デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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来週から仕事関係で八月一杯まで投稿がガクンと落ちますが気長に御楽しみください!

作者「鉄血の強襲艦見てて思ったのがさ、アレ、プルーマに組み付かれないようにあんな突撃に特化したんじゃねえのかなって。でないと阿頼耶識なんか戦艦に装備されないだろ」

狂三「つまり、戦艦ごとガンダムでモビルアーマーに突貫したと言いたいですの?まあ、艦首が収納出来る時点で有りえないとはいい気れませんが・・・」

作者「その辺はどうなんだろうね?」

狂三「わかりませんわよ。そんなこと」


第二十九話 step to Light

 

「「「「「「「「・・・・・ッ!?」」」」」」」」

 

青い空に一条のピンク色の光が空を切り裂く。

それと同時に士道達が乗った車がトンネルに差し掛かった。

 

「急いでくれ!何か嫌な予感がする!」

 

「分かってるっての!」

 

天宮市の南側は五年前の大火災以来、放置され廃墟となった街やビル等が立ち並ぶ。

このトンネルも昔はよく使われいたのだろうが、今は対向車線を走る車は一台もいない。それを利用して、ユージンは一気にアクセルを踏み入れる。

 

「もうすぐ出口です!」

 

真那の言葉と同時に士道達が乗る車がトンネルを抜ける。

真那達は外の光に一瞬目を瞑るがすぐに慣れる。そしてトンネルを抜けた“目の前の光景”を見て全員が絶句した。

 

〘──────ッ!!〙

 

目の前の光景───一言で言うなら地獄だった。

DEMやASTの仮設設備が黒煙を上げている。

そして何よりも自分達の目の前にいるソレに皆は目を奪われていた。

全高だけ見てみればザッと見ても百メートル以上ある。二足歩行でホバー移動するソレは六本の触手のようなマニュピレーターをまるで生き物のようにゆらゆらと動かしながら隊員達を”殺していた“。

そしてマニュピレーターの一つが十香達が乗る車を視界に捕らえると、尖端の巨大なクローアームが口のように開き、中心のカメラが赤く発光する。

 

「・・・ひっ!?」

 

四糸乃がマニュピレーターのおよそ機械らしくないその不気味な動きに小さく悲鳴を上げる。

だが、そんな四糸乃の悲鳴を聞いているのかいないのか、そのマニュピレーターのカメラ部分からバチバチとピンク色の光が収束し始める。

 

「・・・ッ!?お前等、早く逃げる準備をしろ!!」

 

「え?」

 

「いいから早く!!」

 

ユージンの指示に従い十香達は霊装を纏うと、士道とユージンを担ぎ上げ、車を乗り捨てると、モビルアーマーは先程まで彼等が乗っていた車に目掛けて極太のビームを発射した。

 

〘──────!!〙

 

車が一瞬にしてビームの光に飲み込まれる。

 

「あっつっ!?」

 

ビームの灼熱の本流と共に十香達が居た場所は一瞬にして火の海と化した。

ドロドロに溶けた鉄にコンクリート。先ほどまで道だった所は溶けており、自分達が逃げ遅れたらどうなっていたかと想像したくない。

だが、その驚愕もすぐだった。

 

「ちょっ!?なによコイツら!?」

 

「驚愕。これは・・・!」

 

「・・・・!?」

 

耶俱矢のその声と同時に蜂のような見た目の機械がいきなり襲ってきた。

蜂のような形をしているが、大きさだけでも戦車と同じくらいのサイズだ。高速移動しながら襲ってくるソレらを、耶俱矢と夕弦は手にしたラファエル《颶風騎士》で一機を破壊する。

だが、それは数百機の内の一機を破壊しただけに過ぎない。空には大量の蜂型機械が生き残っている隊員や基地、廃墟跡の工場をその数の暴力にモノを言わせていた。

 

「コイツらはプルーマだ!!モビルアーマーを破壊しないといくらでも増殖してくるぞ!!」

 

「じゃあ、モビルアーマーを破壊する」

 

ユージンの説明を聞いた折紙は滑空したままモビルアーマーへと向かっていった。

 

「───メタトロン《絶滅天使》」

 

その声に呼応するように、折紙の頭上に幾つもの大きな『羽』が連なった王冠のような天使が顕現する。

メタトロン《絶滅天使》は折紙が手をかざすと同時にバラバラに分解し、それぞれの先端からモビルアーマー目掛けて光線を放った。だが───

 

〘──────〙

 

その光線はモビルアーマーの装甲に直撃した瞬間、四方に拡散した。

そしてその攻撃に反応してか、モビルアーマーもお返しとばかりにマニュピレーターの尖端からビームを放つ。

 

「──────ッ!!」

 

そのビームを間一髪躱した折紙は顔を顰めていた。

 

「───効いていない」

 

「モビルアーマーもバルバトスと同じナノラミネートアーマーだ!だから仕留めるには大質量兵器で仕留めねえと装甲を突破出来ねえぞ!!」

 

「───なッ!?」

 

その後略法に真那は無茶苦茶だと思った。

あの巨体で近接戦を仕掛けたとしても、自分達が持つ武器ではかすり傷程度にしかならない。

そんなのどう攻略すればいいのだ。

 

「───なら!」

 

「呼応。───私達が突破します」

 

耶俱矢と夕弦がラファエル《颶風騎士》を構える。おそらく【天を駆ける者】でダンタリオンの装甲を突破したようにモビルアーマーを穿とうと言うのだろう。

 

「少しだけ時間稼ぎお願い!!」

 

「分かった!!」

 

十香達が八舞姉妹に襲いかかるプルーマを次々と撃ち落とし、凍らせていく。

そして耶俱矢と夕弦の手に握られた巨大な槍が風を纏いそしてモビルアーマーに狙いを定める。

 

「「ラファエル《颶風騎士》───エル・カナフ【天を駆ける者】!!」」

 

ダンタリオンの堅牢な装甲を突破した一撃がモビルアーマーへと一直線に進んでいく。

モビルアーマーの装甲を突破できる数少ない一撃。それがモビルアーマーに───

 

 

「「「「「「「「・・・・・ッ!?」」」」」」」

 

 

 

───“直撃しなかった“。

二人の必殺の一撃を、モビルアーマーは“避けた“。

その巨体に似合わぬ反応速度で。当たる直前に。

絶句する皆に対し、ハラエルは先ほどの攻撃が脅威だと判断したのか、プルーマの全体八割を十香達に差し向ける。

天使と天使との戦いが始まった。




作者「モビルアーマー戦書いてて思ったんだけどさ、鉄血のモビルアーマーヤバ過ぎるだろ。ハシュマル発掘シーンでダインスレイヴが何本も埋まってたから思うんだけどさ、ハシュマルって誘き出してあそこにダインスレイヴ撃ち込んで埋めたんじゃない?出ないとフラウロスと埋まってた理由がそれくらいしかないんだわ」

狂三「そう言えば、ボードウィン家の管理する廃棄コロニー周辺の太陽の光が届かないデブリ帯の最奥に巨大な氷の大地の中にエイハブリアクターの反応とプルーマが何機か埋まっていた話がありましたわね?もしかしてあの氷の中にもいるんじゃありませんの?」

作者「ハラエルがクジャン家の廃棄コロニーに封印されていたことといい、一体何があったんかね?」
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