SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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13-β話です。

すみません活動報告でのタイトルと変わってしまいました。
モデルになっている学校同士が割りと近いから勘弁してくださいw

ちなみにこの世界ではその学校は存在している、と言う設定になっています。キャラクターは直接出てこないけど( ・ω・)ノ
ひょっとしたらエンディングに出てくるかも......。

これだけでは意味わからんと思うので......どうぞ^^



13-β話 ~桜が丘地下施設~ 地上編

黒子「それでは神裂さん、九曜さん、麦野さん、シェリーさん。これより神巨人内部に侵入しますの!」

 

白井さんが神裂さんと麦野さんを、九曜さんがシェリーさんを運び神巨人の口元に辿り着いた。

侵入出来る場所は恐らくそこからのみ。

 

黒子「行きますわよ!」

 

5人は見事に口から神巨人内部へと侵入することが出来た。

そして残るあたし達がすることはこの地上の防衛、パワードスーツの撃退。

神巨人が動き出す前に突如としてパワードスーツは動きを停止したけど、いつまた動き出すかは不明。

それなら停止中に破壊することが優先される。この機会を逃すわけにはいかない!

 

 

 

 

 

佐天「白井さんたちは神巨人内部に入りました!あたしたちがやるべきことはパワードスーツを破壊することです!」

 

初春「今なら機能停止しています!皆さん!」

 

エカテリーナ2世号改からのスピーカーで地上全員に話しかけるあたしと初春。

それぞれがこれを好機とし、能力や魔術を駆使し停止しているパワードスーツを破壊していく。

そしてほとんどが残骸と化していき、動けるパワードスーツは居なくまともな形状のパワードスーツ自体がもう過半数以下となっていきあたしたちは一先ず安堵していたが、校門の方から叫び声や掛け声、そしてぶつかり合う金属音が聞こえて来た。

その正体は学校の外から湧いて出て来た見た目では数千以上と言えるパワードスーツの群れ。

 

フレンダ「なっ!?なんで外からパワードスーツがあんなに現れんのよ!?」

 

鶴屋さん「わからないっさ!でもこうなった以上は......破壊するしかないよっ!」

 

確かに鶴屋さんの言う通りでもあるけど、今更増援ってのもおかしいと思うんだよなー。

なんで最初から現れなかった?場所が遠かったから?途中で何かトラブルが発生したから?それとも......。

あたしの頭の中で様々な可能性がグルグルと回る。今頭が物凄い働いて回転してるのがわかる。

そしてあたしは頭の中で回転しているいくつかの可能性の中から1つの可能性を握り締めた。

 

佐天「初春。1つお願いがあるんだ」

 

初春「なんですか?」

 

あたしが初春にお願いした内容は、"ここからそう遠くはない場所にある施設で、パワードスーツが生産、量産されている施設があるかどうか、それを調べて探して欲しい"という内容。初春はすぐに了承し、パソコンを開き調べ始めた。

勿論あれは学園都市が開発した機械兵器。学園都市外では科学的に生産は出来たとしても量産することは時間が掛かるはず。だから学園都市でしか量産は出来ない。しかし実際に後から続々と増援が湧いて出て来る。っとなるとあの少女がこの辺に生産施設を何らかの力で作り上げ、そこで自動的に量産されていてそこからこの北高に向かうようにインプットされている可能性がある。っと言うよりもしそうだとしたらあたしたちにとっては一番最悪なケースになる。何故なら潰しても潰してもキリが無く、消耗するのは己の体力のみだからだ。

それなら最悪なケースは可能性として考慮して早めに対策を練ることが一番いいはず。

 

初春「あぁーー!もう!」

 

佐天「どうしたの!?」

 

突然の声でビックリしたあたしは振り返り、そこには苛立ちと焦る気持ち半々の初春がパソコンと睨めっこをしていた。

 

初春「このパソコンじゃあ調べるのに限界があるんです!処理が追いつかなくてまともに検索も出来ません!」

 

