕を振るっただけで辺りに突風を起こし一瞬にして私たちを吹き飛ばす程の破壊力。これは恐らく私たちへの威嚇。

 

佐天「うわっ!」

 

初春「これは!!ブースト最大射出します!」

 

悲鳴が校庭を響きわたる。しかし吹き飛ばされたとは言え校庭外に飛ばされた人は居ない様子。つまりは本当に力の誇示。邪魔をするなら殺す、と言ったところでしょう。

そして神巨人はゆっくりとSOS団部室がある部室棟へと移動を始めたそのときだった。

 

突然神巨人を背後から攻撃した者が居た。そして神巨人は歩を止めた。

一瞬何が起きたのか、何の攻撃なのか、さっぱりわかりませんでした。

全員が全員、絶望感に浸っている中、その方はまるで私たち全員に渇を入れる様に叫んだ。

 

?「何故止まっている!?死守するんだろう!?お前たちは何の為にそこにいる!?攻撃しろ!!!行くぞ!黒鴉部隊(くろからすぶたい)!」

 

そしてまたもや現れたいくつかの謎の機械兵器。

中には人が乗っている様子。確かあの兵器は......。

 

神裂「シ、シャットアウラ......セクウェンツィア」

 

確か1年前、鳴護(めいご)アリサさんの件で目立っていた統括理事直属の部隊......黒鴉。ジャッジメントのバンクにもデータにも登録されていましたもの。どこかで見覚えがあると思いましたの。

 

五和(いつわ)「お待たせ致しました!」

 

その1機の機械兵器から降りて来たのは天草式の五和さんで彼女がバベルの塔からこの方たちをここまで連れてきて下さったみたいですの。

 

黒子「ありがとうございますの!来て頂かなければ本当に死んで居たかも知れませんの」

 

婚后「そうですわね......しかし例えどんな敵が現れようと......」

 

九曜「諦めるわけにはいかない」

 

全員の目に光が戻り圧倒されていた心は態勢を取り戻しつつあった。

とは言えあんな化け物じみた機械兵器を相手にしたことは一切ない。ましてや地球で開発された物ではなく、全く別の星で開発された物。何か対策を考えなければなりませんわね。いくら神巨人とは言え、どこかしらに弱点なるものが存在するはず......。

 

シェリー「だいぶ調子が戻ったみたいじゃないか」

 

ジェーン「遅れてしまいましたがこれより共闘します!」

 

神裂「貴女方......ありがとうございます!」

 

?「これで役者は揃ッたッて訳だなァ......」

 

そして更にその後方からセリフと共に車を神巨人に向かって吹っ飛ばした人物が居た。

その人物は学園都市最強の超能力者、アクセラレータさんだった。

 

黒子「ご無事で!お待ちしてましたの!」

 

アクセラレータ「あァ?......ッたく、俺を誰だと思ッてやがるんだ」

 

ラストオーダー「わぁ~おっきいロボットだよ!ってミサカはミサカは驚きながら大興奮してみたり!」

 

アクセラレータ「おいクソガキ!死にたくなかッたら離れるンじゃねェぞ!」

 

更に援軍として現れたのは魔術師であるシェリーさん、ローラさん、ジェーンさん、マリーベートさん、メアリエさん、サーシャさん、そして天草式の皆さんでした。神裂さんが言うにはですが。 

そして残るアクセラレータさん、とお姉様のクローンである妹達(シスターズ)、そして何故か結標淡希(むすじめあわき)と......小学生?

 

月詠小萌(つくよみこもえ)「先生は小学生じゃないのです!」

 

どうやら先生らしいですの。失礼を致しましたの。

 

結標「また貴女と会うことになるとはね......白井さん」

 

黒子「ふん!あまり会いたくはありませんでしたが状況的に仕方がないですの」

 

更に人数が増えていく地上戦。もう黒子では誰がいるのかさっぱりわかりませんの。

 

シェリー「さて......あんな無様な機械兵器なんて潰しましょう......エリス!!!」

 

魔術でゴーレムを作り上げる。それが神巨人に向かって飛び込む。それを見た他の能力者や魔術師も追撃を次々に仕掛け始めた。

 

が、突然神巨人の身体全体に不気味に輝く緑色の様な膜が張られた。

 

シャットアウラ「なんだあれは!?」

 

シェリー「緑色の光!?」

 

九曜「バリア......全面的に開放されたバリアだと観測した」

 

10032号「あれが展開されている間はいかなる攻撃も無力と化してしまうでしょうと、御坂は焦燥感に浸りながら分析します」

 

黄泉川「バリア!?......じゃあどうするじゃんよ!?」

 

麦野「そんなら何かしらの方法を考えるしかねぇだろうが!」

 

黒子「どうすれば......」

 

ついに現れた神巨人。そしてそれに攻撃を仕掛けるがバリアを張られ成す術が無くなったと思わせる。

しかしこの後、宇宙からの4人の力によって戦いは大きく変わろうとしていた。

これよりかつて無い死闘を繰り広げる闘いの幕が開かれることとなる。

 

to be continued......




次回は12話は宇宙編、地上編の合併作です。
よろしくお願い致します!

今月中に更新する予定です。早いと今週中か来週中かも......。
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