鬼滅の刃〜縁壱さんは持ち霊です〜   作:ちゃんエビ

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芽衣の持ち霊

継国縁壱 空気 ふんばり温泉が気になるこの頃
本領発揮なるか?

S.O.F(スピリット・オブ・ファイア) 鬼滅にいたらアカン奴
本領発揮したら駄目!



麻倉芽衣 葉王の再来と呼ばれるグーたら娘 過去の出来事により人間があまり好きではない 天元に励まされ少し前向きに?




第3話 風呂と刀とお兄ちゃん

とある場所にて〜

 

「お前は覚えているか?5年前、鬼の子と呼ばれた娘がいた事を」

 

「死者を蘇らせたと噂された娘、確か出雲で」

 

「先日その娘が見つかった、長年探していたあの娘が」

 

「・・・・」

 

「必ず生かして捕らえてこい、いいな黒死牟」

 

「はっ」

 

そう会話する謎の2人、黒死牟と呼ばれる者が退出するともう1人は

興奮しながらこう言い出した。

 

「遂に見つけたぞ麻倉芽衣!忌まわしき麻倉葉王の末裔!」

 

この者こそ鬼殺隊因縁の相手、名は鬼無辻無惨

葉王に恨みを持つ無惨はその子孫である芽衣を狙っていた

そして放たれた黒死牟、芽衣と黒死牟の邂逅は悲しき兄弟対決の始まりでもあった。

 

 

 

 

場所は移り産屋敷邸〜

 

 

芽衣は今1人の女性と話をしていた、女性の名は産屋敷あまね

鬼殺隊現当主 産屋敷輝哉の妻であり神職系の出身でもある彼女もまたシャーマンであった。

 

「こうして顔を合わせるのは初めてね芽衣ちゃん、葉晴さんから話は聞いていたわ」

 

芽衣の祖父である麻倉葉晴、その葉晴から芽衣の事を色々と聞かされていたあまねはいつか芽衣に会ってみたいと思い、こうして芽衣と話せることが嬉しくて芽衣に笑顔を向けていた。

 

「会って早々なんだけど芽衣ちゃんの隣に座っている彼は芽衣ちゃんの持ち霊かしら?」

 

対面している芽衣の隣に座る縁壱、あまねは縁壱に目を向けながら芽衣にそう話し出す

 

「うん!私の持ち霊になってくれた継国縁壱さんだよ」

 

そうあまねに返す芽衣、初対面であるあまねに砕けている芽衣だが天元夫妻には敬語だった芽衣、この違いには訳がある。

 

幽霊が見える人に悪い人はいない!と信じる芽衣は同じシャーマンであり縁壱が見えるあまねに親近感を覚えており取り繕う事なく話していた

 

一方で人間があまり好きではない芽衣は初対面の天元夫妻の人間性が分からず取り繕いながら話していた為敬語だったのだが天元夫妻の優しさ人間性に触れ最終的には砕けて話していた

 

そんな芽衣の返答に固まるあまね、芽衣の砕けた返し方に固まった訳ではない、芽衣の発した内容にあまねは固まっていた

 

「・・・継国・・縁壱」

 

先程と様子の違うあまねに芽衣はどうしたんだろう?と首を傾げながら

 

「ねえ縁壱さん、縁壱さんの名前聞いてあまねさん固まったよ?」

 

と縁壱に聞いてみると縁壱は

 

「私は以前、鬼殺隊に所属していた。もしかするとそれが関係してるのかもしれない」

 

そんな縁壱の発言に芽衣は

 

「縁壱さんもそうだったんだ!私縁壱さんの事まだ何も知らないや、縁壱さんの事私に教えて?」

 

 

そう話す芽衣に縁壱は自分の事を話そうとするが

 

「始まりの剣士、私達鬼殺隊に呼吸を広めた始まりの呼吸の使い手

それが継国縁壱・・私達の前にいる彼が」

 

縁壱が話し出すより先にあまねが話す出すがそのあまねは感極まり涙を流していた。

 

「え⁈あまねさん?何で泣いてるの?」

 

あまねの涙の理由を知らない芽衣はその理由を聞いてみると

 

「芽衣ちゃん!縁壱さんはとても凄い人なの!鬼無辻無惨をあと一歩まで追い詰めた唯一の人なの!」

 

興奮しながら話し出すあまねに若干引き気味になる芽衣は

 

「あ、うん・・縁壱さんって凄い人だったんだ。それでその鬼無辻無惨って誰?」

 

とあまり凄さがわかってない芽衣はあっけらかんとした態度で鬼無辻無惨とは誰なのか聞いてみるのだが、その問いに答えたのは

 

「鬼無辻無惨、今から1000年前に現れた鬼の始祖にして私達鬼殺隊が最も殺したい鬼達の首魁、それが鬼殺辻無惨だよ」

 

そう答えたのは鬼殺隊最高責任者にして産屋敷家97代目当主 産屋敷輝哉、五人の子達を引き連れて部屋へと入って来た輝哉は子供達の補助を受けて芽衣の前へと座ると芽衣に話し出した

 

「君が麻倉芽衣だね、こうして話が出来る事を私は嬉しく思うよ」

 

そう話す輝哉、芽衣は輝哉から感じる人柄の良さを受け警戒する事無く

またもや砕けた口調で輝哉に話返した

 

「うん!私が麻倉芽衣だよ、爺ちゃんの友達の産屋敷さん」

 

そう話す芽衣にクスリと笑みを浮かべた輝哉は自己紹介がまだだったと

芽衣に話すのだった

 

