SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録 作:はるかさん
予定よりもかなり早く投稿することになりましたw
不定期更新タグが付いているのでご勘弁を。
今回から第6章になります。
ではどうぞ。
12話 ~情報術式操作~
~地下渓谷 BF10階 小部屋 ~
?「あの少女は本気で地球を破壊する気ぜよ!」
上条「この声は土御門!?」
なんだ!?何故オーパーツから人の声が聞こえる!?
まさか本当に北高校庭に神巨人が!?
?「ひえぇぇぇ!ど、どうするんですかあぁぁ!」
本当に神巨人が北高校庭に現れるなんて......。
一体......どうなっちまうんだ......?
行く手を阻むアウレオルス・イザード。彼は
その魔術とは、金色の針の様な物を自らの手で自らの首元に勢いよくぶっ刺しそれがトリガーとなったのか、下の階へと光が伸びていった。
俺たちはその光を追うとそこは紅き星の中枢核となる場所で、そこには
上条や御坂さん、情報統合思念体の力もあって激闘の末、ようやくインデックスを助け出すことが出来た俺たちは安堵の気持ちを得ていたが、
そこで情報統合思念体の情報結合により記憶領域の1つであるエピソード記憶を再生させることによって無事に回復させることが出来た。
その後俺たちは次なる場所へと進むために扉の向こうへと進んだがその部屋はただこじんまりとした敵の気配も一切ない場所。ところがそこは喜緑さんが謎の少女から伝達された場所だと言っていた。
そしてどこからともなくとある人物たちの声が聞こえて来た。それはオーパーツからであった。
地上に残ったメンバーの叫び声や悲鳴も聞こえ、その原因は長門たちの話によると北高校庭に神巨人が出現したとのこと。正直俺の日常を返してくれとさえ思う。
そんな窮地に追い込まれた地上のメンバーを何もせず見殺しにすることなど断じて出来ん。
とは言うものの、どうしたものかね。
美琴「どうするのよ!?こんなことって!」ビリビリ
とりあえず落ち着け御坂さん。漏電してるぞ。
とは言え御坂さんの言う通りどうすべきなのか。ここは宇宙で向こうは地球。
ここから情報統合思念体の力でワープしたら来た意味そのものが無くなる。仮に移動したとしても撃退できる保証なんてどこにもない。ハイリスク過ぎる。
上条「うわわ!落ち着けって!」
右手を御坂さんの頭の上に置きビリビリ鳴っていた音は止んだ。
上条は御坂さんの電撃が怖いのか?いやまぁそりゃ怖いか。
キョン「長門、俺たちがこの星から離れる訳にはいかないと思うのだが......?」
長門「貴方の考えは正しい。私たちはここから離れるべきではない」
美琴「でも!」
御坂さんの気持ちもわかる。なんせ地上のメンバーが窮地に立たされているのだからな。
見殺しには出来ない、とはいえここから離れる訳にもいかない。
っとなるとここに居ながら援護出来る方法......そんな都合の良いこと出来るのか?
上条「インデックス、お前の頭の中に何か方法はないか?」
とんでもない聞き方をする男、上条当麻。インデックスを本か何かと勘違いしてないか?
まぁ実際多くの魔道書を記憶しているからそうなるのかも知れんが。
インデックス「とーま、その聞き方はないんじゃない?噛みつかれたいのかな?」
上条「すみませんでした」
インデックス「もう......魔術には遠くの標的にも攻撃することは可能なんだよ。でも私には魔術は使えないからそれが出来ない......」
なんとまぁ。超能力よりも幅広いのか魔術とやらは。
朝倉「それは魔道書からの引用?」
インデックス「うん。魔道書の原典には様々な魔術が記録されているからね」
ステイル「だとして、それはその神巨人とやらを壊滅、又は致命傷を与えることが出来るのかい?」
最もだ。それで失敗又はただ警戒心を強めただけの結果に終わっては本末転倒だ。
残る可能性があるとするなら今俺が持っている目的不明のオーパーツのみ。
しかしこんな金属でどうにか出来るものではないだろう。
長門「......強力なエナジーを感知。これは......バリアの一種」
何の話だ?バリアだと?
