SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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お待たせしました。
間違えて永遠のライバルの方に更新してしまいました。ごめんなさい。

さて今回は宇宙編です。早くこちらを書き終えて永遠のライバルの方の続きを書くようにしますw

ではどうぞ!


16話 ~現実壊し~ 宇宙編

喜緑江美里「この程度......私たちの力で......制御不......可......?」

 

長門有希「......不覚」

 

佐々木の力によって能力を行使することが出来ず、ただただ手足を動かし悪あがきをすることしか出来ない4人。

そしてその4人を纏っていた光が天井に張り付けられている神人に向かって伸び始めて行く。伸び始めたと同時に4人は身動きが取れなくなったのか、身体を動かさなくなり、苦しい表情のままただ時だけが過ぎていった。

そして最終的には、4人の身体が光と化し、先程までそこにいた4人の姿が消え、光となって神人に吸収されて行った。

 

そして強制詠唱(スペルインターセプト)で貼り付けられていた神人が動き出し、佐々木の元へと戻り、対神人対戦最終局面が開始されようとしていた。

 

佐々木「強制詠唱......そんなものがもう役に立たないってことを......身を持って教えてあげるよ!!!」

 

 

 

 

 

情報統合思念体3人のクローンと超能力者である御坂さんクローンとの戦いが始まり、さらにそこに現れたのは第2の神と位置付けられている佐々木。情報統合思念体と御坂さんVSそのクローンたちというまさにミラーマッチという表現が適切な状況と、俺たちの方は佐々木の召喚した神人相手に奮闘。圧倒的力と存在感は、俺の中では数える程の出来事。その1つがハルヒが神人を生み出し、その世界では俺とハルヒしかいなく"sleeping beauty"やら"白雪姫"とヒントをもらったあの出来事以来。その時の神人はただ無差別に校舎を破壊していただけだが、今目の前にいる佐々木の神人は、俺たちを敵視している。つまり攻撃対象が俺たちであるという事実。

その神人にはあらゆる攻撃が弾かれ、肉弾戦を仕掛けるステイル建宮コンビですら、神人の前では無力と化す。

そこで奇跡の逆転の芽が出る。それは自動書記(ヨハネのペン)とインデックスが入れ替わり、インデックス曰く、強制詠唱という能力で神人を操り佐々木からコントロールを奪うというもの。

 

そんな激戦の最中、空間移動し、警策なる者を追った白井さんが帰還。それもボロボロの身体となって。

何があったのか。出血などの外傷は全く見受けられないが詳細は俺たちにはわからない。答えを持っているのは白井さんだけだと言うこと。

しかもその本人は俺たちに助けられたという認識があるらしい。残念ながら俺たちにはそんな暇は無かった。しかし勘違いとも考えられない。意味不明の発言。

そんな白井さんは俺たちにある物を手渡した。それは俺と地上にいるオリジナルの白井さんが持っているハズであるオーパーツ。何故この白井さんが持っているのかは一切不明。しかしその金属品を俺に手渡しそのまま気を失ってしまった。

 

そしてインデックスの強制詠唱を畏怖したのか、佐々木は次なる手段に出る。

それはクローンである情報統合思念体3人と、御坂さんを神人に吸収しパワーを増幅させるという方法。いわば生贄というやつだ。そして佐々木曰く、もうこの神人には強制詠唱は全く役に立たないらしい。

 

やれやれ、早く家に帰りたいものだが......。

 

 

 

 

 

佐々木「さぁ......覚悟は出来てるかな?キョン」

 

待て待て。何故個人的名指しにする。それではまるで俺がパーティーの勇者みたいで俺が死んだらゲームオーバーの様な感じではないか。そもそも俺は完全無能力者で学園都市で行っているであろう能力付与の授業ですら受けた実績がないほどの無能力者だ。そんな俺に対して神人で戦おうなんて卑怯じゃないか?佐々木よ。

 

そんな俺の願望は悲しくも叶えられるはずが無く、神人は空中にジャンプし、俺の真上でピタリと止まり、物の数秒で勢いよく落下してきた。

そんな俺はただ茫然と立ち尽くしているだけで何も出来ない。勿論逃げることでさえ。そして突然俺は真後ろに引っ張られ勢いよく吹っ飛ばされていく。この感覚はハルヒに首根っこを掴まれたとき以来だろう。

その勢いよく引っ張った正体は情報統合思念体である長門の能力だった。その能力のおかげで俺はその場から一時戦線離脱することが可能となった。

 

そしてすかさずステイルが再びイノケンティウスを召喚し、神人に立ち向かわせる。

イノケンティウスも大きいが、それよりも一回り二回りも大きい神人に対して身体全体で動きを封じようとする。まさに取っ組み合いの様な光景。しかし取っ組み合いと言えるのは身体が小さいイノケンティウスの方からであり、神人からすれば、まるで子供が力士に取っ組み合いを申し込んでいるのと同義であると言える。

