デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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ガンダムチャンネルで鉄オルを見ながら投稿している鉄血です。

やっぱりガンダムは面白いネ!


第三話

「おはよう、真那。まだ朝ご飯出来てないから待ってて」

 

「あ、おはようございます兄様」

 

私服に着替えた真那がリビングに入ると、台所の方から士道の声が聞こえてくる。

そんな士道の挨拶に真那は返事を返し、自分が座る椅子に腰を下ろすと、目の前の椅子に腰かけていた十香と目があった。

 

「おはようなのだ!真那」

 

「十香さんもおはようです」

 

朝の挨拶をしてくる十香に真那も返事を返すと、士道が台所から料理が盛られた皿を運びながら辺りを見渡す。

 

「そういえば・・・耶俱矢と夕弦は?まだ寝てるの?」

 

「あ、そーいえばまだ見てないね?」

 

「耶俱矢さんと夕弦さんなら後で来ると言ってました。私が見た時は、起きたばかりみたいでしたから・・・」

 

四糸乃のその声に士道は小さく苦笑を漏らした。

 

「何時ものことと言えば何時ものことだけど・・・じゃあ、朝ご飯が冷めるのもあれだからさきに先に食べようか」

 

「うむ!」

 

「はい・・・!」

 

「賛成ー!」

 

士道のその言葉に三人は頷いた。

これが何時もの光景である。

と、そんな何時もの光景を見ていた真那に、士道が真那の様子を見て心配そうな表情をする。

 

「真那?何処か体調でも悪い?元気無いみたいだけど・・・」

 

「・・・へ?いや、特に何でもねーですよ?」

 

急に話題を自分に逸らされた真那は素っ頓狂か声を出しながらなんでもないと返事を返す。

 

「そうか?ここ最近は何処か遠くを見ているようだが・・・」

 

「だからなんでもねーですってば」

 

十香のその言葉に真那は笑顔で返事をした。

 

「ぬぅ・・・そうか」

 

十香はどこか納得のいかない様子だったが、それもすぐに屈託のない笑顔に戻った。

 

「では、シドー頂きますだ!」

 

「うん。いただきます」

 

「いただきまーす!」

 

「いただ、きます」

 

「・・・いただきます」

 

皆で手を合わし、いただきますと言ってから真那達は朝食を取り始める。

 

「そういえば、おにーちゃん達は今日、体力測定の日じゃなかったっけ?」

 

「おう。だから十香もあまり食べ過ぎないようにな」

 

「む?そうか・・・なら八分目辺りにしておく」

 

士道達がそんな談笑をしていると、玄関の方からガチャリと扉の開く音がリビングにまで聞こえてきて、皆は玄関の扉へと視線を向ける。

そしてバタバタとした走る音と共に、リビングの扉が勢いよく開いた。

 

「わ、私の勝ち!!ぜーはーッぜーはーッ・・・」

 

「敗北。私の負けです・・・」

 

「耶俱矢に夕弦、どうしたの?そんなに慌てて」

 

肩で息をする八舞姉妹を見て、驚いた表情をする士道に、夕弦は答える。

 

「返答。どちらが先にリビングに着くか勝負をしていました」

 

「相変わらず勝負好きだねー」

 

「それよりも、だ。士道」

 

「ん?どうしたの?」

 

耶俱矢はジト目になりながら、今の士道達の状況に口を出した。

 

「なぜ、我が来るよりも先に朝食を取っているのだ!」

 

「不満。もう少し待てなかったのですか」

 

「遅れる二人が悪いでしょうに」

 

「ぐっ、それを言われると何も言い返せぬ・・・」

 

真那の正論に言葉を詰まらせる耶俱矢。

そんな彼女に対し、夕弦は椅子に腰を下ろしていた。

 

「耶俱矢。早く食べないと朝食が冷めます」

 

「後でまた聞くからな!!」

 

そして二人も急いで朝食を取り始める。

と、真那が着ている上着のポケットの中からバイブ音と、着信音がリビングに鳴り響いた。

 

「・・・誰でしょうか?」

 

「・・・誰々?」

 

真那の携帯の番号を知っている人はかなり少ない。

しかもこんな朝一に電話をかけてくる人なんてそうそういない筈だ。

真那はポケットの中から携帯電話を取り出すと、画面表示を確認する。

そしてそこに映し出されていた名前は───

 

「──────っ」

 

携帯の待ち受け画面に映し出された名前。それはあの日、兄様がいなくなったあの日から連絡のやり取りをしなくなったユージン・セブンスタークだった。

 

「誰から電話?」

 

琴里のその言葉に真那は───

 

「知り合いから電話が来たのでちょっと席を外します」

 

そう一言皆に言ってから真那はリビングから出て、コールボタンを押す。

 

「もしもしユージンさん?」

 

真那のその言葉と同時に、ユージンの声が真那の耳に響いた。

 

『真那。今日、時間空いてるか?』

 

「ええ。まあ」

 

どうせ《ナイトメア》を探す以外にやることのない真那はそう答えると、電話越しでユージンは言った。

 

『今日、お前に話があるってマクギリスの奴が俺に言ってきやがってな。俺と一緒に来てくれるか?』

 

「マクギリスさんって・・・なぜ、急に?それにユージンさんも───」

 

何故と言う真那の言葉を遮るようにユージンが真那の疑問に答えた。

 

 

 

 

『“三日月とお前について”って言えばいいか?』

 

 

 

その名前に───

 

 

真那は言葉を失った。




作者「皆覚えてなくて、ユージンやマクギリスくらいしか三日月の事を覚えてないの真那ちゃん?どんな気持ち?」

真那「今ここで作者さん殺れば展開変わります?変わりますよね?」ハイライトオフ

狂三「真那さんのハイライトが消えてますわよ?」

戦車「これは俺も庇うことできねえや。一回殺られてこい」

ネコキング「いやー、酒が美味い」
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