SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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ごめんなさいー!遅れました!
相変わらずの駄文であり、自分で打ってて読んでてセンスないわーとか思ってしまいましたw

それではシステム戦です。なんか戦ってばっかで肝心なストーリーが薄くて困ってしまったーーー......いやまぁ最初から薄いんですけどねw

あ、どぞw


14-α話 ~システム~ 地上編

神巨人内部へと侵入し先を進んで行くと、とある部屋へ到着。

そこでは薄気味の悪い4体の人形が存在していた。

そしてその人形を操り、その能力者である警策看取(こうざくみとり)と言う名の少女が人形を通じて私たちとコンタクトを取って来た。

その者の話では、過去に御坂美琴(お姉様)絶対能力者(レベル6)へ進化させる計画に加担していて私と交戦をした経験があるというもの。

そして常盤台中学の超能力者(レベル5)、学園都市の第5位でもあり心理掌握(メンタルアウト)の能力を持つ食蜂操祈(しょくほうみさき)によって私からその一連の記憶は上書きされているらしくどうにも思い出せない、っというよりも存じ上げない過去の話を聞かされ、その話を神裂さんが遮り人形たちとの戦闘が始まってしまった。

 

その人形の名前はリキッドとシャドウ。

ドロドロとしたまるで液状の様な身体で、いとも簡単に身体を貫くことが出来る脆さ。

しかしリキッド同士、シャドウ同士が融合し、それぞれの人形は一回りも二回りも大きく進化し、最終的にはリキッドとシャドウが合体し、とても大きく、そしてとんでもない破壊力を持つ人形へと化けてしまった。

シェリーさんの魔術で機械を取り込んだゴーレムでさえも手刀で貫通させてくる程の破壊力。

とは言え身体の脆さは受け継いだままで、攻撃した部分は貫通しそのまま液体と化し周囲に飛び散るほど。

しかしその液体は再び人形と融合し回復していき全く勢いが止まらない。

 

弱点など皆無で挫折しかけた時、九曜さんの能力により人形の内部に(コア)が組み込まれていることが判明し、麦野さんと九曜さんの攻撃により人形の核を破壊し、何とか人形を倒すことが出来た。

 

そして次なる部屋へと進むとそこは神巨人の心臓部で私たちが目指していた最終地点。

そこには巨大な球状の機械が設置されていた。

それこそがこの神巨人の心臓とも言える制御システムであった。

 

 

 

 

 

 

 

~神巨人内部 心臓部~

 

扉を開けると部屋の中央に大きな球体が設置されており、その球体の1部のランプがピコピコと点滅していた。恐らくあれがこの神巨人を動かし制御しているシステムなのでしょう。

突如部屋全体、と言うかこの神巨人内全体、とでも言うべきでしょうか。無機質な警報音が鳴り響く。

 

黒子「これが神巨人のシステム!?」

 

シェリー「かなりデカい......」

 

麦野「だがこれさえ壊してしまえばこの神巨人は破壊出来る!」

 

神裂「行きますよ!」

 

九曜「相手も戦闘モードに突入------来る」

 

制御システム「......侵入者を発見しました。迎撃システム、防衛システムの起動を確認......完了しました。これより強制排除を実行します」

 

そして制御システムの前面に出現した半分くらいの大きさの迎撃システムと防衛システム。

一刻の猶予もない私たちは相手の出方など待っていられるはずもなく、むしろこちらから先制攻撃を仕掛けた。

 

麦野「喰らいなデカブツ!」

 

いつも通り放たれる原子崩し(メルトダウナー)。その標的は無論制御システム。

あれさえ破壊してしまえばこの機械兵器はただの機械パーツと化す。

そして原子崩しが制御システムのど真ん中に命中。しかし1発で致命傷とはいかず、傷をつけることに成功はしたもののそこまでのダメージは無い。

 

黒子「どうやらこの神巨人同様、装甲は相当固いみたいですのね」

 

この神巨人内部に侵入し、麦野さんが壁に向かって能力を撃ち出したが傷1つ付かなかったことと同義。

恐らく同じ素材、または何かしらの力で生み出された物。そんな反則的な物に傷を負わすことは楽ではありませんのね。

 

