対魔忍世界に転生したのに何でまだ処女なんだ?!   作:ごんざれす

12 / 15
ようやく本編に合流していきます
所々違かったり、かなり駆け足の所もありますがご勘弁を

読みやすさと、何より書きやすさ重視でやっていきやす
だいぶ短いです

では、どぞ


初任務

東京キングダム

東京湾の海上10km地点に存在する人工島。

第二の都心となるべく、かつて日本政府の肝煎りで巨額の資金を投下して造成されたが、企業の誘致に失敗。

住居施設や住人をターゲットにした商業施設も東京湾地下鉄の工事の大幅な遅れから交通の不便な海上の孤島と成り果て、十数年前に開発が全面中止、事実上捨てられた幻の都市となった。

その後は本州と接続する唯一の出入口、東京キングダム大橋を伝って渡ってきた密入国者や犯罪者、無政府主義者、魔界から流れたきた住人たちの住処となり、

闇市場やアジア最大の娼窟、中心部には繁華街も立ち並ぶ、享楽と頽廃に満ちた世界有数のスラムと化しており、世界で最も人と魔の混合が進んだ街とされる。

 

とまあつらつらと説明した訳だけど、私は今その東京キングダムにいる。

私が先日加入することになった独立遊撃隊の初任務で来ることになったんだけど、お館様の言うとおりに鹿之助君と蛇子ちゃんが待っているはずの集合場所に行ったら、そこに2人の姿は無かった

……いきなり雲行きが怪しくなってきたな

 

取り敢えず合流することには始まらないから通信機で連絡を取ろうとするけどなんかギヤーギャー言っててよく分からなかったから

しょうがなしに端末で2人の位置を確認するとここからそう遠くない所で一緒にいる事が分かった

何故かその場でグルグル回ってるのが気になるけど取り敢えず迎えに行こうか

 

 

 

「いいじりだなぁ!」

 

「ギャー!俺は男だってば!」

 

「可愛いわ貴女!変なことはしないから大人しくしなさい!」

 

「キャー!絶対嘘じゃないですか!」

 

「えぇ……」

 

 

2人の姿を見つけると、2人はギャングというか、チンピラというか微妙なところの男女2人組にそれぞれ同性から追いかけられていた

 

同性から追いかけられているところか、それとも対魔忍がただのギャングに追いかけられているのをツッコメばいいのか……

取り敢えず助け出すかぁ

 

私は1つため息を零して、手を動かしてギャング2人組を拘束すると、取り敢えず宙に浮かした

ギャングの驚きの声で振り返った2人はギャングが宙に浮いている事に更に驚きつつも、視界の端に私が頭を抱えて佇んでいるのを発見すると嬉しそうに目の端に涙をためながらこちらに駆け寄ってきた

 

 

「雅蠱さぁ〜ん!」

 

「七ハさぁ〜ん!」

 

 

かわいい

蛇子ちゃんは勿論だけどホントに鹿之助君がかわいい

これで男っていうんだからホント最高だよね!

上原家は代々男児でも子供の頃は女の子として育てるらしく、鹿之助君もその名残でいちいち所作がエロかわいいのが眼福だわ……

もう対魔忍の一族全員上原家みたいな教育してくれないかな…

でもゴリラみたいなんがエロかわいいのは気持ち悪いしな……

 

まあこんな馬鹿らしい話は後にして私は心を鬼にして

近付いてきた2人に

 

 

「あでっ!」

 

「うきゅっ!」

 

 

デコピンをかました

勿論メッチャ軽くだよ?本気出したらこの前みたくとんでもない事になるからね

この2人にそんなことしたら頭が吹っ飛んでいきそうで怖いわ…

 

 

「もう集合時間はとっくに過ぎてるわよ。何を遊んでいるのかしら」

 

「ち、違うんです!あのギャングに絡まれて、それに蛇子が道に迷っちゃって…」

 

「あー!私のせいだっていうの鹿之助ちゃん!?」

 

 

私の目の前で小さい2人がプンスカっていう擬音が似合うような言い争いを始めた

かわいい

でもこのままじゃ埒があかないのでもういっちょ、さっきより若干強めでデコピンをかました

 

 

「「すみません……」」

 

「あのね、初任務で舞い上がるのは分かるけどもう少し気を引き締めなさい。

ここは東京キングダムで、闇の住人の世界よ。つまりは私達対魔忍にとっては敵地と一緒なの。敵地で喧嘩するほど貴方達に余裕はあるのかしら?」

 

