オレがサッカー部のマネジメントをしたら!?   作:ユーチャロー

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エレナ・ジョルワ

 

「私はエレナ・ジョルワ。よろしくお願いします…。」 

 

歩美は何故この人とお兄ちゃんが知り合いなのか不思議で仕方がなかった。翔平は彼女にユニホームに着替えてくるように言うと更衣室に行った。歩美は翔平に問いかける。 

 

「あの子…なんでお兄ちゃんの知り合いなの?」 

 

「地味にお前らが通ってる大学に訪問してサッカー部募集のポスターを貼りにいったんだ。そしたら…彼女が自ら志願したんだ。聞いた話によるとロシア代表に選ばれたことがあるみたいだね。」 

 

「えっ…。そうなの!身長も歩美ちゃんと変わらないぐらい身長あったし…さすが…ロシア人だね…。」 

 

「オレは彼女の実力を見てみたい。ポジションはキーパー以外ならどこでも出来るみたいだし期待してる。」 

 

「そうなの…。」 

 

 

するとエレナがユニホーム姿で出てきた。 

 

 

「自己紹介を頼むわ。」 

 

「はじめまして…。エレナ・ジョルワでロシアから留学生で来ました。将来は通訳の仕事に就きたいです。サッカーは18歳までやってました…。私はキーパー以外ならどこでも出来ます。身体を動かすことは好きなので…サッカー部に入りたいと思いました。よろしくお願いします…。」 

 

由希奈はすぐエレナと握手した。 

 

「よろしくね!エレナちゃん!本当に可愛いね!スタイルもいいし…身長もデカいし…憧れるわ!絶対彼氏いたでしょ!?」 

 

「彼氏も今…日本にいるので…。」 

 

「やっぱりー。」 

 

「私は下北真美。よろしくね。貴女は…U-15ロシア代表でいたよね?」

 

「はい。私はあの時FWとSMFで出場してましたね…。確か…JAPONと対決した記憶が…。」 

 

「ああ。私は覚えているよ…。確か…貴女に点を決められた記憶があるわ。」 

 

「あの時の…!ゴールキーパーの方ですか!」 

 

「ああ。とりあえずよろしくね。エレナさん。」 

 

「こちらこそ…。」 

 

綾香ももちろんU-15で戦ったことがあるため覚えていた。 

 

「あの時はボコボコにやられたけど…貴女は目立っていたわ。」 

 

「そうですか…。私はあの時初めてFWやりましたから…感覚でやってたので…。」 

 

「でも…貴女は素晴らしいプレイヤーだわ!そのプレーをまたみれるなんてね…。よろしくね。」 

 

綾香は握手をした。 

 

「こちらこそよろしくお願いします。」 

 

 

そして、新たにエレナが加わり5人で3試合目に挑む。

翔平は3試合目のフォーメーションを伝える。 

 

「真美さんはキーパー。基本的に1試合目と変わらないが…エレナさんはリベロ。」 

 

歩美  「リベロ!!」 

 

「オールラウンダーに動いてもらう。次の対戦相手は現役草フットサルチーム相手だ。平均年齢は25歳。攻めも守りをこなすバランス型だ。だから…気をつけるように。ちなみに今日からキャプテンは歩美だ。オレが使っていたキャプテンマークをあげよう。」 

 

翔平はキャプテンマークを歩美の二の腕につけた。 

 

(このキャプテンマーク…。あの時の…。) 

 

「次は勝つんだろ。なら…勝とうぜ!」

 

5人  「おおお!!!」 

 

 

キックオフ! 

 

 

序盤は歩美と由希奈が攻め要員でパスを繋いでいき攻め上がるが…相手チームの守備反応が想像以上に早くボールを奪われ前に繋いでいく。

綾香はパスコースを塞ぎパスをさせない作戦に出る。すると…エレナが相手チームのFWに身体をあてにいく! 

 

社会人A 「なんだ…この体幹の強さ!細いのに全然倒れない!」 

 

エレナ 「貴方もなかなかやりますね。だが…ゴールまでいかせません!!」 

 

エレナはボールを奪い真美にバッグパスをして真美はフライパスで前線にいる由希奈にパスして歩美に落とす。 

 

「歩美!決めて!」 

 

「うん!」 

 

歩美はダイレクトシュートするが敵キーパーに弾かれた。 

 

 

翔平  「良いぞ!その調子で守って積極的に攻めるんだ。」 

 

 

しばらく両者の実力が互角で接戦。翔平は時間を見て残り時間がわずかなところで指示を出す。 

 

「エレナさん!攻撃を行くんだ!」 

 

エレナは相手の選手から素早くボールを奪い…エレナが1人で攻める!2人の選手に囲まれるがエレナは冷静に判断した。

 

「歩美さん!」 

 

エレナは歩美にパスをし、エレナはゴール前に走る!歩美はエレナにパスを送る! 

 

「エレナちゃん!」 

 

エレナはシュートを打つかと思いきやスルーをして見送る。

 

(えっ…。どういうこと!) 

 

そこに由希奈が走ってきてトラップをしシュートを打とうとしたが、相手のディフェンスが由希奈のシュートコースを塞ぎシュートを打てなかった。

 

「由希奈さん!ループパスを!」  

 

エレナはパスを要求した! 由希奈は迷ったが彼女を信じループパスを送る。すると、エレナは後ろにヘディングする!そこに歩美がいてエレナの落としたボールでシュートを打つ! 

 

社会人E 「しまった!!」 

 

歩美のシュートがゴールネットを揺らして先制点をとった。 

 

由希奈  「やった〜!」 

綾香   「ナイス連携プレー!」 

真美   「よしっ!」 

エレナ  「やりましたね!」 

歩美   「エレナちゃんのおかげで得点をとれた!」

 

翔平はエレナの才能を認めた。 

 

(彼女は司令塔的な存在になるだろう。常に周りの選手の動きを把握し最適な指示を送る。そんな彼女の存在はこのチームを更に向上することが出来る。) 

 

残り時間は逃げ切り試合終了。1-0で歩美チームが勝利。 

全試合が終了し歩美のチームは1勝1分1敗で2位で終わる。 

 

翔平は最後に彼女達に総括する。 

 

「今日でキミ達はだいぶ成長した。次の練習日は土曜日だ。来週は練習が出来る場所を探してくるから。今日はお疲れ様。」 

 

 

「お疲れ様でした!」 

 

 

他の5人は私服に着替えてフットサル場を去る。

 

 

歩美  「ねぇっ!ここの駅ビルにあるタピオカ店にいこうよ!」 

由希奈 「いいねー!行こうよー!」 

綾香  「喉乾いたー。」 

真美  「……。仕方ないな…。」 

エレナ 「私もいっていいですか…?」 

歩美  「いいよー!!エレナちゃんと色んな話したいし!」 

エレナ 「ありがとうございます!」 

 

 

5人は仲良くタピオカ店に行くのであった。 

 

 

次回話に続く…。

 





キャラ紹介 

エレナ・ジョルワ。18歳。ロシア人。身長178cm。体重58kg。左足
U-15のロシア代表に選ばれた経験がある。ポジションはキーパー以外なら何処でもこなすことが出来るユーティリティープレイヤー。
日本に来た理由は通訳になることと彼氏も一緒に日本の大学に進学するからである。その美貌な容姿に誰もが見惚れる。
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