九曜「しかし確実にダメージは与えている」

 

それは大きい。先程の人形の様に融合、吸収が無い分まだ楽かも知れませんわね。

原子崩しがあれば遠くの敵にでもダメージが通る。無理して接近戦を仕掛ける必要もない。

と、どこか安心しきっていたが、制御システムの前に光の壁の様な物が現れ制御システムを守る様に、包み込む様にそれは展開し始めた。

 

神裂「あれは!?」

 

シェリー「なんだ......バリア?」

 

麦野「何だか知らないけど......これで!」

 

黒子「待ってください!麦野さ」

 

得体の知れない光の壁に躊躇なく能力で攻撃を仕掛けた麦野さん。

相手の手の内がわからないうちは無暗に飛び込まないこと、と固法先輩から教わったことがある。

それを畏怖して私は麦野さんの攻撃を静止させようとしたがそれは間に合わなかった。

原子崩しが制御システムに向かって飛んでいく。そして着弾した瞬間、光の壁にそれは吸収されてしまい、次の瞬間には光の壁から麦野さんに目掛けて跳ね返されていった。

 

シェリー「なっ!?」

 

神裂「反射した!?」

 

麦野「ちっ!」

 

両手を前に出し、原子崩しの応用で両手全体に同属性のシールドを展開して跳ね返って来た原子崩しを抑え込む。

無事に掻き消せたとは言え、これで麦野さんの能力は制御システムには通用しなくなってしまった。

しかし1発目の攻撃でダメージを与えていることには変わらない。ビーム系統が跳ね返されてしまうなら私の能力で......と思考していたが、制御システムの傷が徐々に消えかかる、と言うより元の状態に再生され始めて行った。

 

黒子「何故!?傷が!?」

 

九曜「恐らく防衛システムの所為。あれがエネルギーを生み出し制御システムを護っている。破壊しなければ回復され続けてしまう」

 

防衛。言葉通りの意味。それならば先に防衛システムを破壊してしまえば済む話。

そして防衛システムに対して金属矢を空間移動(テレポート)させようとしたが、突然その隣にいた迎撃システムが赤く光り出し無機質な声で告げる。

 

迎撃システム「透過(とうか)レーザーのチャージが完了しました。これより迎撃します」

 

九曜「!」

 

そしてその赤く光った球体から発射された太いレーザーが私たちにとんでもない速さで向かって来る。

迎撃システムの警告のおかげか、九曜さんがその警告と同時に私たちの前に出てバリアを展開する。

案の定、レーザーとバリアがぶつかり合い凄まじい音と光が襲い、目を開けていることが出来なくなるくらいの輝き。

バリアがレーザーを抑え込んだと確信した直後、九曜さんのバリアがバリン!と音を立て破壊されてしまった。

しかし相手のレーザーも出し尽くしたのか、バリアが破壊されても直接私たちの元へ辿り着くことは無かったが、バリアが破壊され壁が無くなったことが原因で、レーザーが発生させていた余波で全員が真後ろに吹き飛ばされてしまい後ろの壁に叩きつけられてしまった。

 

麦野「ぐっ......」

 

神裂「あれほどの威力が......」

 

九曜「------」

 

なんてこと......これでは破壊するどころか下手をしたらやられかねない。

機械を制御しているだけのシステムだからって甘く見てると身体に風穴を開けられてしまいますの。

しかし叩きつけられた苦痛で思うように演算が出来ない。早く迎撃システムを破壊しなければいつまたあのレーザーが飛んでくるかわからないと言うのに。

 

迎撃システム「侵入者の生存を確認。透過レーザーのチャージを開始します」

 

神裂「くっ!」

 

再び地獄の通達を受け必死の思いで立ち上がる。

何とか発射される前に破壊しなければやられてしまう。そして私は太ももに装着している金属矢を取り出し、苦痛を精神でカバーし演算を始め、迎撃システムの機械内に矢を空間移動させ攻撃を仕掛けた。

