デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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短いですが投稿!


第十ニ話

「ん・・・?」

 

士道は、屋上の入り口の方から、キィ、と金屬の扉を開けるような音が聞こえてきた。

そちらへ視線を向けると、そこに一人の少女が顔を俯かせながら立っているのがわかる。

 

「あれ・・・アンタ・・・」

 

そう。顔を伏せていたため一瞬分からなかったが───その少女は紛れもなく鳶一折紙であった。

だが、士道はそんな折紙に警戒の表情を作る。

そんな士道に折紙は顔を伏せ、両腕をだらりとさせたまま、ゆっくりと歩みを進めてくる。

 

「・・・・・」

 

「あら、あら?」

 

士道は不審そうな表情になり、それに合わせるように狂三が眉を歪めた。次いで、一瞬狂三の姿が影に包まれたかのように黒く染まったかと思うと、すぐにまたもとの姿に戻る。

 

「この世界では初めまして・・・になりますかしら、折紙さん?まあ、もしかしたらあなたはわたくしに会ったことがあるかもしれませんけれど───」

 

「精、霊・・・」

 

───と。

狂三の言葉の途中で、折紙が小さく呟いたかと思うと、その身体の周囲に、蜘蛛の巣が張り巡らされるように漆黒の闇が広がった。

 

「・・・・・!」

 

まるで、折紙の周りだけが一瞬にして夜になったかのような光景である。その異常な光景に、士道は直ぐ様戦闘態勢に入った。

次いで、その闇が渦を巻くように折紙の身体に絡め捕われていき、黒いドレスを形作る。

それは紛れもなく霊装だった。

その霊装は以前一瞬だけ目にした反転化した十香と似たような漆黒の衣だ。

途端、周囲に息苦しくなるほどの重圧が満ちた。

だが、士道はそのままバルバトスと共に一気に駆け抜ける。

破壊の権化たる『魔王』。士道も直感的に今の折紙は反転化した十香よりも危険なものだと感じていた。

 

「・・・ふっ!」

 

大型メイスを霊装を纏った折紙へと振り下ろす。

だが、その大型メイスは折紙に直撃することなく、沈黙したままの折紙の周りに浮かぶ巨大な『羽』のようなもの防がれた。

 

「・・・〈救世魔王〉・・・」

 

そして折紙が呟くように言葉を発すると、無数の『羽』たちが、その先端を士道と狂三の方へと向けてきた。

 

「・・・っ!」

 

向けられた羽に対し、士道は大型メイスで身体を隠しながら上空へと急上昇する。

そして先ほどまで士道達がいた場所に『羽』から発された幾条もの光線が放たれ、校舎を削りフェンスを突き破って空へと抜けていく。

そして士道が次に取った行動は早かった。

 

「逃げるよ」

 

「えっ!?士道さん!?」

 

狂三を脇に抱え、直ぐ様学校から高速離脱する。

そんな士道達に折紙は追撃をすることなく、ただバルバトスの後ろ姿をずっと見続けていた。

 





泥棒「ククク。この家施錠してないじゃないか。空き巣にとって良いカモだ。さて、さっきの男が帰って来る前にさっさと盗ませてもらうか。って?誰だお前?いつからそこに・・・?」

?「つい先ほどだ。それよりも貴様───泥棒だな?」

釘バット構えて

泥棒「ちょっ!?待て!!その手に持っているものを置いて話し合おうじゃないか・・・!!」

グシャ!!

作者「あれ?耶俱矢もう来てたの?」

耶俱矢「入れ違いになっていたようだな。というより鍵が開けっ放しだったのは良くないぞ」

作者「あ、確かにすぐそこのコンビニに買い出ししてたから閉めずに出かけてたかも。すまん」

戦車「邪魔するぜ」

狂三「お邪魔しますわ」

夕弦「呼応。お邪魔します」

作者「お、いらっしゃい」

戦車「なあ、ちょっと聞いてくれよ」

作者「どうしたの?」

狂三「先ほど戦車さんと夕弦と一緒に此方に来る際に血まみれの人とすれ違ったんですが」

作者「え?それやばいやつじゃん!」

耶俱矢「通報はしたのか?」

戦車「近くに別の人がやってたから俺達スルーしてきちゃった」

作者「その怪我をした奴は何か言っていたか?」

夕弦「返答。確か、何も見てないとうわ言のように呟いてました」

耶俱矢「ふーん、まあそれならいいか」←小声

作者「うん?今何か言った?」


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