デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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短いですが投稿!

ゴールデンウィークは忙しくなるので投稿できるか分かりません!



ボツネタ 八舞テンペスト 十六話の裏側



耶俱矢「───前ッから思ってたのよ!あんたは自分一人で抱え込んで処理しようとして!」

夕弦「反論。その言葉、熨斗とリボンで過剰包装して耶俱矢に突き返します・・・!」

耶俱矢「あんたは優し過ぎんのよ!!せっかく私が主人格の座を譲ってあげようってんだから、大人しく受け取っとけばいいの!」

夕弦「拒否。夕弦は初めから、主人格になる気はありませんでした」

耶俱矢「・・・・ッ、アンタねぇ!!」

作者「ちょっとお前等、動きが早すぎて描写が追いつかねぇんだけど。えっと、今何やった耶俱矢?さっき槍が風を纏って・・・それを夕弦がペンデュラムで受け止めて・・・ああもう耶俱矢少し止まれ!早すぎだ!」

耶俱矢「ちょっと!私の描写ちゃんとしてよ!」

夕弦「不服。私の活躍も描いてください」

作者「だから二人とも早すぎるんだって。少しはスローダウンしろよ」

耶俱矢「本気の戦いにローギアなんてないでしょ、普通。なんとも筆力のない作者ね」

夕弦「首肯。それには同意します」

作者「おいっ!二人とも調子に乗るんじゃないぞ!いいか、その気になりゃキャラの行動どころか心理状態まで描写できるんだぞ!それはつまり、二人の行動も考えもこっち次第なんだからな!」

狂三「それが原因でわたくしがこうなったのですけれど」

耶俱矢「だから何?」

夕弦「返答。ヘタレ三文文士が吠えないでください」

耶俱矢「コイツからやっちゃう?」

夕弦「同意。地の文などはいりません」

作者「何ぃー!二人して地の分を攻撃しようというのか!作者たる俺を攻撃しようというのか!」

耶俱矢 夕弦「「うん」」

狂三「即答しましたわよ?あの二人・・・」

作者「・・・はっ!いいだろう!その勝負受けて立ってやらぁ!昔から言うだろう!“ペンは剣よりも強し”だ!作中のキャラなど、それを描写している作者の思いのままであると証明してやろう!オマエら二人など、指先一つでやれるさ!さあ!どこからでもかかってこ

「とう!」

「ていやー」


なぜだろう? 何も見え

俺 ふし        た

  か ない



     作者なのに・・・

  ぬ?


狂三「作者さぁん!?」


(注・十六話の戦闘シーンは、耶俱矢と夕弦にボコボコにされた作者に変わって戦車が執筆を担当しております)


第ニ十二話

───『折紙』は、困惑していた。

公園の外縁から転落しそうになったところを士道に助けられたあと、士道の腕に何かゆらゆらと光るものを見つけた瞬間、またいつものように意識が遠くなっていたのだが・・・

気づくと、見知らぬ場所に立っていた。

見渡す限り真っ白な、何もない空間。頭上にあるのが空なのか天井なのか、先にあるのが地平なのかさえわからない。

 

(なに、ここ・・・)

 

辺りを見回し、呆然と呟く。

 

(どう考えても夢・・・よね)

 

折紙がそう判断を下すのに、そう時間はかからなかった。しかしそれも無理はない。このような空間が、現実に存在するはずがないのだ。

と───

 

(・・・・え?)

 

不意に、折紙な目を見開いた。

折紙の視線の先。先ほどまでは何もなかった空間に、いつの間にか一人の少女が現れていたからだ。

闇のような漆黒のドレスを身に纏う、華奢な少女。膝を抱きながらうずくまり、虚ろな表情を作っていた。

 

(あなたは・・・)

 

言いかけて、折紙は彼女を見て気付く。

 

(私───?)

 

そう。そこにいたのは、どこからどう見ても折紙自身だったのである。

いや・・・正しく言うのであれば少し違う。折紙の髪が背の半ばまであるのに対し、目の前にうずくまる自分の髪は、肩口をくすぐるくらいの長さしかない。

とはいえ、逆に言えば、身につけている服以外の違いはそれくらいしかない。まるで鏡を見ているような奇妙な感覚に、折紙は思わず頬に汗を滲ませた。

 

(何なの、これ・・・)

 

折紙は訝しげに眉をひそめたその瞬間。

 

(──────!)

 

折紙の頭の中に、見たことない景色や言葉が、一気に流れ込んできた。

否・・・正確に言うなら、少しだけ違う。

その情報を一瞬に得ると同時、折紙の中には確信めいた感覚が生まれた。

 

(この記憶は・・・私の・・・?)

 

そう。これは。

もしも折紙が、今とは少し違う別の道を歩んでいたら経験したであろう、数年分の記憶だった。

 

 

 

───『折紙』は、心を閉ざしていた。

揺らめく霊力の炎を目にした瞬間、折紙の中に芽生えた情報。それは、折紙が忘れていた、もとの世界の記憶。

それが意識を侵食していくにつれ、折紙は自分の身体が、心が、真っ黒く染まっていくのを感じた。

五年前。

そう。五年前のあの夏の日、折紙の眼の前で殺されたのは、折紙の両親だった。

そして───その両親を殺した精霊こそ、折紙自身だった。

それを思い出してしまった瞬間、折紙は、何も考えることができなくなってしまった。

それはもしかしたら、自己を守るための防衛本能だったのかもしれない。

今まで自分を形作っていた根源的要素。

生きる目的となっていた己の意味。

それらが最悪の形で無に帰してしまったことを感じ取った頭が、自我を完全に壊れてしまわぬように、その記憶を、この世界の折紙から隔離したのだ。

 

もう折紙は、何も思わない。何も考えない。何も感じない。

 

ただ一つ───精霊を殺すことのみに、折紙の力は向いていた。

だが。

そんな、全てを捨てた筈の折紙の頭の中に、小さな光が生じた。

その光は折紙の頭の中に入っていき、それと同時にとある記憶が広がっていく。

 

そう。それは。

 

五年前のあの日───両親が死ななかった世界に生きた折紙の記憶。

 

(───ぁ──────)

 

折紙は、小さな声を発した。

すると、それと同時。

 

『折紙』と『折紙』の意識が、互いを巻き込み渦のように混じり始めた。

 




作者「今思ったんだけどさぁ・・・」

狂三「はい?」

作者「三日月ってメンタル面、歴代ガンダム主人公の中でもヤバすぎない?」

狂三「そういえば・・・そうですわね」
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