 

佐々木「邪魔をするなら......まずはその炎のモンスターとその術者から消そうか」

 

そして神人がイノケンティウスの身体を持ちあげ勢いよく頭上に放り投げる。そのまま神人がジャンプして空中で自由が利かなくなったイノケンティウスに対して光を纏った拳で殴りつける。それを直撃で受けたイノケンティウスも根性を見せる。炎の十字架の剣を生み出し、それを神人に殴りつける。それは見事にクリーンヒット。しかしそれは見た目というだけであって、実際はほぼダメージはないだろう。何故なら神人は殴る行為をやめない上に勢いが全く収まらないからである。

 

ステイル「頼む......イノケンティウス......」

 

美琴「当たったらゴメン......イノケンティウス!」

 

そして俺の近くでバチバチ音を立て始め、1枚のコインを親指で飛ばす御坂さん。

それはイノケンティウスに対して攻撃をしている神人の背中に目掛けて真っ直ぐ伸びて行く。

どうやら俺にも子供心がまだ残っていたようだ。この光景を見て武者震いを起こしている。恐怖や不安要素は尽きないが、この光景を見て興奮しているようだ。白井さんからもらったオーパーツを左手で全力で握り締めている。金属と塩分は化学反応を起こすんだっけかななどとつまらんことを考えながら。

 

そんな中、俺の視線の左下の方から何やら眩い光が視界に入り込んでくるではないか。

その場所は俺の左手の中。つまりオーパーツが光りを発している。

一体何の知らせなのか。俺の視線は完全に左手に集中していた。

だからなのか、御坂さんの言葉を聞くまでは神人はイノケンティウスと戦っていると思い込んでいた。

 

美琴「キョンさん!危ない!!!」

 

その言葉を聞き、俺は再び真上を見上げた。

するとそこには神人にやられたイノケンティウスが消えていく姿と、神人が何やら得体の知れないコンクリートなのか金属なのか、その固まりを振りかぶって俺に投げつけようとしている瞬間だった。唯一その時間内で把握出来た事は、あの物体はこの部屋の天井の壁をもぎ取った物だと言うことがわかった。何故かと言うと神人の頭上にある天井が抉れているからである。

 

橘「キョンさん逃げてください!」

 

おいおいバカ言うな。既に投げつけていて信じられないスピードで俺のところに向かって来ているんだぞ?

そんな反射神経があったら今までの戦いでもある程度、みんなに迷惑かけずにここまでこれただろう。

死を覚悟した時、人間には走馬燈が見えるという言い伝えがあるらしい。だが残念なことに俺には走馬燈は一切見えず、見えるのはただ落下してくる大きな物体。以上。

そんな物体を眺めていたら、俺の心に話しかけて来た輩がいた。これが聞き間違いで無いのであればこの声の持ち主は間違いなく長門。その内容とは"そのまま左手でその物質を殴れ"というもの。

 

その他の連中がそんなことを申し出たとしても俺はそんなことはせず、その言葉も無視してこの場から逃げ出すだろう。しかしその言葉を伝えて来たのは長門の声。例え幻聴であっても長門に対する俺の信頼度は地上にあるあらゆる測定器を使っても計り知れないだろう。

いいさ。例えこの手が打ち砕かれ様とも俺はこの物体を思いっきり殴ってやるさ。

 

そして落下してくるタイミングを計らい、俺はそのタイミングで思いっきり左手で殴りつけた。

グシャっと言う音、砕かれる骨、そして貫かれる痛み。そんなものは一切感じず気が付けばその物体は俺の目の前から突如消滅したではないか。

この光景に驚いているのは俺だけではない。情報統合思念体の3人は知っていたのか、表情から驚きは見て取れない。しかし他の3人からはその表情が見て取れる。となると、この俺の行為の状況説明をして頂くにはどうやら宇宙人に聞くことが一番の早道だと言える。

 

上条「な、なんだ......今の......」

 

美琴「まるでアンタの右手の能力みたいな......」

 

俺は長門に問いかけた。この左手は一体何なのか。長門たちによる仕業なのか。そもそも俺の能力なのか情報統合思念体から与えられた能力なのか。それらを聞き出すことに成功した。実に簡単なミッションである。まずこの能力が植え付けられたのは、どうやら俺の左手に握り締められているオーパーツからだそうだ。

さて皆の衆。長門大明神から教わった俺の能力の詳細が以下の通りだ。正直に言おう。平々凡々な人生を求めている俺からしたらこの能力には溜め息しか出ん。

 

 

 

能力名「現実壊し(リアリティーブレイカー)

 

発動条件

あらゆる質量の根源を「自らの意思で左手で殴った」場合のみ。

 

効果内容

その質量を原子分子レベルで完全に消滅させる効果。触れた際によるその質量からの自身へのダメージは無い。ただし、異能な力に対しては効果がない。

 

