デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!

昨日投稿するはずが仕事疲れで一日中寝てしまい、投稿が遅れました。では、どうぞ!


νガンダムは伊達じゃない!!

死神なテンパ



第十七話

士道が空を見上げると、うっすらと巨大な衛星が確認できた。

 

「・・・・あれか」

 

士道は大気圏に突入する前の衛星を見てそう呟くと、すぐさま士道はマクギリスに提示されたシャトルの位置に向かうのではなく、〈フラクシナス〉に連絡を入れる。

 

『おや?士道くん。どうかしましたか?』

 

神無月がそう言う中、士道は簡潔に答える。

 

「後二時間で、衛星が落ちるらしいから俺をバルバトスと一緒に宇宙に打ち上げて。落下する前に解体する』

 

『・・・!!それは本当です?一応、宇宙に打ち上げる事は出来ますが、帰りはどうするつもりですか?流石に大気圏からの回収は出来ませんよ』

 

神無月のその言葉に士道は答えた。

 

「それはその時に考える。今は時間ないから急いで」

 

『・・・・わかりました。では回収ポイントに向かってください』

 

「分かった」

 

そう言って、通信を切ろうとする士道に神無月の言葉が耳に入る。

 

『士道君。司令官や十香ちゃん達の為にちゃんと帰ってきてくださいよ』

 

「分かってる」

 

士道はそう言って、回収ポイントへと向かった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「神無月・・・!返事をしなさい!神無月!!」

 

琴里はインカムで〈フラクシナス〉にいる神無月に連絡を入れるが、耳障りなノイズが響くだけで何も言葉は帰ってこなかった。

 

「・・・なんでよ!?なんでこんな非常時に!!」

 

琴里は感情的に叫びながらインカムを床へと叩きつけた。

そんな琴里に、十香達の不安を煽る。

 

「琴里・・・シドーは・・・シドーは大丈夫なのか・・・?」

 

「あ、あの・・・士道さんが言ってた事って・・・」

 

『いやー。なんかピンチな感じ?』

 

「少しは落ち着くがいい。この程度で慌てふためくとは』

 

「同調。もっと冷静になるべきです』

 

「あのー・・・さっき三日月さんが言ってた人口衛星ってあれですよね?あれが落ちてくるって聞いたんですけどぉ・・・」

 

十香に続いて四糸乃、『よしのん』、耶俱矢、夕弦、美九が、口々に言う。

 

「あ、あなたたち・・・・・」

 

琴里は思わず息を詰まらせる。

精霊たちは守るべき対象。間違っても、危険な場所に送るべきではない。

だが────その危険な場所には、士道がいる。

人口衛星が落下し続ける大気圏に士道が向かっているのを聞けば、十香達は必ず士道のもとへと向かうだろう。

司令官としての自分と、妹としての自分。

二つの立場の間で意思がせめぎ合う中────琴里は唇を噛み締めた。

と、そんな琴里に真那が口を開く。

 

「迷ってる暇はねーですよ」

 

「!!」

 

琴里は顔を真那へと向けると、真剣な表情をした真那が琴里に言った。

 

「私は行きますよ。兄様を一人で放って置くと、勝手に何処かに行きそうですし。それに、十香さん達だってほら」

 

真那は十香達に視線を向けると、少し険しそうな表情をしながらも十香達は琴里を見ていた。

 

「────琴里、士道がピンチなのだろう。私達に手伝えることはないか?」

 

「────っ」

 

琴里は十香のその言葉に息を詰まらせる。

 

「シドーは避難をしろと言ったが、私はシドーを放っては置けぬ。だから琴里、私達は何をすればいい?」

 

そう言う十香に琴里は口を開こうとした時、その様子を見ていた七罪が叫ぶ。

 

「ちょっ!?アンタ達本気なの!?アイツを助けにいく!?馬鹿じゃないの!!あんなの死にに行くようなもんじゃない!?さっさと避難すれば助かるんでしょ!!それなら────」

 

「そうかもしれぬな。だが────それは却下だ」

 

耶俱矢は七罪の言葉を遮るようにそう答える。

 

「な、なんでよ・・・アンタ達自分の命は惜しくないの!?」

 

