デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!

さあ、カチコミじゃあ!!

なお、次かな?耶俱矢達をボコるの

やっちまえ!!ミカ!!

オルガ・イツカ


第六話

「くソ!どうなってるノ!?通信が出来ないじゃなイ!」

 

ジェシカは目の前に現れた巨大な〈デーモン〉を視界に入れながら憎々しげに吐き捨てる。

〈デーモン〉が現れた直後、電子機器や通信機器などがほぼ全滅。

そんな状況では増援を呼ぶ事など出来ず、ジェシカは歯を食い縛りながらも、周りの隊員に言った。

 

「アデプタス4から10は私と来テ!!残りは無事な〈バンダースナッチ〉と左右に別れて挟撃をかけるワ!!」

 

「了解!」

 

「こんなノ・・・聞いていないわヨ!」

 

通信機器が使えない以上、叫びながら指示を出していくしかない。ジェシカはCRーユニットを纏いながら他の隊員とともにバルバトスへと向かって行った。

 

◇◇◇◇◇

 

「では、士道さん。わたくしは進路を確保しますわ。確保するのに少々お時間が必要ですので、お先に」

 

そう言って、バルバトスのコックピットから飛び降りる狂三に続きマクギリスもバエルを呼び出し、士道を見る。

 

「では、私が先行しよう。君たちも後からきたまえ」

 

そう言って、マクギリスはバエルとともに飛翔した。

 

「真那、行くよ」

 

「・・・は!?す、すみません兄様!!つい呆けてしまいました!!」

 

何度目かの士道の言葉で真那は気を取り戻すと、そのままコックピットの前に立ち、〈ヴァナルガンド〉を展開する。

 

「─────ッ。ちょっとリアクターの影響で出力が低下してますね。でも問題はねーです」

 

「分かった。じゃあ行くよ」

 

「────はいッ!!」

 

その掛け声とともに、真那は飛び出す。

それと同時にバルバトスも縮小し、何時もの状態へと戻り、両手にツインメイスを握りながら近くにいたDEM隊員へと疾走する。

両腕に内蔵された銃口が火を吹きながら弾幕を張っていき、そして右手のメイスが隊員の脇腹を捉えた。

 

「ガッ!?」

 

骨が砕ける音とともに士道は、左手のメイスを背中に叩きつけそのまま蹴り飛ばすと、追撃の射撃を数発入れて次の敵へと向かう。

 

「機動性は奴の方が上だ!!距離を取って包囲する!!」

 

近くにいた隊員がそう言いながらレイザーカノンを放つが、その射撃を難なく躱し、サーベルを抜いて近距離戦を仕掛けてくる隊員に左手のメイスでそのサーベルを弾く。

そしてそのままメイスを捨てて、レクスネイルで胸部を貫き、追い打ちとばかりに“ゴリュ“と中の内臓にダメージを与え、息の音を止めにかかる。

 

「・・・ゴフッ!?」

 

返り血が腕や胸部にかかるが、士道は気にすることなく、そのままその死体を他の隊員に目掛けて蹴り飛ばした。

 

「───ひ・・・イヤァァァァァァ!?」

 

その死体と激突し、返り血を浴びた隊員は錯乱してバルバトスに目掛けてミサイルを発射するが、士道はそのミサイルをバク宙しながら迎撃し爆破させ、爆風に乗りながら一気に加速すると、右手の小型メイスで肩を殴りつけて隊員の肩を粉砕する。

そして背後から襲ってくる〈バンダースナッチ〉をテイルブレードで突き刺しながら、そのまま小型メイスで隊員の頭を殴りつけた。

悲鳴を上げるまでもなく死んだ隊員には目もくれず、士道はそのまま美九がいる天宮スクエアへとスラスターを吹かせる。

 

「行かせるかぁ!!」

 

隊員一人と〈バンダースナッチ〉二機が士道を追うが、士道はそれに目を向ける事なく、テイルブレードを射出して迎撃をする。

蛇のようにうねるテイルブレードは三機分のCRーユニットを破壊すると、そのまま〈バンダースナッチ〉を突き刺し、まとめて駐車場へと捨てた。

一瞬にして七人分の戦力を屠ったバルバトスにジェシカは慌てた様子で声を上げる。

 

「ふざけんじゃないわヨ!?出鱈目じゃなイ!!」

 

数の暴力で押し切れる。そうタカをくぐっていたジェシカはバルバトスとバエルによって次々と撃墜されていく仲間を見て叫ぶ。

そんなジェシカの前に砲撃が飛んできた。

 

「なニッ!?」

 

「おやおや、誰かと思ったらジェシカじゃねーですか。なんで日本になんていやがるんで?」

 

ジェシカはその砲撃を避けて視線を向けると、驚愕の声を上げる。

 

「タカミヤ・マナ・・・!?」

 

「あなた、一体なぜ────いえ、それよりも、今自分が何をしたのかわかっているノ!?」

 

「ん?辞表を叩きつけたのご存知じゃねーです?てっきり知っているのかと」

 

真那はそう言って右手のアギトを開き、そのままジェシカに目掛けて砲撃する。

 

「この場は、さっさと退いてくれやがるのが一番理想的なパターンなんですけれども、どうですかね?」

 

「・・・っ!ふざけないデ!あなたもわかるでしょウ!ウェストコット様の命令に背くことなんて────」

 

「まぁ、そーですよね。でも、」

 

そう言った瞬間、ジェシカの上から〈バンダースナッチ〉の残骸が落ちてくる。

 

「─────ッ!?」

 

ジェシカは上を見上げると、バルバトスが“生きた隊員“を盾にしながら此方へと突っ込んでくるのが見えた。

 

「・・・・ナッ!!」

 

驚愕に目を見開くジェシカに、バルバトスはその隊員をジェシカに向けて投げると、横に避けて躱すジェシカに蹴りを入れる。

 

「くハ・・・・ッ!?」

 

短い苦悶とともにジェシカは真下の車両群に突っ込み、テリトリーが解除され、気を失った。

 

「平気?」

 

「ええ。傷一つねーですよ」

 

士道の言葉に頷く真那に、士道は言った。

 

「じゃあ、俺はこのままアイツのところに行ってくるからあとお願い」

 

「ラジャーです!」

 

士道の言葉真那は頷いて、その場を後にする士道を見送った後、気を失っているジェシカに真那は言う。

 

「まぁ、私も一度も兄様に模擬戦で勝ててない時点で言いますけど、貴方が兄様に勝てるとは一ミリも思いませんけどね」

 

そう言って、残った隊員や〈バンダースナッチ〉を片付けるべく、真那も戦場へと向かった。




真那「殆ど残ってねーですけど?」

マクギリス「フッ・・・つい楽しくてな」

真那「・・・あそ」

ほぼ三日月とマクギリスでDEMが全滅した模様

撃墜数

三日月 十六人  マッキー 十七人 真那 五人
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