デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!
水星の魔女、面白かったですねー!

ただ、水星の魔女の決闘システムにガンダムエアリアルの人工知能、プロローグに出てきた無線兵器に対する対策兵器・・・なーんか、厄祭戦が起こる前の鉄血世界に似てるような似てないような・・・

水星ってお固いのね?こっちじゃ全然ありよ。よろしくね花婿さん

ミオリネ・レンブラン


第五話

折紙の冷たい声と共に、砲門の向きが十香達の方へと向けられる。その目には、迷いや逡巡のようなものは一切見受けられない。

普段の折紙とは異なった、純粋な敵意と殺意に彩られた視線。その異様さに、十香は思わず息を呑んだ。

 

「・・・・・っ」

 

いや─────違う。十香は思い直すように頭を振りかぶる。十香は以前にも、この折紙を見たことがある。

今から半年以上前。十香が士道と出会うより以前、この世界に現れるたびに襲いかかってきたASTの鳶一折紙は、今と同じ目をしていたのだ。精霊を憎み、精霊を忌み、精霊を殺す事に己の存在全てを懸けていた少女。今の折紙は、そのときの彼女そのものだった。

 

「なぜだ───なぜ、戻ってしまったのだ、鳶一折紙!」

 

「・・・・・」

 

十香が叫ぶも、折紙は構わなかった。無言のまま引き金を引こうとする。

 

「く・・・・ッ!」

 

十香は顔を歪めながら跳躍しようとするも、先ほどの判断でコンマ数秒遅かった。 

だがその瞬間、十香に向けられていた砲口が不意に上方へと向けられる。

理由はすぐに知れた。空からその身に限定霊装を顕現させ、空から折紙に襲いかかったのだ。

濃密な魔力の光が、空に向けて放たれる。しかし八舞姉妹は空中で身を捻り、紙一重でそれを避けた。

 

「くく、よく気づいたな!」

 

「感心。さすがです、鳶一折紙」

 

耶俱矢と夕弦はくるりと宙返りしてから十香達を守るように、折紙の前に降り立った。

そして手にしていた天使〈颶風騎士〉を折紙へと向ける。

 

「さて、一応弁明を聞いてやろうではないか、折紙。冗談にしては度が過ぎているのではないか?」

 

「詰問。答えてください。鳶一折紙」

 

「答える必要は、ない」

 

言うが早いか、折紙は魔力砲を可変させると、その尖端に魔力で編まれた巨大な刃を現出させた。そしてそのまま八舞姉妹に向かって突撃する。

だがしかし、折紙に対するのは、精霊中最高の機動力を誇る八舞姉妹である。二人はその一撃を難なく躱すと、折紙と切り結び始めた。

そしてそんな八舞姉妹を援護するように、七罪が〈贋造魔女〉で折紙が手にするレイザーブレイドを巨大なキャンディへと変化させる。

 

「!」

 

「私もいるの忘れてないでしょうね?」

 

七罪はそう言って折紙を見る。

勝手にドンパチするなら他所でやれ。自分達を巻き込むな。七罪は後ろにいる四糸乃を守るようにしながら箒を手にする。

 

「くかか!やるな!七罪!」

 

「称賛。良い援護です」

 

「だったら早く倒しなさいよ」

 

そんな軽口を叩く三人に折紙はミサイルを放つ。だが───

 

「無駄だって言ってるでしょーが」

 

そんなミサイル群を七罪は〈贋造魔女〉を振るい、ニンジンの形に変えて、着弾したニンジンはコミカルな爆発を起こしながら砂煙を上げた。

 

「・・・・・っ」

 

折紙が今、手にしている武装で七罪の相手をするのは相性が最悪だった。

 

「はああああッ!」

 

奥歯を噛みしめる折紙に十香が斬りかかる。

そんな十香に折紙はもう一方のレイザーブレイドを手に取り、十香の〈鏖殺公〉を受け止める。

そしてそれと同時にテリトリーで十香を押し出し、距離を取った。

 

「させぬわ!」

 

「同意。てやー」

 

距離を取った折紙に八舞姉妹の風が襲いかかる。

 

「く、は・・・・ッ」

 

もろに直撃したその風に折紙は平衡感覚を崩され、テリトリーを展開することも出来ぬまま、地面へと叩きつけられた。

勢いよく叩きつけられた折紙の全身のダメージは深刻だった。

打撲に、裂傷。出血も酷い。通行人に目撃されたならば、問答無用で救急車を呼ばれてしまうであろう有様である。

 

「ぐ・・・・っ」

 

