今回はマクギリスの回になります!
ウルズハントのモビルアーマー、あれ蜘蛛と蟹を合体させたなにかだわ。
死神様のお通りだぁ!!
デュオ・マックスウェル
「なるほど。では、君が出したグシオンや謎のガンダムフレームは、君の意志ではないと?それで違いはないかな」
「そうだけど」
士道な適当な返事をマクギリスに返しながら、ポケット中からデーツを取り出して口に含む。
そんな士道に、マクギリスはユージンや真那に言った。
「君達二人はそのガンダムフレームを一瞬見たと言っていたが、どういった見た目をしていたのか・・・覚えているかね?」
「私はほぼ不意打ち紛いの一撃を食らって気を無くしたんで、そこまでは。ただ、灰色の装甲が一瞬見えたくらいですよ?」
「俺は・・・逆にグシオンに気ぃ取られててよ。そこまで覚えてねえな。ただ、両腕にやたら長い棒みたいなのが伸びていたな。後は・・・蛍光色みたいな黄色がやたら目立ってたな。そんくらいか?」
二人の曖昧な情報に、マクギリスは右手を前髪に添える。
「灰色の装甲に蛍光色の黄色、それに両腕に長い棒・・・ユージン・セブンスターク。その長い棒はトンファーではないかね?こういった武器なのだが」
マクギリスはタブレットの画面をユージンに向けると、その映し出された画像を見て頷いた。
「ああ。そんな感じのヤツだった。でも、アイツのは腕についていたしなぁ」
「いや、それだけ分かれば十分だ。だが、しかし・・・また、殆ど情報になかった機体が出てくるとはな」
「?何か分かったんでやがりますか?」
真那の問いにマクギリスは頷いた。
「ああ。トンファーを装備したガンダムフレームは一機しかいないことが幸いした。君達を気絶させたのは間違いなく、ASWーGー32ガンダムアスモデウスだろう」
「ガンダムアスモデウス?聞いたことねえな。新しいガンダムフレームか?」
ユージンの問いにマクギリスは答える。
「いや、厄祭戦時に作られた32番目の機体だ。戦闘記録も一切なく、行方不明になっていたことから、記録などは殆ど残されていないに等しい機体になっている」
マクギリスはそう言って、出されたコーヒーを口にする。
そして士道に視線を戻した。
「それで───今の状態に不便はないかね?“あの時“と同じ状況になってしばらく立つが」
「・・・あの時?」
真那はマクギリスの言葉にそう聞き返すが、此方の話だと言って、真那を軽くあしらいながら、士道を見る。
「別に。特にないよ」
「そうか」
士道の言葉にマクギリスは頷くと、ソファからそのまま立ち上がった。
「・・・では、私はそろそろ行かせてもらうが、三日月・オーガス。君と二人きりで話しておきたいことがあるのだが少し時間はあるかね」
「ん?まあ、いいけど」
士道はマクギリスに言われて立ち上がると、そのまま玄関へと歩いていく。
「では、失礼するとしよう。と、そのまえにこれを君達に渡しておかなければいけないな」
マクギリスはそう言って手にしていた紙袋から金属製の箱を取り出した。
「これを皆と分けるといい。今日呼び出してもらった礼だ」
マクギリスはそう言って、チョコレートが入った金属箱を机の上に置いて玄関へと足を進めた。
「じゃあちょっと話あるみたいだし、十香達よろしく」
「りょーかいです」
「早く戻って来いよ。でねえとアイツらうるせーから」
「わかってる」
士道はそう言って先に言ったマクギリスの後を追う。
「で?話ってなに」
士道は玄関の扉を開けた先に立っていたマクギリスに言う。
と、マクギリスはそんな士道に言った。
「歩きながら話そう。彼女達に聞かれたら少々面倒だ」
「分かった」
士道は短くそう答えると、マクギリスの歩みに合わせるように歩き始めた。
「さて、三日月・オーガス。君は、DEMインダストリーに突入し一度死んだ。その時を覚えているかね?」
「?覚えてるけど」
士道の返事にマクギリスは言った。
「あの時───この世界では無いはずの兵器、ビーム兵器の光がほとばしっていくのを見た。君の影から“モビルアーマー“が現れようとしていたことも含めて君に聞く。今回のガンダムフレームが現れた件、あれは恐らく抑止力だろうと私は推測している」
「抑止力?」
士道は聞き慣れない言葉に首を傾げるが、それにマクギリスはすぐに答えてくれた。
「ああ。言ってしまえば、バルバトスが君に対するなんらかの警告とも取れるだろう」
「バルバトスが?」
マクギリスのその言葉に士道はそう返事を返す。
「ああ。今の君は精霊の力を封印できる力を持っているだろう。だが、その精霊達が持つ天使を見て、何か思わなかったかね?」
「・・・バルバトスの反応が悪くなったのは知ってる」
かつてモビルアーマーの対面した時のあの反応。耶俱矢と夕弦の天使を見た時、あれと同じ反応をしたことをまだ覚えている。
それと、関係があるのだろうか?
マクギリスはそんな士道に言った。
「おそらく、バルバトスの力と彼女達の力が“そもそも合っていない“のだろう。お互いの力がぶつかりあった結果、拒否反応を起こしたこともあった筈だ。それが原因で君にも影響が出ると思うのだが、身に覚えはないかね?」
あるにはある。だが、士道は答えなかった。
「“別にないよ“」
「・・・そうか」
士道の即答にマクギリスは返答する。
「私から一言、言っておこう。今はまだ大丈夫だとは思うが、今の君の身体に限界を越える精霊の力を封印したら、最悪な可能性として再び“モビルアーマーが現れる可能性”がある」
マクギリスのその答えに、士道は───三日月は言った。
「その時が来たら、また“殺す“だけだよ」
「その“結果“が、彼女達が望まないものだとしてもかね?」
「十香達には悪いけど、“そうしないといけないだろうしね“。もし俺がしくったら、チョコの人に嫌な役押しつけることなるけどいい?」
「・・・ああ。構わないとも。そうしなければならないことを願うがね」
マクギリスはため息を吐きながら、士道に言う。
「ここまでで結構だ。また時間が合えばまた会おう」
「チョコの人も頑張ってね」
「ああ」
マクギリスと士道はそう言って駅前で別れた後、お互いに反対側の道を歩きながらその場を後にした。
作者「いやー、相変わらずウィングガンダムは扱い酷いネ」
狂三「どういうふうに酷いんですの?主人公機でしょうに」
作者「大半が水没したり、自爆したりで散々な扱いよ?最後なんて主人公のいないところで大破するわで・・・」
狂三「もういいですわ!?酷い目というのが良くわかりましたわよ!?」