佐天「そっか......せめてジャッジメントのパソコンと同等かそれ以上のパソコンが使えれば......そうだ!」

 

閃いた答えは外にいる仲間の1人、と言うよりこの校庭にいる3人。

御坂さんは電気の力でハッキングや不正アクセス、データの復元と様々なことをやってのける......そのクローンである妹達(シスターズ)なら何とかしてくれるかも知れない。そして幸運なことに妹達はあたしたちの足元にいる。

 

佐天「初春!ちょっと待ってて!」

 

初春「さ、佐天さん!?」

 

コックピットを開け、機体を跪かせ階段をダッシュで駆け下りすぐさま妹達に話しかけ、事情を話し協力を仰いだ。すると......

 

10032号「了解しました。それなら御坂1人でも十分です。3人もいりません、と御坂はお姉様のスペックの1%にも満たないクローンだけど舐めんなよコノヤロー、と見下されていることに対して素体の負けず嫌いな性格を受け継いでいることを貴女に見せつけてみます」

 

佐天「いや......バカにしてたわけじゃないし、今はそれどうでも良いから......とにかく来て!」

 

妹さんの手を握り締め再びコックピットをダッシュで駆け上り妹も搭乗したことを確認後、コックピットを閉め初春に事情を説明した。

 

初春「御坂妹さんありがとうございます~」

 

両手を合わせ少しナヨナヨした声だったけど、恐らくそれは本心から嬉しく思ったからなんだろうな。表情からは安心感が見て取れたし。

 

10032号「では検索をお願いします、と御坂はパソコンの画面をじっと見つめながらお願いしてみせます」

 

初春「わかりました。行きます......」

 

引き続き初春はパソコンのキーボードに何やらカタカタと打ち込み始め、その後ろでは画面を覗き込む様にパソコンの画面を凝視している妹さん。

そして初春の顔色が曇りかけた瞬間、妹さんが手のひらをパソコン画面の前で広げ、そこから微弱な電波を発生させているのか何なのかはわからないけど、初春の顔色が曇りかけていたのにまた真剣な表情へと戻りカタカタキーボードに入力し始めた。

そして数分後......

 

初春「佐天さん検索終わりました!」

 

佐天「どうだった!?」

 

初春「佐天さんの言う通りでした!ここの地下施設で量産されています!」

 

パソコンの画面を私に向け、そこの場所に指を指して場所を強調する初春。

初春が言うにはそこはどうやら学校らしく、地下から電磁波やコンピュータ制御の電波やらが溢れ出ていてそこにある地下施設は元々存在しない施設らしく、そこでパワードスーツが自動生産されているらしい。あの少女絡みなのは間違いない。

良かった。最悪なパターン的中。

 

佐天「でもここからだとどのくらいで着くかわからない......」

 

10032号「この距離であればフルスピードで向かえば10分足らずで着きます、と御坂は答えます」

 

初春「となるとあとは人です!流石に私たちだけで行くのは......」

 

佐天「そうだね......何人かに声掛けてみよう!」

 

またもやエカテリーナのスピーカーを頼りにみんなに問い掛ける。

当然校門付近にいる人たちには話し掛けられない。気が散ってしまうだろうし、話している暇があるなら援護して欲しいだろうし......とは言えこちらも時間がない。

周辺にいる人たちで尚且つ戦闘向きな人、そして精神感応(テレパス)の能力者である春上さんと枝先さん、そして情報処理に長けている布束さんと妹さんは欲しいところ。

あたしは選び抜き事情を話し、何とか承諾を得て行動することになったメンバー、婚后さん、アニェーゼさん、鶴屋さん、シャットアウラさん、布束さん、妹さん、春上さん、枝先さん、そして初春とあたしの計10人で決定した。

アクセラレータさんはやっぱりここに残ってもらった方が良い。今北高校庭、と言うよりSOS団部室があたしたちの守るべき本拠地。ここが陥落したらそれで終わりの可能性もある。それら全て込みであたしは周辺にいる人たちに話をし終えた。