「「ないです……」」

 

「だったら気持ちを切り替えなさい。任務についた時点で貴方達は学園の生徒じゃなくて対魔忍として見られる事になるのよ。わかった?」

 

「「わかりました……」」

 

 

少しキツイかもしれないけど、これはホントの事だからね

悪い奴らは学生だからって手加減なんかしてくれないし、むしろ嬉々として襲いかかってくるから

実力は直ぐにはつかないけど、心構えは自分次第だから、ここで最低でも自分は責任ある対魔忍だって思ってもらわないと

 

でないと少し油断すればあっという間に奴隷娼婦にされちゃうような世界だからねぇ、この2人にはそんな事にはなってもらいたくないからさ

 

 

はい、説教はここまで!

さっさと任務に入っていくよ

 

 

「それで、お館様から貴方達に情報収集を先にさせているって聞いているけど、情報は集まったのかしら?」

 

「あの……」

 

「まだです……」

 

 

まあ、そんな気はしてた

時間があれば更に説教してたかもしれないけど、もうお館様との合流時間からも余裕がないから説教はなしにして情報を集めよう

 

 

「なら早く集めましょう、ちょうど話を聞けるのがいるでしょう」

 

 

私達3人は上を見上げる

そこには私が拘束したまんまのギャング2人組が宙に浮いていた

 

 

私はまだ話が出来そうな女の方を私の目の前まで下ろしてきて、写真を1枚女に見せる

 

 

「この男を探してるんだけど、貴女知らない?」

 

 

その写真に写ってるのは眼鏡をかけた神経質そうな顔をした男、桐生佐馬斗だった

 

そう、今回の任務はまさかの人探し

明らかに懲罰部隊の隊長がやる仕事じゃない

 

まあ、私は人探しなんか超久々だったからちょっと楽しみだったんだけど

任務の内容を聞いた部下たちほぼ全員が難色を示した。自分たちの隊長が若い子達と人探ししてるのはなんか嫌だよねぇ…

 

今回は初任務だからという理由でやや強引に参加したけど次回からは任務によって参加するか否か決めた方が良さそうかなぁ

私的には別にいいんだけど部下達の気持ちもあるし、それに私が長年かけて積み上げてきた威厳ってものが簡単な任務をする事で無くなるのは避けたいからさ

3人には申し訳ないけど

 

 

「ん〜……知らないわねぇ。それより!その小さい子も良かったけど貴女最高よ!どう、私のものにならない?」

 

 

拘束されてる分際でよくもまあ……こういうのは無視に限る

 

 

「知らないそうよ。じゃあ次はどうすればいいと思う?」

 

 

私は横にいる2人に問いかける

勿論私は知ってるけど、ちょっと練習させる為に2人に聞いてみることにした

2人はちょっと考えて、ほぼ同時に

 

 

「「情報屋を知ってるか聞く」」

 

 

と答えた

宜しい

 

 

「正解よ、この大きい東京キングダムで1人を探そうとなると骨が折れるわ。だから情報が集まる場所に行く、ま、基礎中の基礎ね。流石に簡単すぎたわ。

と言うわけだから、情報屋、知らない?」

 

「ん〜……知っているけど、勿論タダでは教えないわよ!」

 

 

もう一回言うけど

拘束されてるのによくもまあ…

 

 

「はぁ……何が望みかしら?」

 

「貴女のおっぱいを揉ませて頂戴!そしたらいくらでも教えてあげるわよ!」

 

 

これだからこの世界のチンピラは困る

マジで下半身に脳が付いてるんじゃないかと思うぐらいには欲望に正直過ぎる

んで、こういう輩を相手にするときは結局力技がお手軽で早いんだよねぇ

いくら自分が危機的な状況かを懇切丁寧に教えても話を聞きゃしない

だから力技でどっちが上か分からせる、獣かなんかなんか?