補足説明

自然的に、物理的に、異能な力によって飛んできたモノが、異能の力で作り出された質量で無いのであれば消滅させることが可能。(例えば自然の雷、石を投げる、又は能力で物を飛ばして来た場合など。左手で質量を消滅させ、かつそれらを殴ったことによる自身へのダメージはない)

ただし、異能な力で作り出した質量に対しては効果がない(例えば黄金錬成(アルスマグナ)電撃使い(エレクトロマスター)の電撃など)

 

また「ある質量を操るためにその質量に能力を与え続けなければならない」能力、質量に関しては、その質量自体を消滅させることは可能だが、その能力までも打ち消すことは出来ず、その能力の余波によるダメージは回避出来ない。

また効果が適用されるのは左手で殴った場合のみなので、他の体の部位では適用されない。

 

また上条の右手の様な「触れただけで発動する」タイプではないため、咄嗟に左手で殴れる反射神経が必要になる。

 

 

 

とまぁ色々とルールがあるみたいだが、長門によると俺がその気になればこの左手は、人を殴れば人を、地面を殴れば地球を、それらを丸ごと消滅させれるほどの能力らしい。

やれやれ。いつから俺はこんな歩く殺戮人間になってしまったのやら。まぁ良い。無事に終わったら上条の右手で消してもらおう。

そんな人的を遥かに凌駕する能力を突如植え付けられた俺に何をしろというのだろうか。

能力の効果だけ聞けば、学園都市の能力者を凌駕するかも知れん。なんてったって1つの星を破壊出来るレベルの能力なんだからなこの左手は。

この星を消したとしてもそこに残るのは宇宙空間のみ。情報統合思念体の力が星の影響で弱まっていることもあり、それは極めて危ない方法。と言うより絶対に行ってはいけない方法かも知れん。そして創造主さんとやらが宇宙空間で生き残れるのであればそんな方法は全く持って無意味となる。ならば行わない方が良い。ただこの能力のおかげで俺は自己防衛くらいはさっきまでよりも行えると言うことだ。

 

佐々木「まさかキョンが能力を持つとはね......さすがは涼宮さんに選ばれた唯一の人間。そんな人外れた能力を持つとは......だが神人の前ではその能力は無力!」

 

神人が天井を蹴飛ばし俺に対して襲撃を掛けて来る。俺の能力はあらゆる質量を打ち消す効果。だがそれは異能な力に対しては何の効力も持たない。まさに上条と相反する効果。だからそんな俺に対して神人が向かって来ても俺に迎撃出来る方法など持ち合わせていない。だとすれば......。

 

キョン「長門!」

 

情報統合思念体や能力者、魔術師に頼るほかない。

ここからどうなるかなんてわかりっこない。だが俺は託す他ないのだ。

そんな俺を再び何らかの能力で俺を空中移動させる。白井さんの空間移動みたいにワープとまではいかないが、目の前から離脱するならこれでも十分。そして神人はそのままの勢いで急降下。ズドンという音と地響きと共に地面が抉れ辺りに床の残骸が飛び散る。

 

そこへ御坂さんの電撃が走る。バチバチと轟音と光を発し神人に対して攻撃の手をやめない。

だが誰もが予想済みなのか、神人に対してその攻撃はまるで効果が無い。そして神人は顔を御坂さんに向け、眼から何やらビームの様な攻撃を行う。御坂さんは反撃をしてくると読んでいたのか、能力の応用で天井に向かって引き寄せられていく。恐らくは電磁波か何かを生み出しているのだろう。磁石を思い出す。

 

佐々木「ちょこまか動いたって無駄だよ。逃げられることなんて出来ない!」

 

そして神人が御坂さんが引き寄せられている天井に向かってこれまたジャンプで追いかける。

 

美琴「は、速い!」

 

インデックス「右方へ歪曲せよ(TTTR)

 

その速度は巨人とは思えないほどの速度。これには御坂さんも予想外だったのだろうか。

恐らくは予想外。さっきまでの速度とは全く違う。それを見たインデックスも強制詠唱で神人を操ろうとするがそれも全く効果がない。

 

インデックス「まずい!命令に割り込めない!」

 

これは危険と感知したのか、長門、朝倉、喜緑さんが高速で空中移動して神人を追いかける。

そしてその反則的な速度で神人に追いつき、更には追い越した情報統合思念体は両手からビームの様な物を発し、向かってくる神人相手に迎え撃つ。

その3人分のビームを両腕でガードしながら突っ込む神人。その勢いは全く止まらない。

 

朝倉「嘘!?」

 

喜緑「なんてパワー!」

 

長門「これ以上は危険。この場から」

 

と言い掛けはしたが、空中でビームを撃っていた情報統合思念体の傍に瞬く間に接近した神人が右腕で一振りし、その腕に3人が襲われ成す術無く下に落下してくる。それもかなりのスピードで。あのままでは地面に叩きつけられる。

