デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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そんでやっとアイン君が出せる!


本気でいくぜ!!ヒイロ!!

やかましい死神だ・・・。

貧乏神と疫病神


第十三話

扉を大型メイスで吹き飛ばして、扉を開ける。

士道は美九と一緒に部屋の中へと足を踏み入れた。

 

「・・・・・」

 

大型メイスを片付けて、ハンドガンの銃口を先頭に入れ、注意を払って部屋の中に足を踏み入れた。

隔壁の内部は、〈フラクシナス〉の隔離エリアによく似た構造になっている。広く仄暗い研究区画の中に、強化ガラスで囲われた空間が設えられていた。

 

「・・・・!」

 

士道は目を見開き、銃口を上へとあげる。その強化ガラスの先に、十香の姿があったのである。

眠っているのだろうか、椅子に手足を拘束されながら、顔をうつむかせていた。

 

「十香!」

 

士道は短く声を上げる。だが、此方の声は聞こえていないようだった。

士道は大型メイスを取り出し、強化ガラスに向けて叩きつける。ガシャアアン!!と甲高い音を立てながらガラスの破片が地面に落ちていった。

そして十香を助けようと、ガラス片を踏みつけたその時。

誰もいないと思っていた研究区画の中に、男が一人、士道たちの方に背を向けて椅子に腰掛けていたのを視界に入れたからだ。

 

「誰だ?アンタ」

 

士道は油断することなく、ハンドガンの銃口を男へと向ける。すぐに撃っても良かったのだが、この男へからは気味が悪い雰囲気がする。

直感で男を理解する士道に対し、美九もその男の存在に気づいたのか、警戒するように〈破軍歌姫〉の銀筒を構えた。

 

「──やあ、待っていたよ。〈プリンセス〉の友人・・・でいいのかな?」

 

男が静かな声を響かせ、椅子から立上がる。そして、ゆっくりとした動作で士道たちの方に振り向いてきた。

 

「お初にお目にかかるね。DEMインダストリーのアイザック・ウェストコットだ」

 

言って、その双眸を細めてくる。

その顔を、その名を聞いて、士道は銃を構える。

 

DEMインダストリー業務執行取締役、アイザック・ウェストコット。テレビや新聞、ネットニュースではちょっとした有名人であり、あまりテレビを見ない士道でもその名は聞いたことがあった。

 

「よく来てくれたね。〈ディーヴァ〉に────」

 

と。ウェストコットが美九に視線をやり、次いで士道に目を向けた瞬間、言葉を止めた。

そして一瞬呆けたような顔を作ったのち、訝しげに眉をひそめてくる。

 

「君は・・・何者だ?まさか・・・いや、そんなはずは・・・」

 

ウェストコットが何やら思案するように、口元に手を当てる。そして、士道に言った。

 

「君の名前を教えてくれないかね?」

 

「あ?」

 

ウェストコットのその言葉に、士道は眉根を寄せながらも、銃を向けたまま言葉を返した。

 

「五河士道だけど」

 

瞬間、ウェストコットは目を大きく見開いた。

 

「イツカ────シドウ。君が」

 

やがて、くつくつと喉を鳴らし始める。

 

「・・・くく、精霊の力を扱うことができる少年・・・話に聞いたときはまさかと思ったが、なるほど、そういうことか。くく、はは、ははははははは!」

 

「訳分かんないことをゴチャゴチャと・・・ッ!」

 

そう言って引き金に指をかける士道に構うことなく身を捩って哄笑を響かせる。

 

「滑稽じゃないか。結局───全ては“あの女“の手のひらの上だったというわけだ」

 

「・・・あの女?」

 

ウェストコットの言葉に士道は眉を潜めていると、ウェストコットは士道に言った。

 

「ああ───そうそう、一つ言い忘れていたが。イツカシドウ」

 

ウェストコットは悠然とした笑みを浮かべたまま小さく唇を開く。

 

「────そこに立っていると、危ないよ」

 

「────ッ!!」

 

士道はすぐさま隣にいた美九を蹴り飛ばし、大型メイスを取り出そうとした直前に、士道が目にしたのは、巨大なバトルアックスの肉厚な刃と、一つ目の赤い目だった。

 




耶俱矢「何か面白い事はないか?そこの男」

トロワ「俺に言っているのか?」

夕弦「首肯。何かありませんか」

トロワ「あるにはある」

耶俱矢「ほう?ならば見せてみろ!」

トロワ「了解した。大喝采を聞かせてやる」自爆スイッチ ポチッ

耶俱矢、夕弦「へ?」────To Be continved
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