デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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作者「ウルズハントアニメ化おっしゃあ!!」

狂三「テンションが昨日からハイですわね・・・」



第四十八話

赤と紅がぶつかり合う。

長剣と戦斧が火花を散らしながら一体と一人は空を駆けた。

 

「───はぁっ!!」

 

『──────!』

 

五河琴里とガンダム・ゼパルは何度も互いの戦斧と長剣を斬り結びながら睨み合う。

 

「こんのおぉぉぉッ!!」

 

琴里は叫びを上げながら手に握られた戦斧を振るう。

だが、ガンダム・ゼパルは琴里の一撃を難なく受け流し、そのまま剣を一閃する。

 

「このっ!」

 

琴里はその神速の一閃を危なげに戦斧で受け止めるが、ガンダム・ゼパルは琴里が攻撃を受け止めるのを予想していたかのように、剣を滑らせながら戦斧の返しの部分に剣の切っ先を引っ掛け、そのまま払うように琴里が握っていた戦斧を払い飛ばした。

 

「───っ!?──まだこんなもんじゃないわよ!」

 

一瞬、琴里は払い飛ばされた戦斧を目で追うが、すぐにガンダム・ゼパル目掛けて拳を振りかぶる。

拳を振りかぶる琴里にゼパルも剣を握ったまま、琴里の振りかぶられた拳を自身の拳で受け止めた。

 

「なっ・・・!?」

 

ゼパルに腕を掴まれた琴里は驚愕するが、そんな琴里にゼパルは琴里に目掛けて頭突きをブチかます。

 

「・・・・くぅ!?」

 

ゼパルの強烈な頭突きにふっ飛ばされた琴里は、涙目になりながら自身を見下ろすガンダム・ゼパルを見上げた。

 

強い

 

琴里は自分とは全然違う戦い慣れたガンダム・ゼパルの動きを見て顔を歪める。

苦戦で顔を歪める琴里に対し、ゼパルは剣とシールドを構えたまま此方が動くのを待っている。

そんな強者の余裕に、琴里は怒りを燃やした。

 

「・・・やってやろうじゃない。舐められたままじゃ私もむかつくのよッ!!」

 

「灰燼とかせ───カマエル《灼爛滅鬼》!」

 

そう叫ぶと同時───琴里の周りに焰が纏わりつく。

そして琴里の身の丈ほどの巨大な大砲が姿を現した。

 

「絶対に・・・おにーちゃんを取り戻すんだから!」

 

『──────』

 

来い

 

ガンダム・ゼパルは自分にそう言ったような気がして──

 

「カマエル《灼爛滅鬼》───メギド【砲】!!」

 

ガンダム・ゼパルに焔の砲撃が放たれた。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

フラウロスとグシオンの正確な砲撃と狙撃が高速で空を駆ける二人の肌を掠める。

 

「危なっ!?」

 

耶俱矢は肌を掠める弾丸に冷や汗を流す。

いくら最強の鎧である霊装を纏っているとはいえ、あんな大口径の弾丸が直撃すれば致命傷まではいかなくとも、戦闘不能になりかねない。

 

「耶俱矢!」

 

「────ッ!」

 

夕弦が耶俱矢を呼ぶ。

その瞬間、フラウロスの背部レールガンの弾丸が耶俱矢の目の前を通り過ぎた。

そして通り過ぎたその弾丸は、遙か遠くの建物の上半分を吹き飛ばす。

その威力に二人は顔を青くした。

 

「・・・嘘でしょ?」

 

「驚、愕。この威力は・・・」

 

ガンダム・フラウロスのレールガンの威力はどれほどのものか一度見ている。

自分達が死力を尽くして破壊した隕石を単機で破壊するほどの馬鹿げた威力だ。油断はしないとは決めていたが、変形していない状態でこの威力は洒落にならない。

だが、問題は別にある。

 

『────ッ!』

 

グシオンが足を止めた二人にハルバートを手に距離を詰めてきたのだ。

 

「ああもうッ!」

 

「回避。当たりません」

 

振り降ろされるハルバートを二人は避けると、その回避したタイミングを狙ってフラウロスが砲撃をしてくる。

 

「・・・・っ!!」

 

ソレを身体を捻ることで回避した夕弦にグシオンは逃すわけがなく、追撃しようとするが────

 

「夕弦に・・・何してんのよこらー!!」

 

巨大な槍を手に耶俱矢が突撃しその追撃を間一髪弾き返す。

 

「夕弦!大丈夫!?」

 

「耶俱、矢・・・平気です」

 

「よかった・・・」

 

平気と答える夕弦に耶俱矢は安堵の声を漏らすが、すぐに険しい表情でフラウロスとグシオンを睨みつける。

 

「話には聞いていたけどあの連携、厄介過ぎるでしょ」

 

「返答。三日月があの二人に背中を任せるだけの実力は伊達ではないみたいです。耶俱矢」

 

「・・・うん。ちょっと羨ましいかも」

 

自分達もあれだけ強ければと少しだけ考えてしまう。

だが────それでも。

 

「勝つのは私達です。三日月は渡しません」

 

「それには同意。今さらあの馬鹿が謝ったって赦してあげないんだし。それに・・・」

 

「「士道(三日月)にはあの時自分達が助けてくれたように今度は私達があのときのように助ける番だから!」」

 

そう宣言する二人にグシオンとフラウロスは────

 

『────』

 

『────』

 

少しだけ、そのツインアイを輝かせた。




作者「そう言えば・・・キャラ紹介してなかったよね!次の回にしようか!」

狂三「唐突ですわね!?やるにしても誰からしますの?やはり、三日月さん?」

作者「んにゃ今主人公をやってる真那ちゃんから」

狂三「く、黒歴史とブラコンすねらせた真那さんですの?」

作者「次、真那ちゃん呼ぶけどそれ、絶対に本人の前で言うなよ?」
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