デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!

疲れが取れてないせいで、投稿ペースが遅れる鉄血です。

なかなか時間も取れないしなぁ、では、どうぞ!


止められるもんなら、止めてみな!

ツインサテライトキャノン発射前のガロード


第ニ話

イギリスはヒースロー空港から日本の成田空港まで、およそ十二時間。

プライペートジェットの機内で簡単な残務処理をこなしたアイザック・ウェストコットは、空港の専用ターミナルを出るなり、待たせていた車に乗り込み、日本の宿泊先である東京都天宮市のホテルに向かっていた。

くすんだアッシュブロンドに、抜き身の刃物のような鋭い双眸が特徴的な長身の男である。

 

「しかし、こうも短期間に往復が続くと、さすがに疲れてしまうな。どうだろう、エレン。いっそのこと日本に居を構えてしまうというのは」

 

ウェストコットが小さく肩を回しながら言うと、隣に座ったノルディックブロンドの少女がギロリと視線を鋭くする。

 

「本来であれば今回の渡日も延期していただきたかったくらいです。“あんなこと“があったばかりだというのに、よくご自分の城を空にできるものだと感心してしまいます」

 

少女が強い口調で言ってくる。エレン・M・メイザース。ウェストコット直属の部下にして、DEMインダストリー影の実行部隊たる、第二執行部の長である。

だが、そんな彼女の身体は火傷の痕が彼方此方に目立っていた。

 

「そう褒めないでくれ。照れてしまうよ」

 

「褒めていません」

 

エレンがぴしゃりと言う。ウェストコットは小さく肩をすくめた。

 

「それより、例の件は調べてくれたかい?」

 

「・・・はい、こちらです」

 

エレンは小さく息を吐き、鞄からクリップで留められた書類の束を差し出してくる。ウェストコットはそれを受け取ると、そこに印刷された写真と文字列に視線を落とした。

それは、五河士道という少年と、彼を取り巻く環境についての調査資料だった。

 

「・・・なるほど。十数年前に今の家の養子になった、か。そして妹には精霊〈イフリート〉の疑い・・・よくもまあ、ここまで揃ったものだな。いや・・・揃えた、というべきか」

 

ウェストコットはくつくつと笑い、資料を捲った。次の紙には、数名の少女時代たちの写真が印刷されていた。

 

「〈プリンセス〉、〈ハーミット〉、〈ベルセルク〉、〈ディーヴァ〉───そして先の〈イフリート〉。確認できているだけで実に六名もの精霊が、彼のもとに集まっている。それに崇宮真那もいるそうじゃないか。エレン、君はこれをどう見る?」

 

「〈ラタトスク〉の関与は間違いないかと」

 

ウェストコットの問いに、エレンが微かに不機嫌そうな調子を覗かせながら口を開いた。

 

「それは間違いないだろう。精霊の力を封印することのできる少年───それを〈ラタトスク〉が利用しているのは疑いようがない。それに巨大な組織のバックアップがなければ、彼の性格を見た限りだと、不可能に近いだろうね」

 

ウェストコットはエレンに言う。

 

「だが、本当にそれだけかな」

 

「と、言いますと?」

 

エレンが怪訝そうに問うてくる。そんなエレンにウェストコットは肩をすくめた。

 

「そのままの意味さ。この奇異で歪な状況を作り上げたのは、果たして本当に、我らが御敵〈ラタトスク〉の意志のみによるものなのかな」

 

「・・・他に、裏で糸を引いている者がいると?」

 

「さてね。だがもし仮にそうだとしても、我々のやることに変わりはないさ。───それに愛しき『魔王』と共に『面白いモノ』もあのときに見れた事だしね」

 

そう言うウェストコットにエレンは再び怪訝そうな表情を作った。

 

「“アレ“ですか・・・」

 

〈プリンセス〉が反転体となったことはまだ記憶に新しいだろう。だが、その『魔王』となった〈プリンセス〉より強大な力を持ったあの機械のような怪物───“アレ“がなんなのかは分からないが、五河士道の影の中から這い出ようとしていたことから、碌なものではないだろう。

 

「彼が扱う霊装で良いのかな。聞いた話ではあのお伽話である“厄祭戦”に関係するシロモノだと言われているそうじゃないか。もし───それが本当だとしたら」

 

「“アレ“もその厄祭戦に関するモノだと?」

 

疑いの目を向けるエレンに、ウェストコットは笑みを浮かべたまま頷いた。

 

「文明が滅び、当時の総人口の約四分の一の人間が死に絶え、厄祭戦は終結した。この戦争によって惑星間規模を巻き込み、地球圏の統治機構は崩壊、月は荒廃する壊滅的な打撃を受けたと言われている」

 

ウェストコットはエレンにそう言い聞かせながら、更に言葉を続けた。

 

「その巨大な戦争を終わらせたのが、ソロモン七十二柱の悪魔の名を持つ“ガンダム“と呼ばれた存在だ。その悪魔のもとに対極の位置に値する天使達が集まるというのは、中々面白いと私は思うね」

 

ウェストコットは笑みを深くしてその口を歪める。

 

「かの悪魔に〈プリンセス〉は惹かれ、グレイズアインが彼を殺そうとしたとき、〈プリンセス〉は絶望の淵に立ち───結果、魔王〈暴虐公〉の柄を掴むに至った。───少なくとも〈プリンセス〉は、彼を心から尊び、信頼し、愛している。素晴らしいことじゃあないか。彼らには、もっともっと信頼関係を深めておいていただこう。来るときのために・・・ね」

 

ウェストコットはエレンにそう言いながら、窓の外に目を向けながら笑うのだった。




狂三「そう言えば、気になっていることがあるのですけれど」

作者「ん?どしたの?」

狂三「このリーオーと言う機体は、乗る人によって強度が変わると聞いているのですけれど、それは本当ですの?」

作者「ホントよ?例えばアレが良い例じゃない?」

狂三「?」

リーオー「・・・・・」エレガントなポーズを取りながら、ビームライフルを受けてる

狂三「本当に何で出来ていますのよ・・・アレは」

作者「エレガニウム合金じゃなーい?」
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