ガンダムハーゲンティという、ラスタル・エリオンの保管していたガンダムがあれかぁ
てか、厄祭戦はあんな戦いばっかだったのか・・・
エアリアル?
まあ、予想してたから衝撃は薄かったけど・・・予想、はずれてほしかったなぁ・・・
「・・・ごめんね。せっかく誘ってくれたのに。私ちょっと今日おかしいみたい・・・」
店を去ってからおよそ二十分後。同じビルの上層階に位置するレストランで、折紙は額に手を突きながら言った。
「・・・・・」
「あっ、ゴメンナサイいつもこんなんじゃないのだからお願い無言のまま引かないで!」
慌てたように謝る折紙に対し、士道は顰め面のまま椅子に背を預け、折紙を見ていた。
「・・・はぁ」
折紙は、士道に勘付かれないよう小さなため息を吐いた。
別に、士道と街を歩くのがつまらないわけではない。それどころか、こんなに気分が高揚したのは久々と思えるくらいに、楽しくて仕方なかった。
それなのに、時折・・・不思議な感覚に襲われてしまうのだ。
自分自身でも理由は分からない。
だが、心の内に波のような衝動をが押し寄せてきたのである。
「どうしちゃったんだろう・・・私・・・」
もう一度ため息を吐く折紙に合わせるようにして、先ほど注文していた料理が運ばれてきた。
士道の目の前にバジルソースのパスタが置かれ、折紙の手元にシーフードドリアが置かれる。
折紙は目の前に座る士道から話を逸らすように目の前に並べられた料理に目をやった。
「ほら、五河くん。冷めないうちに食べよ?」
「うん」
折紙に促された士道はフォークを手にとってパスタを食べ始める。器用に左手で食べる士道を眺めながら折紙もまた、手元のシーフードドリアに手をつけ始めた。
と、それからどれくらい経った頃だろうか。士道がパスタを半分くらい食べたところで、不意に士道のポケットから音楽がなった。
「・・・・ちょっと出る」
ポケットの中から取り出した携帯電話を見て、士道は席を立った。
「あ、うん」
折紙は小さく頷いて士道の背を見送った。
そして士道の姿が完全に見えなくなってから、さらに大きなため息を吐く。
「ホントにどうしちゃったんだろ、私」
せっかく士道が誘ってくれたというのに、これでは彼に申し訳ない。というか引かれてしまった。もっと気を強く持たなくては。折紙はスプーンを置くと、自分に活を入れるように軽く頬を張った。
パシンッ!と乾いた音と共にジンジンと痛みが頬に奔る。
「よしッ!」
そして気を張ったその瞬間。
「あ───」
折紙の目に、とあるものを捉えてしまった。
決意を新たにしたばかりだというのに、またも心が歪むような感覚が襲ってくる。
折紙の目にしてしまったもの。それは───
「い、五河くんの・・・フォーク・・・」
食事中に席を立ったということは即ち、そこには使用中のフォークがそこに置いてあるということであった。
◇◇◇◇◇
「ユージンさん!手を離してください!」
「今離したらお前彼処に行くだろうがッ!?」
ナイフを片手に折紙の元へと行こうとする真那に、ユージンは冷や汗を流す。
「大丈夫です!すぐに終わりますから!」
「じゃあそのナイフは何だよっ!?」
「なんでもねーですよ。ちょーっと折紙さんをサクッと殺ってくるだけですから」
「殺るって言ったよな!?今、殺るって言ったよな!?」
真那の十香達と変わらない暴走っぷりにユージンはレストランの中で叫ぶ。
「おい!お前等も止めろよ!?」
「ふん、何を止める必要がある?ちょうどいい真那よ。ユージンを剥がしてやるからやってくるがいい」
「同意。今この状況を邪魔しているのは貴方です」
「お前等に聞くこと自体が間違ってたわ!!」
耶俱矢と夕弦に声をかけた自分が馬鹿だったとユージンは叫んだ。
他の皆は使い物にならないしどうしたらと考えるユージンに───
「───お客様」
「あ」
レストランの従業員にユージン達は声をかけられた。
「他のお客様のご迷惑にならないようお願いします」
「す、すんませんでした・・・」
最近こんなことばっかりな気がする。
作者「あ、美味いわコレ」
狂三「本当ですの?一口頂けます?」
作者「いーよ」
戦車「しっかし・・・何か煩いよな。さっきから」
狂三「何処かで子供が喧嘩でもしているのでしょう・・・あら、美味しいですわね」
作者「だろー。てか、飯の時くらい静かにしてくれよ・・・騒がしいのもいいけど、このレストランはそんなテンションでやる場所じゃないだろ」
狂三、戦車「「同意(ですわ)」」