ついに100話に到達!!
まだ五巻目なんだぜ?これ・・・あと17巻分・・・なっがいなぁ・・・
俺にはオルガがくれた意味がある。なんにも持っていなかった俺のこの手の中に、こんなにも多くのものが溢れてる。
そうだ。俺達はもうたどり着いていた。俺達の本当の居場所、だろ?オルガ─────
本当の居場所を見つけた 三日月・オーガス
心臓の音が、いやに大きく感じる。
琴里は広い廊下に靴音を響かせながら小さく苦笑する。こんなにも広い空間に琴里一人しかいないというのもあるが────やはり、少し緊張しているのだろう。今までも何度か訪れたことがあるというのに、どうにも慣れそうにない。
琴里はいつもの真紅の軍服姿だったのだが、ジャケットを肩掛けにはせず、きちんと袖を通してボタンを留めていた。無論、口にキャンディもくわえていない。
琴里は扉の前で足を止めると、すうっと深呼吸をした。
そして、コンコン、とノックする。
「五河琴里、参りました」
『─────入ってくれ』
「はい」
琴里は短く答えると、扉を開けて部屋の中に入っていった。
部屋の中は書斎のようになっていた。部屋の四方が本棚で埋められわ革張りの本が幾つも収められている。詳しい内容はわからない。
そして部屋の最奥に、その男はいた。
「久しぶりだね、五河司令」
言いながら椅子をくるりと回し、琴里の方に顔を向けてくる。
半ば白くなった髪と鬚に、優しげな目元。年齢は五十前後といったところだろう。老人というには幾分か歳が足りないかもしれないが、好々爺といった感である。
円卓会議議長、エリオット・ウッドマン。
〈ラタトスク機関〉の創始者であり、琴里の恩人でもある人物だった。
「ご無沙汰しております、ウッドマン卿」
琴里は、踵を揃えて綺麗な敬礼をした。
「随分と活躍しているようじゃないか。円卓の連中も驚いていたよ」
「彼らは大仰に驚くのが仕事ですから」
琴里が言うと、ウッドマンは愉快そうに笑った。
「まあ、そう言わないでくれ。彼らは彼らで、〈ラタトスク〉に必要な人材だ。・・・それより五河司令。〈灼爛殲鬼〉を使ったと聞いたが、大事ないかね」
「はい。ご心配をおかけしました」
「いや。随分と無理をさせてしまって申し訳なく思っているよ」
そう言って髭を撫でながら、静かな口調で続けてくる。
「・・・ところで、つい先ほど報告があったのだがね」
「報告、ですか」
「ああ。〈フラクシナス〉がDEM社製と思しき空中艦に襲撃されたらしい」
その報告は既に受けていた。「ええ」と首を前に倒す。
「聞いています。しかし、艦には神無月がいますので、問題はないでしょう」
「そうだろうね。────どちらかというと問題はもう一つの方だ」
「と、言いますと」
琴里が問うと、ウッドマンはしばし逡巡のようなものを見せてから言ってきた。
「・・・どうやら、君の兄上が天使を顕現させたらしい」
「・・・・・!」
その言葉に、琴里はぴくりと眉を動かした。
こくんと唾液を飲み下し、一瞬にして激しくなった心臓の鼓動を抑えるように胸に手を置き、呼吸を整えてから言葉を返す。
「そう、ですか。─────もう」
「ああ。恐らく、君の霊力の再封印がきっかけだろう」
「・・・・っ」
思わず奥歯を噛んでしまう。ウッドマンはそんな琴里の様子に気づいたのか、申し訳なさそうに顔を歪めた。
「・・・もしものときは“適切な対処“を迫られるかもしれない。でなければ、せっかく封印を施した精霊たちに、また災いが降りかかることになる」
「承知・・・しています」
琴里が静かに目を細めると、ウッドマンが一冊の本を手にして琴里に渡してくる。
「これを見たまえ」
「・・・これは?」
「厄祭戦の記録だ。残っている資料は少なかったが、その中に君の兄上が使っているバルバトスの名前があった」
「・・・・・!!」
ウッドマンのその言葉に、琴里は顔を上げる。
「七十ニ機の悪魔の名を持つガンダム・フレーム。今分かるのはそれだけだが、今後新たな情報が上がり次第君に教えよう」
「・・・ありがとうございます」
暗そうな顔をする琴里にウッドマンはうなるように声を発してくる。
「・・・・・君に嫌な役を押し付けてしまって、すまなく思っているよ」
「いえ、仕方のないことです。・・・今後、もし最悪の事態に陥ったなら─────」
そして、琴里は小さくうなずいてからその言葉を発した。
「─────“士道は、私が殺します”」
バルバトス 殺せるの?
↑
戦略兵器のダインスレイヴを衛星上から撃たれても瀕死だっただけで死ななかった奴
因みに相性問題である程度琴里なら炎でメタれる模様。
なお、戦うと琴里は死なないから太鼓の○人されますが。