呪われた私がヒーローになれるのか   作:無個性少女

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遅くなってしまってすみません!
やっぱり更新速度は上がらない・・・
月一とかになってしまってますが必ず更新するのでこれから見てください!

ではどうぞ!


個性把握テスト!除籍の危機!!

そして始まった個性把握テスト・・・

 

うわぁ・・・やばいよやばい。どうしよう!

手から炎をずっと出してると痛いから入試の時は手袋をしてたけど今日は入学式だけだと思ってるから持ってきてない・・・

浮遊だけでなんとかするしか・・・

 

「おい!名瀬!」

 

「ぇ?な、なんでしょう?」

 

「チッ、聞いてなかったのか。なら爆豪、このボールを投げてみろ。あと名瀬、そんな気の抜けているままヒーローになれると思うなよ。」

 

「・・・・・・申し訳ありません。」

 

・・・気を抜いてる?誰が?私?

私はいつも本気だよ。入試の時だって結果を出すための最短経路を導き、ほとんどの仮装ヴィランを倒した。どうすれば良い結果が出せるか私はいつも考えてる。

そんな事を言うのならこのテストも最短経路で結果を出しやるよ

 

 

 

 

 

 

side相澤

 

名瀬唯月、【個性】浮遊・火炎放射。

両親は5歳の頃に死別し現在は両親の残したお金で一人暮らしをしている。小学校には通ってなく、中学は3年間通っており成績は優秀だったが緑谷以外の友達はおらず人と関わることに難があると思われる。ちなみに小学校になぜ行っていなかったのか分かっておらず、その間周りに面倒を見てくれた大人がいたかも不明である...

 

これが入学時に貰った本人からの情報と雄英で独自に調べて分かった俺が知っている名瀬の情報だ。

 

他の奴らに比べてかなり少ない上に親が死んでから中学に入るまでの間何をしていたのか分かっておらず、入学試験を見るに個性を偽装していると思われる今年1番の問題児だ。

 

「だからあいつを入れるのは合理的じゃないんだよ」

 

職員室で遠目で見た時は意外と普通そうだと思ったがオールマイトを見た時の目はヴィランのそれと全く変わらなかった。

個性把握テストをすると言った時もどこか焦っていたようだったので恐らくどう個性を使うか考えていたんだろう

 

 

 

・・・ただ、あいつを注意した瞬間、雰囲気が変わった。

それは入試の時に見たなにかの信念に駆られたようにしていた時と同じだった。これは・・・

 

 

 

 

50m走

最後の走者

 

「こんにちは、貴方の髪とても綺麗ね。良かったら一緒に走らない?」

 

「あなたは?」

 

「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。名瀬さんであってるかしら?」

 

「ええ。でも怪我しないように気をつけてね」

 

「怪我?」

 

 

測定ロボ「ヨーイドン!」

 

ドーーーン!

 

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「ケッ、ケロッ・・・」

 

測定ロボ「......1.23秒」

 

 

やっぱり手を火傷したか・・・この分だと同じことはあと2回しか出来ないな。

 

相澤「おい、何をした」

 

「手に火力を集めて一気に放出すると同時に浮遊を使いました。まぁ、おもったより衝撃がありましたが。」

 

「・・・(こいつの個性は一体・・・)」

 

 

 

 

その後、握力測定では機械を燃やし測定不能にし、長座体前屈では棒を浮遊させ押し、ボール投げでは火炎で吹き飛ばし、立ち幅跳びは浮遊し、持久走では浮遊と火炎を交互に使いなんとか終えた。

その度に皆が驚いていた気がしたが気のせいだろう

 

それにしても・・・手がやばいな。保健室今日、空いてんのかな

 

 

 

 

「では結果を発表する。いちいち言うのは合理的じゃないから一斉開示する。ちなみに除籍は嘘だ」

 

「「「「「「「「「えーーーー!」」」」」」」」」

 

 

除籍は嘘か・・・順位は1位か。なんとか上手くいって良かった。

よし!着替えて出久と帰ろ!!

 

 

「おい名瀬」

 

「・・・なんでしょうか。相澤消太先生」

 

「相澤でいい。その手の火傷、ばぁさんに見てもらいに行くから着いてこい」

 

「(ばぁさん?)了解です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツコツコツ...

