デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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バトオペ2でクシャトリヤの半額ガチャを引いたらまたバイカス(今度はLEVEL2)が出てきました・・・

バイカス1とバイカス2て。どんだけバイカスに愛されてんだよ・・・


チッ。はぁ・・・邪魔

ハッシュに舌打ちする三日月


第六話

「・・・・・」

 

十一月一日。士道の七罪にたいする苛立ちは限界に達していた。

七罪を取り逃してからも、あれから執拗に、七罪の嫌がらせは続いていたのである。

それはユージンや真那にも及んでいた。

まず起こったのはユージンの服装の変化。前に学校の屋上にいた時、突如違う服装になり、それが先生にバレたのだと言う。

おかげで反省文を書かされたと愚痴を零していた。

真那に関しては家でいつの間にか普段着からメイド服になっていたことに絶叫を上げていたらしい。

七罪の嫌がらせは日を追うごとに悪趣味になっていったが、裏を返せばこれはチャンスでもあった。

少なくとも、七罪は衣服や周囲のものを変化させる際、〈贋造魔女〉の効果範囲にいなければならない。無論、彼女自身も様々なものに変身できるため、特定は困難だが、士道に直接変化させるような嫌がらせはしてくる様子はあの日以来一度もない。それはつまり七罪は士道に近づきたくないということだ。

前に───士道に〈贋造魔女〉を使おうとした七罪をバルバトスが一瞬で感知し、士道が七罪を叩き潰そうとスラスターを吹かせた瞬間に、七罪はすぐに尻尾を巻いて逃げてしまった為、察知を警戒してのことだろう。

と──────

 

「なんですかぁ!?これはぁ!?」

 

真那の叫び声がリビングに響き渡った。

 

「!」

 

士道はその声に反応し、すぐにリビングへと向かった。

そこには今日の朝、見た時とは違う皆の姿があった。

 

「・・・・は?」

 

士道の目に映る十香達の衣服が、みなバニーガールのようなレオタードと網タイツになっていたのである。

そしてそんな十香達を閉じ込めるかのように巨大な檻が囲っていた。

そんな見世物状態の十香達に対し、士道の沸点は“限界を超えた“。

士道はバルバトスを顕現させ、周辺を索敵限界まで霊波反応を確認する。

そして──────

 

「今度は逃がすか」

 

士道はボソリとそう呟き、庭に出て空を飛び上がった。

 

◇◇◇◇

 

「ふふ───はは・・・あっははははっ!」

 

遠目に、苛立ちを隠さない士道の姿を見て、七罪は腹を抱えて笑い転げた。

魔女のような霊装を纏った、二十代中盤くらいの美女である。そんな彼女は目尻に涙さえ浮かべながら身を捩らせて笑い声を響かせる。

七罪がいるのは、五河家から一キロほど離れた場所にある、建設途中のビルの上だった。

鉄骨の一部を巨大な望遠鏡に変化させ、士道の反応を覗いて楽しんでいたのである。

 

「あー、可笑しい。いい気味よ。私にあんな恥をかかせておいて、のうのうと暮らそうだなんて許さないんだから」

 

言って、七罪は視線を鋭くした。

そう。七罪は数日前、あの男、五河士道に、誰にも知られたくない秘密を暴かれてしまっていたのである。

フンと鼻を鳴らし、手にしていた箒型の天使───〈贋造魔女〉を逆さに構える。

 

「さあて・・・次は何をどう変身させてやろうかしら」

 

七罪は唇を歪めると、不敵な笑みを浮かべた。頭の中に、様々な嫌がらせのアイディアが浮かんでくる。

できるだけ、士道の精神をすり減らし、士道の社会的な立場をズタズタにできるようなものがいい。もう二度と日の下を歩けないようにしてやるのである。

 

「最後にアイツの顔をもう一度拝んでから退散しましょうか」

 

七罪は笑みを浮かべたまま、再び望遠鏡に顔を寄せる。

だが、覗きこんだ望遠鏡の先には士道の姿はなかった。

 

「まさか、士道くんに見つかったっていうの・・・?」

 

七罪はチッと舌打ちをした。あり得ない話ではない。士道のあの察知から反応するまでの速度は身を持って体験している。

あの訳の分からない霊装だかなんだか分からないシロモノの対面から殴り合いをすると負けることは完全に分かっているので、七罪はすぐに身を翻した。

 

「悪いけど、こんなところで捕まってあげないわよ」

 

七罪は姿の見えない士道にべっ、と舌を出すと、〈贋造魔女〉に跨がった。

 

「ふふふっ、じゃーぁねーぇ」

 

そしてトン、と足場を蹴ると同時、七罪の身体が〈贋造魔女〉ごとふわりと宙に浮く。

そして一気に加速しようと体勢を低くした瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃がすわけないだろ」

 

 

 

 

 

 

 

「─────────」

 

七罪の視界には超大型メイスの頭部が視界いっぱいに広がっていた。




作者「さあさあ!三日月のブッコロスイッチがON!逃げれるとイイネ!」

狂三「随分と楽しそうですわね?」

作者「自業自得で地雷踏んだ人の不幸を見るのも楽しいからかね!ところで麻婆食べる?」

狂三「どこぞの神父のように真っ赤なソレを渡さないでくださいまし」
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