鬼滅の刃〜縁壱さんは持ち霊です〜   作:ちゃんエビ

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芽衣の持ち霊

継国縁壱 原作最強の剣士、悟りを開いたのかの如く達観しているが
芽衣に翻弄され狼狽る事が増えてきた 最近の悩みは影が薄い事

継国巌勝 元十二鬼月最強の上弦の壱にして縁壱の兄、芽衣と出会い縁壱と和解した 日課は日向ぼっこ

スピリット・オブ・ファイア 火を司る五大精霊 芋焼き係、芽衣の持ち霊になって以降料理は火加減と絶妙なコントロールを覚えた





第5話 雲黒斎?新たな名前とSOS

芽衣達が産屋敷邸に到着した頃鬼の首魁鬼無辻無惨が根城とする無限城では

 

「童磨よ、上弦の壱黒死牟が死んだ!」

 

「いや〜まさか黒死牟殿が死ぬなんて!鬼狩りにもそんな強い奴がいたんだ」

 

「黒死牟を殺したのは鬼狩りではない、麻倉芽衣だ」

 

「麻倉芽衣・・女の子か〜♪黒死牟殿より強い女の子、美味しそう♪」

 

「貴様は私の話を聞いているのか?」

 

「もちろん聞いてますよ無惨様、その麻倉芽衣を捕まえて来いって事ですね」

 

「その通り、だが油断するな!麻倉芽衣は黒死牟を葬った実力を持っている」

 

「もちろん油断はしませんよ・・ところで麻倉芽衣って可愛い女の子なんでしょうか?可愛い女の子なら俺張り切っちゃうけど」

 

「奴の見た目などどうでも良い!だがどのような娘なのか貴様も知らないと探すのも手間だろう」

 

「さすが無惨様!麻倉芽衣って娘の姿が頭の中に入って・・・来なくていいです‼︎」

 

「貴様!どうゆうつもりだ‼︎」

 

「無惨様!無理です!麻倉芽衣は諦めましょう!」

 

「貴様!怖気づいたとは言わせぬぞ!」

 

「いやいや!耳飾りの剣士に怖気づいた無惨様に言われたくないですよ!」

 

「貴様‼︎」

 

「無惨様・・俺の記憶を読み取って下さい」

 

「貴様の記憶を・・・・‼︎麻倉芽衣⁈貴様‼︎何だ‼︎この背後の赤い巨人は‼︎」

 

「俺にも分かりかねますが、赤い巨人はヤバイです!」

 

「・・・・童磨よ・・麻倉芽衣には関わるな・・・絶対にだ‼︎」

 

「言われなくても関わりたくありませんよ、凄く可愛いけど」

 

黒死牟が死んだ事で無惨は次なる刺客、上弦の弐を芽衣に送り込もうと画策するも上弦の弐童磨の猛反対と自身のチキン根性で芽衣捕獲作戦を断念してしまう、芽衣を刺激すればその矛先が自分に来ると怯える無惨

芽衣に関わらなければこれまで通り生き永らえる、芽衣にさえ関わらなければ・・・そう考える無惨だが芽衣は巻き込まれる、鬼と鬼殺隊の戦いに巻き込まれる・・・芽衣の不運は無惨の不運、芽衣は無惨に狙われなくなり無惨は芽衣と関わらない、お互いに利点しかないのだがそれは両者の預かり知らぬところで崩れ去る、だがそれは両者共に知らないのであった

 

 

そんな不運の一人、本人の知らぬうちに無惨から狙われなくなった芽衣

は産屋敷邸で・・・・

 

「あっ!それもう焼けてる?熱っ!お芋はちゃんと焼かないと駄目だよにちかちゃん」

 

「芽衣さんこれは焼けてますか?」

 

「ん〜?どうかなぁ?ちゃんと焼けてる?スピリット・オブ・ファイア?」

 

「・・・・」コクコク

 

「焼けてるって」

 

「あの・・芽衣ちゃん?」

 

「ん?どうしたの?あまねさん?」

 

「庭で焼き芋を焼くのは良いの・・でも流石にスピリット・オブ・ファイアを使って焼き芋を焼くのはちょっと」

 

「駄目かな?」

 

「火に関してはこの世の最高クラスの大精霊に焼き芋を焼かせるなんて恐れ多くて」

 

「スピリット・オブ・ファイアはどう思う?やっぱり嫌?」

 