 

アクセラレータ「そォかい......まァこッちは任せてそッちに行ッて来い」

 

泡浮「湾内さんもいますし大丈夫です。婚后さんもお気をつけて......」

 

婚后「お2人共、ありがとうございますわ」

 

森「では気を付けてください」

 

佐天「はい!必ずその施設を破壊して来ます!」

 

そしてあたしと初春が操縦し、シャットアウラさんは自身の機体に乗り、残る7人をエカテリーナの両手に乗せ、潰さない程度にしっかり握り込み、あたしたちは北高を後にし目標の施設まで猛スピードで向かった。

 

 

 

 

 

~とある学校~

 

向かっている途中、パワードスーツが北高に向かって行くのが見えた。つまり逆に言えばその逆ルートを辿って行けばパワードスーツの本拠地へと案内されている様なもの。

そしてついた場所はどこかの学校。校舎や体育館施設の建物は綺麗な状態で残っている。しかし周辺に人の気配はない。付け加えて気になるのは校門の壊され方。破壊されていることからして、パワードスーツが出るときに壊していったものだろうけど......それにしては酷すぎる。

 

あたしはみんなをエカテリーナの手のひらから地上へと降ろし、校門に立て掛けられていたであろうボロボロになった学校の名前が書いてある表札というか看板というか、それが残っていて婚后さんがそれを拾い上げ学校の名を口にした。

 

婚后「桜が丘高等学校......高校ですわねここは......」

 

高校だろうと中学だろうと、それはなんでも良いんだけど......地下への入り口なんてあるのかな......見た目はどこにも見当たらないけど。

でも恐らくここをパワードスーツの拠点として、学園都市から必要なデータ、機材などを移動させここで量産させているに違いない。何故確信を持って言えるかというと、初春が調べた結果、というのもあるけど、何より目の前の校庭から数機のパワードスーツがもうこちらに向かって突っ込んできているから。

 

鶴屋さん「どうやら歓迎されているようだね」

 

歓迎と言う言葉は本来楽しむことや満足する言葉のはずだけど、この状況での歓迎はそんな意味は皆無で言った本人の鶴屋さんからはそんな雰囲気は感じとれず、同じ様に全員の顔色が真剣でどこか怖い顔付きになっていた。

 

アニェーゼ「破壊するしかねーですよ......」

 

そして持っていた長い杖の様な物を天に掲げ、その杖を見上げながら呪文みたいな言葉を喋り始めた。

 

アニェーゼ「万物照応。五大の素の第五。平和と秩序の象徴。司教杖を展開。偶像の一。神の子と十字架の法則に従い、異なる物と異なる者を......接続せよ!!!」

 

呪文の最中に杖の先端部分がゆっくり開いていき、呪文を言い終えたところで杖を振り、下の部分を校門にカン!と音を鳴らし叩きつけた。

その結果、一番先頭のパワードスーツに何らかの衝撃が横から襲い掛かり、腕の部分が凹みそのまま倒れ込んだ。

 

春上「な、何が起きたの?」

 

アニェーゼ「蓮の杖(ロータスワンド)。ローマ正教の武器の1つです。杖を傷付けたり衝撃を与えるとそれに連動して他の物にも同じ衝撃を与えることが出来るんです」

 

なるほど。つまりは座標攻撃ってことみたい。

白井さんの空間移動(テレポート)を攻撃型に特化した様な武器ってことか。

 

鶴屋さん「そんな武器があるなんてねー。じゃあ、こっちもいくっさ!」

 

パワードスーツの群れに単騎で突っ込む鶴屋さん。

勿論あの人は肉弾戦。パワードスーツだろうと何だろうと果敢に立ち向かい武術だか空手だかはわからないけど難なく破壊していく。

そしてシャットアウラさんも自身の機体でパワードスーツを翻弄し、能力で次々に破壊していく。

そして戦闘中に校庭の1部分の地面がガバッと開き、そこから再びパワードスーツが数機飛び出して来た。

っと、言うことは......

