2-Fで比企谷八幡に話しかけるヤツ   作:おたふみ

5 / 6
買い物中にも絡んでくるヤツ

週末 某ショッピングモール

 

八幡「…」

 

雪乃「…」

 

社「…」

 

八幡「や、八洲…」

 

社「裏切者」

 

八幡「いや、これは…」

 

社「仲間だと思ったのに」

 

八幡「違うんだ」

 

社「一緒に『ラブコメ死ね死ね団』を作ろうって約束したじゃないか」

 

八幡「それはしてない」

 

社「リア充爆発しろ!うわ~ん」

 

八幡「見ろよ、雪ノ下が引いてるぞ」

 

社「雪ノ下さん、こんにちは」

 

八幡「立ち直り早っ!」

 

雪乃「こんにちは、八洲君。勘違いしているようだけど、これは、で、デートではないわ」

 

社「え~。そうなの? 」

 

八幡「お前のジト目なんて需要ないから、やめろ」

 

雪乃「由比ヶ浜さんの誕生日プレゼントを買いに来たのよ」

 

八幡「そうだ。本当は小町…、妹も居たんだが、トンズラされた」

 

雪乃「それで誠に遺憾なのだけど、この男と二人になってしまったのよ。遺憾だけど」

 

八幡「なんで二回言ったの?大事なことなの?」

 

社「ま、雪ノ下さんがそういうなら」

 

八幡「俺は無視かよ…。そういうお前は一人か?」

 

社「ん?おお」

 

八幡「友達とか一緒じゃないのか?」

 

社「友達…。まず友達の定義をだな…」

 

八幡「もういい、わかった」

 

社「冗談だよ。昨日、カラオケ行ったからな。今日は単独行動だ」

 

雪乃「比企谷君もカラオケとか一緒に行ったら?」

 

八幡「いや、友達じゃねぇし」

 

社「そう。こいつはこういうヤツだからね。友達(仮)止まりなんだ」

 

雪乃「面白いわね、比企谷君の友達(仮)」

 

社「でしょ?」

 

八幡「あぁ、もうそれでいいよ。ここで会ったのも何かの縁だ。由比ヶ浜へのプレゼントは何がいいと思う?」

 

雪乃「八洲君の意見を参考にさせてもらえないかしら」

 

社「ちなみに、由比ヶ浜の趣味は?」

 

八幡「知らん」

雪乃「知らないわね」

 

社「お前ら、よくそれで誕生日プレゼント買おうとしたな」

 

八幡「し、仕方ねぇだろ、女子にプレゼントなんてしたことねぇんだから」

 

雪乃「わ、私はも友達に、プレゼントとかしたことなくて…」

 

社「まぁ、俺も女子にプレゼントなんかしたことねぇけどよ…」

 

八幡「お前もかよ…」

 

社「でも、好きなモンとかプレゼントすりゃいいんじゃねえのか。ちなみに、由比ヶ浜が好きなものは?」

 

雪乃「さぁ…」

 

八幡「雪ノ下…」

 

社「じゃあ、雪ノ下さんにリボンつけて…」

 

八幡「プレゼントするのか?」

 

社「な、なんか、百合百合しいな…。比企谷、その時は呼んでくれ」

 

八幡「お、おう…」

 

雪乃「却下よ」

 

社「チッ」

 

八幡「他に手はねぇのか…」

 

社「由比ヶ浜はクッキー作るんたよな?材料とかは?」

 

八幡「さすがに材料は…」

 

社「だよな~」

 

雪乃「…なるほど」

 

社「え?材料買うの?」

 

雪乃「いえ、キッチン用品とかなら…」

 

八幡「それはいいかもな」

 

社「で、比企谷はどうすんだ?」

 

八幡「…わからん」

 

社「なんだそりゃ」

 

八幡「もう少し考えてみるわ」

 

社「それがいいかもな」

 

雪乃「…仲、いいじゃない」

 

社「じゃあ、俺は行くわ。じゃあな、お二人さん」

 

八幡「おう、またな」

 

雪乃「さようなら」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。