デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!

しばらくは日常編。
それから、七罪かな?

ボクの脳量子波を乱すなぁ!!

ドモンにキレるリボンズ


第三話

「士道よ。今日の晩は私達八舞が作るが故に、先に風呂に入ったらどうだ?」

 

士道は美九が帰った後、家に戻って皆の晩飯を作ろうと考えていた時、耶俱矢と夕弦が家の前におり、士道を見つけるなりそう言ってきた。

そんな耶俱矢達に士道は言った。

 

「別に良いよ。今日は俺の当番でしょ。耶俱矢達は明日じゃん」

 

そう言う士道に、夕弦は唇を開く。

 

「溜息。士道、私達は前に言いました。今、一番大変なのは士道だと」

 

「ならば、全て自分で片付けるのではなく、我等にも手伝わせろと言う訳だ」

 

そう言う二人に、士道は軽く息を吐く。

そして二人に言った。

 

「・・・分かった。じゃあ、晩飯は二人に任せる」

 

別に二人の料理は不味い訳ではないし、むしろ美味いくらいだ。自分の仕事を取られるのは少々アレだが、好意を無駄にするほど、士道もバカではない。

 

「ふ、それで良いのだ。ゆっくりと身体を休めるがいい」

 

「同意。後は任せてください」

 

そう言って、二人は先に家の中へと入っていく。

 

「・・・風呂入るか」

 

やることが無くなった士道はそう呟き、脱衣所へと向かった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「はぁ・・・」

 

琴里は溜息をつきながら文章データを机の上に置く。

目を押さえ、ソファへと身体を預ける。

本来ならこのような仕事は、他の機関員に任せておくべき雑務である。だが謎多き〈ファントム〉の件に関してだけは、直接対面したことがある琴里が手がけなければならないのだった。

 

「美九に与えられた紫色の霊結晶・・・〈ファントム〉は一体いくつの霊結晶を持っているのかしら。・・・もし無尽蔵にそれを創り出せるとしたら────」

 

文面を目で追いながらコンソールを弄り、ぶつぶつと独り言を呟く。

と、その瞬間────

 

「ひゃっ!?」

 

不意に頬に冷たいものが押し当てられ、琴里は甲高い声を発した。

 

「な、何よ、一体・・・!」

 

驚いて顔を上げると、いつの間にそこに現れたのだろうか、真那が、缶コーヒーを差し出しながら立っているのが見て取れた。

 

「熱心なのはいーですけど、ちょっとばかし根を詰め過ぎじゃねーですか?」 

 

言って、ニッと微笑んでくる。

 

「・・・言われなくてもわかってるわよ」

 

憮然とした調子でそう返し、差し出されたコーヒーを受け取る。

 

「で、なんでこんなところにいるのかしら、あなたは」

 

「へ?」

 

琴里は半眼を作りながら缶コーヒーに口をつけると、真那は不思議そうに首を傾げた。

 

「なんでって、さっき起きたばっかりですよ?」

 

「そうじゃなくて!あなた、安静にしてるように言ったでしょ!ただでさえ身体がボロボロだからお母さんの部屋を貸してあげているのに!ほら、さっさと休みなさい!」

 

琴里はテーブルをバンと叩きながら叫んだ。

 

「言ったでしょう。すぐに〈ラタトスク〉の専門機関で処置を受ければ、少しでも命を長らえるかもしれないって!なのに・・・!」

 

「い、いやまぁ、そーなんですけどね。じゃあ、私はお風呂に入って来まーす」

 

真那はばつの悪そうな笑みを浮かべて、そそくさと退散する。

 

「あ、ちょっ!?待ちなさい!!」

 

呼び止める琴里に、真那は振り返ると言った。

 

「・・・なんです?」

 

「ちゃんと、専門機関に行って、しっかり処置してもらいなさいよ」

 

「い、いやでもほら?私は私でやることが・・・」

 

「確かに狂三の調査は急務だけど、それ以上にあなたと士道の方が大変でしょ!」

 

「あ、あの、琴里さん?可愛い顔が大変恐ろしいことになってやがるんですが・・・」

 

と、そのとき。タブレットのウィンドウから音声が響いてきた。

 

『────五河司令。本部から通信が入っています』

 

「スキあり!!」

 

「あ、ちょっと!?」

 

音声と共に気が緩んだ琴里の手を振り払い、真那は脱兎の如く駆け出す。

 

「お風呂入ってきまーす!」

 

「ちょ!?お風呂入ったらちゃんと処置を受けてもらうからね!」

 

「考えておきまーす!」

 

そう答える真那に、琴里は溜息を吐く。

 

「全く・・・あの子は・・・」

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「全く・・・心配し過ぎなんですよね。琴里さんは」

 

真那はそうボヤきながら脱衣所で服を脱ぐ。

琴里は善意で言っているのかもしれないが、過保護にも程がある。自分の身体は自分で大体は分かっているし、面倒だが定期的に機関にも行っている。

とはいえ、身体を動かしていないと落ち着かないので、真那としてはありがた迷惑と言った所だった。

 

「・・・はあ、お風呂に浸かってゆっくり休みましょう」

 

真那はそう言ってバスタオルを手に取り、風呂場の扉を開けた。

 

「あれ?真那、もしかして風呂?」

 

「────────」

 

そこには背中を此方へ向け、髪を洗っていた士道の姿があった。




作者「これは、三日月のラッキースケベ?」

三日月「さぁ?」

なお、案として十香も突っ込むか迷いました

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