 

初春「どうやら地下への出入口はあそこみたいです!」

 

佐天「あの入口の大きさならエカテリーナでも入れる!行こう!」

 

再びみんなをエカテリーナの手のひらに乗せ、突っ込んで来るパワードスーツ。それに対してこちらもスピードを上げ突っ込んで押し倒して突破。

ぶつかった衝撃はあるものの、そんなことでダウンするエカテリーナじゃない。

そしてその出入口のドアが閉まりかけた瞬間、エカテリーナで閉まろうとしているドアを無理矢理開かせる様に両手でそれを抑え込み、何とか地下に侵入することが出来た。

 

 

 

 

 

~桜が丘高校 地下施設~

 

入ると直ぐ様後ろのドアはバタンとしまり、鍵が掛かっているのか、中からは開けられない様になっていた。入口からは下り坂になっていてそのまま進んだは良いけど、道が斜面から平面になったところで床から天井までの高さがエカテリーナでは足らず、降りることを余儀なくされてしまった。シャットアウラさんの機体は入れるくらいの大きさだったからまだ戦力ダウンにならなくて済んだけど......。

一体ここは地下何階なのだろうか。随分下った様な気がする。

 

進んで行くとパワードスーツが再びあたしたちに向かって突っ込んで来る。

しかし新型ならともかく、ノーマルパワードスーツであればあたしたちの敵ではない。って言ってもあたしが出来ることはバットで殴ることくらいだけどね。

そして途中で現れた分かれ道。斜め右に行くか斜め左に行くか。

 

枝先「分かれ道......」

 

鶴屋さん「2手に分かれようか!」

 

確かに片方ずつ調べている時間は惜しい。しかしこの先何があるのかわからない。

2つに分かれると言うことは効率的であると同時に戦力が半減する。

でも......それでも行くしかない。時間は限られている。

 

10032号「メンバーはどの様に分けるんですか?と御坂は貴女に疑問をぶつけます」

 

佐天「じゃあ、布束さん、春上さん、鶴屋さん、アニェーゼさんはあたしと!」

 

初春「なら、枝先さん、婚后さん、シャットアウラさん、御坂妹さんは私と一緒でお願いします!」

 

布束「OK。それで行きましょう」

 

あたしたちはそれぞれのルートを進み、この地下施設にある生産システムを破壊する為に奥へと進んで行った。

 

 

 

 

 

~佐天グループ~

 

とは言え道は直進だけでなく、下への階段や上への階段と様々な通路が用意されていた。

はっきり言って迷路。着くかどうかもわからない上に、最悪の場合迷子になって出られなくなる可能性も見えて来た。迷子で死んじゃうとかかっこ悪すぎるしなー。目印になるものでもあれば良いんだけど......。

なんだけどこの場所はどこかで見た事がある。まぁ思い出せないけど。

 

布束「may be......こっち」

 

突然布束さんが走り始め、何が何だかわからないけど置いて行かれないよう布束さんの後姿を走って追いかけた。

まるでこの施設を知っているかの様な走り方。階段やらハシゴやらを完全に無視してそのまま直線に突っ走っていく。今のところ直線だけだからまだ良いけどこれで曲がったり降りたりしたらもう迷子。あたしには帰りのルートまで覚えれる頭は持ち合わせていない。

 

鶴屋さん「道はこっちであってるのかい!?」

 

そうそれ。本当に疑問。これでただ当てずっぽうに走っていたらただの持久マラソンにしかならない。

お願いですから根拠がありますよーに。

 

布束「ここは......知っている」

 

佐天「へっ!?来たことあるんですか!?」

 

布束「ここに来たことはない。but、この建物の作りは1年前にジャーニーを助けた場所と同じ構造になっている......」

 

そうだ。思い出した。

あのスタジアムの地下にあった研究施設。そこでミサイルが発射されてフェブリとジャーニーの愛の力でどうのこうのって流れだって様な気がする。

でも布束さんがルートを覚えていてくれて助かった。このまま進んで行けばきっと......!

