デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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ガンダムシリーズの主人公で対話を拒否ったら

あっそ。じゃあ潰すね。

三日月

対話を選ばなかったのはお前達だ!!

刹那

なお刹那の場合、フルセイバーがとんできます


第十話

「な────」

 

「シドーが・・・二人?」

 

教室の中が静まりかえる。

それも無理はない。何故なら教室の扉の前に五河士道が“二人“いるのだから。

目を見開ける十香達を放っておいて、士道は先程ぶつかってきた自分を見て息を吐く。

コイツがどこの誰かは知らないが、十香に手を出したのを見たのでとりあえずコイツは叩きのめすかと考えている士道に、目の前にいる自分が口を開いた。

 

「よう“偽物”。以外と早かったな」

 

そう言う自分に対し、士道は言った。

 

「へぇ。じゃあ、偽物かどうかやってみる?・・・ユージン。ちょっといい?」

 

「あ?なんだよ」

 

と、耶俱矢達と話をしていたユージンが隣の教室から顔を出してくる。

 

「なんか、俺がもう一人いるからどっちが本物かどうかやってくれる?」

 

「・・・どういうことだよ・・・って、なんで三日月が二人もいるんだよ!?」

 

二人いる士道を前に、ユージンは驚愕の顔を作る。

だが、士道はそんなユージンに対し、言った。

 

「さっさとやって」

 

そう言う士道にユージンは息を吐いて言った。

 

「・・・んじゃ、聞くぜ?“鉄華団の団長は誰だ?”三日月なら絶対に答えられる筈だぜ」

 

そう言うユージンにもう一人の自分は口元の笑みを浮かべ、口を開いた。

 

「そんなの簡単だよ。“ユージンだろ“?」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

その答えに、ユージンと士道は黙った。

そして────────

 

「うし、テメエが偽物だな」

 

そう言ってユージンは先程答えた士道を見て、三日月に言った。

 

「三日月、やっちまえ」

 

「うん」

 

その言葉とともに、偽物の士道の顔面目がけて士道の拳が突き刺さった。

ゴシャア!!

明らかに人体で鳴ってはいけない音が教室に響き渡り、偽物の士道が吹き飛ばされて机に激突した。

十香達がその光景を見て顔を青くする。

そんな中で士道はじっと机の中に埋もれた偽物を見る。

 

「痛ぁ!?なにすんのよ!!容赦無さすぎじゃない!?」

 

鼻元を抑えながら涙目でもとに戻る七罪に、士道は冷ややかな目で七罪を見る。

 

「アンタが変な事するからだろ」

 

士道はそう言って、パキリと左指を鳴らす。

そして腕を掴むと、ギリギリと七罪の腕を軋ませながら力を入れた。

 

「って、ぁあああああああああ!?」

 

士道の凄まじい握力に悲鳴を上げる七罪。

 

「あいだだだだだだぁー!?腕がっ、腕がァァァァ!?」

 

もはや美女が出していい声ではないが、それほどまでに痛いのだろう。更に士道は左手に力を入れる。

 

「ァァァああああああああ!?」

 

崩れ落ちる七罪に、士道は関節技を尽かさず入れ、七罪は更に悲鳴を上げた。

 

「関節ぅ!関節が極まってぇぇえええ!?」

 

美女(精霊)を素手でボコる士道に、折紙を覗く全員が顔を引き攣らせながらその様子を見ていた。

 

◇◇◇◇◇

 

「このままじゃ済まさない・・・!絶対に一泡吹かせてやるんだから・・・!」

 

七罪は涙目で憎々しげに叫ぶと、ビッ!と士道に指を向けて、教室の窓から飛び降りていった。

 

「・・・・・」

 

なにがしたかったのか分からない七罪のその行動に、士道は溜息を吐く。今後のことも含めて、また琴里に報告をしておかねばなるまい。

しかし、士道にはそれより先にやらねばならないことがあった。

 

「シドー」

 

「「「士道」」」

 

十香と折紙、そして耶俱矢と夕弦が同時に士道の名を呼び、肩を掴んでくる。

 

「なに?」

 

士道のその言葉とともに、十香達が言葉を返した。

 

「あやつは一体何者なのだ!?」

 

「あの女は誰。どういう関係なの」

 

「教えてもらおうか!!」

 

「同意。全て話してもらいます」

 

四人の士道に向けて言われたその言葉を他所で聞いていたユージンは────

 

「・・・修羅場じゃねえか」

 

そう言って、自分の教室へと戻っていった。




デアラヒロインの過去って結構重いやつばっかだけど、それらをぶっちぎる位の三日月の幼少期や人生・・・三日月メンタルヤバない?

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