しかしその落下最中に突如として姿を消した者がいた。それは長門と朝倉だった。何故急に姿を消したのかは知らん。だが現に落下中に姿を消したことだけは事実なのである。

そして残る1人の喜緑さんも1秒後に姿を消した。一体どう言うことかと。地面を見ればいつの間にか3人が横たわっているではないか。考えられる可能性は3人が何らかの力で離脱したのか。しかしそれなら横たわっている必要はないだろう。とすれば他の誰かが助けた、そう考えるのが妥当。そして突如空中で消えたとなると、空中を移動できる、のではなく、どちらかと言うとワープの様な能力を扱える能力者。この場でそれが出来る者と言えば......。

 

白井黒子「良かったですの......無事ですの......ね......」

 

朝倉「し、白井さん!」

 

長門「貴女が......私たちを......」

 

どうやら気絶していた白井さんが目を醒まして助けてくれたそうだ。最後の力を振り絞って。

その救助が終わった直後に白井さんはまた地面に伏せ、気を失ってしまった。ありがとよ、白井さん。

 

佐々木「やれやれ。そのゴミはまだ生きていたのか......目障りだから......消えてもらう!」

 

美琴「黒子!!!」

 

天井付近にいた神人の眼からビームが発射された。その標的は白井さん本人だがその近くに情報統合思念体の3人もいる。あのままだと巻き込まれてしまう。かと言って俺には何も出来ない。能力を与えられたとは言え、俺の能力はどちらかと言えば守る能力ではなく、壊す能力。そんな俺では守ることなんて出来ない。

 

などと悲願でいたら、白井さんと情報統合思念体の前で仁王立ちをして向かってくるビームに対して右手を伸ばした人物がいた。

ご存知の通り、そいつの能力はあらゆる異能な力を無効にする能力を持つ者、上条である。

 

上条「くっ!!!」

 

なんとか必死にそのビームを抑え込もうとするが、そのあまりの威力に中々打ち消せずにいる。

加勢したくても出来ない。この状況で加勢出来る者となると、情報統合思念体くらいしか思いつかない。

御坂さんは天井に張り付いていて、情報統合思念体は上条の後ろで倒れている。ステイルと建宮はさっきの肉弾戦でダメージを負っている状態。古泉と橘は申し訳ないが戦力外。インデックスはそういう能力を持ち合わせていない。となると上条に託す他ない。

 

上条「ぐうぅぅぅぅ!!!」

 

佐々木「幻想殺し......その程度の様だね。どうやらキミの力は処理スピードが追いつかないと打ち消せないらしいね。その瞬間では打ち消せたとしても、後から来るビームの威力と量がキミの能力に勝っていればその右手は攻略が出来る......ってとこかな」

 

なんてやつだ。元々頭が良いのは分かり切っていたことだが、この戦況で洞察し分析して弱点を一瞬で見破るなんて。佐々木の頭の切れ味と神人の力が組み合わされては勝ち目がない。

式として操っているのは参謀と言っても過言ではない佐々木。その佐々木が操っているのは底知れぬ力を持つ神人。どうすれば勝ち目があるものか。まだ神人だけが暴れまわるのであれば勝ち目はあるが......。

どうすれば......。

 

ここで俺は1つ浮かんでしまった。この方程式を崩す方法を。だがそれはあまりしたくはない。

危害を加えてしまうことは事実だからだ。だがこのままでは俺たち全員があの神人と佐々木にやられてしまう可能性は高い。しかもそうなればハルヒや地上に残されたメンバーどころか、地球そのものが無くなってしまうだろう。そうなれば手は1つしかない。

 

キョン「御坂さん!降りて来てくれ!上条!まだ耐えてくれ!!!」

 

上条「どう耐えろってんだよおぉぉー!!!」

 

御坂さんはすぐさま俺の元へと降りて来てくれた。

 

美琴「どうしたの!?何か方法でも!?」

 

俺は作戦と言うのか方法と言うのかどうかは分からんが、この非人道的な作戦を御坂さんに伝えた。

この作戦を聞き御坂さんもショックを受けたのか、唖然としている。さっきまでの必死さと緊迫した表情が一瞬にして無くなってしまった。しかもその役を御坂さんに頼む俺も俺だ。御坂さんは学園都市に7人しかいない超能力者の第3位だが実際はまだ中学生。そんな役を負わせる俺を恨むんなら存分に恨んでくれて構わない。だがこの状況ではみんながやられてしまう。

 

キョン「わかってくれ御坂さん。長門たちはあの有様。上条はビームを無効化することで必死。ステイルや建宮は傷ついている。俺の能力では消滅させてしまう。そうなると御坂さんしかいないんだ」

 

美琴「そんな......だってそんなことしたら......」

 

わかっている。下手したら死んでしまうだろう。だが加減さえしてくれれば後で情報統合思念体の反則的な能力で回復させることは出来る。俺の力は俺の拳の威力問わず、殴っただけで消滅させてしまうから出来ない。

