「そういえば五河くん、今日は何をするの?」
「え?」
折紙のその言葉に士道は足を止め、顔を折紙へと向けた。
「アンタが呼んだから何にも考えてなかった」
「あ・・・そういえば・・・ごめんなさい」
折紙は士道のその言葉に謝ると、そんな折紙に士道は言った。
「適当に買い物でいいだろ。俺だって買いたいものあるし」
「あ、なら五河くんに行き先を任せますね」
折紙はそう言いながら士道の横を歩く。
「・・・・・」
「・・・・・」
『いや、何か会話くらいしなさいよ』
喋る事がない士道に気まずそうにする折紙。琴里がインカム越しでそう言ってくるが、士道はそれを無視した。
喋ることがないなら喋らない。
それだとデートの意味がないのだが、その辺りは士道に任せるしかない。
「どうなるのかしら・・・ホント」
琴里は溜息をつきながら艦橋の椅子で士道達を見守るのだった。
そしてそんな士道達を後ろから見守る影が一つ。
「・・・何やってるんですか兄様は・・・」
キャップ帽を被り、フード付きのパーカーとスカートにスニーカーといった格好で真那は、人混みに紛れ込みながらズズズッと近くの売店で買った飲み物を啜る。
折紙の監視という名目だが、傍から見ればやっていることは完全なストーカー行為である。
なるべく距離が離れないように、それでいて怪しまれないようにゆっくりと歩きながら真那は士道達の後ろを歩く。
「あれじゃあ、気まずくなるだけですのに。折紙さんの方は・・・前の方が積極的過ぎただけでしたか・・・」
「なーにが気まずくなるんだって?」
溜息を吐く真那に後ろから声が投げられる。
聞き覚えのある声に真那は振り返ると、そこにはユージン・セブンスタークがそこに立っていた。。
「あ、ユージンさん。お久しぶりです」
「・・・おう。で?なに三日月の後を付けてんだ?それにアイツは誰だ?また“精霊”絡みの厄介ごとかよ」
ユージンは士道の隣を歩いている折紙に視線を向けながら真那にそう言うと、真那は頷く。
「・・・まあ、そうですね。精霊絡みといえば精霊絡みですが・・・・というか、何故ユージンさんは此処にいるんです?買い物ですか?」
真那が士道達から視線を逸らさずにユージンに問うと、ユージンは溜息をつく。
「まあな。で、その買い物してた最中でお前等を見つけたって訳だ」
「ん?お前等・・・?」
真那はユージンのその言葉に疑問を浮かべ、首を傾げる。
そんな真那にユージンは自分達の後ろ側に親指を指した。
「アイツらだよ」
ユージンが指差す先────そこには電柱で身体を隠しきれていない十香達の姿があった。
「・・・本当に、良かったんですか?」
『でも、四糸乃も気になってたんでしょー?』
「ぬう・・・シドー・・・」
「ちょっ!?ここで姿出さないでよ!?」
「三日月さんはああいった人が好きなんですかねぇ〜?」
「いや、そうではなかった気がするが・・・」
「首肯。どちらかと言えば嫌っていました」
顔を覗かせる六人(一匹)に真那は顔を引き攣らせた。
「あんなの嫌にでも目につくだろうが」
ユージンの言葉は正論でしかない。
「取り敢えずアイツらと一緒に行動しねえか?流石にアレは目立つわ」
「やっぱりそうでやがりますよね・・・流石にアレは目立ちますね・・・」
真那とユージンはそんな十香達の元へと足を進めた。
狂三「最近、作者さんはトーリスリッターしか使ってませんわね?」
作者「基本はイクスェスがメインよ?支援居ないときはシェザールジェスタBだけどさ」
狂三「でも作者さん、いろんなコスト対を回っていますわよね?」
作者「基本は650と600ばっかだけどなー」