「・・・・」フルフル

 

「大丈夫みたい!」

 

「もう何でもありなのね」

 

スピリット・オブ・ファイアを使って焼き芋を焼いていた

 

 

 

 

そんな芽衣達の元に一人の隠が駆け寄り、手荷物を丁重に芽衣へと渡すと隠は慌てて走り去り芽衣はその手荷物を確認すると

 

「あっ!私がどこかに置き忘れた荷物!わざわざ探して届けてくれたんだ!」

 

そう言いながら芽衣は鞄を開け中身を確認すると

 

「私のお気に入りの宝物も無事で良かったよ」

 

と一安心してホッと一息をつくと輝哉は芽衣に

 

「どんな宝物なんだい?」

 

芽衣の宝物に興味津々な輝哉は芽衣にそう聞くと芽衣は、ニンマリと笑みを浮かべ鞄から宝物を取り出し輝哉達に見せつける

 

「これ!私のお気に入りの宝物!フツノミタマの剣!麻倉家の宝物庫に眠ってたから私が貰ったの」

 

とドヤ顔で話すと

 

「いや・・これは・・・芽衣・・これ国宝だよ?この国にとって貴重な文化財なんだが」

 

「国宝を道端に置き忘れ・・・目眩がしそう」

 

芽衣が見せたフツノミタマの剣と言う石の短剣、輝哉はそれを見て顔を引き攣らせ、あまねは目眩で倒れそうになっていた

 

「そうなんだ〜、この尖り具合とか長さが肩のツボとかに丁度いいんだよ?」

 

国宝フツノミタマの剣は芽衣にとって丁度いいマッサージ道具、そうあっけらかんとする芽衣にあまねは

 

「国宝をそんな使い方出来るの芽衣ちゃんだけよ」

 

呆れを通り越し諦めの境地に達したあまねは遠い目をしながらそう言いと芽衣は

 

「えっへっへっ」

 

そう笑い出す芽衣に輝屋は

 

「いや決して褒めてないからね」

 

と苦笑いをしながらそう言うと芽衣は顔付きが変わり面白い事を企んだ子供の表情を見せると

 

「んじゃ、雲黒斎も手に入ったしフツノミタマの剣の本来の使い方も見せてあげるよ」

 

とドヤ顔で輝哉達に言うと

 

「ん〜〜、折角だし巌勝さん!合体しよ?」

 

と芽衣の傍で縁壱と共に寛いでいた巌勝に芽衣は声をかけると

 

「芽衣合体は構わぬが雲黒斎とはなんだ?」

 

と嫌な予感を感じながら巌勝は芽衣に質問すると

 

「雲黒斎はこの刀だよ?縁壱さんの使っていた刀」

 

芽衣はそう言いながら傍に置いていた縁壱の日輪刀を指差すと

 

「・・・雲黒斎・・・雲黒斎・・・武士の魂の刀が雲黒斎」

 

巌勝は一人でブツブツと呟きながら刀を見つめていると

 

「巌勝さんどうしたの?」

 

と心配そうに巌勝を覗き込む芽衣、そんな芽衣に巌勝は

 

「芽衣・・刀に名を付けるのは構わぬが雲黒斎は駄目だ!頼むから改名してくれ!私は雲黒斎を握りたくない」

 

と芽衣に不満を言う巌勝、巌勝が芽衣に不満を言った事で縁壱は流石兄上と嬉しそうに巌勝に眼差しを向けると

 

「私も正直雲黒斎はどうかと思っていた、芽衣が嬉々として命名するから言い出せなかった」

 

と巌勝に便乗してくる縁壱、二人の不満を聞いた芽衣は

 

「え〜⁈カッコいい名前だと思うんだけど雲黒斎、駄目?」

 

と雲黒斎を譲れない芽衣はそう二人に聞くと

 

「「頼むから別の名前にしてくれ!!」」

 

兄弟揃って雲黒斎を否定すると芽衣は

 

「・・・叉宗(マタムネ)私の実家に住んでる猫の名前なんだけど」

 

芽衣は麻倉家に住んでる猫の霊マタムネの名前を借りようと呟くと

 

「「それがいい‼︎それにしよう!寧ろそれ以外にない!雲黒斎とか臭そうな刀絶対握りたくない‼︎」」

 