「私は産屋敷輝哉、産屋敷97代当主であり鬼殺隊最高責任者もやっているよ、もう知っていると思うが妻のあまねと私の子達、輝利哉、ひなき、にちか、くいな、かなただよ。我が産屋敷家へようこそ芽衣」

 

そう話す輝利に芽衣は

 

「エッヘッヘ、よろしくね」

 

と笑い掛けると

 

「芽衣は面白い娘だね、私の子達らと友達になってくれないかい?もちろん私達も芽衣の友人でありたいと思うよ」

 

そう話す輝哉、それに対する芽衣は

 

「友達・・・うん!私なんかで良いならもちろん!」

 

友達という言葉に一瞬思い悩むも笑顔で承諾しご機嫌な芽衣

そんな芽衣に輝哉は本題を切り出すのだった

 

「芽衣、君が産屋敷家へ来る事は葉晴さんからの頼みでもあるが私達も

芽衣に来てもらいたい理由があるんだ。芽衣、君を葉王と同じ道に進ませない為に」

 

そう話す輝哉に芽衣は

 

「葉王、麻倉葉王1000年前陰陽道を開き麻倉家を起こした大陰陽師

輝哉さんが私を葉王と同じ道に進ませないって事は葉王の過去と私の過去を知ってるんだよね?」

 

そう話す芽衣、自分の過去を知る輝哉、だがそれを知りながら自分と友達になりたいと言う輝哉に芽衣は冷たい目線を向ける事なく落ち着いた眼差しを輝哉を向けていた、そんな芽衣に輝哉は

 

「知っているよ、芽衣が葉王の再来と呼ばれていた事も芽衣の過去も」

 

と話す輝哉に芽衣は輝哉に向かってこう切り出した

 

「私が人間の絶滅を望んでいるって思ってる?」

 

と輝哉に切り出すと輝哉は

 

「芽衣がそんな娘ではないと私は思ってるよ、だからこそ私達は芽衣の心を支えたい、芽衣の心が折れないように」

 

そう芽衣に話す輝哉、その優しく心に響くような声は確実に芽衣の心へと響き芽衣は穏やかな笑みを浮かべ輝哉に話し出した

 

「ありがと!私は大丈夫!まあ葉王の絶滅思想が全く分からないわけでもないけどね、そこはちゃんと断ったよ?流石に付き合えないって」

 

そう話す芽衣、芽衣の話す内容の後半が意味不明で輝哉は芽衣にどういう意味か聞いてみると

 

「今から一年前葉王に会ったの、夢の中?というか多分黄泉かなぁ?」

 

芽衣の話す内容に落ち着いた輝哉も流石に戸惑いを隠せず焦り気味に芽衣に質問する

 

「葉王に会った?黄泉?私でも理解に及ばない話だね、聞かせてくれるかい?」

 

そう話す輝哉に芽衣はコクンと頷き

 

「爺ちゃん達にも言ってない事だから・・・心配かけたくなくて」

 

そう輝哉達に話すと芽衣は葉王との出来事を話し出すのだった

 

 

 

 

 

一年前〜

 

いつものようにグーたら生活を送る芽衣、日課である昼寝をしようとしていたのだが祖父の葉晴に邪魔され今日は別の場所で寝ようと麻倉家を彷徨いていた

 

そんな芽衣が見つけたのはとある洞窟、麻倉家が封鎖していて普段から誰も寄り付かないこの場所なら誰にも邪魔されず昼寝が出来ると踏んで

その洞窟へと入っていった

 

普段から幽霊に囲まれて暮らしている芽衣、暗闇の洞窟など平気だったのだがこの洞窟は何か違う、そう感じ引き返そうとする芽衣だが自分がどこにいるのか、来た道はどこだったのかすら分からなくなっており芽衣は洞窟で迷子になっていた。

 

「ん〜これ迷った感じ?昼寝どころじゃないな〜」

 

洞窟で迷子になったにも関わらずあまり焦った様子を見せない芽衣、

とりあえず進もうと歩き出し芽衣は暗闇の中手探りで出口を目指すのだった。

 

芽衣が迷子になったいる洞窟、通称黄泉の穴。シャーマンが自分の魂と向き合う修行の場として用いられる洞窟だが心が折れた場所最悪死に至る危険な洞窟でもあった、そんな洞窟に迷子になった芽衣は

 

「あれこれ先の事考えても疲れるだけだし、今は手探りで前に進むしかないよね?そのうちなんとかなるよ」

 

と迷った事も特に気にする事なく歩き続ける芽衣、そんな芽衣にある声が聞こえてくる

 

「やあ芽衣、何やら面白い事やってるじゃないか」

 

と芽衣に話しかける声に

 

「ん?私の他に誰かいるの?私の知り合い?」

 

と返すとその声は

 

「お前は知ってるはずだよ、麻倉芽衣。なんたって僕の子孫なんだからね」

 

そういう声に芽衣は

 

「あ、うん・・よくわからないけどわかった」

 

何言ってんだ?コイツ?と言いたげな返し方で返す芽衣、そんな芽衣にその声は

 

「まあいい、折角魂が繋がったんだ今日はお前に話があってね」

 

そういう声に芽衣は

 

「長くなるなら聞かないよ?面倒くさいの嫌いだし」

 

と謎の声に返すとその声は

 

「お前人間を滅ぼしたくはないか?」

 

と芽衣の話を無視して喋り出す謎の声、その声に対し芽衣は

 

「何で?」

 

と返し突然何を言い出すんだコイツ?と言いたげな顔付きになる芽衣

そんな芽衣にその声はこう話し出す

 