おい長門。俺たちにも分かる様に説明してくれ。
長門「たった今、神巨人にバリアが展開された。とても強力」
美琴「バリアって......じゃあもう攻撃手段は何もないってこと!?長門さん!」
長門「......」
沈黙した。いや普段から沈黙を通すのが長門スタイルなのだがこういう状況で長門がただひたすら沈黙していると言うことは本当に成す術がないと言うことだ。なんてこった。
インデックス「バリア......異能な障壁......方法があるかも!」
まるで迷路から抜け出すための手掛かりを得た並に目を輝かせ両手で小さくガッツポーズをしたインデックスが可愛らしいと思ってしまった俺を誰が止められよう。
キョン「なんか名案でも浮かんだのか?」
インデックス「うん!でも私1人の力じゃ無理かも......」
古泉「では何が足りないのでしょうか?」
何故かズイっと顔を俺に近づけて来た古泉。
俺に聞くなインデックスに聞けそしてお前は俺から500m程離れろ。
インデックス「魔道書の中にあるいくつかの術式を合わせればこのバリアを打ち砕いて、そのバリア分の力を術者に一時的に跳ね返すことが出来るんだよ!」
えーつまりこうか?
バリアを張った神巨人に対して何らかの攻撃を仕掛け、その攻撃の本質はその術式の威力だけではなく、相手の異能な力を利用しカウンターとしてその発動者に向けることが出来るってことか?
上条「でもインデックスは魔術を使えないんだろ?」
美琴「私の能力でも補佐出来ないかしら?」
インデックス「たぶん無理だと思う。
美琴「うっ、そうね......」
上条(初めて名前で呼んだな......それなりに信頼してるってことか)
ならどうしろってんだ?まさかクレヨンとかクーピーとか持ち出して手描きでとか言いだすんじゃないだろうな?
ん?待てよ......脳内に術式を描けるなら......もしかして......。
長門「私たちに任せて」
そう。情報統合思念体だ。脳内スキャンやら情報結合による脳内再生が出来るくらいなら頭に思い描いている絵の1つや2つくらい。それに記憶や思考を読み取ることが出来る。
朝倉「要はインデックスちゃんの頭の中にある術式を表に出せば良いって話よね?」
インデックス「でもそれは危険なんだよ!魔道書を覗き見るってことはゆきやりょーこたちの身体がボロボロになっちゃうかも知れないんだよ!」
そんなに恐ろしいものなのか魔道書とやらは。
喜緑「ふふふ。インデックスさん、情報統合思念体の力、侮れないですよ?」
インデックス「べ、別にえみりたちの力をバカにしてるわけじゃないんだよ!でも......何かあったら困るかも......」
シュンとなったインデックスは上目づかいでかつ若干涙ぐんで喜緑さんを伺う。
羨ましいね。全く。
橘「インデックスさん。彼女たちを信じて......お願い」
インデックス「......わかったんだよ。じゃあお願いするかも!」
長門「了解した......貴方の持っているオーパーツを借りたい」
長門がトコトコと俺の所まで歩いて来ておねだりしたものはオーパーツ。こんな得体のしれない金属が必要なのか。
だが長門がそう言うのなら間違いなく必要なのだろう。
キョン「これだ」
俺は長門にオーパーツを渡した。
美琴「ねぇ長門さん。そのオーパーツって何なの?」
長門「手短に説明する。このオーパーツは地上にいる者たちとの通信を取るために使う。地上でオーパーツを渡橋ヤスミから受け取った人物がいる。その者は名前は白井黒子」
渡橋ヤスミがオーパーツを!?
