デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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中々ダンタリオンの戦闘にまで行けねえ・・・


第十四話 真紅の悪魔

「・・・む?なんだ?」

 

微かな轟音に十香が顔を上げる。

 

「どうかしたか?十香」

 

士道が十香のふとした反応に首を傾げると、次の瞬間、明るかった家の中がパッと一瞬にして暗くなる。

 

「おわっ!?」

 

士道が動揺の声を漏らしながら辺りを見回す。と次の瞬間、近くで轟音が轟いた。

 

「な、なんだ!?」

 

士道がカーテンを開けると、夜の天宮市の一部が黒煙を上げ、赤く輝いているのが見える。そしてアリーナの方向に“巨人”がいた。

 

「・・・・そうか」

 

“士道”は妙に落ち着いた様子でダンタリオン見る。

 

「真那達は───“あの人”を選んだんだな」

 

士道はそう呟いて外へと出る。

 

「・・・シドー?」

 

「十香。アレを止めるぞ」

 

「・・・う、うむ」

 

まるで別人のように変わった士道に困惑するそんな十香の横を通り、外へと向かう。

ダンタリオンを止める為───彼女達が求めた“あの人”を呼び戻す為に。

 

「・・・なら俺も“覚悟を決めないとな”」

 

真那達が覚悟を決めたように自分のやるべきことを今、やらなければならない。

 

「・・・ぬ?何か言ったか?シドー」

 

「いや、何でもないよ」

 

どうやら聞こえていたらしい十香に士道は苦笑はした。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「だ、だーりんは無事なんですかぁー?」

 

「無事だと思うしかない」

 

美九と折紙はダンタリオンが街中で戦闘を行っている中、急いで五河家へと向かっていた。

都市部の方では大パニックが起こっており、人出が少ない道を通ってきている彼女達の所にまで悲鳴や怒号が聞こえていた。

 

「そ、それにあれは何なんですぅ?あんなの見たことないですよぉ!?」

 

「私も見たことない」

 

そうはいいつつも、折紙の頭の片隅で何かが引っ掛かる。

そう。なにか、とても大事な事を忘れているような・・・

 

「・・・・・でも今は」

 

士道の無事の確認が最優先だ。折紙は美九と共に入り乱れる人混みを掻き分けながら走っていく。

───と、その時。

 

「・・・・・・?」

 

折紙の耳に何かの音が聞こえた。

 

「ちょっ!?ど、どうしたんですかぁ?」

 

突然止まった折紙に美九はぶつかりそうになり、美九はすぐに足を止める。

 

「・・・・上?」

 

そんな中で折紙は顔を空へと向けると、暗闇の夜空に一筋の青白い光が上空に描いていた。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「いやぁ、なんですかアレ」

 

神無月は進行するダンタリオンを映像で捉えながら《フラクシナス》の艦橋で眉を顰める。

 

「アレから謎の周波が発せられて電子機器が全滅、予備電源で何とかなっていますが、アレは普通じゃない代物なのは間違いないみたいですね」

 

お陰で顕現装置の殆どが使い物にならないせいで戦闘をするのは論外となっている現状に神無月は溜息をつく。

 

「・・・まずはどうにかして顕現装置を元に戻さないといけませんね」

 

そうでないと話にならないと、神無月はクルーに指示を出そうとした時───。

 

「───ッ!!」

 

パッと艦内の照明が突然消灯した。

そして次の瞬間、艦内に激しい震動が走る。

 

「おっと・・・?一体何が起きました?」

 

神無月はモニターをつけようとするが何も映らない。

 

「艦橋の窓を展開して周囲の確認を」

 

「は、はい!」

 

冷静な神無月の指示にクルーが艦橋の窓を開けた次の瞬間、神無月は開いた口が塞がらなかった。

 

「───な」

 

何故なら艦橋の眼の前には───

 

『──────』

 

血のように真紅の装甲を持つ“ガンダム”が手にした巨大な銃の銃口を艦橋に向けたまま、《フラクシナス》を制圧していた。




アスタロト「オレのパーツ何処ー?」

作者「お前、いっつもパーツを無くしてんな」

戦車「復讐劇かと思ったらパーツ探しだからなぁ、アスタロト・・・」

狂三「凄いチグハグですわね?」

作者「装甲と武器の殆ど売られたからな・・・」

グシオン・ウヴァル「俺達よりマシじゃねえか!!」
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