「お前は鬼の子だと疎まれ蔑まれた化け物じゃないか、お前は僕と同類さ、愚かな人間共を滅ぼし僕達シャーマンだけの世界を作るんだ!お前もそうだろ?お前を迫害した人間共を恨んでいる」

 

そう言われた芽衣は自分の過去の出来事を思い出し

 

「恨んでないと言えば嘘になるよ!もしそんな人達が世界中からいなくなったらどんなに楽だろうって考えた事もある!でも滅ぼすって!流石にやり過ぎだよ?それこそホントに化け物になっちゃうよ!」

 

そう自分の思いを打ち明ける芽衣、そんな芽衣にその声は

 

「フフ、いつまでその考えが続くかな?お前もいつか分かる筈さ人間の醜さをね」

 

そう言う声に芽衣は

 

「私は・・・やっぱり嫌だよ、そんな理不尽に人が死ぬ世界なんて・・

そんな世界で私は笑いながら生きたくない、自由気ままに生きれないよ

だからその絶滅思想には付き合えない!」

 

と強く謎の声に返すとその声は

 

「まあいいさ、今から100年後僕は再びこの世に転生する、麻倉芽衣お前のひ孫としてね。シャーマンキングになって僕が人間共を滅ぼす。まあ本題はお前に死んでもらっては僕も何かと不都合でね、お前に僕の持ち霊を貸してやろうって事さ」

 

そう言う声は芽衣に自分が従えた持ち霊を半ば無理矢理貸し与える

 

「そいつは S.O.F(スピリット・オブ・ファイア)400年前に僕が奪い取った五大精霊の一体だ!世界中の火や炎を信仰する畏敬の念や信仰の念、火を司る神々の原型となった魂の集合体、いわばG・ S(グレート・スピリッツ)の分霊さ」

 

と芽衣に話す謎の声は最後に芽衣にこう告げて消えていく

 

「もしかすると奴はお前を狙ってくるかもしれないね、ちっぽけすぎてどんな奴か覚えてないけどお前なら問題ないはずだよ、僕の再来と言われたお前ならね」

 

そう言われた芽衣は

 

「・・・あれが私達の始祖麻倉葉王?話が長いよ!」

 

と話の内容より話の長さを気にしておりちょっと怒っていた

 

そんな芽衣はそれから3日間洞窟で迷子生活を続けようやく洞窟の出口へと辿り着く

 

「ふぅ〜、なんとかなった。よし!いっぱい寝溜めするぞー!」

 

と惰眠を貪る事を宣言するがそれが叶う事はなかった

芽衣が行方不明、麻倉家では騒ぎになっており戻った芽衣は暫くの間寝かせて貰えなかったのである。

 

 

 

 

芽衣の葉王との出来事が話終わり暫しの沈黙の中

 

「芽衣済まない・・・私の理解の範疇を超えてしまってね、何と答えたらいいか」

 

そう話す輝哉にあまねは

 

「まさか麻倉葉王本人が現れて、五大精霊まで・・縁壱さんといい芽衣ちゃんの周りは凄すぎるわね」

 

と驚きを通り越して呆れているあまねがそう言うと芽衣は

 

「エッヘッヘ!私はゆっくり過ごせたらそれでいいよ」

 

と笑い出すと

 

「一番凄いのは芽衣かもしれないね」

 

と芽衣の気楽さにどこかしら器の大きさを感じた輝哉は微笑むのだった

そんな輝哉は一旦間を置き、芽衣に鬼の事や麻倉家との関係を切り出すのだった

 

「さて、先程私が鬼無辻無惨の事を話したのは覚えているね?」

 

と芽衣に言うと芽衣もコクンと頷くと輝哉は続けて芽衣に話し出す

 

「鬼無辻無惨、彼は1000年前に私達産屋敷家から出た鬼なんだ、それが災いして私達産屋敷家の人間は長く生きる事が出来ない呪いがかかっていてね、私達産屋敷家一族は長い間鬼無辻を殺す事に心血を注いでるんだ」

 

そう話す輝哉、それを聞いた芽衣は

 

「その鬼無辻と麻倉家、ううん葉王が関係してるって事だよね?」

 

と輝哉に返すと輝哉は

 

「その鬼無辻を生んだのは麻倉葉王だと言われている、真相は明らかではないが当時の麻倉家の文献ではそう書かれていてね、産屋敷家の文献と照らし合わせるとどちらも麻倉葉王が関与してるらしくてね」

 

そう話す輝哉に芽衣は

 

「鬼・・葉王・・・そっか・・それで葉王は」

 

と一人で呟く芽衣に輝哉は

 

「芽衣どうかしたのかい?」

 

と声をかけると芽衣は

 

「輝哉さん!鬼無辻って鬼が不思議生物化した原因は分からないけどそのきっかけはやっぱり葉王だよ!」

 

そう話す芽衣に輝哉は当然疑問になりどういう意味か問いかけると

 

「いくら葉王でも生きた生物を不思議生物にする事は無理!でも心は?魂は?葉王もそう、昔鬼から鬼の力を貰って葉王は霊視能力を得た、人の心が読めるの!葉王は言ってた、人が醜いって!麻倉家の文献にも書いてある、葉王は鬼の子だと蔑まれお母さんも殺されたって、それで葉王は人を憎み滅ぼそうとしてた、麻倉家は葉王を止めようとしたけど葉王は消えたって」

 

そう話す芽衣に輝哉も頷くと芽衣に話し出す

 

「そう、葉王は人を憎み人を滅ぼそうとしていたそして鬼無辻と接触した」

 

と話すと芽衣は察したようで頷くと

 

「そして鬼無辻に鬼の力を与え、鬼無辻は何かしらの原因で体も鬼になり今もまだ生きている、鬼が人を喰べるのは葉王の絶滅思想が関係してるのかも」

 