 

布束さんについて行った結果、到着した場所はコンピュータだらけの部屋。

恐らくここはパワードスーツを量産させる為のシステムが動いている可能性が高い。

って言ってもどのコンピュータを破壊すれば良いのやら......。

なんて思っていたら布束さんは一番センターに設置されていたコンピュータをいじり始め、画面の中で様々なウィンドウ、プログラムが開かれていた。恐らく調べてくれているんだろう。

 

布束「このコンピュータによると、さっきの分かれ道、もう片方の道の奥にコンピュータと接続されていて媒体となるパワードスーツがあるみたい。それを破壊してからでないと量産プログラムを解除することは出来ないみたいね......」

 

佐天「どうしましょうか?初春たちに任せます?」

 

鶴屋さん「とは言っても連絡を取る手段がないっさ。以心伝心出来れば良いんだけど」

 

そう。仮にそのパワードスーツを発見出来たとしても破壊するかなんてわかりっこない。

そもそもここは敵陣にして何故かもぬけの殻。っとなると初春の性格上罠の可能性を考慮するかも。

だけど伝えられるなら伝えたい。けどここを離れる訳にもいかないし、ここで分けるとここに残るメンバーの人数が減ってしまう。敵が来ないとは限らない......どうしたら。鶴屋さんの言う通り以心伝心出来れば......って!よく考えたら春上さんと枝先さんいるんだった!ってかその為に連れて来たんだった。

 

佐天「ごめん春上さん、枝先さんと通信してくれないかな?」

 

鶴屋さん「あっ!言われてみればそうっさね!いやー忘れてたよあっはっは!」

 

はい、あの......あたしも忘れてたんですけどそんなに堂々と忘れてた宣言しなくても......。

 

春上「うん。今問いかけてみるの」

 

佐天「ありがとう」

 

初春......なんとかそっちでパワードスーツを見つけて。

お願い。

 

 

 

 

 

~初春グループ~

 

佐天さんと別行動になった私たちは、暗い道をひたすら前に進んでいた。

カーブも無ければ横へ下への道も全くなくただただ直線のみの道。迷わなくて済むけど......これ罠じゃないよね?

あれ......そう言えば......!

 

初春「こ......このメンバーは!」

 

婚后「なんですの?どうかされまして?」

 

初春「ほ......」

 

枝先「......ほ?」

 

初春「ほ、放課後ティー......ひっ!!!」

 

シャットアウラ「......放課後てぃーひ?何だそれは?何かの情報か?」

 

初春「い、いえ......なんでもありません......えへへ、えへへ」

 

初春(何故だか白井さんに怒られた気が......)

 

10032号「いやいや御坂がいる時点でそれは成り立たねーし"うんたん♪"とかあり得ねーよ、と御坂は貴女のバカさ加減に呆れ果てて帰りたくなって来たじゃねーかと内心思っていることを口に出してみます」

 

 

 

※初春が、初 春 が 言いたかっただけらしいので、そのアニメキャラはこの小説では登場はしません。すみませんどこかでやろうと思ってただけですやりたかっただけです。ちなみに理由は中の人が......あ、この件はストーリーとは、まっっっったくの無関係なので無かったことにして気にせず続きをとうぞw

 

 

 

初春「とにかく進みましょう。何かしらのヒントくらいは見つかると思いますし」

 

シャットアウラ「そうだな。私が前に出る。もしパワードスーツが出て来たら盾にもなるしな」

 

と言い機体ごと私たちの前に出て先頭に出てくれた。

正面が暗くて先の方が見えない。そんな中で突然銃の様な飛び道具を使われてしまっては私たちに甚大な被害が出てしまう。

でもどこに向かえば良いのか全くわからない。地図も無ければ案内板なんて以ての外。

電子機器を使ったところで中の構造までわかるにはそれなりのスペックを持った物でなければ出来ないし......。

 

婚后「前......横の扉から光が漏れてますわ」

 

考え事をしていると前が見えなくなるってよくありますね。

確かに光が漏れている。あれは恐らく部屋の中の灯りの漏れ。あそこに誰かがいる?

