オレがサッカー部のマネジメントをしたら!?   作:ユーチャロー

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右田善子の覚醒!?

 

待ちに待った土曜日。 

翔平が指導できる日であり歩美達はこの土日を利用して指導してもらう。翔平は今日はサッカーボールを使わない練習をするということで相澤家の近くにある公園で集合することになった。 

 

翔平 「よし。集まったようだな。歩美が言ってた双子の姉妹かい?」 

 

歩美 「そうよ!」 

 

堂安夏海 「貴方が監督ね!よろしく!」 

堂安冬華 「よろしくお願いします…。」 

 

翔平 「まずはランニング10km。この公園の外周は1kmある。ここを10周。時間制限は1時間だ。時間はオレが測っている。では…準備して。」 

 

善子以外の7人のプレイヤー達が準備を完了すると、翔平の合図でランニングを始める。

 

翔平 「さて…そろそろ出てきて良いぞ。」 

 

木の影から善子が出てきた。 

 

善子 「お久しぶりです…。」 

翔平 「お久しぶりだな。では…早速レポートを見せてもらう。」 

善子 「はい……。」 

 

善子が書いた原稿用紙10枚分のレポートを見た。原稿用紙ギリギリまで書いてきたため3800字から4000字までのミッションはクリア。翔平が気になるのは研究内容。 

 

善子はサッカーのルールやポジションの役割について原稿用紙8枚分にまとめて書いてある。そして、残りの2枚分にはフランスの名門チームのパリ・サ○ジェル○ンのブラジル人選手のネ○マール選手についてまとめていた。翔平は善子が彼をリスペクトした理由がわかった。 

 

(右田さんは彼のプレーを真似たい理由はわかるな…。) 

 

翔平は善子がまとめたレポートを隅々まで読み善子に返した。 

 

「なるほど。善子さんはネ○マールみたいな選手になりたいの?」 

 

「私は…彼が楽しそうにサッカーをしてるところと…巧みにボールを操るトリッキーなプレーをするのがたまらないんです…。」 

 

「なるほどな。確かに彼はドリブルスピードはもちろんだが、シュートもフリーキックもパスも一流だ。彼は面白いプレーをするから誰もが虜になる。一時期あの有名なバルセ○ナに所属してた。」 

 

「私は彼がスペインにいた時のプレーも見ました…。私…彼みたいに…ドリブルも上手くなりたい…。」 

 

「そうか。なら…キミに今日は特別メニューを与える。ちなみにレポートは合格だ。」 

 

「ありがとうございます…。で…私の特別メニューとは?」 

 

 

「キミは今日からキミ愛用のボールと一緒にドリブルをする練習だ。走りながらボールを巧みに操る。簡単だろ。キミが好きなボールにも触れられる。」

 

「そうだね……。ボールちゃんに長く触れられるなら私は苦ではないよ…。」 

 

「そういう訳でキミはこの公園の敷地内なら何処でも好きにドリブルすれば良い。ただし…彼女達が10周終わる頃に戻ってくるように。」 

 

「わかった…。じゃあ…。私はドリブルしてくる…。」 

 

「うん。頼むよ。」 

 

善子は裸足になり公園中をドリブルしていくのである。 しばらくすると歩美が1番で10周を終わらせた。 

 

「タイムは45分54秒!歩美が1番だ。」

 

「やったー!」 

 

次にゴールしたのは真美と由希奈。タイムは2人とも52分34秒。エレナは30秒後に戻ってきた。しかし、堂安姉妹が帰ってこない。 

 

「そろそろ1時間経つな…。2人共どこにいるんだ?歩美。探しに行ってくれないか?」 

 

「わかった!」 

 

すると夏海と冬華が来る。2人共トロトロ歩いていた。 

 

夏海 「10km走るなんて無理よ…。」 

冬華 「はぁはぁ……。」 

 

翔平 「もう1時間経った。もう終了だ。で…何周したのかな?」 

 