そう推察する芽衣に輝哉も少し驚き、その推察は間違ってないと納得すると芽衣に話しかける

 

「芽衣の考えは間違ってない思うよ、ただ何故葉王が鬼無辻に鬼の力を与えたのがわからないな」

 

と話すと芽衣は

 

「私にもわからない・・だから考えるのは辞める!大事なのは今!不思議生物が人を襲ってる、鬼殺隊はその不思議生物を退治する!でしょ?」

 

と結論付け輝哉に話すと輝哉も頷き

 

「そうだね、私達がやるべき事は人々を鬼の脅威から守る事、そして鬼無辻無惨を討つ!芽衣の言う通りだよ」

 

と話すと芽衣は

 

「私達?それって私も含まれてる?」

 

とまさか冗談だよね?と言いだけな表情で輝哉に問い詰める芽衣

そんな芽衣に輝哉は

 

「どうだろうね?それは芽衣次第ってところかな?」

 

自分達は芽衣に協力しろとは言わない、芽衣が鬼殺隊に協力するという流れを作る輝哉、そんな意図を含んだ輝哉の問いに芽衣は

 

「じゃあ!ゆっくりと過ごすよ〜」

 

と持ち前の呑気さで輝哉の思惑を回避する芽衣、だが芽衣の気持ちとは裏腹に芽衣は鬼との戦いに巻き込まれる、嫌々ながらも巻き込まれる

 

そんな事を知らない芽衣は輝哉に

 

「ほいさ!友達記念の呪詛返し!」

 

と輝哉にかけられた産屋敷一族の呪いを跳ね返す芽衣、芽衣が跳ね返した呪いは

 

 

「ゴフッ‼︎」

 

突如血を吐くワカメヘアーこと鬼無辻無惨、芽衣が跳ね返した呪いは鬼無辻へと飛ばされていた

 

まさか狙っている芽衣に間接的に攻撃されようとは思ってもいない無惨

そしてそれを分かっていた芽衣は密かにほくそ笑んでいた

 

それ以来輝哉にかけられた呪いは消え、輝哉は長生きするのだがそれはまだ先の話

 

そして大事な事が一つ、縁壱ここでもまた空気!

 

鬼殺隊にとって偉大なる人物である縁壱が空気、もはや風景と同化しつつある縁壱を見てあまねは密かに嘆いていたという

 

翌日〜

 

芽衣が温泉大好きと聞いた輝哉は芽衣にとある場所を紹介する、刀鍛冶の里、鬼殺隊が使う日輪刀を打つ刀鍛冶が集まる隠れ里その温泉を紹介された芽衣は早速温泉に行こうと準備をするとまたもや隠達が集まり芽衣をおぶろうと待機する

 

「自分で歩くからいいよ!」

 

と芽衣はおぶられる事を拒否すると輝哉も芽衣は友人であり特別だからと隠に告げ芽衣は隠の案内の元刀鍛冶の里へと向かい出した

 

途中で隠が交代しながら芽衣を案内し丸一日かけて芽衣は刀鍛冶の里へと辿り着くのだが、決して安全な道中ではなかった。

 

夜は鬼が出る時間、街灯に集まる蛾の如く芽衣の稀血に惹かれて寄ってくる鬼が数匹、縁壱は芽衣と憑依合体して応戦しようとするが日輪刀がない、隠もいる中夜明けまで時間を稼ぐのは得策ではないと言う縁壱に芽衣は「刀鍛冶の里って言う所だし、そこで刀は何とかしよう」

と言うと隠と共に全力ダッシュ!正確に言えば芽衣に憑依した縁壱が隠を背負って全力ダッシュ‼︎かつて鬼無辻を追い詰めた縁壱が鬼を背にして全力ダッシュ‼︎なんともシュールな光景だが、客観的に見れば芽衣が鬼から逃げているようにしか見えないので縁壱的にセーフ!だが隠は違った!普段誰かを背負い走る隠が鬼殺隊でもない芽衣に背負われている

その事実に戸惑っていたがすぐにどうでも良くなる。

 

女の子って柔らかい!

 

その心地良さを堪能している隠は天国だったがその後では必死な形相で追ってくる鬼、まさに天国と地獄!隠は今その狭間に立たされていた!

 

 

と芽衣と縁壱の逃走劇もとい隠の堪能劇がありつつもこうして刀鍛冶の里へと着いた芽衣、早速温泉に入ろうと里を巡り歩くとひょっとこの面をした少年が

 

「怪しい奴!貴方は誰ですか?」

 

と芽衣に話しかけ、「ん?」と振り向いた芽衣は

 

「私は麻倉芽衣、君は誰・・というかひょっとこでいいや」

 

と自己紹介する芽衣、目の前の少年が誰なのか気になるがもうひょっとこでいいやと早々に結論付けると少年は

 

「僕は小鉄です!ひょっとこじゃありません!」

 

と憤慨するも芽衣は

 

「だってこの里の人達みんなひょっとこだし」

 

そう答える芽衣、芽衣から見たら里の刀鍛冶は全員ひょっとこ、誰が誰なのかとか覚えるのも大変だと思いまとめてひょっとこと一括りにしていた。

 

「ここは隠れ里です!素顔を晒すわけにもいかないからひょっとこを被ってるんです」

 

少年小鉄はそう芽衣に説明すると

 

「そんなことより温泉!温泉‼︎」

 

ともう温泉に入る事しか頭にない芽衣、小鉄の話もろくに聞かずに

温泉を探そうとする芽衣に小鉄は

 