その攻撃が通用したのか、赤く光っていた球体がその光を徐々に弱めていき、ブスブスとその球体から小さな煙が出始め、光が消え失せていく様を見た私はダメージが通っていると確信を得た。

これでレーザーは発射出来ない、と思うにはいくらなんでも早すぎた。

球体の赤い光が点滅し始め

 

迎撃システム「透過レーザーのチャージが完了しました。これより迎撃します」

 

と告げ、そして再び球体が赤く光りレーザーが発射された。

またも九曜さんが前に立ちはだかりバリアを張るが、今度発射されたレーザーは何故だか先程よりもかなり弱々しく細いレーザーとなって向かって来た。その速度も目で追う事が出来る程。

 

麦野「な、なんだ......?」

 

神裂「さっきよりもレーザーが弱まっている?」

 

そしてそのレーザーは九曜さんの展開しているバリアに触れただけでポシュンと消え去っていった。

何故1発目よりも2発目の方が威力も速度も弱いのか。1発目と2発目の違いは何なのか。

それはその原因を作った私が一番初めに1つの可能性に気が付くことが出来た。

 

黒子「もしかしたらあのレーザーは迎撃システムの活動エネルギーと共有しているのかも知れません。早い話がダメージを負っている状態だと強いレーザーは飛んで来ない可能性があります」

 

神裂「なるほど......」

 

シェリー「だが壊してしまった方が安心出来るんじゃないのかい?エリス!」

 

確かに強弱関係無く、破壊してしまえばそもそもレーザー自体が飛んで来ない。

それならば放置するよりかは破壊してしまった方が無難。そうすれば5対2。数でも攻撃手段でもこちらが勝る。

付け加えて制御システムと防衛システムは一切の攻撃を仕掛けて来ない。迎撃システムさえ破壊してしまえば!

 

シェリーさんの魔術により出現したゴーレム。

迎撃システムに向かって突っ込んで思いっきり拳を振り下ろした。

そして迎撃システムは小規模の爆発を起こし木端微塵となって辺りに破片を散らばらせ破壊されていった。

 

シェリー「これで攻撃出来ないだろう?」

 

黒子「まだ防衛システムが残っています!あれを破壊しなければ制御システムは永遠にエネルギーを蓄え続けられてしまいますの!」

 

シェリー「はいよ!エリス!」

 

そして今度は防衛システムに向かって腕を振るって薙ぎ払う。

それを直に受けた防衛システムはその勢いに吹っ飛ばされガン!と音を鳴らし壁に叩きつけられそのまま爆発し、迎撃システム同様、それらの破片が辺りに残骸となって飛び散っていった。

 

黒子「これで残るは......制御システムだけですの!」

 

更にその場から前進し制御システムに向かっていくエリス。それに続く九曜さんと神裂さん。

しかし安心しきっていたのも束の間。

 

制御システム「迎撃システムと防衛システムの損壊を確認しました。これより両システムのエネルギーを最大の状態で再生します」

 

麦野「なに!?」

 

黒子「再生!?」

 

辺りに散らばった壊れた部品が瞬く間に光り始め、そして組み立てられていきあっという間に元の状態へと再生し再び制御システムの前面に復活してしまった。

そして再生直後に再び迎撃システムから無機質な声で警告を受け私たちは歩を止めた。

 

迎撃システム「透過レーザーのチャージが完了しました。これより迎撃します」

 

黒子「なっ!?」

 

シェリー「戻れ!エリス!!!」

 

その指示に従うようにエリスが私たちの前で壁となり立ち塞がる。そしてその後ろで再びバリアを展開する九曜さん。

そこへ1発目と同じ速度、同じ威力であろう透過レーザーが迎撃システムから発射され、それをエリスが自らの身体を盾にし私たちを守る。なんとか押さえ込もうとするエリス。

しかしその努力も透過レーザーにより打ち砕かれエリスは消滅していきそのまま九曜さんが展開するバリアの所にまで届き、再びバリアと透過レーザーの衝突で轟音と輝きが発せられ、腕でその光から視界を維持する私たちと負けじと足を踏ん張る九曜さん。

