因みにこっから原作を思いっきりぶっ壊しにかかります。
それと・・・もう先にネタバレすると、この美九編で三日月をリミ解除させるつもりです。なんなら、物語後半でその理由が分かります。では、どうぞ!!
クランク二尉に手をかけた罪深き子供ォ!!
発狂アイン君
第一話
「おはよう。ユージン」
夏休みが終わり、朝、士道は自転車をこいでいるユージンを見つけ声をかける。
「おう。おはよう三日月。それと十香もおはよう」
「おはようなのだ。ユージン」
最近になって十香もユージンに慣れてきたのか挨拶を返すようになった。
そんな朝の登校の中、ユージンが言う。
「三日月、今日の帰り暇か?」
「ん?まぁ、何にもないし暇だけど」
そう言う士道にユージンは口もとを歪めて言った。
「なら帰りにゲーセン行こうぜ。みんなでよ」
「あそこ?いいけど。十香はどうする?行く?」
そう言う士道に十香は目を輝かせて頷いた。
「うむ!前に行った時はきなこパンの抱きまくらが取れなかったからな!今日は取るぞ!」
「まだ諦めてなかったのかよ・・・」
前回行った時のリベンジと言わんばかりに十香は頷く。
ユージンも若干呆れていたが、その顔は気難しい顔ではなく、少しだけ気の抜けた顔だ。
「おい。我らを置いて先に行くとは、いい度胸だな?士道」
「「ん?」」
「おお!おはようなのだ。耶俱矢、夕弦」
士道とユージンはお互いに顔を後ろへと向け、十香は笑顔で二人に挨拶する。
そんな十香に耶俱矢と夕弦は挨拶を返した。
「士道と違い良い返答だ。十香」
「応答。おはようございます。十香」
耶俱矢と夕弦はそう言った後、士道を見る。
どうやら朝一置いていった事にお怒りらしい。
「それで士道。我らに何か言う事はあるのではないのか?」
「いや、耶俱矢待っていたら流石に遅刻するし。それに夕弦に俺言ったけど。先に行くって」
「・・・・ちょっ!?夕弦、聞いてないんだけど!?」
思わず耶俱矢は素に戻り、夕弦を見る。だが、夕弦はそんな耶俱矢に対して言った。
「返答。時間ギリギリまで寝ていた耶俱矢に言う時間がありませんでした」
「私のせいにすんなし!!ってか、夕弦は何時に起きていたのさ!!その時に起こしてよ!!」
「応答。では、朝の五時頃に起きましょう。それで士道と真那と一緒に野菜の水やりをしますか。楽しいですよ」
「思ってたより早い!?それに何それ。初耳なんだけど」
「何やってんだ。お前等・・・」
ユージンはそんな二人を見てそうぼやくが、とうの士道はそんな事を気にすることなく、学校の通学路である商店街を歩いていく。と、何処かで歌が聞こえた。
「あ?」
「どうした?三日月」
ユージンがそう言って士道に聞き返す。
そんなユージンに士道は言った。
「なんかどっかで歌が聞こえたんだけど」
「歌ぁ?そんなもん聞こえねえけど・・・」
「じゃあ、気のせいか」
何処かで聞き覚えのある歌だったのだが、と士道は首を傾げながら十香達と一緒に学校へと歩いていった。
◇◇◇◇◇
昔、何処かで士道に歌を毎日のように聞かせてくる女の子がいた。
始めてあった時は、士道は買ったサンドイッチを何時ものベンチで食べようとした時に、ソイツがベンチの上で腹が減って動けなくなっていた時だった。
最初は邪魔だからと言う理由で、三つあるうちの一つをあげてその場から退かせようとした。
そしたら妙に懐いてきて、毎日のように歌を聞かせてくるようになったのだ。
士道にとって、そういった感性など殆どわからない。
だから最初は「へぇ」としか思っていなかったが、それでも士道は彼女の歌を何時もの公園でトレーニングついでだが、毎日のように聞いていたのだ。
そんな中、五年前の火災で家が焼け落ちた時に引っ越しが決まり、それ以降彼女と会うことはなくなった。
その少女の顔を名前を士道はもう覚えていない。
ただ、覚えているのは─────その少女が一生懸命歌っていたその姿だけだった。
◇◇◇◇◇
マクギリスはDEM社の廊下へと足を踏み入れていた。
アイザック・ウェストコットから“機密兵器“が出来たとの連絡があり、その視察の為、足を運んでいた。
そして客室の扉を開くと、そこには呼び出したアイザック本人が先に座っていた。
「やあ、モンターク。久しぶりだね」
「ああ。元気そうで何よりだ。ウェストコット」
マクギリスはそう言ってウェストコットと握手を交わすと、本題へと入る。
「・・・それで、機密兵器が出来たと聞いたのだが、どういったものだ。対精霊用装備に関してはかなりのパーツを貴方に提供したと覚えているが」
マクギリスのその言葉にウェストコットは笑みを浮かべる。
「ああ。今だ試作機の段階だけどね、〈デーモン〉を倒せるであろう機体をロールアウトする予定だ」
「ほう。〈デーモン〉を?」
マクギリスはウェストコットに話を合わせて、渡されたタブレットに映る“ソレ“を見て、仮面越しで目を見開いた。
「・・・これは」
マクギリスの反応を見てか、ウェストコットは更に笑みを浮かべる。そしてマクギリスに言った。
「君が解読してくれた厄祭戦のモビルスーツを設計し直して、〈バンダースナッチ〉を改良してみた。そして今できる最高のAIも搭載してね。それで名前なんだが────」
その名前は─────
「“グレイズ・アイン“。〈デーモン〉、いや・・・“五河士道”にこの機体が何処までいけるのか楽しみだよ」
みんな大好きどら○もん、グレイズ・アインの登場!!
強さはマクギリス、三日月よりは少し下、それ以降はほぼ瞬殺に近いくらいの強さになります。
ハシュ○?アイツとはいい勝負するんじゃない?お目々グルグル