「貴方鬼殺隊の人じゃないですね?ここは鬼殺隊関係者以外は立ち入り禁止ですよ」

 

と芽衣に話すと

 

「輝哉さんがここを紹介してくれたんだよ?鬼殺隊でいうお館様が」

 

と芽衣は小鉄にそう説明すると

 

「お館様⁈貴方は一体何者ですか⁈」

 

小鉄は芽衣の話に飛び驚くが芽衣は

 

「温泉大好き一般人‼︎」

 

と私は決して鬼殺隊とは関係ないんだぞと強調するような言い方で小鉄に話す芽衣、そんな芽衣に小鉄はただの一般人ではなさそうと判断し

あるものを見せたいととある場所に案内する

 

「温泉?温泉だよね?秘湯だよね?そうだよね?」

 

最早温泉にしか興味がない芽衣、小鉄が案内する秘湯にドキドキワクワクが止まらない芽衣は軽やかな足取りで小鉄について行くのだった

 

そんな芽衣を案内する小鉄は温泉ではなく古ぼけた納屋へ芽衣を案内し

中から絡繰人形を運び出す

 

「芽衣さん、これを見てください」

 

と芽衣に絡繰人形を見せると

 

「温泉は?秘湯は?そんな縁壱さんそっくりの絡繰人形は温泉の後で見るから早く温泉に行こう!」

 

と温泉に入りたい芽衣は縁壱そっくりの絡繰人形に興味を示さず温泉に行こうと小鉄に言うが

 

「温泉温泉うるさい!この縁壱零式は戦国時代の剣士の・・・縁壱さんそっくり?まるで見たことあるような言い方ですね!このアホー!」

 

と芽衣にキレだす小鉄、まさか本人が目の前にいるとは知るよしもない小鉄だが芽衣は見た事あるどころか隣にいますよと縁壱をチラ見すると

小鉄にドヤ顔をしだす

 

「その勝ち誇った顔は何ですか?縁壱零式の凄さはこれからですよ!

この6本の腕で当時の縁壱を再現してるんです!縁壱はそれくらい凄い剣士だったんですよ!」

 

と興奮しながらまくし立てる小鉄、そんな小鉄をよそに芽衣は縁壱に

 

「縁壱さんって腕6本あったの?不思議生物?」

 

と縁壱に聞いてみるが

 

「芽衣、腕が6本もある人間はいないし私は不思議生物でもない、何の価値もないただの人間だ」

 

と寂しそうに語りだす縁壱、それを聞いた芽衣は

 

「今悩んでも結論の出ない悩みは考えない!今出来る事をやればそのうちなんとかなるよ!」

 

と持ち前の持論で縁壱を諭す芽衣、それに対する縁壱は

 

「なんとかなるか・・今の私に出来る事は芽衣の力になる事」

 

そう呟く縁壱、芽衣はそんな縁壱を見つめ考える

 

(温泉もだけど刀もなんとかしないと)

 

そう考えていると

 

「さっきから一人で何を喋ってるんですか!ほら!縁壱零式の凄さを見て下さい」

 

と小鉄は芽衣に縁壱零式を動かす所を見せて驚かせようとするが芽衣は

特に驚く事なく小鉄に提案をしてみる

 

「小鉄君刀ってある?あるなら一本欲しいんだけど」

 

そう言うと小鉄は芽衣に憤慨して

 

「縁壱零式を無視しないでください!それに鬼殺隊でもない芽衣さんに日輪刀を渡せるはずないですよ!」

 

と声を荒げる小鉄、芽衣はそんな小鉄に

 

「私が欲しいんじゃないよ?縁壱さんの為に欲しいの」

 

そう小鉄に話す芽衣だが小鉄は芽衣が何を言っているのか分からず

 

「さっきから縁壱さん縁壱さんって芽衣さんは何を言ってるんですか?

縁壱は戦国時代の『ここにいるよ?縁壱さんは私と一緒にいるの』剣士」

 

と小鉄の声に被せるように話し出した芽衣、ひょっとこで表情は分からないが何言ってんだ?コイツ‼︎と言葉を失い暫し沈黙が流れる

 

「芽衣さんがアホの子だというのはわかりました」

 

と小鉄は失礼だが普通の人から見れば当然の反応を見せるが芽衣は

 

「縁壱零式って訓練用だよね?いくら凄くても本物の縁壱さんには敵わないよ」

 

と小鉄に話すと小鉄は

 

「言いましたね!アホの子!だったら本物の縁壱の力を見せて下さい!』

 

そう言いながら縁壱零式の仕掛けを訓練用を通り越してガチなやつに合わせてドヤ顔(ひょっとこで見えない)で胸を張ると縁壱零式の予備の刀を芽衣に渡し、自称一般人&本物VSひょっとこ&偽物の構図が出来上がる

 

「縁壱さん!刀だよ?縁壱さんの本領発揮だね?エッヘッヘ』

 

と笑いだし緊張感の欠片もない芽衣、縁壱は戦いを前に緊張していない芽衣の態度に安心すると憑依合体を果たし偽物こと縁壱零式を見据える

 

対する縁壱零式、6本の刀をやたらと振り回して芽衣こと縁壱に迫りだす、そんな縁壱零式に縁壱は息を吸い始め刀を構えると

 

日の呼吸 烈日紅鏡

 

縁壱の繰り出した素早い二連撃に縁壱零式は刀ごと粉砕されその動きを止めた

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎縁壱零式がぁぁぁぁぁ‼︎』

 

まさか粉砕されるなんて思いもしなかった小鉄は絶叫しながら縁壱零式へと駆け寄りなんとか修理しようとするが

 

「あれ?縁壱零式の中に何か・・・刀?」

 

小鉄は縁壱零式の中に収まっていた刀を見つけ取り出してみると

 

「それは私が生前使っていた日輪刀・・懐かしいな」

 

と縁壱は軽く微笑み日輪刀を見つめていた

 

「えーと、縁壱零式壊しちゃってゴメンね?」

 

芽衣は小鉄に縁壱零式を壊した事を謝ると小鉄は

 

「芽衣さんアホの子だと思ってたけど、凄く強い人だったんですね!

