プリヤ世界にエミヤ参戦   作:yamabiko

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あけましておめでとうございます。

提出も終わって一段落、これでいっぱい捗るぞ! というつもりだったのですが年が明けてしまいました。何故だ。

今回は士郎とイリヤと美遊の話。書くの難しかった。
楽しんでいただけたら幸いです。

今年もよろしくお願いします。


【20】

 潮の香りをはらんだ風が、火照った体を冷ましていく。

 浜に寄せては引いていく波は、静かに一定のリズムを耳に刻む。

 雲がかる空の下。隙間から覗く星の光は遠く。

 夜の海辺で一人、イリヤは膝を抱えて座り込んでいた。

 

「ルビー、どこに行ったかな」

 湿った海風に、イリヤは身震いする。夏服から突き出た手足から、体温が風に巻き取られていくようだ。

(空気を読んでくれたのはいいけど、少し、寂しくなっちゃったな)

 一緒について来ていたルビーはいま、そばにはいない。

 イリヤがそう望んだからだ。

 鏡面界から現実世界へ戻った後。イリヤは無我夢中だった。とにかくあの場所から少しでも離れて、一人になりたかった。

 どうやったかは覚えていない。気が付けばこの海岸に来ていた。

 白い砂浜と、大きめの岩が海面から突き出したこの場所は、夏になるとよく遊びにくるお気に入りのところだ。

 昼間は多少の人影もあるのだが、今は真夜中。散策に来る者もいない。

 転身を解除し、体育座りで顔を伏せたイリヤに、ルビーは雰囲気を明るくしようとあれこれ自身の仕掛けをひっくり返したが、イリヤは到底そんな気分では無かったから、「もう一人にして」とルビーを追い払った。

 一人になって気が落ち着けば、なんとか気持ちの整理も付けられるだろうと思っていたのだ。

 しかし、昂ぶった気持ちの波が通り過ぎたところで、今度は先ほどの光景が何度も頭の中でリピートされる。

 潮騒の音だけが響く夜の砂浜。

 イリヤは、もう何回目かも分からない思考の迷路をさまよっていた。

 

(私のせいで、美遊は死にそうになった)

 まだ瞼の裏にうずくまる美遊の姿が焼き付いている。

 運がよかっただけだ。もしかしたら、アサシンの短剣には触れただけで死に至るような毒が塗ってあったかもしれなかった。

(私があの子を助けたいと思ったから)

 助けたいと思った少女は、アサシンだった。倒すべき敵だった。

 治療をしたところで意味が無かった。

(フェイカーさんの言うことは正しい)

 鋭い切っ先を持つ言葉は全て的を射ていた。

 何も言い返すことなどできない。イリヤのとった行動は全て、無駄だった。

(私が悪いっていうのは分かってる)

 勝手な思い込みで行動した結果が、これだ。

 もう、美遊も、凛さんもルヴィアさんも信用してくれないだろう。カード回収に参加したところでイリヤは皆の足を引っ張るだけだ。

 でも。

 それでも。

 頭では理解していても、割り切れない気持ちがあった。

(私は――――あの子を助けたいと思った気持ちを否定したくない!)

 結果だけ見れば、イリヤの行動は全て余計なものだった。

 けれど、あの時点ではアサシンだとは知らなかった。もしも、本当にただの巻き込まれただけの女の子だったら、イリヤのとった行動は意味のあるものになっていたはずだ。

 イリヤの腫れて赤くなった瞼から、また涙が滲む。

 胸の内を締め付けるように込み上げてくるもの。これは、たぶん憤りと悔しさと悲しさなんだと思う。

 目の前でフェイカーにあの子を消された時、イリヤが抱いた感情はまさにそれだ。

 助けようとした子を殺されたこと、それまでの行動――勇気を出してアサシンが潜む結界外に飛び出し、慣れない治癒魔法を行使したこと――を全て台無しにされた。それに憤りを覚えた。

 助けてあげられなかったことが悲しかった。フェイカーに全てを否定されて悲しかった。

 あの子の願いを叶えてあげられなくて悔しかった。何もフェイカーに言い返せなくて悔しかった。

 その全てが、胸の中心で駄々をこねる子供のように居座り続ける。

 そして。

(私はあの時、どうして――『横取りされた』と思ったんだろう)

 心の隅に、奥歯にものが挟まったかのような違和感がある。それも感情の整理を邪魔する一因だ。

「私が私でないような感じ……」

 自分以外の誰か、自分の知らない『私』がいるの?

