オレがサッカー部のマネジメントをしたら!?   作:ユーチャロー

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堂安夏海と堂安冬華

 

翌日の18時。歩美は彼女達が来るのを待つ。 

しばらくすると堂安夏海と冬華が来た。 

 

夏海 「今日はよろしくね!」 

冬華 「よっ……よろしくお願いします!」 

 

歩美 「こちらこそよろしくね!夏海ちゃんはサッカー経験があるみたいだから早速…基礎練から始めようか。冬華ちゃんは私と一緒に教えていくからね。」 

 

冬華 「あっ…はい!!」 

 

夏海は由希奈と基礎練を始める。基礎練を始めるが…。 

 

「あれっ…。可笑しいわね!久々だから感覚が戻っていないんだわ!」

 

由希奈は少し疑った。インステップキックやトラップが経験していたといっても出来ていなかったからである。 

 

(本当にこの子は経験者かな…。どー見ても初心者な感じがするけど…。) 

 

 

その頃。歩美はボールの蹴り方やトラップの仕方を教えていた。 

 

「これで出来ると思うわ!サッカーの基本はまずパスをしてトラップをする。これができれば大丈夫よ!」 

 

冬華と歩美はずっとパス練習をしてた。由希奈と夏海は基礎練習が終わると真美とエレナと共にセンタリングの練習を始める。 

 

真美 「エレナ!クロスを上げてもらっていい?」

 

エレナ 「良いわよ。由希奈と夏海さんはFWだから…私はずっとクロスを上げれば良いのかしら?」 

 

由希奈  「最初に夏海さんの実力を見たいから…夏海さんから先で良いわね?」 

 

夏海は焦る表情をする。 

 

夏海  「いい…いいわよ!私からで!!さぁ!来なさい!」

 

エレナはクロスを上げると夏海はボールに合わせてヘディングする!

しかし、真美の正面であっさりキャッチする。 

 

夏海  「惜しかったわ!次よ次!」 

 

(ふう〜。適当にやったらたまたま出来たから良かったわ…。) 

 

由希奈はまだ夏海を疑った。

 

由希奈  「エレナちゃん!次はファーサイドに上げて。」 

 

エレナ  「ファーサイドにですか?」

 

由希奈  「ええ。」 

 

夏海は何を言っているのか理解出来なかった。 

 

由希奈  「夏海ちゃん!ファーサイドにポジショニングとってね。」

 

夏海   「ええ!わかったわ……。」 

 

 

エレナはファーサイド気味にクロスを上げるが…夏海はずっとゴールの中心に立っていたためシュートすることが出来なかった。これで由希奈は確信した。夏海は経験者ではないことを。 

 

 

由希奈  「ファーサイドって意味がわかるかしら?」 

 

夏海   「ええ〜と。ゴールより外側にいろっていうことね!」 

 

由希奈  「サッカーを経験してて…かつFWならニアサイドやファーサイドはわかるはずだけど…理解していない。貴女…サッカー経験者じゃないでしょ?」 

 

夏海   「久々にやったからわからなかっただけだよ!」 

 

由希奈  「いやっ。嘘だね。基礎練もまともにできてなかったし…ニアサイドやファーサイドも区別出来ないんだから…サッカー経験者ではない。何故…嘘をついたの?」 

 

夏海は何も答えることが出来なくなった。 

 

 

夏海   「私は…大○選手のファンでずっと観てた。W杯のコロンビア戦でヘディングシュートを決めた時からファンになったの。私も…サッカー始めたいって…。だから…ごめんなさい!!嘘をついて…。」

 

 

由希奈は夏海にデコピンした。 

 

 

由希奈  「最初からそう言えば良かったじゃない。まっ…私も貴女の気持ちはわかるわ。私だって憧れの選手がいたからFWにしたの。だから…憧れの選手のように自分もプレーしたいのはわかるわ。でも…貴女が本当にそうなりたいのならば…練習しかないのよ!!これだけは言っておく!私達に誤魔化したとしても…練習は誤魔化せないわよ!!練習は努力の結晶だから!!」 

 

 

夏海は一粒涙を流した。 

真美やエレナは彼女を許した。 

 

真美  「本当にサッカーがやりたいなら私達はサポートする。」 

エレナ 「私達はまだ始まってもいません。夏海さんや冬華さんが来て…サッカーが出来れば良いのです。」 

 

由希奈は歩美と冬華がずっとパス練習をしてる風景を夏海に見せた。 

 

由希奈  「あなたのお姉さんは楽しそうにパス練習してるじゃない。サッカーはね…ボールがあれば誰でも出来るスポーツなのよ。あれだけ楽しもうにサッカーしてるお姉さんは素晴らしいと思うよ。」 

 

真美は由希奈の言葉を真剣に聞いてた。

由希奈はチームのエースストライカーとして結果を出していたのは高校時代である。しかし、それ以前は彼女は補欠要因で試合終了5分前に出場する選手だった。一時期…サッカーを辞めたい時期もあったが諦めなかった。毎日のように練習し、チームのストライカーになると信じて練習していた。その結果、チームのエースストライカーに成長出来たのは彼女の努力が実ったからである。 

 

由希奈  「あなたが本当に大○選手のようになりたいのなら…わたしは貴女の練習相手になるわ!それに…FWはサッカーの花形みたいなポジションだからね!」 

 

夏海  「由希奈…。わかった。私は今日から1から練習するわ!そして…試合で点をとる選手に成長してみせるわ!」 

 

由希奈 「うん!私も負けられないね!同じFWとして!」 

 

 

夏海と由希奈に友情が芽生えた。 

 

 

しばらくすると練習時間が終わり、歩美は彼女達に最終確認をする。  

 

歩美  「2人共…今日は体験入部で練習したけど…サッカー部に入る?」  

 

夏海はすぐ答えた。 

 

 

「私は入部するわ!冬華は?」

 

「……。私も…入部したい…。だって…楽しかったんだもん…。」 

 

 

歩美は嬉しかった。サッカー未経験者であるが…入部することを決意したからである。

 

歩美  「改めてよろしくね!夏海ちゃん!冬華ちゃん!」 

 

夏海  「こちらこそよろしく!」 

冬華  「よろしくお願いします…。」 

 

 

これで部員は8人になった。 

 

 

次回話に続く…。

 

 





キャラ紹介

堂安冬華。18歳。身長154cm。体重48kg。左足。
引っ込み思案で人見知りな部分があり、友達がなかなか出来ない。
自分を変えたいと思いサッカー部に入部する。そんな彼女に意外性が?

堂安夏海。18歳。身長154cm。体重48kg。右足。
誰でもフレンドリーに接することが出来るが…見栄っ張りなところがある。嘘が下手でだいたいバレる。サッカーを始めたい理由は憧れの選手がありからである。
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