ホントは鬼殺隊の人、柱なんじゃないですか?」

 

と小鉄に言われ芽衣は

 

「温泉大好き一般人‼︎鬼殺隊とは無関係‼︎柱が何かは分かりません!」

 

と私は決して鬼殺隊とは関係ないと強調する芽衣、当然柱が何なのか分からない芽衣だが小鉄は芽衣に

 

「柱とは鬼殺隊の『よし!これ以上鬼殺隊に関する知識はいらない!私は一般人!ゆっくりと過ごしたいどこにでもいる一般人!』・・・最上級剣士で『ひょっとこ!私は一般人!』・・・縁壱零式をあっさりと壊す一般人がいるわけないでしょう‼︎このポンコツ女‼︎」

 

柱について説明しようとする小鉄に芽衣は私は一般人だから鬼殺隊の説明はいらないと言うが更に縁壱をあっさりと壊す芽衣が一般人なわけがないと言うと芽衣は

 

「エッヘッヘ、細かい事は気にしないほうがいいよ」

 

と笑いだし、小鉄はコイツやっぱりアホの子だと芽衣を再認識した

 

そんなやり取りを行い、小鉄は縁壱零式から出てきた刀をとある刀鍛冶に預け芽衣は再び温泉を探しに巡り歩くのだった

 

それから3日、温泉を満喫する芽衣は持ち前のユルさで里に篭りきり

刀鍛冶達となんだかんだ仲良くなっていたが、さすがに帰らないのはマズイと産屋敷邸へ帰り支度をして刀鍛冶の里のひょっとこ達にまた温泉に入りに来ると告げ里を出ようとすると

 

「芽衣ぃぃ‼︎お前の刀が研ぎ終えたぞぉぉ!」

 

そう叫びながら飛び込んできたのは、鋼鐵という刀鍛冶のひょっとこ

小鉄から見た目ポンコツのアホの子が縁壱零式をあっさりと壊したら刀が出てきたとその刀の研磨を頼み、三日三晩かけて鋼鐵はその刀を研いでいた

 

「あ!忘れてた、ありがとう鋼鐵さん」

 

と鋼鐵にお礼を言う芽衣に刀を手渡す鋼鐵は

 

「いいか!折るなよ!絶対折るなよ‼︎折ったらしばき倒す!地の果てまで追っかけてしばき倒すからな‼︎」

 

と芽衣を脅す(ガチなやつ)鋼鐵に芽衣は

 

「だそうだよ?縁壱さん気を付けてね?」

 

と縁壱任せにすると、受け取った刀を見つめだす

 

「ねえ縁壱さん?この刀の名前ってなんなの?」

 

そう縁壱に聞くと縁壱は

 

「名前などない、ただ単に日輪刀としか」

 

と返す縁壱に芽衣は

 

「そっか〜、じゃあ今日からこの刀の名前は雲黒斎にしよう」

 

と勝手に名付ける芽衣、この芽衣の付けた名前に刀鍛冶一同は

 

ダサい上になんか臭そう、コイツが鬼殺隊になったら絶対刀打ちたくないと皆が同じ感想を芽衣に抱いていた

 

そして縁壱も

 

(私の刀は雲黒斎・・・最初から名前付けてれば良かった)

と芽衣の壊滅的なネーミングセンスに自分で名前を付けなかったことを後悔していた

 

そんな事を知らない芽衣は雲黒斎を手に里を出ると待機していた隠と共に産屋敷邸へと向かうのだった

 

そして半日が経ち夜になると再び鬼達が芽衣に群がる、だが今回は日輪刀もとい雲黒斎がある!

 

芽衣は縁壱と憑依合体すると、群がる鬼達を一瞬で斬り払い隠と共に一安心という時に凄まじい威圧感を感じ気配のする方を振り向く芽衣そこには一人の剣士らしき人物が立っておりこちらを睨みながらこう呟く

 

「何やら懐かしい気配を感じる、今の技、太刀捌き、そしてその呼吸まるで縁壱が乗り移っているかのようだ、そうは思わないか麻倉芽衣」

 

そう呟く剣士、この者こそ黒死牟と呼ばれる鬼、炎のような痣を持ち6つの眼をしたその姿、無惨が送り込んだ最強の鬼、そして縁壱の兄、

その黒死牟を前に縁壱は

 

「兄上」

 

そう呟く縁壱に芽衣は

 

「え?お兄さん?」

 

縁壱から発せられた一言に驚く芽衣、悲しみに暮れ俯く縁壱

そして芽衣に迫る黒死牟、400年の時を経て悲しき兄弟対決が再び始まろうとしていた。

 

 

 




縁壱と黒死牟悲しき兄弟対決に芽衣のとった行動は?
次回「なんとかなる!グーたら娘と六つ眼のオジン」





おまけ

錆兎「さあ始まりました!オサレポイントバトル実況は私鱗滝錆兎がお送りします」

真菰「解説は同じく鱗滝真菰がお送りします」

錆兎「今回のオサレポイントバトル、バトルフィールドは那田蜘蛛山
多数のポイントバトラーが入り乱れるレイド方式となっております」

真菰「まずはオサレポイントバトルのルールをおさらいしていきましょう、対戦中にカッコいい台詞を喋る!相手の攻撃を避ける!技を魅せる!大技は相手より後に使う!等オサレな行動によりオサレポイントが加算されバトル毎に設定されたオサレ値を越えて攻撃すると勝利となっております」