 そんな恐怖が胸の奥底にひたひたと漂う。

「もう、分かんないよ」

 混乱が収まらない。

 それゆえ、浜に座ったまま身動きもする気も起きず、どれくらい時間が経ったかすら曖昧だ。

 暗い海の前で、イリヤは一人うずくまる。このままでは家に帰れない。でも、朝までに戻らなければ、さすがに家にもルヴィアからの連絡が届くだろう。それならいっそ朝が来なければいいのに。

 だが―――

 不意に紛れ込んだ異音が、その妙な沈滞を破った。

 砂を蹴る足音。

 それはリズムを速めながら、こちらへと近づいてくる。

 流石に気になったイリヤが顔を上げ振り返った先。

 そこにいたのは――

 

「やっぱりイリヤだ」

 

 どこかホッとしたような表情で微笑む、兄の姿だった。

 

 **********

 

「ほら、そんな恰好でこんなところにいたら風邪ひくだろう」

 そう言いながら、士郎は自らが羽織っていた黒い外套をイリヤに被せた。

 士郎にも裾が余るくらいの大きめの外套は、イリヤの身をすっぽりと覆い隠す。

 夏とはいえ、今は真夜中。海辺の風は涼しく、長時間、肌を晒していたならば確実に体温を奪われる。士郎はついさっき触れたイリヤの肩の冷たさに、歯を噛みしめた。

 もっと早くに来ればよかった。

 そんな思いが頭をよぎる。

「ど、どうしてお兄ちゃんがここにいるの!?」

 イリヤの驚愕に、士郎は頬を搔くしかない。

 確かに今は普段であったら布団の中にいる時間帯だ。外出するにしても非常識な時刻だろう。

「いやあ、ちょっとした用事を一成のとこで済ませたところなんだ。家に帰る途中で、無性に海が見たくなって、寄ってみたらイリヤらしき人影が見えたからさ」

「……ここ、柳洞寺から家までのルートで、けっこう外れたところだよ?」

 苦しい言い訳に容赦ない妹のツッコミが入る。

 訝しげにこちらを見つめて来るイリヤに、腹をくくるしかないか、と士郎は少しだけ本当のことを言った。

「イリヤが泣いてる気がしたんだ」

 途端、イリヤは今まで泣いていたことを思い出したのだろう、涙で腫れぼったくなった顔を勢いよく外套に埋めてしまった。そのまま無言で身じろぎ一つしない。

 長期戦になるな、と士郎は覚悟して、イリヤの背後に回った。そのままイリヤを膝の間で抱きかかえる形で、砂地に腰を下ろす。少しでもこの小さな背中を温められるよう、腕を回した。

 士郎は焦らずイリヤに付き合うつもりだった。

 こうなった経緯も理由も、十分に承知していたから。

 ――せめて、イリヤが自分で立ち上がって家に帰れるまで。

(アーチャーの野郎、あとで絶対ぶん殴る)

 後は任せたと、引っ込んでしまった相手に、士郎は胸の内で架空の拳を突き出した。

 

 

 誰もいない森の中、士郎が意識を取り戻したのは、現実世界に帰還してからずいぶん経った頃合いだった。

 どうやらアーチャーが夢幻召喚(インストール)を解除した途端、魔力切れで気を失ってしまったらしい。昨日今日の即席魔術師である士郎が魔力量の加減もよく分からず、全て使い切ってしまったことが原因、とアーチャーはのたまった。

(……こいつが最後にコレを投影したのがトドメだった気もするけどな)

 士郎がいま羽織っている黒の外套。アーチャーは何を思ったか、遠坂たちを見送った後、おもむろにこの外套を投影したのだ。

 神秘が込められていないのにも関わらず、何故か白黒の双剣を投影した時よりも魔力を消費したこの一品は、アーチャー(英霊)が投影しただけあって、見た目よりも軽く頑丈そうで、通気性はもちろん防寒も兼ねる優れものだ。士郎のサイズより一回りも大きかったのだが、これを着ていたおかげか、野外で寝ていたのにも関わらず身体を冷やさないで済み、なんとか移動できるくらいの体力は回復した。もっとも大木を背に、片膝を立てた体勢で寝ていたせいで、首の筋が少々痛んだが。

 士郎は起きて早々に、藪に隠していた自転車を引っ張り出し、イリヤが向かっただろう方向へと急いだ。なにせ目を覚まして聞かされた第一声が、

(すまないな。イリヤスフィールを泣かせてしまったようだ。――フォローは頼んだ)

 だったからだ。

 ならなんで今まで気絶させるような真似をしたかと、問い詰めた気分だったが、とにかく今は時間が惜しい。

 イリヤの居場所は見当がついていた。帰りがけに遠坂たちが青い羽を持つステッキに確認を取っているのを耳に挟んだからだ。

『姉さんがいるのはここから南東の方向、約4キロ地点です』

 遠坂はあの赤い方のステッキがイリヤと一緒に移動したのを、しっかり見ていたらしい。アレがついているならば放っておいても大丈夫、と遠坂たちは判断をくだした。

(いや、でもさ。それでもイリヤはまだ小さいんだ―――)

