オレがサッカー部のマネジメントをしたら!?   作:ユーチャロー

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歩美の新たな友達

 

歩美は2限目の授業が終わるとすぐ大学の売店に売ってる1日30個しか売らない『外はカリカリ!中はクリーミー!なメロンパン!』を求めて自慢の足の速さで売店に走る!! 

 

しかし…着いた時にちょうど売り切れてしまった。歩美は全身の力が抜けたようにガッカリした。

 

「はーあっ…。あとちょっとだったのに…。」 

 

すると、隣にいた身長が170cmぐらいあるスタイルが良い女性に話しかけられる。

 

「もし良かったら…このメロンパンあげようか?」 

 

「えっ…。それは悪いですよ!貴女もこのメロンパンを求めて買いに来たんじゃないの?」 

 

「この大学の名物だと友達が言ってたからどんな味か確かめてみたかった。でも…私は別にこのメロンパンそこまで食べたい訳じゃないし。」

 

「そうですか…。でも頂けませんよ!」 

 

「私は他にパンを沢山買ってるからメロンパン1個ぐらいどうでもいいよ。」 

 

彼女のビニール袋の中に大量のパンが入ってた。歩美は女の子が食べ切れる量でないと思いドン引きした。

 

「食べなよ。ここまで全速で走ってきたんだから…このメロンパンあげる。」 

 

歩美は彼女に甘えてメロンパンを頂くことにした。

 

「ありがとうございます!あの…もし良ければ一緒にご飯食べませんか!」

 

「…。いいよ。これも何かの縁だと思うから一緒に食べよう。でも…私の友達がいるけど良いかな?」 

 

「良いですよ!」 

 

 

歩美はその女性についていくと大学構内にある人工芝のそこそこ広いグラウンドにたどり着いた。そこにベンチがあってその女性の友達らしき人がこちらに手を振っていた。 

 

 

「買えた〜?」 

 

「うん。買ったよ。でも…この人にあげた。」 

 

「えーー!!ちょっと何してるのよ!私の分って言ったじゃん!」

 

「私がちょうどラストの1個で売り切れた。この人はこのメロンパンを求めて全速力で走ってきたみたいでかわいそうだったからあげた。」 

 

「もう〜。このバカマミ!! で…貴女は誰かしら?」 

 

 

「はいっ!!私は相澤歩美といいます!スポーツ医療学部です!」 

 

 

「ふーん。なるほどねー。私は上条由希奈よ。でっ…その子は下北真美。よろしくね〜。私達もスポーツ医療学部なんだ〜。一緒の学部でびっくりしたよ〜。」

 

「私は下北真美。よろしくね。貴女もスポーツ医療学部なんだ。今まで何かスポーツはやってたの?」 

 

「はいっ!ずっとサッカーをしておりました!!」 

 

 

すると、上条と下北は驚いた。 

 

 

「私達もずーーとサッカーやってたよー。ねぇー真美。」 

 

「うん。私は由希奈と幼なじみで小さい頃から同じチームにいた。小学校から中学校、高校、大学までも一緒だから腐れ縁って奴だな。」 

 

「なにそれー。綺麗な縁でしょ!」 

 

 

「そうですか…。2人とも仲が良くて羨ましいです!」 

 

 

「でしょでしょ!!でっ…歩美ちゃんはポジション何処なのよ!」

 

 

「私はサイドハーフやサイドバック、ウィングです!足が速さとスタミナを武器にずっとサイドポジションでした!」 

 

 

「ふーん。だからあれだけ全速力で走っても息が切れない訳ね。納得するよ。私はずっとゴールキーパー。」 

 

「私はフォワードよ!!女は攻めないとね!!サッカーも恋愛も!」

 

「いや。防御は最大な攻撃っていう。だから…守ってこそ勝てる。」

 

「ちっちっちっ。真美はわかってないなー。サッカーは点を取れば良いのよ!」 

 

「点をとっても守らなきゃ意味がない。」 

 

 

歩美は2人の言い争いを見守っていた。 

 

 

(2人ともサッカーが好きなんだね。聞いてみるだけ聞いてみよう!)

 

 

「あのっ!!もし良ければ私と一緒にサッカーチームをこの大学で作りませんか!!」 

 

 

由希奈と真美はキョトンとした表情で見つめた。 

 

 

「この大学でサッカーチームを作る?面白そうねー!」 

 

「貴女…部員や監督やコーチ、スタッフは集めているの?」 

 

 

「いえっ!これからです!!まだ誰も集まっていません!!サッカーは高校までと決めたけど…でも…やっぱり私はサッカーが好き!!だから……1からチームを作って…チャレンジリーグに出場することが私の夢なんです!」 

 

 

すると、由希奈は歩美の肩を叩いた。 

 

 

「歩美ちゃん。貴女の熱いハートが伝わってきたわ!!なら…私も全力で手伝うわ!!」 

 

「ありがとうございます!由希奈さん!」 

 

「あー。それとっ。敬語はもうなしね!」 

 

 

「貴女。本気?」 

 

「はい!!本気です!!」 

 

真美は歩美の真剣な表情を見つめた。

 

(この子…。本気ね。)

 

 

「わかったわ。私も由希奈と同様に協力するわ。」

 

「ありがとうございます!」 

 

 

「ねぇ〜そろそろ食べよーよ!お腹空いた〜。」 

 

「そうだね。食べよう。」 

 

 

3人で仲良くパンを食べて昼休みを過ごすのであった。

歩美に新たな友人が2人増え、更にサッカー経験者である由希奈と真美の勧誘に成功するのであった。

 

 

次回話に続く…。





キャラ紹介。

上条由希奈。18歳。FW,。身長159cm。体重45kg。
金髪ポニーテールで少し肌が黒い。ギャルっぽい容姿とファッションを好む。将来の夢はインストラクター。
下北真美の幼なじみ。楽観主義でありムードメーカーで陽気な性格。
彼女の合言葉は「女は攻めないと!」 

下北真美。18歳。GK。身長177cm。体重55kg。
黒髪のショートヘアー。肌が白くスタイルが抜群。高校時代に『クールビューティー真美様』と言われてた。普段は男子が着るような服を好みシンプルなデザインが多い。将来の夢はプロリーグのトレーナー。
上条由希奈の幼なじみ。無口で冷静沈黙な性格。実は熱いところも?
彼女の合言葉は「防御は最大な攻撃」
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