デート・ア・オルフェンズ   作:鉄血

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マキオンでやっと中将にいきましたよ・・・ヘビアばっか使ってるからそっちに慣れすぎて他の機体が使えなくなるとい事態になってきました・・・

fgoで水着沖田の煉獄の声聞いて思った事。

ハム仮面じゃあねえか・・・


第四話

病院から出た士道は真那が帰ってくるまでの間、近くのベンチで暇を潰していた。

真那が来るまでの間、やる事が特に無い。だからと言って今後について考えても、自身の考えなどたかが知れている。

 

「寝るか」

 

士道はそう呟いた。

やる事がない以上、無理に身体を動かす必要などない。最近は休む暇など殆どなかったのだ。少し寝るくらい大丈夫だろう。

そうして士道は瞼を閉じる。周りの声が聞こえる中、唐突に電話がなった。

 

「ん?」

 

士道はそれに気付き、ポケットから携帯電話を取り出して確認する。着信画面には令音の名前が映し出されていた。

士道は通話ボタンを押す。

 

「眠そうな人、どうしたの?」

 

『・・・もしもし、シンかい』

 

知り合ってから随分経つが、令音はまだ士道の名前を間違えているのである。もっとも士道も人の事は言えないが。

 

『・・・ああ。折紙のお見舞いは終わったかな?』

 

「終わってるよ」

 

『ふむ、そうか。シン、今は何をしているんだい?そこまで急用ではないのだが一応聞いて置きたい』

 

「?今は病院出て真那を待っているとこ。さっきまで寝ようとしてたから、特にやることはないよ」

 

士道がそう言った後、令音が黙り込む。そして少しの沈黙の後に令音が口を開いた。

 

『なるほど。なら、真那が帰ってきてから〈フラクシナス〉に戻って来られるかな?琴里の事で作戦会議をして置きたい』

 

「作戦会議?」

 

令音の言葉に士道は疑問を浮かべる。

自分にはあまり馴染みのない事だった為、突然の作戦会議に少し疑問が浮かんだのだ。

そんな士道に令音が『・・・ああ』と返してきた。

 

『・・・シン、君は琴里をデレさせろと本人に言われたらしいが・・・今回のケースの場合、十香や四糸乃のときにはなかった大きなアドバンテージがある』

 

「アドバンテージ?」

 

『・・・ああ。至極単純な理由さ。突然現れる精霊と違い、今度の攻略対象は君や我々と何年もの間一緒に過ごしてきたんだ。その趣味嗜好、好きなもの、行きたがっている場所、欲しがっているもの・・・まあ、何でもだ。我々はそれらの情報を、他の精霊とはくらべものにならないくらいレベルで保有しているんだ。しかも、一日強とはいえ、プランを練る時間も用意されている。なら、これを有効活用しない手はないだろう』

 

そう言われてみればそれもそうかと、士道は納得する。 

 

『・・・そこで、琴里の事をよく知るクルーたちを集めて、二日後のデートプランについて話し合おうと言う事になったんだが、是非シンにも参加してもらいたいと思ってね』

 

「そこまで役に立てるとは思わないと思うけど?」

 

士道と言葉に令音は『それでもだ』と言ってくる。

 

「わかった。なら真那が戻ってきたら戻るね」

 

『・・・助かるよ。───では〈フラクシナス〉で拾おう。真那が戻ってきたら一旦自宅に戻って貰えるかな?』

 

「了解」

 

士道は短く答えて電話をきる。

ポケットに電話を押し込むと、そのまま士道は深くベンチに座り込む。と─── 

 

「すみません兄様。少々遅れました」

 

真那がそう言いながら、声をかけてきた。

 

「遅かったね」

 

士道の言葉に真那が嘆息しながら口を開く。

 

「ええ。少々面倒な方がいらっしゃいましてね。その方を相手していたので遅れました」

 

「そっか。お疲れ」

 

やたらげんなりしている真那に、士道はそれ以上声をかける事なくベンチから立ち上がる。

 

「んじゃ、もう昼だし飯食べに行く?」

 

「おっと、もうそんな時間でしたか。なら何処へ行きます?」

 

士道の言葉でもうお昼かと気づく真那に士道は言う。

 

「まぁ、歩きながら考えよう。あ、それと、真那」

 

「・・・?なんですか兄様?」

 

士道の言葉に首を傾げる真那に士道が言った。

 

「家に帰ったら眠そうな人が作戦会議するから真那もどう?」

 

「眠そうな人?・・・ああ、令音さんですか。作戦会議とは一体何をするんです?」

 

お茶の蓋をパキッと開けながらそう問う真那に士道がストレートに答える。

 

「デートプランだってさ」

 

「ぶっ!?」

 

士道の爆弾発言に真那は口に含んでいたお茶を吹き出す。

 

「大丈夫?」

 

ケホッケホッと咳き込む真那に士道は首を向けて言う。

 

「大丈夫であれば吹きませんよ!?兄様は気にしてないんです!?」

 

「気にした所でどの道やらないといけないから気にするだけ無駄でしょ」

 

「そりゃそうですけど・・・」

 

士道の言葉に真那は何も言えない。

そんな真那に士道は言った。

 

「まぁ、そんな事より昼飯食べに行こう。腹減った」

 

「何か納得いかねーです」

 

商店街の方に歩く士道について行くように真那は士道の後を追った。




もしも、鉄華団メンバーが他にもいたら

雨が降る中で士道達は窓を見て口々に言葉を漏らす。

「昼まですんげぇ晴れてたのに、いきなり雨降ってきたな・・・」

「まじかよ〜!傘持ってきてねえーわ!」

「俺も」

ユージンとシノがそう言う中、ビスケット達が口々に言う。

「ばあちゃんが雨が降るっていってたから俺は持ってきたよ」

「俺も昌弘が今日は絶対持っていけって」

「俺はニュースでも見たし、ツバメが低く飛んでたから知ってた」

士道達もそう言うが、そんな中オルガは苦い顔で言う。

「俺は天気予報で知ってけど、忘れちまった」

「んじゃ、俺の使えば?」

苦い顔を作るオルガに士道がそう言う。

「いや、それだとお前が濡れるだろ・・・」

「へーき」

オルガの言葉に士道は平気と言って鞄から未開封のゴミ袋を取り出す。

「これでカッパ作ればいいし」

「ワイルド過ぎるだろミカ・・・」

士道の言葉にオルガはそう呟いた。
その後、ゴミ袋を被ろうとした士道を見た十香達が自分達の傘に士道を入れたのを見て、シノとユージンが嫉妬の顔を作ったのだとか。


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