デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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投稿!!夏休み期間に入った為、投稿は激減しますが、よろしくです!

ゼロシステム?それは、鉄華団の未来も見せてくれるのか?

ゼロ、エピオンが機体が相方の時の三日月


第十六話

水族館を四人は満喫した後、折紙は公園で士道達と別れた。

折紙に関しては何かしら言いたげそうな雰囲気だったが、狂三を一睨みしただけで特に言うこともなく帰っていった。

そんななか、士道は十香に言った。

 

「十香。先に帰ってて。夕飯の買い物するから」

 

「む?なら、私も一緒にいくぞ?」

 

そう言う十香に士道は口を開く。

 

「別にそこまで買うわけじゃないし、気にしなくていいよ。それに最近トレーニングサボってたから身体も動かしたいからさ」

 

そう言う士道に十香は唸る。

 

「むぅ・・・」

 

食い下がる十香に士道は言った。

 

「飯、好きなやつ作ってあげるから」

 

そう言われば、十香は引き下がるしか無かった。

 

「シドー・・・絶対だぞ?」

 

「分かってるよ」

 

十香はそう言って、先に帰っていった。

士道は十香を見送った後、狂三に言った。

 

「・・・で、話ってなに?」

 

士道はそう言うと、狂三は口を開いた。

 

「ええ。それは──────」

 

狂三が言おうとしたその時だった。

 

「──────っ!」

 

士道は突如頭上から狂三に向けて放たれる殺気に気付き、バルバトスを一瞬で身に纏わせ、超大型メイスで迎撃する。

“ガァァン!!“と誰もいない公園で金属音と火花が飛び散る。

そんな中で、士道はテイルブレードを襲撃して来た人物に向けて射出した。

 

「!!」

 

不意打ち気味に襲ってくるテイルブレードが襲撃者に襲いかかる。

逃げまわる襲撃者に対し、士道はメイスを投擲した。

 

「チッ!」

 

襲いかかる巨大メイスに対し、跳躍し回避する襲撃者に士道は見覚えがあった。

 

「────容赦ねーですね。兄様」

 

聞こえてくる声に対し、士道が言う。

 

「不意打ちするからでしょ。それに殺気出てたから迎撃しただけだよ」

 

士道と狂三の視線の先に立っていたのは、ワイヤリングスーツを纏った真那が、士道を見つつも狂三を睨みつけていた。

肩には盾のような、羽のようなパーツが装着されている。昨日、士道が映像で見た装備だった。

 

「で?なんで真那は狂三を襲うの?」

 

士道がそう言って真那を見る。

そんな士道に対し、真那は口を開こうとしたその時。

 

「っ!?兄様!!」

 

突如慌てた様に叫ぶ真那に、士道はすぐさま反応する。

“パァン!!”と銃声が一度放たれる。

超至近距離で放たれる影のような弾丸が士道を襲うが、その攻撃を士道はナノラミネートアーマーで受け弾いた。

なぜか攻撃を仕掛けてきた“狂三に“対し、士道は容赦なくレクスネイルを狂三の首元を目掛けて手を掴むと、そのまま公園のアーチに投げつける。

 

「コフッ!?」

 

アーチに叩きつけられた狂三に士道は一目すると、真那が手にしたブレードでトドメを刺す。

じゅッ、と嫌な音を出しながら、それきり狂三は何も言わなくなった。

 

「ふぅ」

 

真那が軽く右手を振る。すると手に装着されていたパーツが肩に戻っていった。

 

「悪い。助かった」

 

突如襲ってきた狂三に士道が対応出来たのは真那のおかげだ。

士道は軽く感謝の言葉を伝えると、真那も言う。

 

「ヒヤヒヤしましたがまあ、兄様も躊躇いなくやりましたね。それに・・・」

 

真那は今の士道の姿に目を細める。

 

「今回は見逃しますが兄様のその姿。あまり表に出さねー方がいいですよ。“魔力感知に引っかからない“から警報やASTは出ませんが、一応兄様も抹殺か確保の対象になってやがりますので」

 

「別にアンタらが俺達の邪魔しなかったら戦うつもりなんてないよ。ただ、俺だってアンタ達に“仕事”の邪魔をされてるから応戦してるだけだし」

 

士道の言葉に真那は息を吐く。

 

「その“仕事“ってヤツを聞かせて貰っても?」

 

「言う必要あるの?」

 

「・・・まあ、そうでやがりますよね・・・」

 

士道の一言に、「はあ」と再び息を吐く真那。

そしてそのまま、真那は士道に交渉をした。

 

「じゃあ、こうしましょう。今回の件、私は上に“報告しないことにします“。勿論他言無用です。これでどうでやがりますか?」

 

「・・・アンタが嘘をついて報告する可能性もあるけど、保証はある?」

 

士道の言葉に対し、真那が言う。

 

「・・・そうでやがりますね・・・なら、先程兄様と一緒にいた《ナイトメア》についての情報提供って所でどうです?」

 

真那としても、これ以上の提供を要求されると残されているモノなど、ワイヤリングスーツの情報提供くらいしかなくなる。

真那は冷や汗を流しながらも、黙る士道に視線を向けていた。

そんな真那に士道は答えた。

 

「分かった。ならそれでいいよ」

 

「そうですか・・・それで手を打ちましょうか」

 

安堵する真那に士道は自販機でお茶を買って、真那に放り投げる。

 

「ん。時間かかると思うから、コイツ飲みながら話そうか」

 

「ありがとうございます」

 

お茶を受け取る真那に対し、士道は水を買って近くのベンチに座った。

真那もそれにつられるように隣に座る。

そして、二人の問答が始まった。

 




感想、評価、誤字報告よろしくです!

また、やるかわかりませんが、あとがきで設定会話や作者の色々なネタバレ会話などやるかもしれませんがよろしくです!
ちなみに、(本気でやるかは分かりません)」
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