 

(なんで着いてくるんだ。これは目を付けられたかもな)

 

 

「相澤先生、保険の先生はいらっしゃらないようですが?」

 

「あぁ、今職員室にいるだろうな。」

 

「はい?」

 

「名瀬唯月。お前は誰だ。どうして、なんのためにここに来た」

 

「・・・誰?貴方の言った通り名瀬唯月という名を持つヒーローの卵です」

 

「・・・本当のことを答えないのならお前を今この場で除籍にするだけだ。正直俺はお前が個性を偽装していると思ってる。入試の時に見せたあの個性の使い方はお前の個性では説明が出来ない。そしてお前の過去にも謎が多い。小学生の間一体どこで何をしていた」

 

 

「(思ったよりも早かった。これはどうするべきか...)

私がここにきたのはヒーローになるためです。私はヒーローがこの世で1番嫌いです。私を見捨てたヒーローが嫌いです。自分の個性が嫌いです。本当の姿がわからないからと私をヴィランのように扱う相澤消太も嫌いです。私は誰だ?ですっけ?知りませんよ。そんな事。私は名瀬唯月だ。それ以下でも以上でもない。」

 

 

「素性が分からないものを警戒するのは当たり前だ。お前の個性は本当に浮遊と火炎放射なのか?」

 

(これで引いてくれると思ったけど・・・個性について言うとあの人の所まで私がここに居るのがバレる可能性がある。この人まで巻き込む訳には行かない。決めたでしょ、名瀬唯月。もう誰も私のせいで死なせないって)

 

 

「相澤先生、ごめんなさい。私は...私は出久と同じヒーローの卵です。ヴィランでは無いんです。信じられないかもしれない。でもお願いします、私を雄英に置いてください。もうここしかないんです。私が生きていられるのは」

 

(・・・オールマイトや相澤先生が本当は悪い人なんかじゃないなんてわかってる。きっとホントのことを伝えたら見捨てないで助けようとしてくれる。でもそれじゃ駄目なんだ。きっとまた殺される)

 

 

 

「・・・」

(どういう意味だ。俺は正直名瀬のことを雄英に入り込んだスパイのようなものだと考えていた。でもこいつは、何かに怯えているのか?自分よりも強大な何かに。・・・こいつを今、雄英から追い出したらこいつは死ぬかヴィランになってしまうような気がする。あの個性の使い方を見るにヴィランにしてしまうと厄介なのはよく分かる。今直ぐにじゃなくともここに通わせればやがて分かることもあるか...)

 

「わかった。今回は見逃してやる。でも次があると思うなよ。お前の個性の件についてはまだ疑いが晴れてないからな。

とにかく今からばぁさん呼んでくるからここで待ってろ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ...バタン

 

・・・

 

「趣味が悪いですよ、オールマイト、根津校長。」

俺は隣の部屋で聞き耳を立てていた2人(1人と1匹)に声をかけた

 

「おや、気づいてたのかい?相澤君。僕は正直、君があの場で名瀬くんを除籍にすると思っていたんだけね!何か進展でもあったのかい?」

 

「進展ですか・・・特に何も無かったですね。ですがあいつの過去についてはもっと洗ってみた方がいいでしょう。なんというか何かに怯えていて恐れてるように感じました。」

 

「恐れるか・・・昔ヴィランに襲われた過去か何かがあったのかもしてないね!そこら辺はもう一度しっかり僕が調べて置くのさ!じゃあ1年A組21人をこれからよろしくなのさ!相澤くん!」

 

「あいつを除籍にする前提で特例で21人にしたのにそのままで構わないんですか?根津校長」

 

「別にいいのさ!優秀な金の卵が多かったってことにしておくさ!」

 

「意外とアバウトですね、まぁ別に構いませんが。じゃあ失礼します」

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、オールマイト。彼女、あの事件の子に似ていないかい?」

 

「・・・正直、髪の色が違うだけで同一人物だと考えています」

 

「オールフォーワンの玩具か・・・」

 

「本当にそうだとしたら彼女は...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は今までどんな思いで生きてきたのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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