 青いステッキの言う座標を頭の中の地図で参照すれば、思い当たる場所があった。

 イリヤのお気に入りの場所。一人になって頭を冷やしたいならば、お誂えの場所だ。

 士郎は必死で足を動かした。とにかく大切な妹が心配で、外套の余った裾が風を受けバタバタと翻るのも気にならなかった。

 しかし空気を読まないのは、あのおかしなステッキだけではないらしい。

 その移動の最中でもアーチャーは淡々と報告を続けた。実際に内側から感覚を共有していた士郎にとっては、別に報告してくれなくとも困らないのだが、アーチャーはその事実を知らない。士郎も何を言われるか分かったものではないから、黙秘している。知らぬが仏とはよく言ったものだ。

 だが、アーチャーの報告を聞いていて引っかかったことがある。

 それは、コイツの話す言葉の中に、主観というものが入っていないことだ。公平を期すためだろうか、徹底して客観的な事実のみを並べて、感情的なものはまったく混じらない。

(これ、聞き方によってはコイツ一人が悪者にされてもおかしくないぞ)

 士郎は知っていた。心の内を完全に読めたわけでは無かったが、身体に走った動揺は感じていた。アーチャーは冷血漢では無い。外に出さず内心で押し殺した思いがどれだけあったことか。

 だが、こんな言い方では他人には理解されないだろう。

 アーチャーがどんな思いで最後のアサシンを殺したのか。どんな思いでイリヤを突き放したのか。――――全ては分厚い鉄仮面の下だ。

(……イリヤはあの時、なんて言ったんだろう)

 アーチャーは攻撃を仕掛けるアサシンを相手しても、目の端でイリヤを追いかけていた。薄紅色の結界の中、イリヤが抱いた少女がアサシンだと気付いていたが、そんなに焦るような事態でも無かった気がする。傷付いた少女はイリヤを襲うだけの力も無かったはずだ。

 しかし、何かイリヤの雰囲気が変わった気がした。それを肌で感じたアーチャーはイリヤに焦点を合わせた。強化された鷹の目は、些細な口元の動きさえ完全にとらえて―――そして、いきなり手にしていた短剣(ダーク)を投擲したのだ。

 あの瞬間、体中に走った焦燥はなんだったのだろう。アーチャーは「あの少女がアサシンだと分かって、とどめを刺した」とだけ言っていたが。

(……少し後味が悪かったな)

 襲ってくるアサシンを斬った感触もまた士郎は覚えている。だがアーチャーの手際が鮮やかすぎたためか、または現界した英霊という存在だったせいか、人を斬った感じとしてはあっさりしたものだった。あまり、生々しさを感じなかったというか。

 だが、あの少女は別だった。距離が開いていたのが逆にいけなかったのかもしれない。

 無抵抗な少女――イリヤと同じくらいの少女へ向けて、必殺の刃を放った。その事実が、苦く士郎の心に影を落とした。

(あの子はアサシンだったから倒すしかなかった、ってことは分かっているんだけどな。……これが現実ってやつか)

 綺麗ごとだけでは回らず。物語の外には苦渋の現場があるだけ。

 よくアーチャーは、こんな心苦しい決断をすぐに下せたものだ。

(もっとも、その後のことに関してはもっといいやり方があったと思うけどな!)

 その点は譲れない。

 例えそれが、イリヤを危険から遠ざけるためだとしても、だ。

 結果だけを突き付けて、それまでのイリヤの行動を全て否定して、心を叩き折るようなやり方は―――俺は認めない。

 だから、士郎は言うのだ。

 

「イリヤは頑張ったんだよな」

 

 夜明け前の暗い浜辺。二人そろって座り込んだ砂の上。

 イリヤは士郎にポツリポツリと話してくれた。詳しい状況もよく分からない、感情の欠片が零れ落ちるような、そんなたどたどしい涙声だったけれども。

 士郎はその小さな背中に向かって、優しく語りかけた。

 一生懸命に話してくれた妹へ。少しでもその頑張りが報われるように。

「イリヤはえらい。よくやったと思う。それが結果に繋がらなかったとしても、その勇気と頑張りは―――決して無駄なんかじゃない」

 せっかく頑張ったのに、成果にもならず、さらに誰にも認められないのは辛い。誰だってそうだ。それが苦しくて立ち止まってしまう。

 どうして、なんでダメだったの、と自問自答の繰り返し。それは泥沼にも似た足枷だ。

 だから士郎は肯定する。アーチャーが否定したソレ――自尊心(プライド)を士郎は認める。次へ進めるための足を、いやいやと引き止めるソレを斬り捨てるのではなく、一緒にすくいあげてやるのだ。