錆兎「なるほど!逆にオサレポイントが減点される行動が気になりますね」

真菰「はい、相手の言動に狼狽る!攻撃を避けられる!等反オサレ行動は減点対象となっております」

錆兎「なるほど!カッコよくスタイリッシュに決める事が勝利の鍵というわけですね」

真菰「それこそがオサレポイントバトルの魅力と言えますね」

錆兎「では早速バトルの中継を観ていきましょう!今回のポイントバトル注目の対戦カード!チーム鬼殺隊期待の新人 竈門炭治郎選手V Sチーム鬼 十二鬼月の一人 累選手だーー‼︎」

真菰「累選手はチーム鬼の中でも上位に入る歴戦の選手です、炭治郎選手がどのようにオサレ行動を魅せるかが気になりますね」

錆兎「なるほど!炭治郎選手には是非頑張ってもらいたい!」

真菰「炭治郎選手は不利ボーナスとしてオサレポイントの加算値が増えます、これを利用出来れば炭治郎選手にもチャンスはあります」

錆兎「では早速バトルを観ていきましょう」

錆兎「炭治郎選手!累選手へと走り・・壱の型を使ったーー‼︎いや折れた!炭治郎選手の刀が折れた!」

真菰「今のは累選手の糸が刀を折った事で累選手にオサレポイントが加算されます、ですが炭治郎選手も刀が折れた事によりバトルを継続するとオサレポイントが加算されます」

錆兎「なるほど!不利な条件で立ち向かう事がオサレ行動になるというわけですね」

錆兎「炭治郎選手再び突進ー!累選手も負けじと応戦!炭治郎選手糸を避ける避けるコケたーー‼︎」

真菰「炭治郎選手避ける事でポイントを稼ぎましたがコケた事で減点になります」

錆兎「いや!これは痛い!あーーっと!累選手、炭治郎選手へ技を使った〜!」

真菰「この技が決まれば累選手ポイントが大きく加算されます」

錆兎「累選手、炭治郎選手を大きく突き放すか?・・・いや!決まらない!炭治郎選手、妹バリアを使ったーー!」

真菰「妹を攻撃される事により炭治郎選手のオサレポイント加算値が増加されます」

錆兎「炭治郎選手、これが逆転への一手になるのか?いや炭治郎選手妹を連れて隠れたーー!これはどうなるのでしょう?」

真菰「妹を庇う行動でポイントは加算されますが狼狽てる事で減点よってポイントの増減はありません」

錆兎「炭治郎選手次なる一手は?ここで出てきた炭治郎選手!妹は・・出てきません!どうやら一人で立ち向かうようです」

真菰「妹を守る兄、これはオサレポイントが加算されます」

錆兎「累選手、何やら喋っていますね・・・あーーー!累選手ギャラリーの姉を攻撃!一体何が?」

真菰「累選手これはオサレポイント減点です」

錆兎「この減点が後に響くのか?あーーっ!累選手、ここで‼︎炭治郎選手の妹を捕らえたーー‼︎」

真菰「炭治郎選手、妹を捕らえられた事による不利でオサレポイントが加算されます」

錆兎「炭治郎選手、どうする?いや、妹が累選手を攻撃ーー!」

真菰「炭治郎選手、連携プレーでオサレポイントが加算されます、累選手は攻撃を受けた事でオサレポイント減点です」

錆兎「期待の新人炭治郎選手、歴戦の選手累選手に食らいついてる!
累選手!妹を吊り上げたーー‼︎」

真菰「妹の太ももがエロいので累選手オサレポイント減点です」

錆兎「個人的には加算してあげたい!さあ炭治郎選手どうオサレポイントを稼ぐ!」

錆兎「炭治郎選手再び突進!累選手に連続斬り!いや累選手全て躱す」

真菰「流石は歴戦の選手、スタイリッシュに躱しています」

錆兎「からの〜反撃!炭治郎選手滅多打ち!いや!殴られた勢いを利用して回転斬り!」

真菰「これはダメージカウンターですね!高等テクニックです」

錆兎「しかしダメージは与えられない!炭治郎選手惜しい!」

真菰「炭治郎選手ダメージ以外のオサレポイントは加算されます」

錆兎「あーっと!累選手の強烈な蹴りが炸裂ーー‼︎炭治郎選手大きく飛ばされたーー‼︎」

真菰「累選手ダメージによるオサレポイントが加算されます」

錆兎「炭治郎選手最早ここまでか‼︎っとここで前半戦終了です」

真菰「10分のインターバルを挟んで後半戦が始まります」

錆兎「両者休憩を・・いや!累選手、炭治郎選手の妹を下ろしている!
水とお菓子も渡してるーー!これはオサレ!流石歴戦のポイントバトラー!普段の行動もオサレなのかー!」