美琴「黒子が持ってる!?それを!?」
長門「そう」
ステイル「そのオーパーツを持っている者同士で連絡のやり取りが可能なのかい?」
朝倉「そうよ。でもそれだけでは校庭にいる全員に伝えることは難しいの。だから私たちの力でオーパーツを介して地上メンバー全員にお互いの伝達が可能になるようにする」
喜緑「そしてその後も術式発動に伴いそのオーパーツを使用します」
長門「!!!......時間がない。オーパーツを起動する」
オーパーツを握り締め何かの情報操作なのか、長門の手元が光り出し握っていたオーパーツが輝き出した。
そしてそのオーパーツを皆が集まっている中心の床にそっと置いた。
長門「上条当麻」
上条「ん?」
長門「今、校庭には学園都市側の者たちが多い。それも貴方が関わったことのある人物が。まず貴方から地上にいる者たちに問いかけて欲しい」
上条「それは良いけどなんて伝えれば良いんだ?」
長門の説明がさっぱりし過ぎていて肝心な内容が置いてきぼりだ。
朝倉「掻い摘んで説明するわね。まず......」
なるほど。確かに伝えなければならないことが多い。しかしことは手短に、だ。
その場に居た全員が朝倉による説明を受け、ついに俺たちは地上にいるメンバーにオーパーツを介して通信を開始した。
これは余談だが長門が上条に"オーパーツに右手で触れるな"と無表情で言ったことが上条にとっては割と怖かったらしい。安心しろ上条、それが長門だ。
上条「みんな!聞こえるか!?」
~北高 校庭~
九曜「バリア------全面的に開放されたバリアだと観測した」
10032号「あれが展開されている間はいかなる攻撃も無力と化してしまうでしょうと、御坂は焦燥感に浸りながら分析します」
黄泉川「バリア!?......じゃあどうするじゃんよ!?」
麦野「そんなら何かしらの方法を考えるしかねぇだろうが!」
黒子「どうすれば......」
折角援軍に駆けつけてくださった皆様がいるのにも関わらずこの状況は......。
まさか神巨人なるものが本当に現れ圧倒的な力の差を誇示され、終いにはバリアを張られて何も出来ないとは......。
黄泉川「諦めるな!アンチスキル撃てぇー!」
鉄装「ほら貴女たちも!」
アンチスキルとジャッジメント、北高の方たちによる銃撃が神巨人を襲う。
しかし能力や魔術が効かないのにも関わらず鉄の固まりを放ったところで結果は見えていた。
勿論効くはずもなく、仕返しにと神巨人から放たれた閃光が北高校庭の地面を抉った。
その余波で吹き飛ばされた人たちもいたが、私の
しかし毎回この様に難を凌げるはずもない。
このままでは......。
初春「皆さん!怪我を負っている人はこれに乗ってください!」
なんて無謀な!この状況でこちらまで近づきコックピットから降りるなんて!
黒子「初春!何故降りて来たんですの!?戻りなさい!」
佐天「何言ってるんですか!市民を救うのがジャッジメントじゃないんですか白井さん!?」
黒子「ですが!この状況では......」
初春や佐天さんの言う通り。ジャッジメントとして今の私の対応は間違っていますの。
しかし!貴女方にも怪我なんてして欲しくないんですの!
そんなやり取りをしている最中、私の胸ポケット辺りが一瞬輝きほのかに暖かい様な温もりを感じた。
これは......ヤスミさんから頂いた......オーパーツ!?
...み...な......きこ......か......
アクセラレータ「ン?」
ラストオーダー「今何か声が聞こえたようなって御坂は御坂は不思議に思ってみたり」
確かに何か聞こえましたの......。
これは......人の声?
...んな......きこえ......
森「確かに今声が聞こえました!」
姫神「私にも聞こえた......」
麦野「一体誰だ?」
?(......んな...みんな!聞こえるか!?)
アニェーゼ「!!」
黄泉川「この声は!」
土御門「かみやんか!」
殿方の声が!?何故!?
しかもオーパーツからではなく直接心に!?
上条(あぁ!長門さんという仲間の力を借りてオーパーツからお前らに直接話しかけてる!そしてそっちの状況も把握してるから落ち着いて聞いて欲しい!)
九曜「------」
上条(今から俺たちが神巨人のバリアを剥がす!)
オルソラ「剥がすって......どうなされるのですか?」
上条(悪いが説明している時間がない!)
美琴(そして神巨人のバリアは1分間しか封じることが出来ないみたいなのよ!)
黒子、初春、佐天「この声は!!」
10032号「お姉さま......ご無事だったのですね、と御坂は安堵した表情を浮かべ話を聞くことに専念します」
美琴(その限られた時間で神巨人内部に侵入して欲しいの!)
鶴屋さん「内部に侵入......」
キョン(だが内部に入れるのは5人までだそうだ!それ以上は体に負荷がかかるらしい!)
みくる「キョンくん!」
谷口「あの野郎ちゃんと生きていやがったぜ!」
キョン(チャンスは一度っきりだ!!!)
インデックス(これから私たちは術式と情報操作によるバリア解除を開始するよ!)
小萌「シスターちゃん!」
神裂「よく......無事で......」
インデックス(ゆきたちの話だとオーパーツも使うみたいだから通信は切断されちゃうけど、バリアが剥がれたら直ぐに内部に侵入するんだよ!)
