デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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バトオペでバイアランとバイアラン・イゾルテが出ました!

なんでバイアランばっか・・・

女みたいな名前のヤツだな!

ジェリド・メサ


第八話

「なんで止めるの。十香、それに皆も」

 

士道は七罪を庇うように前に出る十香達に向けて口を開く。

その声音はいつも十香達にかけられるような優しい声音ではなく、敵を相手する冷徹な声音だった。

 

「・・・っ」

 

そんな士道に十香達は一瞬言葉を詰まらせるも、すぐに士道の顔を見て言った。

 

「質問。士道のやるべきことは精霊を助けることの筈。なら、今士道がしていることは───」

 

「間違ってるって言いたいわけ?」

 

士道は苛立ちを隠そうともせず、夕弦に視線を向けた。

 

「・・・・っ」

 

押し黙る夕弦に、その隣にいた琴里が口を開く。

 

「ねえ、士道。一つ聞いてもいいかしら?」

 

「なに」

 

「なぜ、七罪をここまでする必要はあったのかしら?十香が止めていなかったら、間違いなく七罪は士道に殺されていた。どうしてここまでする必要があったのか答えて」

 

鋭い目付きで士道を見る琴里に対し、士道は無言で周りに視線を向ける。

誰もが不安そうな顔を作る中で、十香と目があった。

十香のその表情は不安の色もあったが、何よりその目には何があってもシドーを信じているという意思が見えている。

そんな十香を見たあと、士道は息を吐きながら言った。

 

「・・・別に。ちょっと頭にきただけ」

 

「・・・頭にきた?」

 

琴里は怪訝そうな表情を作りながら、士道に聞き返す。

そんな琴里に士道は言った。

 

「俺だけだったら別にいいけど、十香達やユージンにもやってたみたいだからカッてなっただけ」

 

士道はそう言ってバルバトスを消し、十香達を通り過ぎて歩き始める。

 

「シドー・・・」

 

十香が士道に声をかけると、士道は言った。

 

「ちょっと頭冷やしてくる」

 

「あ・・・なら付き添いは・・・」

 

「要らない」

 

士道はそう言って一度も振り返ることなく、そのまま街の方へと歩いていった。

 

「・・・七罪を〈フラクシナス〉に回収して。今すぐ治療の準備をお願い」

 

琴里はインカムで短く指示をした後、真那に言う。

 

「真那。悪いけど士道をお願い。今の士道の精神状態じゃ十香達に合わせても多分変化しないと思うから」

 

「・・・わかりました」

 

真那は暗い表情で短く返事を返し、士道の方へと足を進めようとしたその時だった。

 

「・・・待ってくれ」

 

「十香さん?」

 

真那は十香の呼び止めに足を止めて振り返る。

振り返った真那に十香は口を開いた。

 

「シドーのことは私に任せてはくれぬか?」

 

十香の言葉に真那は琴里に視線を向ける。

十香からの申し出ということもあって、自身では言いづらいと顔に出ている真那に琴里は息を吐いた。

 

「仕方ないわね。いいわよ」

 

「・・・!本当か!?」

 

琴里の返事に食いつくように十香が顔を近づける。

琴里はそんな十香に抑えれ気味になりながらも言った。

 

「いいわよ。十香ならまだ士道も気がらくになると思うわ。それに───」

 

と、琴里は言いかけたところで口をつぐむ。

 

「ま、士道は十香に任せるわ」

 

「・・・?」

 

少し様子のおかしい琴里に十香と真那は首を傾げながらも、一緒に士道が歩いていった方へと足を進めていった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「・・・・・」

 

あの後、士道は山の上の展望台へと来ていた。

街全体を見渡せる展望台で士道は足を止めて、吹き付ける風を肌に浴びる。

 

「・・・・・」

 

士道はつい先程までの琴里達とのやり取りを思い出す。

 

『質問。士道のやるべきことは精霊を助けるこの筈。なら、士道がしていることは───』

 

夕弦の言葉が士道に突き刺さる。

 