真菰「インターバル中なので加算は対象外です!が個人的には加算したいです」

錆兎「さあ後半戦の開始ですが・・炭治郎選手の妹の準備中です」

真菰「累選手が吊り上げた地点に待機しないと後半戦は始まりません」

錆兎「後半戦いよいよ開始です!炭治郎選手ここからどう出る」

真菰「炭治郎選手、累選手に大きく離されています」

錆兎「炭治郎選手ここで!あーーっと!ここで!拾の型生生流転だーー‼︎」

真菰「回転が増す毎にオサレポイントが増えていくスタイリッシュな大技を使ってきましたね」

錆兎「さあその技で・・累選手の糸を斬って!斬って!突き進むーー」

真菰「このまま決まれば累選手との差も大きく縮みます」

錆兎「対する累選手は・・いや!累選手余裕の表情!冷静に対応しているーー!」

真菰「大技を封じる事が出来れば累選手、オサレポイントの加算で勝利が確定します」

錆兎「炭治郎選手このピンチを凌げるか?」

真菰「炭治郎選手、累選手の技を切り抜ければまだ勝負はわかりません」

錆兎「炭治郎選手何やらブツブツと、何を言ってるのでしょうか?」

真菰「駄目だこの糸は斬れない、まだポイントが足りない!さっきまでとは違う匂いだと言ってます」

錆兎「どんな匂いなんでしょうか?気になる所です!さあ炭治郎選手絶対絶命‼︎」

錆兎「いや!炭治郎選手ここで!ここで!ヒノカミ神楽を発動‼︎」

真菰「絶対絶滅のタイミングで覚醒、これもオサレ行動の高等テクニックです」

錆兎「炭治郎選手この技で糸をーー破ったーー‼︎これはオサレポイント加算間違いないでしょう」

真菰「覚醒により累選手とのポイント差もあと僅かにまで迫りました」

錆兎「累選手ここで初めての狼狽え・・後退したーー!炭治郎選手はスタイリッシュに攻めて行く!」

真菰「累選手負けじと応戦してポイント減点を避けたいようです」

錆兎「だが炭治郎選手の猛攻は止まりません!そこに!出たーー‼︎妹の援護攻撃!妹魅せています!華麗な技を魅せています!太ももも未だに見せています」

真菰「炭治郎選手に連携によるオサレポイントが加算されます、炭治郎選手の勝利も見えてきました。あと錆兎黙れ」

錆兎「実況に黙れとは前代未聞ですが私は黙りません!漢に生まれたからには!っと炭治郎選手妹の技を掻い潜り累選手に攻撃ーー‼︎」

真菰「これはスタイリッシュと魅せを合わせた高等テクニックです、この攻撃が決まれば炭治郎選手の勝利が確定します。この下衆野郎」

錆兎「実況中に下衆野郎と言われた実況は私が初めてではないでしょうか?さあ?炭治郎選手勝利なるかーーー決まったーー‼︎期待の新人炭治郎選手、歴戦のポイントバトラー累選手に何と勝利!」

真菰「後半は炭治郎選手の高等テクニックが決まりましたね、実況チェンジで」

錆兎「真菰!俺が悪かった!ってまだ勝負は終わってなかったーー‼︎
累選手、炭治郎選手の攻撃を避けていたーー!」

真菰「やられたように見せかけて反撃のチャンスを待つ、リベンジカウンターです。これも高等テクニックです。分かればいいんだよ」

錆兎「さあ炭治郎選手再び絶対絶滅!累選手勝利への切符を手にするかー?」

真菰「やはり歴戦のポイントバトラーは伊達じゃないというわけですね」

錆兎「いや!ここで!富岡選手が乱入したーー!」

真菰「この乱入もレイドバトルの醍醐味でもあります」

錆兎「富岡選手、乱入直後に肆の型打ち潮による流麗な太刀捌きで炭治郎選手の絶対絶滅を回避したーー‼︎」

真菰「スタイリッシュかつ魅せる技を一番の見せ場に持ってくる、さすがはチーム鬼殺隊歴戦のポイントバトラー富岡選手、この状況になるまで様子見をしていたのでしょう」

錆兎「あーっと!ここで富岡選手の決め台詞「後は任せろ」が出たー!」

真菰「口数が少ない富岡選手ならではのオサレ行動ですね」

錆兎「対する累選手は、これは!恐らく累選手最大の大技か?」

真菰「いきなり大技は悪手かもしれませんね、富岡選手が破れば累選手不利になりかねません」

錆兎「ですが時既に遅し!累選手、富岡選手に技を出したーーー‼︎」

真菰「富岡選手がどう魅せるか注目ですね」

錆兎「富岡選手は・・・何と!オリジナル!富岡選手オリジナルの技、富岡スペシャルを発動したーー‼︎」

真菰「拾壱の型凪が正式な型名との事ですが、富岡スペシャルで通しましょう」

錆兎「おぉ〜っと!累選手最大の大技、富岡スペシャルの前にあっけなく散る!何が起こったのか私には理解出来ません」

真菰「恐らく物凄く刀を振り回したのでしょうが、あまりオサレ行動には見えないのでスタイリッシュに見せかけたのでしょう」

錆兎「凄いのか地味なのかよくわかりませんが、累選手の技を破った事には違いないでしょう」

真菰「累選手最大の大技を破った事で富岡選手にはオサレポイントが加算されます」

錆兎「累選手最大の大技を破られた事で狼狽えたーー!」

真菰「これはいけません、最大の大技を破られた直後の狼狽えは負けフラグという反オサレ行動の高等テクニックです、累選手オサレポイントが大きく減点されます」

錆兎「富岡選手、累選手に迫り・・すり抜け様に・・・決まったーー‼︎富岡選手オサレに決めて見事勝利を勝ち取り、いや横取りました!」

真菰「これもレイドバトルの醍醐味です、同じチームでもポイント争奪戦はライバルです」

錆兎「試合終了ーー!チーム鬼殺隊V Sチーム鬼、今回の勝利チームはチーム鬼殺隊!」




芽衣「っていう変な夢を見たの」

縁壱「案外正夢かもしれないな」

芽衣「ない!絶対ないから!」




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