 

黒子「九曜さん!頑張ってくださいですの!」

 

九曜「なんとか押さえ込める------」

 

そしてそのレーザーを押さえ込むことになんとか成功した。どうやら今回はエリスが盾となったことで多少の時間を稼げたお陰でバリアが破られることなく、先にレーザーの出力エネルギーが切れたと言うことになるらしい。

なんとかバリアにより押さえ込むことに成功したが、再び迎撃システムは透過レーザーのチャージを開始してしまった。

 

麦野「どうするよ!?キリが無いんじゃない!?」

 

黒子「確かにそうですが、一先ずあれにダメージを与えますの!」

 

私の言う"あれ"とは勿論のこと迎撃システムであり、空間移動で金属矢を迎撃システム内部に移動させダメージを与えた。先と同じく煙をブスブスと上げながら透過レーザーのチャージをし続ける迎撃システム。しかしそれはもう恐怖でも何でもなく、バリア等張らなくても黙視しても回避出来る程度のもの。無視して良いレベル。

そして麦野さんの能力で今度は防衛システムに攻撃を仕掛ける。お得意の原始崩しが防衛システムを意図も簡単に貫き爆発し破壊された。

 

黒子「この状態で制御システムに集中砲火を掛けますの!」

 

九曜「迎撃システムから強いレーザーは発射されないことは実証済み。攻撃を仕掛ける」

 

ちなみにこれは説明フラグでも何でもなく、言っていることは事実に過ぎない。

九曜さんの仰る通り、ダメージを負った迎撃システムから強い透過レーザーは放たれない。

とは言え、攻撃を仕掛けてこないわけではないので警戒心は解いてはいけない。いくら威力が下がるとは言ってもレーザーはレーザー。触れたらどうなるかはわからない以上、触れない様に回避、又は九曜さんによるバリアで遮断するのみ。

どちらにせよ、私たちのやることは決まっている。

迎撃システムからの攻撃を回避し、防衛システムを破壊すること。

 

神裂「七閃!」

 

九曜「追撃------」

 

2人の攻撃がほぼ同時に防衛システムを襲う。九曜さんは両手から衝撃波の様なものを繰り出し攻撃。

制御システムと比べてそこまで装甲は固くないのか、攻撃がすんなり通り、1発で仕留めることは出来ないものの攻撃した場所から煙が出ていることから致命傷と言えるダメージを与えることは出来た。

 

シェリー「エリス!!!」

 

無敵で不死身のゴレーム。何度倒されてもシェリーさんの魔術により新たに造られていく。

エリスがシェリーさんの前に現れ再びシステムへと突っ込んでいく。

 

麦野「ほらよ!!」

 

そして麦野さんの能力がエリスの足元を通過し、それが防衛システムへ攻撃する。

遂にその攻撃で防衛システムを破壊し、残されたのは壊れかけた迎撃システムと本命の制御システム。

 

シェリー「エリス!風穴開けな!」

 

その命令でエリスが制御システムに向かって拳を振り下ろす。

それはクリティカルヒットと呼ばれる程の衝撃時の轟音が響き渡る。

しかしやはり心臓とも呼ばれるだけあってその強靭な固さは中々ダメージとして通らない。

とは言え、制御システムは機能しているだけであり、自らが攻撃を仕掛けてくることは無かった。

 

九曜「あの装甲は頑丈。生半可な攻撃は通用しない」

 

ではどうしろと。制御システムを破壊するにはまず防衛システムを破壊しておかなければ活動エネルギーを永遠に蓄え続けられてしまう。迎撃システムにはある程度のダメージを与えておかなければ透過レーザーの威力は最大級の威力。かと言って迎撃システムを破壊してしまうと制御システムが両システムを再生させてしまう。

現状今の状態、つまり防衛システムを破壊しておき迎撃システムの活動エネルギーを下げた状態で制御システムに攻撃し続け破壊する方法が一番安定しているが、このままでは恐らく時間が掛かり過ぎ、インデックスさんたちによる神巨人の動きを封じていられる10分間の時間が過ぎてしまう。もうあまり時間も無い。