口を揃えて必死に雲黒斎を否定する縁壱と巌勝、息の合った発言を見てあまねは巌勝が元とは上弦の壱である事に不安を抱いていたが芽衣に翻弄され狼狽ている巌勝はもう敵としての上弦の壱ではなく芽衣を守る大切な仲間だと認識し芽衣とのやり取りを微笑ましく見つめていた

 

そんなやり取りを経て芽衣は雲黒斎改め叉宗を抜刀、輝哉達に面白い物を見せると言って少し距離を取ると

 

「いくよ巌勝さん!憑依合体黒死牟in叉宗inフツノミタマの剣‼︎」

 

芽衣は魂魄形態になった巌勝を叉宗に押し込むと巫力を注ぎオーバーソウル、それを更にフツノミタマにオーバーソウルして巨大な刀を具現化させる

 

「オーバーソウル!スピリット・オブ・ソード」

 

芽衣はそう命名して輝哉達にドヤ顔を見せつける

 

「芽衣・・オーバーソウルの二段媒介は凄いが・・その刀禍々しくないかい?」

 

と芽衣の力量に感嘆する輝哉だったが、芽衣の形作るその刀はあまりにも禍々しい見た目だった

 

「うん!巌勝さん・・上弦の壱の黒死牟の刀をイメージしてオーバーソウルしたから見た目はね」

 

と芽衣は説明すると

 

「というとそのオーバーソウルは上弦の壱黒死牟の能力が使えるのかい?」

 

輝哉はオーバーソウルで黒死牟の能力を再現出来るのか気になり芽衣にそう尋ねると

 

「巫力を消費すれば再現出来るよ」

 

そう話す芽衣、鬼でもなければ呼吸も使えない芽衣だが霊の特徴を引き出し具現化するオーバーソウルならば黒死牟の特徴、月輪の斬撃を巫力を消費して再現出来るのだが鬼殺隊に入る気もない芽衣はそれを使う事はないだろうと思っていた・・・巻き込まれる迄は

 

「ふぅ〜、疲れたよ」

 

芽衣はそう言ってオーバーソウルを解除すると

 

「芽衣!今のは⁈昨日の憑依合体とはまた違った感覚だったが」

 

巌勝はオーバーソウルの感覚が憑依合体した時の感覚と違った事を芽衣に尋ねると

 

「オーバーソウルは憑依合体とは違うからね、私の体を借りるのが憑依合体、今のは精霊になった巌勝さんを叉宗にオーバーソウルしてそれを更にフツノミタマの剣にオーバーソウルしたんだよ」

 

と巌勝に説明するが

 

「オーバーソウルというのが今の感じなのはわかった・・・む?精霊?芽衣今精霊がどうとか」

 

実際にオーバーソウルをした巌勝はその感覚を感じ取り理解を示すが先程芽衣が言った精霊という言葉が不思議でならないので思わず聞いてみると

 

「あっ!言ってなかった!縁壱さんと巌勝さんは人間霊から精霊に進化したんだよ!さしずめ刀の精霊ってところかな?」

 

割と重要な事をさらっと告げる芽衣、縁壱と巌勝はそれを聞いて芽衣が何を言ってるのか分からないとキョトンとした顔で呆け、見かねたあまねは芽衣にどうゆう事か聞くと芽衣は最近やる事が多くなったドヤ顔をして

 

「私超占事略決を習得してるからね、私の持ち霊になった時に縁壱さんと巌勝さんは精霊になったの」

 

そう説明すると

 

「「とんでもない事実をざっくりと説明するな‼︎」」

 

自分達が知らぬ間に精霊へと進化していた事など露にも思わない縁壱と巌勝は割とざっくりと説明する芽衣にツッコミを入れると

 

「えっへっへ」

 

と笑い出すと巌勝は縁壱に向き合い

 

「縁壱‼︎昔お前が言っていた事がようやく分かった、確かに私達は大した事はない!私達の才を遥かに凌ぐ者、それが芽衣!縁壱はこれを予期していたのだな」

 

と生前に話していた二人の話を持ち出すと縁壱は

 

「いや・・あんなとんでもない規格外が現るとは思わなかった」

 

と自分の想定する範囲以上の規格外が現れ狼狽る縁壱、そんな中当の本人は・・・

 

「わっしょい!わっしょい!焼き芋わっしょい‼︎」

 