 

キョン「御坂さん。恨むのなら俺を恨んでくれ。だが俺は全員を助け出し、全員笑顔で地上に帰る。それが俺の目標だ。だから......俺を、いや、俺たちSOS団を信じてくれ」

 

美琴「......わかった。どう転ぶかは出たとこ勝負だけど、確かにこのままでは危険。ならその方法が一番適切かもしれないしね......行ってきます、キョンさん」

 

頼んだ、御坂さん。

さて、こっちはこっちで神人を何とかしなければならない。だが今の俺には何もすることがない。

あるとしたらハルヒとの厄介ごとの経験で培った対応する力、それしかない。

 

上条「これ以上は......」

 

朝倉「加勢......するわよ......くっ!」

 

ボロボロの身体で右手からビームを発射し、神人のビームに対して向かって行く。

下では上条が神人のビームを右手で抑え、神人と上条の中間の位置で朝倉のビームが神人のビームの威力を軽減しようと朝倉が支援する。

 

喜緑「わ、私だって......まだ......戦えます!」

 

長門「朝倉涼子1人の力では......私たちも......支援する......上条当麻」

 

そして上条の後ろで寝転がっていた長門、喜緑さんも加勢する。その所為か、幾分上条に余裕の表情が見て取れる。しかしそれでも互角以下だろう。神人のビームは、情報統合思念体3人分の合わさったビームより太く、見るからに高威力。

 

上条「サンキュー......さっきよりかは幾分楽にはなったが......」

 

恐らくあれも長くは持たないだろう。神人が全ての力を出し切ってビームの威力を更に増したらsれは間違いなく止められない。御坂さん、頼む。

 

佐々木「いやはや......ここまでやるとはね......見たところキョンが司令塔として動いていて、あの上条君はどちらかと言えば防衛。情報統合思念体は今は動けない。そして他の数人も今は全く役に立たない状況......となると、ビームの威力を上げてこのくだらないビーム合戦はさっさと終わりにして......キョンを潰すことが先決......かな!!!」

 

美琴「そうはいかないわよ!!!」

 

佐々木「なっ!いつの間に壁に!?」

 

美琴「磁場があるなら、私の能力はこんなことも出来るのよ......喰らいなさい!!!」

 

ついに御坂さんが佐々木の元に辿り着いた。

これが俺がさっき思いついた唯一のこの状況での手段。操っているのは佐々木。となれば佐々木を攻撃して気絶させる以外の方法は無い。

 

佐々木「ぐああぁぁぁぁ!!!」

 

御坂さんの電撃を浴びた佐々木はそのまま倒れ込み、それと同時に神人がビーム攻撃を停止し、上条の右手で向かって来ていたビームが打ち消され、情報統合思念体の集約されたビームが神人を襲った。

そのビームは神人に直撃し、胴体を貫通し、天井に向かってめり込んでいく。そして神人は光っていた身体と眼から光を失いそのまま倒れ込んでくるかのように落下してくる。その真下には運良く誰もいないから助かるが。

 

俺たちはついに神人を倒した。その代償は大きいが。傷ついた仲間と気絶している白井さんと佐々木。

情報統合思念体が回復するから問題はないとは思うが、この星の影響力がどこまで響いているのかが問題だ。

地下に進めば進むほど力が弱まっている気もするがそんなことも言ってられん。回復してもらわなければならないからだ。こんな作戦を勝手に判断して御坂さんに遂行させた俺が言うのもなんだが。

とにかく佐々木の元まで行かなければ。

 

キョン「おい、佐々木、大丈夫か?」

 

美琴「佐々木さん!大丈夫ですか!?」

 

横たわっている佐々木を片腕で支えて上半身を起こす。息はしているので死んではいない。

それだけでもこの状況なら十分だ。あとは情報統合思念体に何とかしてもらうしかない。

 

佐々木「うっ......キ、キョンか......」

 

キョン「気が付いたか!佐々木!」

 

どうやら何とか御坂さんが加減してくれたおかげで最悪の事態は免れたみたいだ。

こんな作戦に乗ってくれた御坂さんには酷いことをしてしまった。そうするしかなかったとは言え、我ながらの反省点だ。

 

朝倉「キョン君!」

 

上条「キョン!」

 

白井黒子「大丈夫ですの!?」

 

どうやら他のメンバーも立ち上がって、しかも走れるようになっている。走ってこっちに向かって来ているからな。つまりは情報統合思念体によって回復してもらえた、ということだろう。

だがまだ佐々木と御坂さん両名の怪我も治癒してもらわなければならない。仕事が多くて申し訳ないが。

 

キョン「佐々木!今回復するからな!」

 

佐々木「そう.....か......それは嬉しい限りだよ......キョン!」

 