 

九曜「制御システムを一撃で破壊出来る可能性がある方法がある」

 

黒子「それは一体......?」

 

何か名案が浮かんだのか。

その作戦を聞いた私たちは、時間内に終わらせられる1番早いであろうその方法を実行することにした。

その為にはもう1度迎撃システムを破壊する必要があった。

 

神裂「しかしその方法では......」

 

九曜「確かに再び迎撃システムの透過レーザーのチャージが最大の状態かつ、防衛システムが再生することで制御システムに活動エネルギーを譲渡してしまうが、この方法が1番早い」

 

麦野「仕方無いんじゃない?」

 

シェリー「やれやれ。覚悟を決めるか......」

 

そしてその九曜さんの作戦を実行することにし、エリスの攻撃で壊れかけていた迎撃システムを破壊した。

その後、私たちの予想通りに制御システムが両システムを直ぐに再生させ破片が再びそれぞれの破片と合体していく。そしてその合体中に、防衛システムだけを麦野さん、九曜さん、神裂さんの集中攻撃により防衛システムは再生したと同時に破壊された。

 

神裂「白井さん!こちらは成功しました!」

 

黒子「了解ですの!」

 

迎撃システムに向かって全力で走って向かう私。

しかし迎撃システムも最大エネルギーで再生されたことにより、透過レーザー発射のエネルギーは蓄えられており、恐らく間もなく発射される。

 

迎撃システム「透過レーザーのチャージが完了しました。これより迎撃します」

 

再び恐怖のレーザーが放たれようとしている。

それでも私はこの両足を止めることなく迎撃システムに向かって突っ込む。

迎撃システム自体が赤く光る。レーザーの発射口らへんが光りを帯びる。

そしてその発射される寸でのところで私が迎撃システムに触れる。

 

黒子「その破壊力が......時として致命傷になりますの!!!」

 

そして迎撃システム自体を制御システム内部に空間移動させることに成功。

その場にあった迎撃システムの姿が消えたことにより誰もがそう確信した。

そして念のため直ぐさま皆さんのいるところにまで走って戻る。

当然と言えば当然。制御システム内部に移動させたとは言え、制御システムを貫きレーザーが私たちを襲う可能性があるからである。

 

九曜「そこからでは間に合わない」

 

バッとその場から走り始めた九曜さんは私の方へと向かって来る。

そのセリフからして恐らく九曜さんは私を追い越し結果皆さんの前に立ち、バリアを張ると言うことでしょう。

 

そして遂に制御システムの内部から強烈な光が発し、焼かれているのか傷つけられているのか、制御システムが赤く光り始め大爆発を起こし、その内部から迎撃システムによる最後のレーザーが私たちに向かってきた。

急いでバリアを展開する九曜さん。しかし制御システムが壊されたためか、制御システム内部にてレーザーを放った迎撃システムもレーザー発射中に爆発を起こし、透過レーザーは私たちの目の前ギリギリで消滅した。

そして神巨人の心臓である制御システムは姿形が無くなり欠片が散らばり活動を停止し完全に沈黙した。

 

黒子「終わった......」

 

神裂「これでちゃんと神巨人の活動は停止するのでしょうか?」

 

九曜「恐らく停止すると見られる。地上に戻りこれを伝えることが先決」

 

やっとのことで制御システムを破壊、システム全体が爆発し遂に破壊することに成功。しかし喜んでいられたのも束の間。私たちの居る場所がグラグラと揺れ初め、ゴゴゴと地響きまでが聞こえてきた。

 

黒子「な、なんですの!?」

 

シェリー「まさか崩れる!?」

 

麦野「早く脱出しないと......出口は!?」

 

焦燥感に浸る私たち。それもそのはず。

活動させるための心臓を壊したのだから崩れるだけならまだしも、この神巨人その物が爆発する恐れだってあり得る。脱出場所もわからない。崩れるのか爆発するのかもわからない。

そんな状況下に置かれた私たちに奇跡の手を差し伸べた方がいた。

 