謎のフレーズを口ずさみながらスピリット・オブ・ファイアに焼き芋を焼いてもらっていた

 

「芽衣」

 

焼き芋を頬張る芽衣に縁壱は呼びかけるとウズウズしだし

 

「先程のスピリット・オブ・ソード・・私もやってみたいのだが」

 

と縁壱は自分もオーバーソウルしてみたいと芽衣に言うと

 

「えっ⁈またやるの?縁壱さんの場合叉宗がそのまま巨大化したイメージだよ?」

 

2回もオーバーソウルしたくないんですけど!と言いたげな顔付きで縁壱に返す芽衣、オーバーソウルのイメージを伝えて実践はしませんよ?

と説明で終わらせた芽衣、ウズウズしていた縁壱はガックリと項垂れ残念がると

 

「次やる時に縁壱さん合体しよ?ね?そんなに落ち込まないで」

 

と慰める芽衣、縁壱は仕方ないと了承するとそのやり取りを見ていた巌勝は

 

「ふむ・・・芽衣の発言が卑猥に聴こえるのは私の気のせいか?」

 

と巌勝は芽衣の発言を指摘すると

 

「ちょ⁈卑猥とか言うなし!私まだ生娘だからね?痴女じゃないからね・・って何言わせてるの⁈巌勝さんの変態!節操無し‼︎」

 

と芽衣は取り乱すと巌勝はコイツマジか⁈と言わんばかりに口を開け呆然とし

 

「解せぬ!」

 

私は発言を指摘しただけ、芽衣が勝手に貞操事情を暴露したのではないかと思い抗議しようとしたが人前で芽衣に恥をかかせるわけにもいかないと我慢した巌勝は一言だけそう愚痴るが、産屋敷家や隠は芽衣の発言をバッチリ聞いていてあまり意味はなかったのであった

 

そんな話を聞いていたあまね、彼女は一連のやり取りを聞きながら

 

(縁壱さん影薄いわね、というかスピリット・オブ・ファイアとか上弦の壱とか芽衣ちゃんが濃過ぎて)

 

と縁壱の影の薄さを気にしていた

 

そんな平和?な日常を過ごし絶賛寛ぎ中の芽衣に輝哉はとある提案をする

 

「芽衣、近々輝利哉とかなたが所用で外出するんだが芽衣も一緒に行ってみてはどうだい?」

 

と芽衣に話すと芽衣は

 

「何処に行くの?」

 

キョトンと首を傾げながらそう聞き返す芽衣、芽衣の傍にいた縁壱と巌勝は産屋敷家が外出する用なんて鬼殺隊関係以外にないと分かっていたが芽衣のグーたら生活で暇を持て余していた二人は狩りの解禁を待ちわびた狩人の目付きになり芽衣に輝哉の思惑を教えずにいた

 

そうとは知らない芽衣に輝哉は

 

「山だよ、一年中藤の花が咲く山があるんだ、芽衣も見たくはないかい?」

 

とその山の真実を教えずにあたかも良い観光地だよと取り繕う輝哉

鬼殺隊とは関係ないというスタンスをとってきた芽衣、最低限の知識でも学んでおけばその山がどういう場所か分かっていた筈だがそのスタンスのせいでその山が観光地としか思ってないので心躍らせて快諾する芽衣

 

そんな芽衣の様子に三人は腹黒い笑みを密かに浮かべたのだった

 

 

 

 

場所は移り〜狭霧山〜

 

「駄目だ!まだ修行が足りない」

 

そう呟くのはこの山で鬼殺隊に入隊する為に修行をする少年、名は“竈門炭治郎“一年半前に家族を鬼に殺され唯一生き残った妹は鬼となりその妹を人間に戻す為に日夜頑張っている

 

その炭治郎は鬼殺隊に入隊する為の試験“最終選別“へ向かう許可を貰う為に元水柱鱗滝左近次から言われた大岩を斬れという難題にぶつかっていた

 

「・・・・心折れそう?挫けそう?諦める?」

 

そんな炭治郎に声をかける一人の少女、少女は持参した小さな椅子に座りながら大岩を斬れずに苦悩する炭治郎にそう言うと炭治郎は

 

「諦めない!挫けそうでも!心が折れそうでも!絶対に‼︎諦めない‼︎」

 

炭治郎は自分に言い聞かせるように強く少女に返事をすると

 