その瞬間、佐々木の身体の周囲から突然突風の様な衝撃波が発生し、俺たち全員は軽く5mくらい吹き飛ばされてしまった。

何故この様な事態が起こっているのか。それは簡単に説明が付く。この佐々木はまだ俺の知っている佐々木に戻っていないということだ。気絶すれば元に戻るだろうと考えていた俺が大甘だった。千載一遇のチャンスを逃してしまったのだ。

 

朝倉「さ、佐々木さん!」

 

美琴「貴女は......まだ!?」

 

佐々木「うっ......とは言え......ダメージを受けてしまったことに変わりはない......しかし神人を操る力ならまだ......!」

 

そして再び身体が光り出し、再起動を試みる神人。

徐々に身体を起こし、ついには再び立ち上がってしまった。こんなバカな話があるか。終わったんじゃなかったのかよ。しかし神人も神人で何故だか先程の様な勢いというか、光に強さがない。

恐らくあの神人は佐々木がベースとなっているのかも知れない。術者である佐々木がダメージを負っているとあの神人にも影響が出る、そんなところか。しかし佐々木にはもう同じ手は通用しないだろう。唯一の弱点であるそれを俺たちが見抜き遂行した。佐々木からすればそんなことは百も承知。それは絶対に避けてくるだろう。

その証拠に佐々木は既に俺たちと距離を取っている上に、身体の周囲に光り輝くバリアの様な物を展開している。

 

美琴「ごめん......佐々木さん!!!」

 

再び御坂さんの電撃が佐々木を襲う。しかし、あの光り輝くバリアが御坂さんの電撃をいとも簡単に弾く。

つまりどうあっても佐々木にはもうこれ以上ダメージを与えることは出来ないということだ。

上条の右手ならあのバリアを打ち消せるかも知れんが、当然佐々木だってそんなことは気が付いているだろう。

となると、この神人と戦わなければならないということだ。しかしさっきと比べて弱まっていることは事実。何とかなるかも知れん。

 

佐々木「無駄だよ......御坂さん。私は......まだ......この神人を操る力くらいは残っているさ......」

 

そして再びゆっくりと動き始める神人。予想の通り、先程と比べてスピードも無ければ勢いもない。

これならこれだけの人数がいるこっちでも戦えるかも知れない。しかもこっちは情報統合思念体によって大半のメンバーが回復している。物量で言ってもこちらが勝っているのは明らか。ならば戦って勝つしかない、などと考えていた最中、突如として謎の声が部屋中に響き渡って来た。

 

?「佐々木くーん。キミも大した実力を発揮出来なかったねー。はっきり言って期待外れだよー」

 

上条「この声は!」

 

美琴「木原......幻生!!」

 

あのヨボヨボ爺さんか。

一体何の様だ。

 

佐々木「違う!これは......」

 

木原幻生「まぁ言いたいことはあるだろうけど、涼宮君の能力解析も終わったからねー。キミももう用済みなんだよー。そのまま......神人の力になると良いねー」

 

佐々木「待って......やめてくれ!」

 

木原幻生「こっちもお客さんが来たから......暇じゃないんだよ。じゃあね」

 

その言葉だけ残し、声は一切聞こえなくなってしまった。

あの爺さんは何を言いたかったのか。1つはハルヒの能力解析が終了したこと。もし本当なら発表すれば何とか賞とか貰えるだろうよ。そしてもう1つは佐々木が神人の力になる、ということだ。

どう言うことなのかわからん。クローンで神人に吸収された御坂さんや情報統合思念体3人と同じ道を歩むってことか?だがあの神人を操っているのは佐々木。爺さんがそう命令したからと言って"はいそうですか"と納得できることではないだろう。

突然神人の光が鋭くなり、その光が一瞬にして佐々木に向かって伸びていった。まるで先端は尖った鋭利の様に鋭くなって。そしてその光は佐々木の身体を一瞬にして貫いていった。

 

佐々木「ぐはぁっ!!」

 

インデックス「な、なんで味方に......」

 

その光景は何とも言えないおぞましい光景。佐々木の身体を神人が貫き続けていくではないか。あんなもん喰らったら一瞬で即死だろうが。

 

キョン「おい......ウソだろ......佐々木いぃぃ!!」

 

佐々木「まさか......私の力まで......吸収され......るなんて......」

 

この状況。今あの神人を操っているのは佐々木ではないだろう。木原幻生なのか自立的に動いているのか、そんなもんは知らんが、現実として佐々木が神人に食われたということだけだ。

そんな佐々木を貫き終えた神人は再び神人の形を取り戻し、輝きが一層増してしまった。

 

佐々木「うっ......うぅ......」

 

キョン「佐々木!!」

 

貫かれたあとに情報統合思念体3人の詠唱により、なんとか一命を取り止めた佐々木だが、見るからに辛そうである。俺は佐々木が元に戻ったのかどうかなどとその時は正直どうでも良かった。とにかく佐々木の元まで走ることしか頭にはなかった。

 

