遅れましたが、どうぞ!
水星の魔女もまあ、えらい展開に・・・大丈夫か?あれ・・・
その日の昼休み。士道は教室を抜け出すと、屋上前の階段までやってきた。
教室のある区画から離れているため、ここを訪れる生徒はそういない。実際、校舎中に響く昼休みの喧噪が嘘のように、階段はひっそりと静まりかえっていた。
しかしそれはその場に誰もいないことを示しているわけではない。
士道の目の前───そこには、既に一人の少女が立っていた。───話題の転校生、鳶一折紙である。
「・・・で?呼び出してなんかよう?」
士道が折紙にそう言うと、折紙はそんな士道に対し、何処か戸惑うように言った。
「えっと・・・その・・・五河くん」
「うん」
「その・・・気が障ったらならごめんなさい。”昔───南甲町の大火災”であったことありませんか?」
「・・・・」
折紙の反応に士道は少しの間、口を閉じる。
折紙の反応を見る限り、コイツは俺のことを覚えている。
そんな士道に、折紙は言う。
「ごめんなさい。変な質問をしちゃって。私がその人に会ったのは五年前ですから。私達がまだ小学生の時でしたし」
そう言う折紙に、士道は言った。
「で?アンタは俺にそれを言う為だけに来たの?」
「!!・・・・迷惑でしたよね」
士道の言葉に折紙はすぐに謝ろうとするが、そんな彼女に士道は苛立たちを覚えた。
「別にそんなのどうでもいいよ。逆に聞くけど、もしソイツが俺だったらどうするつもりだったの」
士道の言葉に、折紙は言う。
「もし、貴方がそうだったら・・・お礼を言おうと思ってました」
「ふーん」
そう言う折紙に、士道は興味なさげに返事を返す。
そして、士道は折紙に言った。
「一つ聞いていい?」
「・・・?なんですか?」
「アンタは・・・“どこまで覚えてんの”?」
「・・・え?」
士道の質問に折紙はキョトンとした顔を作る。
「それってどういう・・・?」
「覚えてないならそれでいいよ」
折紙の質問に、士道は覚えてなければそれでいい。それだけ言って身を翻すと、階段を降りていく。
「もう用がないなら俺は帰るよ。早く戻らないと十香達うるさいし」
「・・・あのっ!五河くん」
「・・・・今度はなに?」
自分を呼び止める折紙の声に士道は振り向くと、折紙は士道に言った。
「今週の土曜日なら空いてますので・・・その時、ちゃんとお話しませんか?」
折紙からの誘い。士道は一瞬怪しむが、またもない機会でもある。
そんな彼女の誘いに士道は乗った。
「いいよ」
そう返事をする士道に、折紙は少しだけ顔を明るくすると、メモを士道に渡す。
「・・・これ、私のメールアドレスが入ってますのでよかったら登録してください」
「・・・分かった」
士道は受け取ったメモをブレザーのポケットにしまい込むと、折紙に言った。
「じゃあ、また」
「はい」
士道は折紙にそう言いながら、教室へと戻っていった。
狂三「作者さん作者さん。少しよろしくて?」
作者「ど、どしたの?狂三?すっごい笑顔で怖いんだけど」
狂三「どうして投稿が遅れたのか聞きたいだけですわ」
作者「いやー・・・ちょっと色々とね?」
狂三「言わないつもりですわね?まあいいですわ。貴方にも色々あるでしょうし・・・」
作者「おう、なら・・・」
狂三「ですけど・・・わたくし達を放っておいたのはギルティですのでエアリアルさん。やってくださいまし」満面の笑顔
作者「絶対怒っているのよな!?ちょっ!?俺が逃げられないよう押さえるのは止めて!?エアリアルも掌を振り上げないで!?狂三共々フレッシュトマトになっ───」
掌バチン