「だから、イリヤは間違ってはいなかった。間違いなんかじゃ、なかった」

 士郎の力強い言葉にイリヤが振り返る。

 身をよじり、士郎の顔を見上げてくる。

 そして――見開いた赤い目から大きな雫が次々と溢れだした。

 それが、さっきまでとは違う意味で流れていると分かるのは、長年一緒に暮らしてきた兄の特権だ。

 士郎は腕の中に泣きついてきたイリヤをあやし続けた。

 気が済むまで泣けばいい。それは次への活力になる。

 

 しばらくたち、ひとまずイリヤの様子が落ち着いてきた頃には、空の端が白み始めていた。

「もう夜が明ける。……そろそろ家に帰るか」

 士郎はそう言って、名残惜しそうにするイリヤを引きはがし、立ち上がった。

 そしてイリヤへ向かって手を差し伸べる。

(さあ、自分の足で立ち上がってこい)

 唇を尖らせた妹は、それに少しだけ戸惑っていたが、最後には士郎の手をとり、自力で立ち上がった。

 ちょうど背後の海から朝日が差し込み、光を反射する銀の輪郭に、士郎は目を細める。

 そこにはもう、蹲るだけの子供はいなかった。

(……もう大丈夫だ)

 士郎は薄ら明るくなった砂浜を、イリヤの手を引いて歩いていく。

 空が明るくなり、どこからか鳥の鳴き声も聞こえて来る。

 自転車を止めた場所まで来たところで、士郎は仕方ないな、と笑った。さっきから腕が不自然に上下していたのだ。隣を見れば銀の頭がコックリと船を漕いでいる。

 士郎は引き摺られていた外套ごとイリヤをおぶった。そのまま片手で自転車を押しながら帰ろうとしたのだが――――流石に腕が悲鳴を上げた。

 士郎自身の体力も考慮に入れつつ、さてどうしたものかと思案すれば、今にも地面を擦りそうな黒の生地が目に入った。

「まあ、こういう使い方もありだよな」

 余った裾をねじり、太いひも状にして前に回す。そして腰の位置でしっかり結べば、即席のおんぶ紐になる。

 あとはイリヤの腕を前に回して左手で抑えれば、右手は自転車を押して行ける。

 少々恰好悪いが、夏は日が昇る時間も早い。そんなにすれ違う人もいないだろう。

 士郎はわが家へ向かって歩き出した。

 こんな時間に帰ったらセラの小言攻撃は避けられないな、と内心で溜息をつくが、安らかに眠る妹の寝顔には替えられない。

「イリヤが危ないことに首を突っ込むのは反対なんだけどな。今は休んで――――納得いくまで考えたらいい」

 士郎とて、イリヤがこれ以上カード回収に関わるのは心配だ。

 ただ――あのアーチャーのやり方は頂けない。下手をすればイリヤの一生モノのトラウマにもなるかもしれないのだ。

 士郎は背にかかる重さと温もりを感じながら考える。

 やる、やらないの選択権があるのはイリヤだ。

 イリヤがカード回収を諦めるのならば、その不始末はこの兄がつけよう。

 ただイリヤがよく考えた末に、覚悟を決めて協力するというのならば――陰から手助けをしてやるだけだ。

(といっても、今は全部アーチャー頼みだからな。早く自分でどうにか出来るようならないと)

 ちょうどいい見本はすぐ目の前にいる。

 士郎は、今は遠くに感じる奇妙な同居人のことを思った。

 危険な魔術世界でも、守りたいものを守れる力を持つ男。

 未だこの世界に足を踏み入れて日の浅い士郎が思い描けるのは、コイツしかいない。

(今はただ、あの背中をひたすら追いかけて行くだけだ)

 

 *************

 

 

 淡い光の差し込むエーデルフェルト邸の一室。

 美遊は明るくなる空を窓越しに見上げる。

 部屋に備え付けられたベッドは整えられたまま、シーツのしわを直す必要もなく。簡素なソファーでただ一人、固まっていただけの美遊は、昨晩からの身支度も解かないままだった。

(……どうして)

 昨夜からの動揺は、美遊を休ませてはくれず。

 結局、一睡もせずに夜が明けてしまった。

 脳裏にこびり付き離れないのは、フェイカーの冷たい機械(ロボット)のような表情。

(……最初はお兄ちゃんに似ていると思ってた)

 どんな困難からでも守ってくれそうな背中は、元の世界に残してきた兄の姿を想起させた。

 けれど。

 美遊の心を温めたそのささやかな灯は、あの瞬間凍りついた。

 無機質な横顔に重なるのは、まったく逆の立場の人間で。

 世界を越えて追いかけて来る幻影に、美遊の心は悲鳴を上げる。

 

(どうして……あの男と同じ顔をするの)

 

 夜明けの光は、美遊の闇を払い去るには、まだ足りない。




「見事に置いてけぼりにされちゃいましたー」Byルビー

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