夏海 「8周よ…。」 

冬華 「……。疲れた。」 

 

翔平 「まぁー仕方ないか。君たちはだいぶ疲れているようだから…しばらく休んでいると良い。さて…次の練習内容を伝える。さぁ…そろそろ来てよいよ。」 

 

するとドリブルでずっとボールを蹴ってる善子が来た。 

 

善子 「ドリブルってこんなに楽しいんですね……。少しはネイ○ールになれたかな…。」

 

歩美 「善子ちゃん!!」 

善子 「お久しぶりです…。」

真美 「右田さん!」 

由希奈 「まさか…ずっとドリブルしてたの?」 

 

翔平 「善子さんには課題を与えました。サッカーのルールや知識を彼女に叩き込みました。これからサッカーをしていく上で必要なことですからね。だから…1週間全く顔を出さなかった。」 

 

真美 「なるほど。そうゆうことか。」 

 

善子 「皆んなに私がドリブルが上達したところを見せる…。」

 

歩美 「もしかして…今までずっとドリブルしてたの!?」

 

善子 「うん…。ドリブルにハマっちゃった…。もっと早くやれば良かった。」 

 

真美 「ならば…確かめようか。」 

 

善子 「良いですよ…。皆さん…かかってきなさい。わたしはこの1時間でかなり上達しましたから…。」 

 

すると、真美がディフェンスに行く! 

 

「今回は負けないわよ!」 

 

だが…善子は冷静だった。善子はネイ○ールのプレー集を1日中観てた日もあってそれを真似る。真美を驚いた。フェイントのタイミングが絶妙で真美を軽々と抜いた。

 

真美 「本当に…なんなの…この子!」 

 

善子 「次は誰かしら?」 

 

由希奈 「なら…私が行くわ!!」 

 

善子は由希奈とデュエルするが…善子は由希奈の足や身体の動きを予測し、シザーズで善子が抜いた! 

 

由希奈  「すごい…。こんなにすぐ上達するの!!?」 

 

善子  「次は貴女とやりたい…。貴女…ロシア人かな…。」 

 

エレナ 「はじめまして。私はエレナ・ジョルワと申します。よろしくお願いします。」

 

善子  「私は右田善子…。よろしくお願いします…。」 

 

善子はセレナとデュエルするが…エレナは食らいつく。お互い様子を見ながら隙さえあれば奪う作戦に出る。善子は仕掛けたいがエレナも対応し抜かせないようディフェンスする。 

 

エレナ 「なかなかやりますね。」 

善子  「貴女もね。」 

 

そして、エレナは一瞬の隙をついて身体を当てに行こうとしたが…善子はターンしてボールをキープした。エレナは善子の1対1の技術に驚いた。 

 

エレナ 「素晴らしいですね!」 

善子  「貴女もなかなかやるわ…。」 

 

翔平は彼女の急成長ぶりに感激した。

善子はネイ○ールみたいなキレキレな動きを再現しており翔平の予想以上に彼女の進化に驚いた。 

 

(これは…彼女の持ち前のボールコントロール技術とドリブルスキルを身につけたことにより一流の選手並みの1対1の強さが磨いた。本当に意外性抜群な選手だ!) 

 

善子 「私は…ドリブルを極める…。何かを極めたほうが…私は…活躍出来る…。」 

 

歩美は善子のプレーを見て感じた。 

 

(善子ちゃんは絶対サイドポジションが似合う!ドリブルで相手を崩れる能力がある!これは…期待するわ!) 

 

歩美  「お兄ちゃん!」 

 

翔平  「歩美も同じことを考えていたか。ああ。善子さんはきっと近い将来…化けるよ。彼女の吸収力はピカイチだ。リフティングをした時からずっとそれは感じてた。だからこそ…彼女の意外性に賭けてみたい。」 

 

 

その後。鳥籠やパス練習をして練習が終わる。右田善子の覚醒ぶりに翔平にとって収穫があった。

 

次回話に続く…。

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