初春「わかりました!白井さん!こっちは誰が侵入するかを決めないと!」
黒子「そうですわね!」
キョン(そしてバリア解除後は神巨人の動きを10分間程度封じ込められるらしい!しかし外部からの攻撃はその神巨人は一切受け付けない!だからその間になんとしても神巨人内部に侵入し破壊してくれ!)
佐天「了解です!!!」
上条(インデックス!時間がない!頼む!)
インデックス(うん!ゆき!りょうこ!えみり!始めるんだよ!!!)
長門(了解した。これよりバリア解除を行う。通信を切断する)
~地下渓谷 BF10階 小部屋~
インデックス「私が術式を頭に思い描くからそれを3人の力で具現化して欲しいんだよ!」
喜緑「わかりました!」
朝倉「失敗は許されないわよ?」
長門「必ず成功させる。配置に付く。そして貴女はこれを持つ」
インデックスに渡したのはオーパーツ。
情報統合思念体は三角形の角にあたる場所にそれぞれが立ち、その真ん中にインデックスが立っている。
恐らくインデックスは103000冊の魔導書からありとあらゆる知識を引っ張りだしバリア解除の為の術式を頭に思い描き、それを情報操作で具現化する。
そして4人は目を瞑りインデックスは両手を合わせオーパーツを握り、情報統合思念体は両腕を左右に広げて詠唱し始めた。
すると4人の体から静かに小さい光が体全体を覆い始め、インデックスの足元から丸い円の様な物が次々と床に光を帯びながら描かれ始めみるみるうちに部屋の全体に伸びて行き次第にそれらが敷き詰められていった。
そうか、これが術式なのだろう。
美琴「す、すごい......!」
ステイル「こんな大型な術式があったとはね」
橘「これが......術式」
4人の足元の術式から放たれている輝きがより一層増した。
長門たちは左右に広げていた両腕を真上へと挙げる。
それに伴い俺たちの足元に描かれていた術式が情報統合思念体の足元に描かれている術式にまるで吸い込まれていくように回転しながら合体していく。
そしてその術式が重なり合い情報統合思念体の足元の術式から強く輝く光が腰辺りまで縦に伸びて行く。
上条「さすがにここまで大がかりな術式は見た事がない......ミーシャの時以上だ」
古泉「かなりの力を感じます。これならバリア解除も行けるかもしれませんね」
建宮「そうようなぁ。後は祈るしかねぇのよ」
更に詠唱を続ける3人。その時間が長くなるにつれて3人の足元からの光が強くなっていく。
そしてついに情報統合思念体の頭上辺りにまで縦の光が伸びていった。
天に伸ばしていた両腕を今度はゆっくり下げていき3人の中央にいるインデックスに向けて伸ばす。
これに伴い3人の足元に描かれていた強い光が射す術式はゆっくりとインデックスの足元にある術式と結合していく。
次の瞬間、その場にいる全員が吹き飛ばされる程の突風がインデックスの足元から放たれ、そこの天井にまで縦の光が伸びていった。
強烈な輝きを発しそれは今にもこの部屋自体を崩すような感覚。
インデックスは持っているオーパーツを両手で真上に掲げ、目を開き準備は整ったと言わんばかりの表情で情報統合思念体に声を掛けた。
インデックス「ゆき!りょーこ!えみり!」
コクンと頷く3人。そして......
長門「私たちの......」
朝倉「情報操作と......」
喜緑「術式で......」
インデックス「バリアを......吹き飛ばすんだよ!!!」
情報統合思念体も両腕を天に掲げた。それと同時にインデックスの足元から放たれ続けていた光が部屋の天井へと突き刺さる。
キョン「お、おい!崩れたりしないだろうな!?」
上条「俺が知るはずねぇだろー!」
本当に崩れると思っていた。だが、空間を揺らしていた感覚は消え、放っていた光も消えていた。
まさか失敗したのか!?
長門「......成功した。これで神巨人のバリアは解除出来るはず」
美琴「そう......あとは皆に託すしかないわね」
その通りだな。そして俺たちはどうなるかなんてここで待っていられることも出来ない。
まだハルヒと佐々木を救い出せていないからな。
キョン「お疲れさん。急ぎですまんが先へと行こう。奥に階段が見える」
上条「あんな階段......あったか!?」
ステイル「どうもあの子たちの巨大なエネルギーでこじ開けたみたいだね」
美琴「じゃあ行きましょう!まだ涼宮さんと佐々木さんがいるんでしょ!?」
朝倉「そうね。休んでる暇なんてないわ!」
俺たちに休んでる暇なんてものは生憎持ち合わせていない。
敵さんが待ってくれるはず等あるわけがない。行けるときに行かなければ手遅れになりえることだってある。
そして俺たちは次の階へと進んだ。
そこの階に居たのは驚愕中の驚愕で、あいつがそこに居た。
お前が......何故ここにいるんだ!?長門!