『なぜ、七罪をここまでする必要はあったのかしら?十香が止めていなかったら、間違いなく七罪は士道に殺されていた。どうしてここまでする必要があったのか答えて』

 

琴里の言葉が士道が間違っていると言わんばかりに襲いかかる。

 

「・・・オルガ」

 

士道はそんな言葉を胸にオルガの名を口にした。

 

「オルガやクーデリアだったら、俺よりも上手くいってたかな」

 

士道は自身の手のひらを見ながら弱音を吐くようにボソリと呟く。

戦う事しか出来ない自分より、オルガだったら上手く出来ていたのではないかとふと思ってしまう。

と、そんな時だった。

 

「シドー」

 

後ろからいつも聞いている声が士道に届く。振り返るとそこには十香が立っていた。

 

「・・・十香?どうしたの」

 

士道がそう言うと、十香は士道に歩みよりながら言った。

 

「シドーが心配だから来てみたのだ」

 

「心配?なんで?」

 

首を傾げる士道に十香は言う。

 

「今日のシドーはいつもよりこう・・・ピリピリしていたのでな。きっと嫌な事があったのだろうと思っていたのだ」

 

「・・・・・」

 

そこまで十香を心配させていたのかと士道は黙ったまま、耳を傾ける。

 

「シドー・・・私は何があってもシドーの味方だぞ」

 

十香はそう言って、士道を見つめる。

 

「たとえ、シドーが何かを隠していたとしてもシドーはシドーだ。何もかも諦めていた私や皆を引っ張り上げてくれたのはシドーなのだ。もし辛い事があった時は私達を頼ってくれ」

 

「・・・・うん。その時は頼らせてもらうね」

 

士道はそう言ってポケットに手を入れると、士道は十香達に言った。

 

「んじゃ、皆帰るよ」

 

「ぬ・・・?皆?」

 

士道と十香は近くの草むらに目を向けると、そこから四糸乃とよしのん、耶俱矢に夕弦、美九に琴里、そして真那までもが隠れていた。

 

「ば、バレちゃいました・・・」

 

『いやー、士道くん勘が鋭すぎだよー』

 

「ほう・・・我が隠れているのを見破るとは・・・」

 

「油断。バレていないと思っていました」

 

「まぁ、三日月さんですしー」

 

「・・・・・」

 

「琴里さん。顔を合わせづらいのは分かりますが、しっかりしてくだせーです」

 

そんな彼女達に十香は目を丸くする。

 

「一体いつから居たのだ?」

 

「最初からでしょ」

 

士道はそう言うと、四糸乃達は乾いた笑みを浮かべながら明後日の方へと目を逸らす。

 

「昼飯食べてから七罪のこと考えるよ。琴里もそれでいいでしょ」

 

士道の言葉に琴里は息を吐きながら唇を開く。

 

「・・・ええ。構わないわ。七罪に関しては重症だけど命に問題はないから安心して。好感度に関してはちょっとアレだけど」

 

「その辺は後でいいでしょ。これまでも何とかなったし」

 

「ま、それもそうね」

 

士道は琴里の言葉を聞いた後、十香を見て言った。

 

「十香もありがとね」

 

「うむ!どういたしましてだ!」

 

士道達は皆で展望台を下りていきながら、家へと帰っていった。




作者「やっぱバイアラン・カスタムカッケェなぁ」

狂三「この・・・ゴテゴテした感じがですの?」

作者「それが良いんだよ。前のバイアランがビームサーベル握るとメイン射撃撃てない欠点を無くしたメガ粒子砲にこのバイザー・・・格好良くない?」

狂三「どこがどういいのかさっぱりなのですけど・・・」

作者「あとは、バイアラン無双だよバイアラン無双。ジオン残党相手に無双するあの姿・・・まさに空の王者って感じがいいね!」

狂三「・・・ついていけませんわ」

作者「ちなみに今、トッキーの後ろにそのバイカスがいるから」

狂三「はい?」
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