呪われた私がヒーローになれるのか   作:無個性少女

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なんとか出来た!


オールマイト初めての授業

「ただいま、朧君。今日ね、雄英の入学式だったの。でもね相澤先生...私の担任なんだけどね、その人が個性把握テストをし始めてうちのクラスだけなかったんだ。それで先生に個性や過去について聞かれてね・・・それでね・・・それで・・・・・・うっ、うっ、会いたいよ、朧くん。」

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピンポーンピンポーン

 

ん?こんな時間に誰かな?もう僕、学校に行かないとなんだけど・・・

 

 

「い、出久!!た、た、大変よ!女の子がうちに!!」

 

「はぇ?女の子?」

 

「おはよう!出久!!一緒に学校まで行こう!」

 

 

部屋のドアを見ると制服を着た名瀬さんが僕に笑いかけながら立っていた。僕は驚いて名瀬さんに声をかけようとしたんだけど、床に落ちてたパジャマを踏みつけて...

 

 

「「「あ、」」」

 

 

 

ドーン

 

 

朝の住宅街に僕の頭を打ち付けた音が響いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にごめんなさい!!」

 

 

「いや、もうほんとにいいって!私こそ朝、いきなり家に行ってごめん。これからは行く時は前もって連絡するから」

 

「うん...」

 

 

 

あの後、頭を打った僕は30分ぐらい気絶していて学校に間に合わないと思った名瀬さんは僕だけ遅刻するのは申し訳ないと言うことでお母さんとリビングで待っていた。僕が起きた時にはやはり登校時間を過ぎていたのでそのまま2人で急いで学校に向かった。

まぁ、そこで鬼のような顔をした相澤先生に呼び止められたんだけど・・・

 

 

「登校2日目から遅刻とは元気があってなによりだな、緑谷、名瀬。」

 

「先生!あの、これには事情があって頭を打って気絶してしまった僕を待っていてくれて・・・」

 

「・・・私が連絡なしで今朝、出久の家に行った所、私に驚いた出久が転けて頭をぶつけてしまった為こうなってしまいました。今回のは完全に私の落ち度です。申し訳ありません。そして出久は悪くありません。」

 

「な、名瀬さん!?いや、僕だって・・・」

 

「はぁ...大体の理由は分かった。名瀬、もういきなり緑谷の家に行くのはやめろ。今回の件は大目に見るが...名瀬、昨日の件と言いこのままで済むと思うなよ」

 

 

昨日の件?確か昨日は個性把握テストがあって僕は手を怪我したからたまたま職員室にいたリカバリーガールに治して貰ったな。あ、でも名瀬さんも手を火傷してて相澤先生と保健室に行った・・・あれ?でもリカバリーガールは職員室にいたし、僕と話して間に名瀬さんも来なかったし一体何をしてたんだろう。

帰る時もなんだか元気がなかった気がしたし...

でも名瀬さんの個性には驚いたなぁ!まさか2つ持ちだなんて!個性社会の今でも珍しいのに。でも手を怪我してるってことは僕と同じでまだ個性の制御がしっかり出来てないのかな?

 

 

 

「・・・もう失礼します。出久、行こ」

 

でも前を歩く名瀬さんの後ろ姿は何処か悲しそうに見えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「次の授業、オールマイトの授業だよなぁ!」

 

「だよね!どんな授業なんかな!」

 

「やっぱり相澤先生みたいな基本的な個性演習かしら?ねえ、唯月ちゃん、あなたはどう思う?」

 

「え?私ですか?」

 

「ええ、貴方よ。覚えてるかしら?昨日50m走を一緒にやった蛙吹梅雨よ。その様子だとあまり覚えてなさそうだけど。」

 

「えっ、あ、えっt「あ!昨日の凄い子やん!ほんまお人形さんみたいで可愛ええー!あ、私麗日お茶子!よろしくね。」」

 

「あ、本当だ!昨日、浮いてたり炎出してたよな!俺は切島鋭児郎!話してみたかったんだけど昨日は先生と一緒に行ってから戻ってこなかったし今日は緑谷と遅刻して来たし、なにより緑谷以外とは話してなかったからよ。」

 

「みんな貴方とお友達になりたがってたのよ、唯月ちゃん。」

 

「お友達...ですか...」

(お友達なんて今まで出久と朧くんしかいなかったからどうしたらいいのかわかんない。私いつも出久と何を話してる?出久の好きなヒーローの話?いや、今その話は変よね)

 