 

初春「どうしましょうか?」

 

シャットアウラ「無論入る。何か情報が掴めるかも知れないからな」

 

シャットアウラさんが機体を操りその部屋の扉を開けた。同時に私たちに突き刺す部屋の灯り。一瞬目を奪われてしまったけど、次第に視野が戻り私たちは部屋に入っていった。

 

 

 

 

 

~研究部屋~

 

初春「ここは?」

 

その部屋はとても広くバベルの塔と同じコピーシステムの様な培養器が並んでいた。

その培養器はバベルの塔にあった物より大きく、まるでパワードスーツが入るくらいの大きさ。

ってことは!

 

シャットアウラ「どうやらここらしいな......量産されている施設は」

 

10032号「どうやらあのパワードスーツが大元の媒体となっているようですね、と御坂は冷静に分析してみます」

 

妹さんが指を指した方向に半分壊れかけている、と言うよりパワードスーツ内のデータが欲しい様にコンピュータとパワードスーツがコードで繋がっていた。

つまりあれを破壊すれば量産システムを止められるかも知れない。だけどもし壊したことによってパワードスーツが襲撃して来たら私たちはともかく、佐天さんたちは意味不明な状態に陥ってしまうかもしれない。あまり軽率な行動は取れない。なら......。

 

初春「枝先さん、春上さんとコンタクト取ってくれませんか?」

 

枝先「うん!......って向こうから連絡が来た!」

 

佐天さんの方から通信?何か情報を掴んだのかな。

お互いやり取りをして必死に精神感応で伝え合っている。出来れば言葉に出して欲しいんですけどね。

 

枝先「向こうが言うにはあのパワードスーツは破壊して良いみたい!」

 

初春「わかりました!でも一応今のやり取りを教えてもらえませんか?」

 

私たちは枝先さんの話に耳を傾けた。

どうやら佐天さんの方でわかったことは、私たちの部屋にあるコンピュータと繋がっているあのパワードスーツを破壊してからでないと、佐天さんたちの方で量産プログラムを解除することは出来ないらしい。

こっちの部屋にはそれらしいコンピュータは見たところ無い。

 

10032号「この部屋には量産プログラムを制御しているコンピュータはありません。何故ならこれだけのシステムを制御させるのに対してここの部屋からは電磁波が全く感じ取れません、と御坂は確信を持って告げます」

 

婚后「となるとさっさとあの機械兵器を潰すに限りますわ」

 

初春「そうですね。破壊することで何か起きたりとか......その......例えばこの建物自体が倒壊するとかはあり得ませんか?」

 

質問に対して御坂妹さんはパワードスーツ本体に触れ始め手のひらで何かを感じ取っていた。

恐らくそれ系が組み込まれているかどうかの確認なんだろう。

 

10032号「少なからずこの建物内、又は周辺に爆弾類の感じはありません、と御坂は貴女の質問に対して解答します」

 

初春「わかりました。ではお願いします!私はコンピュータを調べてみます!枝先さんは春上さんに伝達お願いします!」

 

攻撃型能力を持っている人にパワードスーツの破壊をお願いし、すぐさまパワードスーツの破壊運動を始めた。

その間、私はここの施設に他に何かないか確認するべくコンピュータから情報を得るため、データにアクセスを行っていた。そして見つけてしまった1つの情報。

 

初春「これって......ミサイル情報!?」

 

私が見たのはコンピュータのデータの1つ。遥か宇宙の彼方から学園都市に目掛けて飛んでくるミサイルの存在。

しかしそれはまだ起動準備段階で発射はされていないらしいけど、時間が来たら発射される仕組みになっているらしい。そしてそれを解除する方法は......ここには載っていない。

 