?「皆さん!こっちです!」

 

その人物とは、SOS団部室で私にオーパーツを渡した張本人。どこから入ってきたのかはわかりませんが、私たちの味方であることは間違いない。

 

黒子「貴女は......渡橋ヤスミさん!?何故ここに!?」

 

ヤスミ「とにかく今は付いて来て下さい!!」

 

グラグラと揺れ天井からは機械の破片なのかどうなのかはよく存じ上げまぜんが、物が落下してくる始末。

正直落下物注意の看板くらいは取り付けて頂きたいもの。

そして私たちはヤスミさんに誘導されそのまま付いて行き、心臓部と呼ばれた部屋から出るとそこは細い通路になっており、一直線に走りそうして見えて来た外の外灯の光。

しかしそこは非常口なのか、ハシゴも階段も支えも何もなく言うなれば崖の様な状態の所であったが、外にさえ出てしまえば私、九曜さんの能力で落ちて肉の塊になってしまうと言うことだけはあり得ない。

 

九曜さんは何人まで運べるのかわからないが、私は2人まで、と言うより130.7kgまでなら運ぶことは可能。

なので運べるのは多くても小柄なヤスミさんを入れた3人までならいけるかも知れませんが......。

 

九曜「貴女は2人を運んで。私は残りの人を運ぶ」

 

読心術者なのかどうなのかは不明ですが、ともかく九曜さんは私以上に運ぶことが可能だと言うことがはっきりした。

爆発し揺れ続ける神巨人。時間の猶予は無い。地上に戻り伝えなければならない。

私達は神巨人のその非常口であろう崖から飛び降りた。

 

空中で空間移動を繰り返し地上に向かう。無論九曜さんの方も空中移動で地上に向かって来る。上から見る限りでは地上でのパワードスーツは壊滅状態にあり、量でもこちらが勝っていると判断するに十分な情報量が見てわかる。

そしてな何とか無事に地上に足を着けることが出来た私たちの元へ数人の方が走ってこちらに向かって来た。

 

 

 

 

 

~北高 校庭~

 

神裂「ただ今戻りました!」

 

ラストオーダー「お帰りーってミサカはミサカは凱旋の喜びを行動で表してみたり!」

 

タタタと走って神裂さんに飛び付き抱き付くお子様版お姉様。

神裂さんの胸元に顔を埋めまるで親に甘えているかの様に喜び懐いている。

 

オルソラ「ご無事で何よりです......あの機械兵器を沈黙させるのに成功したのですね」

 

黒子「はいですの!これで活動は停止......残るはパワードスーツの残党狩りですの!」

 

ジェーン「これで地上は何とかなりそうですね......」

 

泡浮「あ、あれは!!?」

 

振り返ると神巨人が浮き始め、高さ100mくらいの場所で留まりその空中で爆発を起こし空中分解した。

その爆発で破片が四方八方に飛び、勿論今いる校庭に目掛けて飛んでくる物もある。

 

マリーベート「なっ!?」

 

絹旗「これは......超危険ですね」

 

それぞれが能力を駆使し自己防衛をするつもりだったのだが、その空中で分解し四方八方へ拡散した破片は空中で突然停止し、それが神巨人が爆発した場所へと再び戻っていく。

そしてそれは誰もが予想しなかった光景であり、機械の破片が徐々にグネグネした液状の様な物に変化していき、それは見た目では私たちが戦ったリキッドシャドウと言う人形の原型と同じような性質であった。

どんどんと拡散した破片がその1点に集まっていき徐々に大きくなっていき、大きくなりにつれて色までもが変わっていく。メタルと言うか銀色と言うか。

それが破片を全て吸収し1つの塊となり、その塊が今度はこちらに向かって突っ込んで来た。

 

黒子「神巨人の破片が1カ所に固まって......突っ込んでくる!?」

 