「なら頑張って!見かねた兄弟子達が来てるよ」

 

少女はそう言いながら大岩の上を見上げるとそこには狐の面を被った少年が炭治郎を見据え

 

「男がぎゃあぎゃあ喚くな!」

 

狐の面の少年はそう炭治郎に叫ぶと腰に据えた木刀を握り飛び降りながら炭治郎に斬りかかる

 

炭治郎は咄嗟に真剣で受け止めるもそこから蹴り飛ばされ

 

「大丈夫?咄嗟に受け止めたけど余計なことしたかな?」

 

蹴り飛ばされ転げ回る炭治郎を巨大な手が受け止めると少女は炭治郎を心配して様子を伺う

 

「いや助かったよ、ありがとう玉藻」

 

炭治郎は玉藻という名の少女に礼を言うと狐の面を被った少年に向き直し再び刃を交え出す

 

「じゃあ私は先に帰るね、鱗滝さんの御飯も作らなきゃだし」

 

玉藻はそう言いながらその場を後にすると

 

「真菰ちゃん炭治郎君をお願いするね、錆兎君にもよろしく」

 

「うん、任せて玉藻ちゃん」

 

玉藻の呼びかけに真菰と呼ばれた小柄な少女が頷くと玉藻はニッコリと笑い真菰の頭を撫でると

 

「炭治郎君頑張って!私の為に!」

 

玉藻はそう言いながら鱗滝が待つ家に戻り夕餉の支度を始めた

 

それから半年後、炭治郎は錆兎と呼ばれた狐面の少年との修行の末遂に大岩を斬る事に成功し鱗滝から最終選別へ向かう許しを得た

 

「遂にやったね炭治郎君これで炭治郎君は最終選別に行けるね」

 

これまでの努力を鱗滝に認められ泣き崩れる炭治郎にそう話しかける玉藻、彼女は自分の師からこの狭霧山で修行するよう言われ鱗滝を紹介され同時期に鱗滝の元にやってきた炭治郎と共に修行を重ねていた

 

玉藻は鬼殺隊に入隊する為に修行をしていた訳ではないので鱗滝から明確な合格条件を出されていない為炭治郎が修行を終えたら玉藻も修行を終えると鱗滝に伝え2年の時が過ぎていた

 

そんな修行の日々を終え玉藻は自分の家に帰るのだが、帰るついでに炭治郎を見送ろうと最終選別の地“藤襲山“までついて行くと決めていた

 

翌日〜炭治郎は最終選別の地“藤襲山“を目指し玉藻と共に歩き出すと

 

「なあ?玉藻は鬼殺隊に入隊する気はないのか?あんなに強いのに」

 

同じ修行をしていたのに鬼殺隊には入らないと言う玉藻にそう聞く炭治郎、そんな炭治郎の問いに玉藻は

 

「うん、私の修行は別の目的だし鬼殺隊に入る為じゃないから、それに私より強い人なんていっぱいいるよ?私の大切な人がそうなんだ」

 

玉藻は炭治郎にそう言いながら空を見上げ大きく息を吸い込む

 

「私ね、その大切な人の為に強くなったの!だから鬼殺隊には入らない!」

 

玉藻はそう炭治郎に宣言すると炭治郎は寂しそうな表情をして

 

「玉藻が一緒に鬼殺隊に入ってくれたら嬉しかったけど、玉藻がそう決めたのなら仕方ないな!」

 

仕方ないと諦める炭治郎、寂しそうな顔をしてる炭治郎を見て玉藻は

 

「友達!私と炭治郎君は友達だから!また会える!そうだよね?」

 

と玉藻は炭治郎は友達だからまた会えると言うと

 

「そうだね!二度と会えないわけじゃないんだ、生きていればまた会える!」

 

家族を失い二度と会う事が出来なくなった炭治郎、そんな炭治郎は生きていればまた会えると玉藻に向かいそう言うと玉藻は満面の笑みで頷き

二人はやがて藤襲山へと辿り着く

 

炭治郎は山へ続く階段を登り最終選別へと挑む、そんな炭治郎を見送ろうと玉藻も階段を登り始めた

 

 

「ようやく会えるね、待っててね!芽衣」

 

そう一言残して

 

 




遂に始まる最終選別 芽衣を知る玉藻と芽衣の関係は?

次回「修験の極み!最終選別キマシタワー」
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