デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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友人とマスターデュエルしてたら、ジャンドだった

クェーサーにブレイザー、セイヴァーにクリスタルウィングの殺意マシマシの盤面を先行で出され、突破するのが面倒だった件について

キツイよ・・・

結界波からのトライブリゲードアーゼウスで消し飛ばしましたが



じゃあ、行こう。端白星

ウィスタリオ・アファム


第十六話

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

公園のベンチに並んで座りながら、士道と琴里は無言で噴水を眺めていた。

いや、正しく言うのなら別に眺めていたわけではない。ただ目の前に、噴水があっただけだ。

士道は身体を背もたれに預けながら、琴里は足を組みながら、静かに考えを巡らせていた。

時刻や午前十一時三十分。平日だからか、公園にいるのは子供連れの夫婦たちや、散歩に訪れた老人ばかりである。そんな中ただ黙ってベンチに腰掛ける若い男女二人は目に付くのか、ときおりちらちらと視線が送られてくる気がした。

だが、士道と琴里はそんな事を気にする余裕はない。

何しろ────今朝、八舞夕弦が忽然と姿を消してしまったのだから。

と、どれほどそうしていただろうか、不意に琴里が声を発した。

 

「・・・ねぇ。何か喋りなさいよ。・・・一応デートでしょ、これ」

 

「そんなに余裕あると思う?」

 

冷静さを欠けていない士道だったが、あくまでそれは冷静さだけだ。余裕とはまた別である。

すると、琴里はため息を吐く。

 

「ま、そうよね。無理もないけれど」

 

琴里はそう言って、再び息を吐き出した。

士道は空を見上げながら、先ほど〈フラクシナス〉で見た映像を思い起こした。

 

◇◇◇◇◇

 

時刻は遡って午前十時。士道と琴里のいる五河家に、令音が訪ねてきていた。

なんでも、失踪した夕弦についてわかったことがあるらしい。だが耶俱矢には知らせない方がいいだろうとのことだったため、耶俱矢、そして十香と四糸乃は、隣のマンションの一室で待機してもらっている。

 

「で?夕弦は一体どこに消えたの」

 

士道が問うと、令音は小さくうなずいて唇を動かした。

 

「・・・順を追って話そう。まず耶俱矢の話では、昨晩夕弦がシンに送られて部屋に帰ってきたのは確認した。それは間違いないね?」

 

「間違いないよ。俺もちゃんと覚えてる」

 

先ほど耶俱矢に聞いた話を思い起こしながら、首肯する。

そうなると、夕弦が消えたのは、夜から朝にかけての数時間ということになる。

 

「・・・これを見てくれ」

 

言って、令音がテーブルの上に端末を展開させる。するとその小さなモニターに、マンションの一室と思しき映像が表示された。

見覚えのある光景。耶俱矢と夕弦が二人で住んでいる部屋の寝室だ。部屋の奥にベッドが二つ並んでおり、それぞれに、瓜二つの少女が眠っていた。

 

「こんなの撮ってたんだ」

 

「・・・ああ。八舞姉妹の部屋だけではない。七罪が化けている可能性のある容疑者全員の部屋に、自律カメラを飛ばしてある。もしかしたら、誰も見ていないところでなら、何か尻尾を出すのではないかと思ってね」

 

令音はそう言うと、再び端末を操作した。すると、画面に映し出された八舞姉妹の映像が、数倍速で再生され始める。 

 

「・・・そろそろだ」

 

言って、令音が手元のキーを押すと、再生速度が元に戻った。

ほどなくして、時計の針が午前0時を指し示す。すると────

 

「・・・・!」

 

「何よ、これ・・・」

 

士道と琴里の息を飲む声が重なる。

メインモニターに表示された八舞姉妹の寝室。その中央がぐわん、と歪んだかと思うと、虚空から一本の箒のようなものが姿を現した。

 

「あれは────〈贋造魔女〉・・・?」

 

琴里がぼそりとそう呟く。

そう。それは、数日前目にした七罪の天使〈贋造魔女〉だった。

ゆっくりと〈贋造魔女〉の先端が開き、鏡面のような内部を晒していく。

そして、その鏡がキラッと輝いたかと思うと。

ベッドの上で眠っている夕弦の身体が淡く輝き、その鏡の中に吸い込まれていった。

そして夕弦を吸い込んだ〈贋造魔女〉は、ゆっくりとその先端を閉じると、虚空に溶け消えていった。

 

「・・・見てのどおりだ」

 

令音が、椅子をくるりと回転させて士道に向いてくる。

 

「・・・夕弦は、七罪の天使〈贋造魔女〉によってさらわれてしまった。恐らく、七罪が化けた本物の『誰か』も、同じ方法で消されたのだろう」

 

「・・・・・」

 

無言の士道に、令音は難しげに目を伏せる。

 

「・・・無事だと思いたいが、現状では何とも言えない状況だ」

 

「分かってる」

 

「一刻も早く、七罪を見つけ出さないといけないわ」

 

琴里はそう言って、舐めていたチュッパチャップスを口から取り出し、士道にビッと向けてくる。

 

「猶予はないわ。────私たちのデートを、始めましょう」

 

そうして、キッと視線を鋭くしながら、言った。




おまけ

一休さん


この橋渡るべからず

三日月「・・・・・・」

しかし、少年はそんな事知らないと言わんばかりに橋を渡っていき、手に持った銃で向こう岸の敵を殲滅しましたとさ


琴里「物語!!物語が続かないわよ!?士道!」
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