初春「御坂妹さん!ちょっと来てください!」

 

タタタと走って来た妹さんに事情を説明し、再び手伝ってもらい、プログラムを操作し裏ルートというか壁を突破、いわゆる一種のハッキングでその解除方法が載っているデータにアクセスした。

その方法とは至って簡単。この学校のとある部室に制御コンピュータがあるらしく、そのスイッチを押せば良いだけ。でもそんな簡単な方法で解除なんて普通出来るのかな?念のために持っていた小型電子機器にデータを移し、サイトのURLもコピーした。

 

初春「どう思います?」

 

10032号「胡散臭いですね。そもそもミサイル自体が怪しいものですが、と御坂は半信半疑でデータ解析を行ってみます」

 

と妹さんがコンピュータに手を伸ばしハッキングを試みようとしたその時だった。

突然天井の灯りが救急車の赤色灯の様に赤く光り始め、警報が鳴り始め侵入者を発見し速やかに排除に移るって言い始めた。

どう考えても侵入者は私たちのこと。何が起きるかわからないからとりあえず逃げよう!

 

初春「皆さん!!!急いで戻りましょう!!!」

 

シャットアウラさんの機体は狭く入れたとしても2人。しかしコックピットの蓋を開けると、その蓋に3何人か乗せれることが判明し、何とも変な感じな乗り物と化してしまったけどそんな外見要素は今はどうでも良く、一先ずここから脱出するこが先決だった。

そして先程の分岐点の場所まで辿り着いたと同時に、息を切らしながら走って来た佐天さんったちの姿がそこにはあった。

 

初春「佐天さん!」

 

佐天「はぁはぁ......なんとか量産システムは止めれた......は、早く脱出しないと!」

 

疲れ切っている佐天さんと交代し、今度は私が全力で走り出口まで向かった。

しかし後方から私たちを追いかけてくるパワードスーツ3体を発見してしまった。それはまるで警察犬をロボット化した様なパワードスーツで口から変なホースが付いていた。

とは言え捕まれば最後かも知れない、と考えながら走っていたら火事場の馬鹿力が本当にあったのだと実感するほど先程よりも速く走ることが出来、何とか無事エカテリーナまで辿り着いた。

 

佐天「初春、乗るよ!」

 

初春「は、はい!」

 

佐天「みんな早く乗って!!来るよ!」

 

再び、みんなを乗せあたしと初春で操縦し、出口まで一直線のこの上り坂を一気に駆け上がった。

フルスピードで地下施設からグングン上に向かって行くと扉が開いていて、そこから外灯の光が見えその光を抜け再び校庭へと戻って来たあたしたち。勿論スピードが出過ぎていて出た瞬間、エカテリーナは宙を舞ったけど誰一人、怪我人は出なかった。

 

 

 

 

 

~桜が丘高校 校庭~

 

そしてそのまま旋回して地下施設から飛び出て来るパワードスーツを待ち構えた。

ここで退いてもどうせこいつらは北高に来るし、初春の話だとミサイルが発射されそうでこの学校内にそれを止めるシステムがあるらしいからね。ならついでに相手になってあげようじゃない。

速攻で終わらせてあげるから......出てきなさい!

 

遂に飛び出て来た警察犬型パワードスーツ。

それは今までに見た事が無い型だった。

 

婚后「あのパワードスーツは確か......T:GD(タイプ:グレートデーン)とか言う......大覇聖祭の時の!」

 

大覇聖祭の時に何かあったのかな。わからない、わからないけどなんかあのパワードスーツには嫌な記憶がある。

でもそれが一体何なのかあたしには思い出せない......。

 

アニェーゼ「犬のロボットだろうとなんだろうと......破壊しちまえばそれで最後ってんですよ!」

 

鶴屋さん「さってと、時間もないしパパッと片づけるにょろよ!」

 

シャットアウラ「そんな機体で戦えると思うな!」

 

to be continued......




ただやりたかっただけです本当にすみませんw
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