デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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アーマードコア6だ!やったー!あの闘争がもう一度出来る!


第六話 

「・・・・・」

 

「・・・兄様」

 

士道と真那は誰もいなくなったリビングで士道は目を閉じ、真那はそんな士道を心配するように呟く。

精霊を狩る精霊〈デビル〉。琴里にその精霊の映像を見せてもらった時、その精霊に覚えがあった。

精霊化し、反転した鳶一折紙の姿そのもの。

確実に〈デビル〉とは鳶一折紙で間違いないだろう。

不本意と偶然によって過去を変えたにもかかわらず、現状を見る限り、彼女が精霊になった理由が分からない。

だが、そう考えることは士道にとってはどうでもいい。

現状がどうなっているか分からないなんてことは、“あの場所“では日常茶飯事のことだったし、今の士道のやるべき事は一つ。

士道は瞼を開け真那に目を向けると、士道は言った。

 

「真那、とりあえず先に学校に行っといて。学校に行けば何か分かるでしょ」

 

「それは構いませんが・・・兄様は?」

 

真那の問いに士道は続ける。

 

「俺も十香達と一緒に学校に行ってみる。真那は外から監視、俺は中から色々探ってみるから。後で合流でいい?」

 

「・・・わかりました。兄様も気をつけてください」

 

そう言って玄関へと向かう真那。その姿を見送ろうと視線を向けた士道に、真那が顔を振り向かせて士道に言う。

 

「兄様・・・折紙さんのことや過去を変える事が────本当に“最善”だったんでしょうか?」

 

「・・・さあ?俺には分からないよ」

 

「・・・・っ」

 

士道の返答に真那は言葉を詰まらせる。

そんな真那に士道は言う。

 

「最善なんてないよ。“俺達”が最善を選ぶしかない」

 

「・・・そうですよね」

 

士道の言葉に真那は頷くと、その顔を上げる。

その顔は先ほどの暗さはなく、どこか割り切ったような表情だった。

 

「確かに最善だなんて人それぞれですよね。なら私は私の出来る最善を取ることです!」

 

急に大きな声を出した真那に、士道は目を丸くする。

 

「では兄様!行ってきます!あと、十香さん達をよろしくお願いします!」

 

そう言って真那はリビングから出ていくと、バタバタと音を立てながら外に出ていく。

 

「・・・何だったんだろ」

 

士道はそう呟いて真那の後を追うように立ち上がり、部屋に鞄を取りに戻っていった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「───これは」

 

マクギリスはタブレットに映された文字列を見てそう呟いた。

前々から“おかしい“と思っていた。

“この世界“にガンダム・フレーム及び阿頼耶識システムのデータが存在することに。

そして崇宮真士が既に“死んでいる”こと。

精霊〈ファントム〉と崇宮真士が接触をしていたこと。

三日月・オーガスの様子から推測出来るガンダム・フレームが持つ“自我意識”とガンダム・バエルにアグニカ・カイエルの魂が眠っていると語り継がれていた理由。そして───“五河士道という器“の中に“彼”の自我と阿頼耶識───ガンダム・バルバトス───そしてモビルアーマーが潜む偶然。

 

精霊〈ファントム〉の目的───それは

 

「ガンダム・フレームを使った“崇宮真士の自我の復元”か───!」

 

これは仮説にしか過ぎない。だが──“これしか理由“がつかない。仮にこの仮説が本当だったとして、何故“精霊の力“がいる?

そして何故?“三日月・オーガス“に精霊の力を封印出来る力がある?

 

「この仮説が本当にあっているのなら───」

 

マクギリスがそう言いかけたその時───

 

「“それ以上踏み込んじゃいけねえよ。アンタ”」

 

「───君は」

 

マクギリスの目の前にいる一人の青年。

白い髪に焦げ茶色の肌。そして首もとに巻かれた赤いスカーフ。

その青年は───

 

「これ以上──“ミカとアイツらの邪魔をしないでくれねえか?ここからアイツらがミカをどう受け入れるのか“俺達は見届けなくちゃいけねえんだ」




狂三「作者さん」

作者「どしたの?トッキー?」

狂三「後半どう見ても、折紙さんのお話を終わらせてからするべき内容でしたわよね?」

作者「んー・・・まあ、そうなんだけど一応ここが分岐点になるのよ?折紙ちゃんの力を封印することによって全てが変わる。後半からの原作を全てブチ壊す起爆剤としてね。三日月だって立場で言えば〈ファントム〉の操り人形みたいなモノ。なら、〈ファントム〉に“奪われる側”だった三日月に説法してもらわないとね。“死んだやつは二度と帰らない“ってね」

狂三「今後の盛大なネタバレをしましたわよ!?この人は!?」

作者「原作読んでる人ならダイジョーブ!」
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