佐々木「キ、キョン......僕は......一体......」

 

キョン「喋るな!良いから黙って気を落ち着かせろ!」

 

そして再び倒れ込む佐々木を抱き抱え落ち着かせることに専念する。

この佐々木の発言が嘘で無ければ、今俺に抱えられている佐々木は俺の知っている佐々木に戻っている可能性がある。

 

佐々木「そう......か......昨日の......お昼頃に......」

 

キョン「止めろ!それ以上喋るな!」

 

佐々木「あの......少女に......心を......支配されて......」

 

それだけ言い残し佐々木は笑顔で、目尻には涙を溜め、そのまま気を失ってしまった。

その光景を見て俺の目尻にもいつの間にか汗が溜まっていた。これは走ったから溜まった汗だ。佐々木が弱っているのに泣いてなんていられるはずが......。

 

キョン「お、おかしい......汗が......とまらねーや......」

 

もう何も思考が出来ない。今は佐々木が無事だったこと、佐々木が自分を取り戻したこと、俺の目の前で気を失ってしまったこと。嬉しいのやら悲しいのやら、わけのわからん汗がどんどん湧き出て来る。

 

美琴「キョンさん!立って!!みんなが危ない!」

 

頭の中で路頭に迷っていた俺を瞬時に脱出させてくれたのは御坂さんだった。

その声で俺は今の状況を思い出し、振り返る。そこには神人が情報統合思念体3人と空中バトル中。よくよく見ると情報統合思念体だけではなく、白井さんも自身の能力を使用して建宮を担ぎながら空中戦に参加している。

更にはイノケンティウスも召喚されている。所謂総動員。

 

キョン「すまん......御坂さん。にしてもこの状況は......」

 

美琴「はっきり言ってさっきよりもめんどくさい状況です。佐々木さんの操る神人は理性、というより佐々木さんの命令で動いていたからまだ予測可能な動きでしたが、今度は神人が自立して動いている様にしか思えない動きです。はっきり言って動きが予測できない」

 

なんてこった。参謀である佐々木から手を離せば少しは楽に戦えると思っていたが、まさかこんあ暴れん坊になるとは。

次々と襲い掛かる神人の前に次々と薙ぎ倒されていく仲間たち。

それを見かねた御坂さんも戦線に立つ。電気を操りながら壁や天井を伝い疑似空中戦に参加する。

しかしいくら電撃や炎や剣の魔術や情報統合思念体の攻撃を仕掛けても一切効いていない神人。

そしてついには俺と御坂さん以外の全員が地べたに這いつくばり、深いダメージを負ってしまった。

御坂さんは倒れているみんなの前で仁王立ちしてまだ戦う姿勢こそは見せるがダメージが酷く、思うように身体が動かせない。

 

そんなことはお構いなしに天井から落下して突っ込んでくる神人。どうやらこれが最後の攻撃となるのか。

その身体は仁王立ちしている御坂さんはおろか、周囲に寝転がっている連中全員を巻き込んでしまう範囲。

向かってくる神人に対して1枚のコインを取り出し、残る全ての力で神人に対して超電磁砲(レールガン)を放つ。

そのコインと神人の間で激しい光が迸るが、神人はお構いなしに突っ込んでくる。

そしてついには御坂さんの放ったコインが打ち消されてしまい、神人が突っ込んでくる。

それに対して周囲にバチバチと電撃を発してまだ諦めきれないと言わんばかりの御坂さん。

 

美琴(こんなところで諦めきれない......学園都市の人達も、北高の人達も、みんなみんな......)

 

美琴「仲間なんだからあぁぁぁぁぁ!!」

 

叫んだは良いが、最後の力で発した電撃は周囲でバチンと音を鳴らしただけで終わってしまった。

つまり御坂さんにはもうなんの力も残されていないのだ。

情報統合思念体もボロボロ。他の数人も満身創痍。抱えている佐々木は気絶。このままでは......。

 

上条「御坂あぁぁぁぁぁ!!!」

 

美琴「ア、アンタ......」

 

突然御坂さんの真後ろから勢いよく走って突っ込んで来たのは上条だった。

そして御坂さんのいる場所を追い越し、向かって来る神人に対して右手を構える動作を起こした。上条も満身創痍でボロボロだが、上条も上条で最後の力を振り絞っているらしい。

 

上条「言ったろ......俺はお前とお前の回りの世界を守るって......」

 

そして神人がついに上条の目と鼻の先にまで辿り着くと言う所まで突き進んで来た。上条はそのまま右手を強く握り、振りかぶって力を溜め始めた。

 

上条「学園都市やこう言った星にも暗部的な連中がいることも事実......そんなものから守りたいものがあるなら......俺も協力するってなあぁぁぁぁ!!!」

 