「すまねぇ!突然話しかけてやっぱ嫌だったか?」

 

「あ、いや、違うの。今まで私とお友達になりたいなんて人、出久くらいしかいなくて、なんて話せばいいのかなって...」

 

「なんだそんなことか!じゃあこれから俺たちと色んな話していこうぜ!」

 

「そうそう!これから知っていけばいいんだよ!」

 

「そんなことを考えていたのね。大丈夫よ、少しずつで。私のことは梅雨ちゃんと呼んで。お友達になって欲しい人にはそう呼んでもらいたいの。」

 

「あ、ありがとう、梅雨ちゃん。私は名瀬唯月です。えっと、唯月って呼んでくれたら嬉しいです...」

 

「「「よろしく!唯月(ちゃん)!」」」

 

「!!」

(友達ってこんな簡単に出来るものなんだ。この人達は私でも普通の人として見てくれてそれで皆、朧くんみたいに温かい。いいなぁ、嬉しいな。)

 

「それは君についてよく知らないからだろう?」

 

 

 

ゾワッ

「っ・・・」

 

「唯月ちゃん?」

 

 

 

ガラッ!

「私が普通にドアから来たぁぁぁ!」

 

 

「オールマイトじゃん!」

「かっけー!てか画風が違う!」

「本当に雄英の先生なんだ。」

 

 

 

「私が行う授業はヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為、様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ」

 

 

オールマイトはそう言うとなにやらグググっと力を溜めて1枚のカードを皆に見せた。

 

 

「早速だが今日はこれ!!戦闘訓練!!!」

 

「そして、こちら! 入学前に送ってもらった個性届と要望に沿って誂えた戦闘服(コスチューム)!!着替えたらグラウンド・βまで来るんだ!」

 

 

「・・・」

 

「唯月ちゃん?どうかしたの?着替えにいきましょう?」

 

「そうね、...蛙吹さん」

「い、唯月ちゃん?なにかあったの?」

 

「なにも、...悪いけど先に行っていますね。」

 

「ケロッ・・・何かに気に触ることを言ってしまったかしら?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「よっし!みんな集まったみたいだね!君達にはこれからヴィランとヒーローのチームにわかれて、2対2の屋内戦を行ってもらう。状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを回収しようとしている!ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか核兵器を回収する事、ヴィランは時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえる事!」

 

「チームはクジで決めるぞ!」

 

 

「チーム分けは適当なのですか?」

「チームアップを視野に入れてるんじゃないかな?」

「なるほど!先を見すえた計らい!失礼しました!」

「いいよ!早くやr「オールマイト」んん?ど、どうかしたかい?名瀬少女(話しかけてくてた!少しは仲良くなれそうかな?)」

 

「1年A組は()()()()()()()()()()()()()21人クラスです。その状態で2対2の訓練を行った場合1人あまります。今の説明にはありませんでしたがその1人はどうするかきちんとお考えなのですよね?」

 

「ぐふっ!(やばい!完全に忘れてた!名瀬少女の件があって今年のA組は21人クラスだった!uuum...3人組を作るとパワーバランスが崩れるし・・・まぁいいか)んんっ!1組だけ3人組を作るから人数については問題ないよ!早くやろ!」

 

「...了解しました。」

 

〜〜〜

 

「ペアは...まじかよ」

「あっ!?くそ!お前か!金髪野郎!おめぇのことを叩き潰せねぇじゃねぇか!」

 

(爆豪勝己...出久の幼馴染らしいが仲が悪いらしく中学の頃から出久によくあたってるのを見てきた。個性 爆破 今回の個性偽装にあたって1番厄介ね。なんせ個性が似てるから見比べられたらクラスメイトにも気づかれる。そして何よりあいつは連携が取れない。)

 

 

「...困ったものね、対戦相手は誰かしらね」

「あっ!?知るかよ、誰だろうが捕まえる殺してやる」

 

 

「ペアが決まったみたいだね!じゃあ対戦相手を発表するよ!」

「1回戦目は!ヒーローチーム緑谷・麗日vsヴィランチーム爆豪・名瀬!!

 

 

 

はぁ・・・朧くん、出久。私の高校生活、入学2日目にして終わったよ・・・まじでどうすんの、コレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




唯月ちゃんは出久以外の人には基本的に敬語で話します。緊張しているというのもありますが単純に最初は誰でも信頼していないからという理由もあります。


感想ありがとうございます!これからも続けていくのでもし良ければ評価、感想等是非してください!なるべくお返事は返します。
では次回!戦闘訓練!

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