~北高 校庭~
黒子「皆さん!今の話の通りです!内部に侵入する方を決めますの!」
お姉様たちからのご指示は頂いた。時間がない。
神巨人がSOS団部室に向かおうとしている今こそが好機。
早く決めなければいつまた神巨人が攻撃を仕掛けてくるかわかりませんの!
麦野「時間がねえ!あんたが決めろ。白井さんよぉ!」
相談している時間すらない。
アクセラレータさんはお姉さまのクローンやその他の方の護衛について欲しいところですの。
ならば......。
黒子「わかりましたの。では神裂さん、九曜さん、麦野さん、シェリーさん、そして私で決定しますの!」
必ず破壊しなければならない。それ相応のメンバーでいかなければ成功率は下がってしまう。
しかし地上も手薄になってしますのが気になりますが......。
アクセラレータ「こッちは任せろ......だから安心して行ッて来い」
佐天「私たちだっていますよ!アクセラレータさんだけに美味しいところを持って行かせませんよ!」
初春「そうです!戦いますよ!共に!」
アクセラレータ「あァそォかい......」
フレンダ「神巨人を破壊しなかったら小学生以下ってわけよ!」
鶴屋さん「キミたちならいけるっさ!」
みくる「こっちは任せてください!」
皆さん......ありがとうございますの。これなら心置きなく内部に侵入することが出来ますの。
後はインデックスさんの言う通りバリア解除を待つのみ。
お願いしますの。
初春「あれは!」
阪中「空から光が!」
アニェーゼ「!」
その光は遥か上の上空でキラリと姿を見せた瞬間、閃光の様なものがあっという間に神巨人の体全体に降り注ぎ物凄い光と突風が辺り一面を支配し、バリバリ音を立てみるみるうちに神巨人の体から緑色の光が消えていく。
しかしその後、黒い膜の様な風というかエネルギーというか、何とも形容し難いものが神巨人の首から上以外の場所を覆った。
柳迫「何!?今度は!?」
土御門「恐らく相手の動きを封じる魔術か何かだろう!今だ!行け!」
ついに神巨人内部に侵入する時が来ましたの。
ジャッジメントとして、地球に産まれた1人の人間として、必ず生きて帰ってきますの!
黒子「それでは神裂さん、九曜さん、麦野さん、シェリーさん。これより神巨人内部に侵入しますの!」
私が神裂さんと麦野さんを、九曜さんがシェリーさんを運び神巨人の口元に辿り着いた。
侵入出来る場所は恐らくここからのみ。
黒子「行きますわよ!」
口から神巨人内部へと侵入することが出来た。しかし突然そのまま落下してしまい、何度も空間移動を試みたが何故かそれが出来ない。それに気が付いたのか。九曜さんが私たち3人を何かの力で浮かせスピードを緩めながら徐々に落下していった。
黒子「能力が......!?」
九曜「人間のワープ自体が出来ない様施された特殊な力を感じる」
麦野「ってことは物ならいけるんじゃねーか?」
なるほど......外部から侵入されないために中からも外からもそう言った能力を干渉させないようになっているみたいですのね。これはかなり厄介ですの。
~神巨人内部 腹部~
ここは......?だいぶ落とされてきたみたいですが......。
九曜「ここは腹部の辺りだと観測される」
シェリー「まぁどこだって良いんじゃ無いのかい?壊せば良いんだろ?」
麦野「さっさとこんなくだらねぇこと終わらせるぞ」
しかしその壁自体には傷1つどころか、塵1つ舞うことは無かった。
神裂「攻撃が......効かないのですか!?」
九曜「無駄。恐らく神巨人を破壊させるには心臓部にあるシステムを破壊する必要があると思われる。そこから大きな力を感じる------」
麦野「ならさっさとその心臓部とやらに行くとするか......」
心臓部......先程ここは腹部だと言っていた。
となると上に行かなければならない。
まさか昨日の今日でこんなことになるとは思いもしなかった。
っとまぁ無駄口を叩いてる場合でもない。
黒子「では皆さん!参りましょう!」
to be continued......