デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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鞠奈「ねえ」

作者「ん?どしたん?出てくるなんて珍しい」

鞠奈「そっちで動ける身体が欲しいんだけど」

作者「あー、確か妹ちゃんと一緒で、ラタトスクのネットワークでしか動けないからか」

鞠奈「そうよ。だからあんたなら作れるんじゃない?一応、ロボットも作れるみたいだし?」

作者「趣味で作ってるロボットであってパーツも予算もなにもねーっての!!一応、仮のボディ用意してやるから待ってろ」

鞠奈「ホントに?なら待つわ。期待してるわよ」

作者「期待するなよ・・・」


第三十ニ話

───道化は笑う。───道化は笑う。己が願いが叶うと確信したがゆえに。

 

 

───少女達は踊る。───少女達は踊る。大切なモノを取り戻す為に。

 

 

───少女達と踊る。───少女達と踊る。少女達の───一人の少年の願いを叶える為に。

 

 

 

───そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分達を利用した道化の計画を破産する為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「─────う、そ」

 

真那達は目前に起こった光景をあり得ないといった表情で眺めていた。

自分達が殆ど傷を与えられずにいたモビルアーマーを一瞬で屠ったマルコシアスに戦慄と得体の知れなさを覚える。

だが、それも無理もない。

本来──モビルアーマーとは”単機”で倒す前提ではない化け物だ。

あの三日月でさえ、モビルアーマーを撃破するのにバルバトスを大破寸前まで酷使したが、マルコシアスは一瞬でほぼ無傷の状態でモビルアーマーの一機を撃破した。

 

化け物を超えるバケモノ。

 

もはや人としての強さではなく、まさに人間を辞めた強さと言って過言ではない。

マルコシアスが仕留めたハラエルから大太刀を引き抜き、真紅に染まったツインアイで真那達を見る。

 

「「「「「「・・・・・・ッ!?」」」」」」

 

マルコシアスに見られた瞬間───”ゾクリ”と彼女達の背筋に寒気が走った。

───殺される。

 

マルコシアスから向けられたもの。それは──殺気。

 

十香達が天使を使う以上、マルコシアス含めガンダム達にとっては天使とは殺すべき相手なのだろう。

だが、今のマルコシアスは十香達を見ても襲うような素振りは見せない。

硬直する真那達を見下ろすマルコシアスはもう一機のモビルアーマーに視線を変える。

ハラエルはマルコシアスに見られた瞬間、胴体部に装備されたカメラが点滅し、おかしな挙動を取る。

それはまるで”マルコシアスに恐怖しているような”挙動だった。

だがそんなハラエルにマルコシアスはこれ以上関わるつもりはないのか、背中と腰のスラスターを吹かしながら一気に跳躍し、かなり離れた廃ビルの屋上に着地すると、そのまま溶けるようにその場から姿を消した。

 

「ちょっ・・・!?なんでアイツは攻撃しないのよ!?」

 

七罪はマルコシアスがもう一機のモビルアーマーに攻撃せずに消えたのを見て、そう叫ぶ。

七罪のその疑問に答えたのは士道だった。

 

「・・・試練だ」

 

「なに?」

 

士道が溢したその声に十香は士道に顔を向ける。

 

「どういうこと?」

 

琴里がそう言うと、士道は琴里達を見て言った。

 

「マルコシアスは俺達が”モビルアーマーを倒せるかどうか”を見極めているんだ。最低でもモビルアーマーを倒せなくちゃ十香達に”鍵の役割”を任せられない。三日月は返せないっていうことだと思う」

 

「な───ッ!?」

 

「そんなの無茶苦茶よ!?」

 

ただでさえ、あの巨体にダメージを与えるだけでも苦労するのに、それを倒す。

無理難題と言ってもいい。だが───

 

「けど、倒し方は教えてくれた」

 

折紙は残骸となり、消えつつあるハラエルに指を指す。

 

「多分、あの中心にあるカメラ部分が弱点なんだと思う。そこを攻撃すれば・・・」

 

「正確にはモビルアーマーの制御中枢区を破壊すりゃいいんだよ」

 

折紙の言葉を遮るようにユージンは口を開く。

そして皆が一斉に振り向いた。

ユージンは振り向いた皆に言う。

 

「ヤバい状況だったから言えなかったんだが、モビルアーマーは基本的にAIが搭載されてんだ。あの頭の奥にある制御中枢区をぶっ壊せれば・・・」

 

「倒せる可能性はある!!」

 

「でも、どうやってあそこまでいくのよ?プルーマ達も周りに飛んでいるのよ?」

 

琴里の問いにユージンは答えた。

 

「分断するんだよ。俺達でな」

 

「分断?」

 

「ああ。モビルアーマーの本体を叩くのは十香と耶俱矢、夕弦、真那。お前らだ。で、残りはプルーマの足止めをしてもらうしか策はねえ」

 

そう言ってユージンはモビルアーマーを見る。

あの巨体をゆっくりと地面から起き上がろうとしており、完全に起き上がったら天宮市に向かうだろう。

そうなる前にアイツを倒さなければならない。

 

「いいか!十香達はモビルアーマーの攻撃を掻い潜って一点突破!プルーマは出来る限り無視しろ!そんで琴里達は周りのプルーマを破壊か足止めをしてくれ!!俺の護衛はしなくてもいい!」

 

「でも、それじゃあユージンさんは!?」

 

「自分の身くらい自分で守れるっての。・・・だから言ってこい」

 

「・・・わかりました。ぜってーに死なねーでくださいね。皆で帰るんでやがりますから」

 

「・・・おう」

 

真那の言葉にユージンは頷く。

真那は剣の切っ先をモビルアーマーに向け、叫んだ。

 

「モビルアーマーを倒して皆で生きて帰りましょう!」

 

 

「「「「「「「おう!(はい!)」」」」」」




鞠奈「・・・ねえ、作者」

作者「なんだよ?」

鞠奈「どーしてコレなのよ!?他になかったわけ!?」

作者「可愛いだろ?等身大デラックスホッツさん」

鞠奈「しかも身体動かないし!最悪よ!!」

鞠亜「可愛いと思いますよ?鞠奈」

鞠奈「てか、なんで鞠亜は普通の身体なのよ!?こんなの贔屓よ!贔屓!!」

万由里「・・・・・」ジーッ

鞠奈「な、なによ・・・」

万由里「・・・・可愛い」
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