えー、士道君のせいでタイトル通り地獄が連鎖します
「クソッ!!こんな時に俺は何も出来ねえのかよ!」
ユージンは人々が逃げ惑う人混みの中、必死に十香達を探していた。
生身であるユージンにはダンタリオンの相手をすることが出来ない。だから自分が出来ること────それは十香達の増援を呼ぶということだけだった。
今、真那達がダンタリオンを全力で抑え込んでいる。なら、自分は一分一秒でも早く、十香達を探し出さねばならない。
「どこだ!!十香!四糸乃!琴里!美九!七罪!折紙!いるなら返事をしやがれ!」
自分に対する怒りと一刻も早くという焦りが混じった怒声が瓦礫の山と化した街に響き渡る。
「早くしねえとアイツらが・・・ッ!」
いくらマクギリスの野郎がいるとはいえ、長くは持たないと思ったその時だった。
「ユージン!!」
「・・・・・ッ!?」
誰かが自分の名を呼んだ。十香達ではない。その声は男の声だったし、そしてなにより聞き覚えがあった。
ユージンは声が聞こえた方へと振り返る。そしてそこにいたのは────
「やっと見つけた!!」
“五河士道”と十香達だった。だが、ユージンが驚愕したのはそれだけではない。
「お前・・・なんで“俺の名前を“────」
そう。三日月が消えた時からユージンは五河士道と会っていない。眼の前にいる五河士道は“お互いを知るはずもない筈”なのに。
驚愕で目を見開けるユージンに士道は言う。
「今はその話は後!それよりも早く真那達の所に!」
「お、おう!こっちだ!」
切羽詰まったこの状況でそんなことを考えている暇はない。
すぐ現実に戻されたユージンは士道達を真那達がいる戦場へと案内する。
「シドー!アレはなんだ!?一体何が起きている!」
「そうよ!というか、その人誰!?士道の知り合い!?」
十香と琴里の質問に士道は走りながら答える。
「知り合いだよ!信頼出来るし信用も出来る!それにダンタリオンを含めたガンダムは“鍵”なんだ!厄災を封じる為の錠になった彼を開放する為の鍵!」
「錠!?鍵!?何よそれ!?」
「説明は全部終わってからするから!」
ユージンも半分も理解出来ていないその説明に分からないと叫ぶ琴里に士道は答える。そして、先頭を走るユージンに謝るように士道は言った。
「本当は“錠”の役目は彼じゃなくて俺がするべき筈だったんだ!だけど、俺には“澪”を止めなくちゃいけないからって残りの役目を俺に押し付けて錠としての役目を三日月がバルバトスと一緒に!」
「だから錠ってなんだよ!?澪って誰なんだよ!?それにお前は一体────」
なんなんだよ───と、言おうとしたユージンに士道が叫んだ。
「俺は“三日月・オーガスが塗り潰す筈だった──消えるべき筈だった五河士道”なんだ!三日月とバルバトスは“俺が原因で”この世界に産まれた被害者なんだよ!」
その言葉に────
「ねえ・・・それってどう言うこと・・・?」
琴里の震えるその言葉を皮切りに、皆が動揺していた。
「「!?」」
士道とユージンが目を見開けた。マズい。これは────
「その“三日月”って人が私の本当のお兄ちゃんで・・・そのお兄ちゃんが消えて・・・じゃあ・・・私の・・・私のこの記憶のお兄ちゃんは・・・“誰”なの?」
偽り続けたその現実が────崩壊した。
狂三「やらかしましたわね!士道さん!」
作者「長いこと三日月の裏側で十香達を見てた士道だからねぇ・・・言うタイミングの悪さよ」
戦車「つかお前、ヒロインズになんか恨みでも持ってんの?」
作者「もってないよ?ただ、原作主人公にはやらかしてもらいたくてね?」
戦車「何かあったっけ?」
作者「原作主人公のCVは?」
狂三、戦車「「・・・あ」」
作者「鉄血ではやらかしまくったよなぁ?」
狂三「その共通点まで引き継がなくてもよろしくありません!?」