デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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作者「ウルズハントの新しいガンダム・フレームカッコイイねー!ゼブンスターズのガンダム!しかも武器がガトリング砲とリボルバーガンアックスに重装甲・・・ロマン過ぎる!」

狂三「好きですわよね。作者さんこういうもの」

エラン「見た目はディランザみたいな重装甲だけど、その重装甲を無理矢理推力で動かせるみたいだね」

作者「まあ、モビルアーマーも二機ほど新しいの出てきそうだけど」


第十六話

「・・・さて、折紙さんは目的を達することができたでしょうか」

 

月夜の下。ビルの屋上の縁に腰掛けた狂三は、独り言のように呟いた。

 

「うふふ、どうでしょう」

 

すると、それに返すように、影の中から狂三と同じ声が響いてくる。

 

「恐らく、無理でしょう。世界は強固ですわ。一人の少女の願いなど、容易く磨り潰されてしまうでしょう」

 

「あら、わかりませんわよ。折紙さんを見まして?あれほどの力があれば、可能性はありますわよ」

 

「『わたくし』は、どう思っておられますの?」

 

次々と、おしゃべりな分身体たちが言葉を発してくる。狂三はふうと息を吐くと、小さく肩をすくめた。

 

「何とも言えませんわね。────まあ、個人的な希望を言うのであれば、折紙さんには是非その願いを叶えていただきたいところですけれど」

 

狂三が言うと、影の中で分身体たちがくすくすと笑った。

 

「うふふ、『わたくし』らしくないお言葉ですわね。月の光にでも当てられまして?」

 

なんて、失礼なことを言ってくる。

だが、狂三はその言葉に怒るでもなく、ふっと唇の端を上げ、空に浮かんだ見事な月を見上げた。

 

「まあ────いいではありませんの。たまには、そんな気分になることもありますわ」

 

と。狂三がそう言って手に体重を預け、身体を軽く反らそうとした、────その、瞬間。

 

 

空に浮かんでいた月が────割れた。

 

 

◇◇◇◇

 

 

「・・・・!」

 

「これは────」

 

士道とマクギリスは外の惨状を見て、眉間を寄せた。

街が破壊されている。

天から幾条もの光線が炸裂し、士道が先ほどまでいた病院や街がいとも容易く爆散していく。

 

「・・・十香!」

 

士道が珍しく焦ったような声で病院へと向かう。それに続くようにマクギリスも士道の後を追った。

士道達が病院へと辿り着くと、皆がいた部屋の場所に十香達の姿があった。

 

「けほ・・・っ、けほ・・・っ」

 

「皆!大丈夫か!」

 

「だ、大丈夫ですー。何なんですかいったい・・・」

 

どうやら皆は病院を抜け出して無事だったらしい。

士道はほっとした様子で息を吐く。

と、マクギリスは士道に言った。

 

「安心するのはまだ早いようだ。病院にいるのは彼女らだけではない。他の患者や医師も瓦礫の下敷きになっているだろう。早く助けねばならんな」

 

そう言うマクギリスは更に空を見上げる。

士道も同じように視線を巡らせて精霊の姿を探した。

と────

 

「・・・・・・?」

 

虚空に見えた小さな人影に、士道は眉をひそめる。

漆黒に彩られた空の中。闇を具現化させたかのような霊装に身を包んだ少女が一人、浮遊していた。

だが、士道が気にしたのはそこではない。

膝を抱えて、顔は見えないがその髪に見覚えがあった。

 

「────アイツ」

 

ボソリとそう士道が言葉を漏らしたのと同時、十香が彼女を見て呆然と声を発した。

 

「折、紙・・・・?」

 

そう。闇の中で漂うその精霊は、士道のクラスメート、鳶一折紙だった。

 

「な・・・、なんだ、『あれ』は・・・ッ!?」

 

「疑念。マスター折紙・・・なのですか?」

 

耶俱矢達もまた、戦慄した様子で眉をひそめる。四糸乃や美九、七罪の反応も似たようなものだった。皆一様に空を見上げ、言葉を失っている。

 

「確かあれって琴里が言ってた・・・」

 

「『魔王』と呼ばれるモノだろうな。見たのは二度目だが・・・なるほど。接敵すると異様な圧迫感はある」

 

マクギリスもそんな彼女に対し、素直な感想をこぼす。

 

「だが、精霊の『魔王化』は精神が追い詰められるほどの極限状態にならない限り、起こらないはず。この短期間で彼女に一体何があった?」

 

「そんなのはどうでもいい」

 

士道はマクギリスの疑問にバッサリと言い捨てて、大型メイスを構える。

 

「とりあえずアイツを止める。じゃなきゃ、街も周りや十香達も危ない」

 

「そうか────なら、露払いは任せたまえ」

 

マクギリスは両手に握られた二本の剣を振り払う。

と、そんな二人に────

 

「───やっぱり、無茶しようとするわね」

 

「?」

 

士道は声のした方へ目をやると、琴里と真那がこちらへと向かってくる。

 

「兄様!」

 

「なんで二人がここにいるの?」

 

少し驚いた表情をする兄に琴里は言った。

 

「この状況をなんとかするためでしょ。今、〈フラクシナス〉はDEMの艦と交戦中。おそらくは十香の時と同じように鳶一折紙を確保するつもりよ。私と真那は士道をサポートする為に降りてきたんだけど・・・貴方も一緒にいるのね」

 

「ご不満かな、お嬢さん」

 

「不満と言えば不満よ。けど、今は時間が惜しいわ」

 

琴里はマクギリスを不満げに睨みつけるが、何かを言う暇も惜しい。

琴里は士道の正面から向き合う。

 

「士道。今から全力で貴方をサポートさせてもらうわ。鳶一折紙をこっちに引き戻してきて」

 

琴里の強い意志を感じる。

それに士道は短く答えた。

 

「わかった。けど、加減できないから」

 

「“それでもいいわ“。“第一優先は自身の安全“───けど私達の目的は────」

 

「分かってる」

 

士道は軽くあしらって折紙を見る。

 

「アイツにはケジメをつけさせる」

 

士道はそう言ってから大型メイスを強く握って口を開いた。

 

「ガンダムバルバトス────出るよ」

 

そして駆け出そうとしたその時だった。

 

 

 

「少しお待ちくださいな。士道さん」

 

 

 

その声に皆が一斉に顔を声の聞こえた方へと向けた。

そこにはいつの間にいたのか、一人の少女が立っている。

 

「アンタは確か────」

 

「「「「「・・・狂三〈ナイトメア〉!?」」」」」

 

「うふふ・・・お久しぶりですわね、士道さん」

 

少女───最悪の精霊────時崎狂三がそこにいた。




狂三「そう言えば作者さん?」

作者「どしたの?」

狂三「作者さんは折紙さんの物語が終わりましたらどうしますの?」

作者「三日月編?」

狂三「そうですわ」

作者「まあ、ストーリーはある程度纏まってる。けど、モビルアーマーはまだ出さない予定」

狂三「次でも出しませんの?なら、士道さんとの戦闘シーンは・・・・」

作者「だから予定では、十香達とガンダム・フレームをバトらせる」

狂三「はい!?」

作者「けど、ガンダム・フレームの武器は基本的に人に使うような武器じゃないのがなぁ・・・」

狂三「オーバーキル過ぎますものね・・・」

作者「そうなんだよなぁ・・・」
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