デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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木曜日から週一から二回の投稿に戻ります。スタックがなくなったので─────
では、どうぞ!

「これ、クーデリアが作ったんだよ!!」

クーデリアの料理を渡すクッキー、クラッカ



第五話

時は少し遡って、数分前。

士道達は狂三とともに、天宮市の中心に位置する大型コンベンションセンター・天宮スクエアの近くまで戻ってきた。

十校合同文化祭・天央祭の舞台にして、天宮市大暴動の発生地点。

そして────今は精霊・誘宵美九の居城である。

 

「結構いるね」

 

士道はビルの屋上から双眼鏡を覗きこみ、天宮スクエアの様子を観察する。

さすがにこの距離から気づかれることはないだろうが、一応周囲を警戒しながら狂三達がいる所へと歩いていく。

 

「で、正面突破するけど何処から行く?あれだけ人いると流石に邪魔なんだけど」

 

そう言う士道にマクギリスは笑みを浮かべながら、士道に言う。

 

「簡単なことだ。君がバルバトスをモビルスーツ形態にして特攻を仕掛ければ話は早い。それなら此方へ向かってくるものはいないだろう」

 

「あ、そっか」

 

士道は相打つように真那と狂三は首を横に傾げる。

 

「「モビルスーツ形態とは(なんですの)?」」

 

「見れば分かるよ。─────バルバトス」

 

士道はそう言いながら、ビルの屋上から飛び降りる。

 

「な!?兄様!?」

 

「士道さん!?」

 

予想外の行動に二人は士道が飛び降りたビルの下を覗き込む。

が、そこで二人は更に驚愕で目を見開けた。

 

「「─────な」」

 

覗き込んだ先に見えたのは、二十メートルはあろうかという、巨大なロボットと言えばいいだろうか。

士道が何時も使っているバルバトスをそのまま巨大化させたようなその機体が土煙をあげながら出現し、マクギリスは笑みを浮かべる。

そしてバルバトスは左手を屋上にいる狂三達へと伸ばし、そのまま静止させる。

 

『乗って。コックピット開けるから』

 

「「・・・・・・」」

 

「行かないのかね?」

 

呆然とする二人をマクギリスは先にバルバトスの手に乗りながら、そう答える。

真那と狂三はお互いに一瞬だけ目を合わせると、バルバトスの手の上に乗った。

 

◇◇◇◇◇

 

そして今に至る。

 

「狭いですわ!?流石に狭いのですけれど!!」

 

「仕方あるまい。元々モビルスーツは一人乗りだ。無理に乗ればこうもなる」

 

狭いと叫びながらも、士道の格好を見て顔を赤くする狂三に、マクギリスは冷静に答える。

 

「・・・・ほぇ・・・」

 

「真那?大丈夫?」

 

士道の足の間の中で顔を真っ赤にしながら呆けている真那に、士道はそう答えるが反応がない。

 

「ねぇ、真那が反応しないんだけど」

 

士道は狂三とマクギリスにそう言いながらバルバトスを天宮スクエアまで疾走していく。

と、バルバトスのレーダーに観客以外に映るものが見え、士道はそちらへと視線を向ける。

映像に映っていたのはDEMの隊員がこちらに向かってくるのが見えた。

 

「トッキー、チョコの人、真那、彼奴等が来た。邪魔だから先に潰す。準備して」

 

「わかりましたわ」

 

「ああ、もちろんだとも」

 

そう答える二人に対し、真那の声がなく、士道は顔を真那に向ける。

 

「・・・・ほぇ」

 

「・・・・・」

 

「駄目ですわね?」

 

「これが恋する乙女というものか」

 

駄目になってる真那に、二人はそう言った。




三日月「大丈夫?真那?」

真那「・・・・・」←返事がない。ただの────

十香、四糸乃、琴里、耶俱矢、夕弦、折紙「・・・・・」

作者「みなさーん?あの、天使とか武器持ってなんでこっち見てるんです?ちょ!?ヤメ────!?」
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