 

 

女の言葉に返事はせず指をちょちょいと動かすと女がゆっくりとひっくり返って、まるでミノムシの様な格好になった

そんな状態になっても女はニヤニヤと下心を隠さなかったけどその状態からゆっくりと上昇していって地上から5メートル程になった時初めて動揺が見えた

 

 

「ね、ねえ。これ貴女の仕業よね?な、何をしようとしてるのかしら?」

 

「んー、ちょっとした実験かしら。人間はこの高さで脳天から落ちたらどうなってしまうのかって。貴女も気にならない?」

 

「ちょ、ちょっと冗談でしょ?貴女達対魔忍でしょ、対魔忍がそんな事していいの?!」

 

「対魔忍もピンキリなのよ。ほらさっさと答えなさい、はい3……2……」

 

「わ、分かった!言うから!洗いざらい全部喋るからやめてーー!!!」

 

 

というわけで情報ゲット

ここ東京キングダムで情報を集めようと思ったら『クラブペルソナ』という所に行けば良い、と言うことらしい

まあ、知ってたんだけど

私達懲罰部隊は結構この東京キングダムで活動したりしてるから何回か世話になったこともあるし、そもそもそのクラブを運営してるの私の友達だし

 

 

「とまあ、今のが1番手っ取り早い尋問のやり方よ、ほぼ拷問とも言えるかもしれないけれど、分かったかしら?」

 

「は、はぁ……」

 

「お、俺に出来るかなぁ……」

 

 

おー引いてる引いてる

野蛮に思うかもしれないけどやっぱりこれが一番早いんだよね、経験上

3人にもゆくゆくはこれぐらいやってもらわないと

 

 

「後注意点としては吐かせた情報が正しいかあと2、3人に同じことをして擦り合わせる様にしなさい。それが一番安全よ」

 

「な、なるほど……」

 

「あの、じゃあ後何人か同じ事するんですか?」

 

「いいえ、今日はしないわ。その情報が正しいって私が保証するから」

 

「……あれ?じゃあ情報屋のこと知ってたんですか?」

 

「ええ、知っていたわ。けど貴方たちの勉強になるかと思ったからやって見せたというわけよ。結局経験したことが一番身になるものね」

 

「「あ、ありがとうございます……?」」

 

 

どう反応したら良いか分からないって感じだな

でも絶対これは知っておいたほうがいいから、あーあの時のが役に立ったって思うやつだから、とにかくそれで納得してくれ

 

とまあ、こんな風に情報を手に入れた私達はお館様との合流場所に急いだ

 

時間通りに現れたお館様に情報屋の情報を伝えて、早速クラブペルソナに行くことになった

あそこそこそこ情報料取られるけどアサギが持たせてくれた軍資金があるからまあなんとかなるでしょ

 

 

 

 

クラブペルソナに着いたら早速中に入ることになった。ボーイがここに来たことのある私が子供を伴って来たものだからちょっと驚いた様子ではあったけど、常人には気づかれないレベルだ

流石、よく訓練されてるわ

やっぱ今から合う友達はこういうとこしっかりしてくれるから信頼できるわぁ

 

 

私の友人でありここの支配人、私と同じく仮面をつけた女性、通称マダムの部屋に行くと、情報がちゃんと伝わっている様で全く動揺のかけらもなくマダムが出迎えてくれた

まあ一瞬『事前に連絡しときなさいよ』って感じで睨まれたけど

たぶん今は見えないけど、この部屋にいるであろうもう1人を抑えるのに苦労したんだろうな、ちょっと疲れが見える。すまんな

 

そして私は今は見えないもう1人に懲罰部隊で使われている『待て』のハンドサインを独立遊撃隊の3人に見えない様に送る

こうしないといつ飛びかかってくるか分からないし、まあサインを送ったけど背後でウロウロしてるのを感じるからちゃんとサインを守れるのか不安だけど

 

あくまで私は平隊員だから話の成り行きを見守っていると、桐生の情報を渡す代わりにギャングから情報を取ってきて来てほしいということになった

 

お館様はギャングならどうにかなるかって感じで渋々了承したけど、そんな素直にマダムがお願いするわけ無いから、なんかあるんだろうなぁ

 

 

案の定、マダムから教えられた港近くのギャングの拠点に行くと、そこには何故かガッツリ戦闘態勢の米連の兵士がいた

想定とあまりにも違う敵の存在に少し戸惑いはあったけど、やっぱり桐生を見つけ出すという初めて与えられた任務を遂行する為に米連の基地に侵入することになった

 

そしていざ侵入するとなった直前、お館様が私を呼び止めて口を開いた

 

 

「七ハ、今回の任務、俺が許可を出すまで一切手出しも、口出しもしないでくれ」

 

 

おやおやおや、なるほどね

何となく考えは読めるけど、理由を聞かせてもらうとしようかな




移動中に携帯で書いてみたけど滅茶苦茶書きにくかった
やっぱタイピングだな

次回は主人公の能力説明回になりそう


あと自慢させてください
さっきプチ五車20連引いたら、舞が2人来た
どんな確立だよ……とにかく嬉しい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。