いや、本当に深刻なのは体表の傷だけではなかった。

鼻から、目から、出血をしている。この症状は何も初めてではない。〈ホワイト・リコリス〉を無理に使用したときにも見られた、活動現界。

────何が互角だ。何が精霊と戦うことができるだ。結局のところ、折紙は命を削りながら、精霊に追い縋っていたに過ぎなかった。

 

「私、は・・・・」

 

折紙は震える手を天に伸ばす。

 

「・・・鳶一折紙」

 

それを見た十香は、なんとも言えない表情で呟くだけだった。

 

「わ、たし、は─────」

 

折紙の頭に、ふっと諦観が過ぎる。

折紙は弱々しく息を吐くと、天にかざした手を、力なく下ろしていった。

─────だが、次の瞬間。

 

 

 

【─────ねえ、君。力が欲しくはない?】

 

 

 

そんな折紙の耳に、男のものとも女のものともつかぬ声が、聞こえてきた。

 

「え─────?」

 

突然響いた言葉に、目を見開き、よろめきながらも身体を起こす。

するとそこに、得体の知れない『何か』が立っているのがわかった。

 

「「「「「─────!?」」」」」

 

「な─────あれは!」

 

美九が目を見開ける。アレは確か、自身が精霊になるきっかけになった『何か』────謎の精霊《ファントム》。

十香達はそのファントムを最大限に警戒しながら、ファントムと折紙の会話を聞く。

 

「あなたは・・・何?」

 

折紙は思わず『誰』ではなく『何』という表現を使ってしまった。それが伝わったのか、何やら可笑しそうにくつくつと笑い声を響かせる。

 

【私が何かなんてことは、今はどうでもいいよ。それよりも、答えて?君は力が欲しくはない?何者にも負けない、絶対的な力が、欲しくはなぁい?】

 

「・・・・・・ッ」

 

折紙は眉根を寄せ、息を詰まらせる。

だが、その問いに対する答えは決まり切っていた。半ば無意識のうちに、折紙の唇は動いていた。

 

「そんなの─────欲しいに決まってる」

 

折紙は吐き捨てるように、その言葉を口にした。

 

「私は・・・力が欲しい。何をおいても。何を犠牲にしても・・・!私の悲願を達することのできる、絶対的な力が欲しい!」

 

【そう】

 

『何か』が、短く答える。

なぜだろうか。表情など見てとれはしないのに────『何か』が一瞬、ニッと笑った気がした。

 

【────なら、私があげる。君が望むだけの力を】

 

そう言って、『何か』は折紙に向かって何かを差し出してきた。

皓い輝きを放つ、宝石のような物体。

 

「これは・・・?」

 

【力が欲しいのなら、手を伸ばして】

 

「・・・・・・」

 

折紙は訝しげに眉を潜めながらも、ゆっくりと手を伸し・・・その宝石に触れた。

瞬間。

 

「な・・・・ッ」

 

宝石が凄まじい輝きを放ったかと思うと、そのまま空中に浮かび上がり────折紙の胸に吸い込まれていった。

 

「なにが・・・・」

 

十香はその様子に呆然と呟く。その輝きで皆が目を瞑ってしまった一瞬のうちに、宝石と『何か』の姿は、忽然と消えていた。

しかし、そのとき。

 

「ぁ・・・・?」

 

折紙に─────変化が訪れる。

どくん、と大きく心臓が脈動し、折紙は眉根を寄せた。

身体の中に新たな心臓ができて、それまでとは異なる熱い血流を全身に放出していくような感覚。これまで感じたことのない異常な感触に、折紙は思わずその場に膝を突いた。 

 

「あ、あ、あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああ、あ、あ────」

 

朦朧とする意識の中で。

折紙は、自分が別の存在に生まれ変わるような感覚を覚えた。

 

 

 

 

 

それと同時に─────ファントムの出現によって“六十六番目の神と悪魔、二つ名を持った悪魔が“バルバトスの手によってその鎖が解かれた。




作者「ファントム・・・甘いなぁ、力を求めるならもっと重くすりゃいいのに」

狂三「作者さん?貴方一体どんな事を考えていましたの?」

作者「え?俺だったらこんな内容にするよ?これだった強くなれるよね!」

阿頼耶識(グレイズ・アイン)とナイトロシステム及びゼロシステムの搭載機体に乗っける

狂三「・・・作者さん」

作者「およ?どしたの?そんな良い笑顔で?」

狂三「人権って言葉を知っています?」

作者「狂三からそんな言葉が出てくるとは思わなんだ」

狂三「いくら私でも、これは人の死に方ではありませんわよ!?」

作者「そうかぁ?」

狂三「そうですわよ!」
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