デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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精神的に病んじゃいつつある真那ちゃんの登場です


実は三日月編ではありますが、肝心の三日月が当分出てこないから基本的には真那視点になります

勿論、他のヒロインズの視点もありますよ?


第ニ話  原点

それは三日月にとっての原点だった。

 

「ねぇ、次はどうすればいい?オルガ?」

 

「行くんだよ」

 

「何処に?」

 

「此処じゃないどっか。俺達の本当の居場所に」

 

「本当の?」

 

「ん?」

 

「それってどんなとこ?」

 

「えっ・・・んーわかんねぇけど、すげぇ所だよ。飯が一杯あってよ、寝床もちゃんとあってよ、後は・・・えっと後は・・・」

 

「ん?」

 

「行ってみなきゃわっかんねぇ、見てみなきゃわかんねぇよ!」

 

「見てみなけりゃ?」

 

「そうだよ、どうせこっから行くんだからよ」

 

「そっか。オルガについていったら見たこと無い物いっぱい見れるね」

 

「ああ、だから行くぞ!」

 

それは、三日月の全てを変える選択だった。

以降、全てを擲って三日月はオルガの言う場所を目指し続けてきた。

クーデリアにも一度零していたが、それは彼の人生を大きく変え、そして同時に彼の覚悟を完全に決めるものとなった。

故に、止まらない。止まれない。

誰かが死んだとしても、誰かが鉄華団に別れをつげても、オルガに詰め寄ったとしても、その「どこか」を三日月は目指し続けてきた。

ベッドもあって、食べ物もあって・・・行ってみなけりゃ、見てみなけりゃ分からない。

互いに突き動かして、互いに突き動かされて、ただひたすらに歩み進んだ道、その先で辿りついた光景は───。

 

 

───そうだ。俺達はもう辿り着いていた。

 

 

 

 

 

 

       俺達の本当の居場所

 

 

 

 

 

    ───それは三日月にとって───

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

「・・・・・・」

 

チュンチュンと鳥のさえずりと共に、カーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。

一階のリビングからは十香達の楽しそうな声がうっすらと扉越しから聞こえてくる。

真那はゆっくりとベッドから身体を起こし、少しの間ボーッとした後、真那はポツリと唇を開く。

 

「・・・兄様」

 

あの日からもう二十日が立った。

折紙さんを助け、街を蹂躙されるのを守った。

五河士道・・・いや、三日月・オーガスと言う少年の犠牲によって。

それからと言うものの日常は真那以外、変わらないで続いている。

人が死ぬことや居なくなることには慣れていた筈だった。

〈ナイトメア〉の犠牲者やジェシカを殺した時も、ただ胸内に靄がかかるだけだったのに。

───なのに。

どうして身近で大切な人が忘れ去られていなくなった時はこんなにも胸が苦しくなるのだろう。

真那はこのどうしようもない喪失感をあの日からずっと、ずっと引き摺り続けていた。

左手首につけてあるミサンガを真那は見つめる。

士道の左手首には自分のを含めて皆が作ったお守りを肌身離さずいつも付けていた。

最初はこんなに要らないだなんて言っていたが、それでもずっとつけていたあたり、大切にしていたに違いなかった。

だが、あの士道が目を覚ました時にはそのお守りはなかった。きっと彼が一緒に持っていったのだろう。

 

「・・・もう一度兄様の声が聞きてーですよ・・・」

 

今、リビングで十香達と朝食を楽しんでいる今の士道ではない。

ぶっきらぼうで───だけど優しいあの声音が心地良かったあの声を。

 

「真那ー?起きてるー?朝ごはん冷めるよー?」

 

琴里の声が扉越しに聞こえてくる。

 

「・・・今行きますよ」

 

真那はベッドから降りると、一度鏡を見る。

頬には涙が流れた跡があった。

今日も偽りの仮面を被って過ごす日になるだろう。

 

兄様と一緒に居た時のいつも元気な崇宮真那に。

 

いつか・・・自分も士道を忘れる時が来るのだろうか?それとも、この思いを抱いたまま擦り切れていつかは潰れるのだろうか? 

そんなことを一瞬考えてから真那は扉を開けた。

 

 

 

十香達を頼む。士道が自分に残した最後の言葉を胸に留めながら。

 




作者「あのー狂三さん?ちょーっと聞きたいんですけど?」

狂三「奇遇ですわね?わたくしもちょっと聴きたかったところですわ」

作者「なんで俺等壁に繋がれてんの?」

ネコキング「それは俺が説明しよう!!」

狂三「あ、出ましたわね変態」

ネコキング「酷ない?」

作者「どうでもいいからはよ話せ」

ネコキング「しゃーないなぁ。で理由なんだが、作者、お前今日誕生日だろ」

作者「誕生日?あ、そっか今日か!」

狂三「忘れていましたの!?」

ネコキング「コイツいっつも誕生日忘れんだよ。で、今日はサプライズでお前等を呼んだって訳」

作者「でも、壁に繋げる理由はねえだろうが」

狂三「そうですわよ!なんでわたくしまで!」

戦車「だってガンダムで誕生日と言えばこうじゃん?」

エラン四号「ハッピバースデートゥーユー・・・」

目の前ピカー

作者、狂三「「え」」

スレッタ、エリー「「ハッピバースデートゥーユー!」」

作者「オマッ!?ちょっ!?今すぐヤメロ!焼きトウモロコシに俺等をするつもりか!?」

狂三「冗談ではありませんわよ!?」

ネコキング「あきらめろ。お前等のことは忘れねえから」

作者「ふざけんなぁ!?」

狂三「さ、作者さん!?なんとかして下さいまし!?」

作者「手足動かせねえもん!無理だわ!」

エラン、スレッタ、エリー「「「ハッピバースデートゥーユー!」」」

作者「ぎゃあああああああああっ!」

狂三「きゃあああああああああッ!」
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