そして神人と上条の右手が遂に接触した。思いっきり殴りつけた上条の右手。

その瞬間、神人の勢いがピタっと停止し、そのまま神人は鋭く発していた光を徐々に失って行き、まるで崩れていくように地面に落下していく。そして神人は完全に光りを失い、そのまま消滅していった。ようやく俺たちは神人を倒して佐々木を救うことが出来たのだ。

 

キョン「佐々木!おい佐々木!」

 

いくら声を掛けても一切目を覚ますことはない。しかし息はしているので気絶しているだけからして、取り返しがつかないことではない。

俺はすぐさま情報統合思念体の元へと走り、全員の安否を確認し、情報統合思念体が全員の身体を治癒してなんとかこの場を凌ぐことが出来た。

そして気絶していた佐々木も何とか意識を取り戻し、誰1人犠牲になることはなく、何とか神人を倒し佐々木を救出することに成功した。

 

佐々木「ありがとう、みんな......ごめん......な......さい......」

 

キョン「泣くな佐々木。俺たちは全員を助け出すことが目標なんだ。そしてお前がしたことは決してお前のせいではない。全てはあの化け物少女たちや創造主なるものが原因。だからそれらを黙らせることで全てが丸く収まる。だから今は協力してくれ。お前の力が必要なんだ」

 

なんともクサいセリフだろうか。事実とはいえ、こういうセリフを吐くことが今回の件で多くなってしまったような気がする。とまぁそんなこんなで佐々木は俺たちの仲間となり、佐々木の知っている、覚えている範囲での情報収集をし、何とか内部情報をある程度掴むことが出来た。この星のどこかに木原幻生の研究施設の様な物があり、そこでは食蜂さんとやらが拘束されており、外装大脳(エクステリア)なる食蜂さんの脳を科学的に造り上げた物があるらしく、それを破壊しなければハルヒは元に戻せない可能性が高いとか。俺にもよくわからんが、どうやら敵さんからしてみてもハルヒは特別扱いらしい。その外装大脳とやらが無いとハルヒを操ることが出来ないんだとか。

情報統合思念体に聞いてもその施設がどこにあるのか一切不明らしく、佐々木も知らない。

俺たちが行くべき場所はその施設なんだがな。まぁ良い。とにかく先に進むしかないんだからな。俺たちは。

 

 

 

 

 

~地下渓谷 BF12階 深層部~

 

ついた場所は割と大き目で奥の奥の奥の方にドアがあるのが見える。この部屋もかなりデカい。

もしかしたらあの奥に研究施設とやらがあるのかも知れん。外装大脳がある場所は研究施設、そしてハルヒを取り戻すには外装大脳を破壊しなければならない。だから先にハルヒと接触するわけにはいかない。しかしその施設がどこにあるのかは一切不明。やれやれ。困難な問題だなこりゃ。

 

インデックス「なんか宇宙みたいな部屋だね。星みたいな物が見えるし」

 

佐々木「結構デザインに凝ってるのかな。創造主さんは」

 

くだらない冗談が言える程佐々木の体調や意気はさっきと比べて良くなっている。

しかしこの部屋は本当によくわからん。真っ暗というわけでは無いが、天井にはまるで宇宙の光景を映し出しているモニターが全面に設置されているとしか思えん。かと言ってこの上は実は宇宙空間ですなんてことはないだろう。ここは星の地下の地下。深層部という所か。

 

そして俺たちは向こう側にあるドアを目掛けて走っていたその時だった。数m前方に何やら光が発し始めた。

間違いない。あの光は俺は知っている、誰がなんと言おうと俺には確信がある。

 

朝倉「久しぶりにお出ましね......」

 

美琴「来るわ......!」

 

そう。俺たちの前方に現れたのは......

 

マイナス「ここまで辿り着くとは想定外だった」

 

化け物少女ことマイナス。神人を倒し、第2の神と呼ばれる佐々木を救出したことはさすがに思惑の外だったらしい。無理もない。あんな化け物相手に俺たちは全員生きてるんだからな。

 

キョン「もう俺たちの勢いは止められん。さっさと先に進ませてもらうぞ」

 

マイナス「だがここから先はお前たちとは無縁の世界......」

 

そして右腕を高く天に挙げ、召喚する時と同じ構えをするマイナス。

となると何者かが今召喚されようとしている、ってことになる。

......まさか!!!

 

マイナス「消えてもらおう。神と謳われる......最強の力で!!!」

 

そしてマイナスの身体が光り始め、マイナスの目の前に光が発生し、その光がエフェクトとなりとある人物の姿を造り上げていく。

そう。その影と言うか形成されていく形の人物、俺は知っている。俺が一番知っている。しかも神と謳われ最強の力を持つとなると......たった1人しかいない。そして俺の予想通りそこに姿を現した最強の力を持つ者とは......。

 

朝倉「す、涼宮さん!!」

 

美琴「あれが......神の力を持つ......」

 

上条「涼宮......ハルヒ!」

 

マイナス「消し去るのだ......神のみぞ知る力で!!!」

 

to be continued......

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