徐々に大きくなって向かって来るその破片の集合体。

固いのか柔らかいのか、熱いのか冷たいのか、そんなことも何も知りえない謎の物体が北高校庭に墜ちて来る。

そのスピードは速いのか、辺りに突風が吹き砂煙をあげそれらが私たちの邪魔をする。

私か結標淡希によって物体ごと空間移動させてしまっても......しかしどこに飛ばして良いかわからない。こんな物に触れるだけでももしかしたら何かが......。

 

?「ハイパーエキセントリックウルトラグレードギガエクストリーム......もっかい、ハイパーーー......」

 

様々なことを考え畏怖していると、後方から謎の呪文が聞こえ、振り返ろうとした瞬間に私たちの真横で大ジャンプし、向かってくる塊に向かって拳を振るった。その拳からは衝撃波の様なものが生み出され、それは塊に向かって飛んでいった。

その技を繰り出した者の正体は、頭にハチマキを巻いた殿方であった。そして......

 

?「すごいパーンチ!!」

 

その凄いパンチは向かってくる神巨人の塊を難なく破壊し、それは空中で爆発を起こしその後その人物は地に足を着け着地し、私たちの方に振り返ったその人物は......

 

?「大丈夫か?」

 

黒子「貴方は......確か!」

 

削板 軍覇(そぎいたぐんは)「俺は削板軍覇!お前は?」

 

やはり......ジャッジメントのバンクで見たことが......お姉様と同じ超能力者の第7位。

 

黒子「私は白井黒子と申します!」

 

削板「そうか......足引っ張んなよ~白井さん!」

 

なるほど......本心から見下しているとは思えませんが、表情や態度からしてお調子者さんであると何となく思えますの。

 

黒子「それはこっちのセリフですの」

 

悪い人ではない。私としては多少鼻に付く様な気がしないでも無いですがあの破片を拳から出た能力で叩き壊すとはさすがと言えますでしょう。向かって来ていた破片は木端微塵。

液状化していたのかどうなのか結局わからず仕舞いでしたが別に無理に知る必要もない。

等と考えていたのが甘かったのか、その破片は次々に集まって行き、それこそ今度は見てわかる液状状態。

そしてそれらが融合していき、その液体が姿形を空中で変えていき、再び人形がそこに現れた。

しかしその人形は神巨人内部で戦ったあの人形の様にNORMALモードでは無く、迸るプレッシャーからするに明らかにVERY HARDモード。

そしてその人形が徐々に姿を現し、激しい雷撃が辺りを覆いそしてそこに現れた人形は......。

 

黒子「あれは......まさかお姉様!?」

 

見た目がお姉様である御坂美琴にそっくりである人形であった。

髪型はオールバックで、身体の周囲には電撃がバチバチ音を立てて覆い、背中からは少しだけだが小さい羽の様なものが見える。言葉で言い表すことは難しいが、あれはまるで雷神の様な......。

 

削板「ありゃー......またもやお出ましか」

 

黒子「お出まし!?あれを知ってますの!?」

 

削板「まぁちょっとなー。ところであいつはいねーのか?なんてったっけな......上条とかって名前だったな確か」

 

殿方を知っている......まぁあの殿方の性格上様々なことに首を突っ込みあらゆる戦闘に巻き込まれ仲間が多いことからこの方とも共闘したことがあるのでしょう。

 

アクセラレータ「あの野郎は今あの星にいる......ここにいるのは俺たちだけだ」

 

削板「お!第1位様か!こりゃ俺も根性いれねぇとなー。にしてもあの星に行くとはやっぱ根性あるなあいつ」

 

過去に殿方と何か縁があり今こうしてこの方はここにいるのでしょう。

どの様な経緯があったのかは知りませんが、第7位ともなると私たちにとっても相当な戦力になる。

そして神巨人の生まれ変わりなのかは知りませんが、あの人形相手にするには人数と強力な協力者が必要だと、黒子の脳内信号がビンビン伝えて来ていますの。

 

削板「それにしても相変わらず相当なバケモンだなありゃ。じゃあ.....暴れるとしますか!」

 

アクセラレータ「足引ッ張ンじゃねぇぞ!!」

 

to be continued......




次回は佐天さんや初春たちがあの部室に行く......かもw
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