「返答。確かにそう思う気持ちもあります。ですが────ここで士道を助けなかったら“絶対に後悔する”と。そうなれば私は自分を許しておけません」

 

夕弦の言葉に四糸乃や美九も頷く。

 

「士道さんは・・・私に居場所を、くれました。だから・・・士道さんが困っている時は・・・私が助ける番です・・・」

 

「そうですねー。三日月さんは何があっても諦めないですからー。十香ちゃんを助ける時だって、自分の命をかけてたくらいですしー。なら、私達だって三日月さんを助ける為にそうしたっていいじゃないですかー」

 

そう言う皆に七罪は絶句するしかなかった。

士道が自分達の居場所を作ってくれたから、士道が困っている時は自分達で助けにいく?

困惑する七罪に真那は言った。

 

「七罪さん。貴方はどうしたいのかは好きにしたらいーです。これは私達が決めた事なので。けど、もし────もし、貴方が自分の意思で私達を助けてくれるのなら、兄様を助けてください」

 

「私の・・・意思?」

 

目を見開ける七罪に真那は頷く。

 

「こうやって短い間でしたけど、十香さん達から話を聞いて七罪さんはどうしても悪い人ではないと私は思うようになっているんですよ。兄様は・・・流石にどう思っているかは分かりませんけど・・・けど今はあんまり気にしてないと思います。あの人、そのへんは結構適当なんで」

 

そう言う真那に、十香達も頷く。

 

「だから頼む。七罪。シドーを・・・私達の大切なシドーを一緒に助けてくれッ!!」

 

十香達は今、ちゃんと本当の自分を見てそう言ってくれた。

初めて静粛現界をした時。こちらの世界の人は誰も、七罪のことを見てくれなかった。

七罪は、それが嫌で仕方なかった。話かけて欲しくて、構ってほしくて、誰かに認めて欲しくてたまらなかった。だから────〈贋造魔女〉の力で、自分の姿を作り替えた。

でも────それをいくら繰り返しても、七罪の心は満たされないままだった。

結局は誰も、本当の自分を見てはくれない。ちやほやされるほど、そんな気持ちは強くなっていくばかりだった。

けど、彼女達は、誰にも認められていなかった『本当の七罪』に助けを求めている。

誰からも無視された七罪を、彼女達は見てくれている。

士道だって最初から変身していた自分と本当の自分と何ら変わりなく接してくれていたのではなかったか?

あの重症を負った暴力の時は、十香達を守るためであって、私をやろうとしたのではないのか?

殺されても仕方なかった私を、彼女達はどうして守ろうとしたのだろう。彼女達の一番大切な人と敵対までしてまで────。

多分だけど。信じていたのだろう。士道は本当は優しい人だから、自分達を傷つけられる事が一番嫌で七罪を排除しようとしたのだろうと。

だから────十香達は士道に敵対してまで士道を止めようとした。士道が十香達に傷ついて欲しくないように十香達もまた士道に傷ついて欲しくないようにと。

そしてそんな士道が自分達ではどうしようもない危険な場所にいる。だから、七罪に力を貸してくれと求めてきてくれた。

こんなどうしようもない私に────

だから七罪はそんな十香達をどうしても見捨てられる事が出来なかった。




作者「前は何があったのさ?」

狂三「やけに気持ち悪い貴方にニュータイプ研究所に連れていかれる所でしたわ!?」

作者「え・・・?まじかよ。そりゃ災難だったな」

狂三「災難どころではありませんでしたわよ!?」

作者「ただいまー。トッキー、お土産買ってきたよー」

狂三「はい?」

作者「ん?」

作者「あれ?なんで俺が二人居るの?」

狂三「えっ?作者さんが二人?どういうことですの?」

偽作者「バレてしまっては仕方ない。私は作者のイノベイドなのだ」

作者「イノベイドって事はまさか!?」

狂三「どういう事ですの?」

作者「つまり、俺の偽物っていうか、クローンが一杯になる」

イノベイド作者「「「「「「そう言う事になる」」」」」」

狂三「ちょ!?流石にこの人数は気味が悪いですわよ!?」

作者「コイツラがガガに乗って自爆特攻してくるんだぜ?」

イノベイド作者「「「「「トランザム!!」」」」」」

狂三「またこうなるんですの!?イヤぁぁぁぁ!?」
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