某日 昼休み テニスコート
社「比企谷?」
八幡「ん?八洲か」
社「なにやってんだ?戸塚はわかるとして、由比ヶ浜に雪ノ下さんに…材木座?」
八幡「戸塚の依頼でな。テニス部を強くするために、まずは自分からなんだとよ」
社「へ~」
八幡「興味ねぇのかよ」
彩加「八洲君だ」
社「よう戸塚。がんばってんな」
彩加「うん、奉仕部のみんなに手伝ってもらってるんだ」キラキラ
社「比企谷、俺は開けてはいけない扉を開けそうになった…」
八幡「気持ちはわかるぞ」
彩加「?」
結衣「ヤッシーだ!やっはろー!」
社「おう、由比ヶ浜。ちゃんと手伝えてるのか?」
結衣「た、たぶん?」
社「何故、疑問形」
雪乃「由比ヶ浜さん、比企谷君、そちらは?」
八幡「ああ、クラスメイトだ」
社「これはこれは、フロイライン雪ノ下。八洲 社です、お見知りおきを」
雪乃「やめてちょうだい、そのおかしな挨拶」
社「悪い悪い、ジョークだよ。たまたま通りすがりの仮面ライダーしたら、クラスメイトが居たから、声をかけただけ」
雪乃「そう」
彩加「八洲君はテニス出来るの?」
社「俺はテニスボール打つと、ネットどころか金網超える」
八幡「ダメじゃねぇかよ」
社「そういうこと。邪魔にならないうちに、退散するよ。またな」
翌日 昼休み テニスコート
社「やってるな、若い衆」
八幡「お前も同じ歳だろ、八洲」
社「まあまあ。ほれ、陣中見舞いだ」
八幡「スポーツドリンクか?」
彩加「八洲君、いいの?」
社「クラスメイトががんばってんだ。これくらいしてもバチは当たらん」
結衣「ヤッシー、ありがとう」
雪乃「頂いていいのかしら?」
社「気にするな。あぁ、何もしてなさそうな材木座にはやらんでいいぞ」
義輝「おのれ、八洲…」
社「冗談だ。お前の分もあるぞ、材木座せんせ」
義輝「うむ、苦しゅうない」
八幡「単純だな」
数日後…。
社「なんだこりゃ…」
翔「八洲クンじゃん」
社「戸部、なにやってんの?」
翔「隼人・優美子ペアとヒキタニクン・雪ノ下さんペアのテニスコートを賭けた勝負…みたいな♪」
社「…比企谷!」
八幡「おう、今取り込み中だ」
社「戸部の言ってることであってるのか?」
優美子「今、勝負の途中なんですけど~」
社「黙れ」
優美子「ひっ!」
隼人「まあまあ、八洲君も…」
社「お前も黙れ。順番に聞くから。比企谷、どうなんだ?」
八幡「ざっくり言うと、練習してたら三浦がテニスやりたいと言ってきて、部外者は出来ないこと伝えても聞き入れてもらえず、葉山がテニスで勝負して葉山達が勝ったらみんな仲良くコートを使うんだとよ。上手いヤツが居た方が戸塚のためだとかなんとか言ってたかな」
社「へ~」
八幡「興味ねぇのかよ」
社「雪ノ下さん、それであってる?」
雪乃「私はその場には居なかったわ」
社「戸塚、あってる?」
彩加「うん、正確には覚えてないけど、そんな感じ」
社「葉山、三浦、お前らそんな感じだったのか?」
優美子「あーしがテニスしたいって言っても関係者以外出来ないとか、ワケわかんないし」
隼人「まぁ、上手い人とやった方が戸塚のためになるだろ?」
社「へ~」
八幡「やっぱり、興味ねぇのかよ」
社「勝負の途中だろ?邪魔したな。葉山と三浦にはあとで話があるから。じゃあな」
さらに翌日。
八幡「おい、八洲」
社「うっす比企谷。珍しいな、お前から声かけてくるなんて」
八幡「葉山達になんか言ったか?」
社「ちょっとな」
八幡「何を言った?」
社「放課後にサッカー部行くから、場所賭けて勝負してくれって言った」
八幡「…クククッ。そんで?」
社「困った顔して出来ないって言ったから、サッカー部の顧問に相談するって言ったら、謝ってきたから、謝る相手が違うって言ってやった。三浦が若干理解出来てなかったみたいだが、葉山が説明してたな」
八幡「クククッ。ありがとよ八洲」
社「ウケてるところ悪いが、比企谷もちゃんと断れよな」
八幡「うっ!…善処します」