FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
紅い少女 その一
皆さんこんにちは、ノンケ(爆殺悪魔)です。実はアイツしれっとヤバいサーヴァントなのに取り上げられない不思議。
前回は、香子さん成分をたっぷり(当社比)補給後、いよいよ第二特異点であるセプテムに突入。前回のオルレアン後に加入したデオン君ちゃんと、邪ンヌをどのように生かすかがキモになると思います。後全国のレ/フお待ちの皆様と、日本のローマ市民の皆様も、お待たせしてしまって申し訳ありません。
さて、レイシフト画面終わって、なだらかな丘陵地帯がドーン! オルレアンの時と全然変わらねぇじゃねぇかお前んレイシフトォ!(言い掛かり)
「今回も、無事に転移完了した模様です」
「……ふぅん、レイシフトってこんな感じなのね。案外何てことないじゃない。で? ここは一体何処なのよ」
>マシュが深呼吸をしている横で、ジャンヌ・オルタが少し詰まらなそうにしている。実際、何処なのかと言われれば、貴方にもさっぱり分からない。周りを見渡せば、広がるのは丘陵地帯ばかりだ。都市らしい場所もない。
「ドクター、ここがどの辺りか何かわかりませんか?」
『――えっと、そこは位置的に……首都ローマの郊外だね。首都からはそこまで離れてないから、直ぐに向かえると思うよ。首都にはあらゆる情報が集まってくる。この特異点の事を把握するのに、かなりの幸運だねコレは』
さて、ほんへでは元々首都ローマにレイシフトさせる予定でしたが今回はそうでもないようです。この辺りはRPGでは確立乱数らしいですね。なお何方にせよレイシフト場所は変わりません。変化とか……いらっしゃないんですか?(素朴な疑問) ないです。
「であれば、早速首都に向かって、情報の収集を……」
「フォゥ……ンキャウ」
「あ、フォウさん?! やっぱり着いてきてしまったのですか!」
>コレで三度目。もうフォウ君はこの旅の同行者としてカウントした方が良いらしい……それは兎も角として、立香が物凄い目でフォウを見ている。睨んでいる、というより驚いている様だ。
あっ……(察し) お前そういう所だけ目敏いなお前な。
>>どうした立香?
>>鳩が魔〇光殺法喰らってターミネーターしたか?
選択肢さん!? (その回答は)マズいですよ! スタッフが完全に選択肢で遊びに来てますねクォレハ……とはいえ俺もその選択肢に入っちゃう入っちゃう入っちゃう~ぁ~(見所さん欲しがり投稿者)
「それオーバーキルにもほどがある気がするんだが……」
「何それ?」
「どっちも伝説の作品。オルタも今度一緒に見るか? ……じゃなくて?! い、いや気のせいだと思うんだが、今フォウ君が胸の辺りから出てきたような」
>立香の一言に思わずマシュを凝視しようとして……何故か目に激痛が走った。叫びをあげて転がる貴方に、少し冷ややかな声がかかった。
「女性の胸を不躾な目で見るのは、些か宜しくないかと、マスター」
メドゥーサさんが辛辣ぅ! いや、メドゥーサさん可愛い女の子が好きらしいからそりゃあマシュをそう言う無粋な目で見るのは些か許しがたいのかもしれませんが、男というよりガキっぽさが勝つホモ君がそんな思考するなんて。いや、そんなこと……(否定)
「あ、あのメドゥーサ様! 違いますそうでは無くて!」
「え?」
「ま、マスターは一体どうやったらあんな狭そうな所に……とかそう言った、その、純粋に不思議に思った模様で!」
>私、見てしまって、という香子の言葉からどうやらアレが発動したことを悟った。それで誤解が解けたのか、メドゥーサは少し慌てた様子で地面を転がる貴方を抱きかかえた。
「……そ、そうでしたか。申し訳ありません。マスターの瞳が野獣の様な迫力だった物で、つい。勘違いをしてしまいました、大丈夫ですか?」
ないです(半泣き) 手加減はしているのでしょうが、それでもサーヴァントの眼球シバキは多分相当効きますねぇ!(絶望) 見ての通り、ホモ君は地面をのたうちながら悶絶してます。
>勘違いは誰にでもある。切り替えて行こう、と貴方は目を抑えながら立ち上がる。この呪われた顔を何時か整形できないだろうか、と切実に思う貴方であった。
>称号「野獣の眼光(偽)」を獲得しました。
汚い称号ばかりだなぁ……(直球)
「……アンタ等ナニ? コントでもやってんの?」
「いやそうじゃないと思う。マスターは顔がちょっと怖いから、誤解されやすいんじゃないかな。まぁ、そう言う人は僕の生前にも居たよ」
「皆様! ご歓談はそこまでに! 剣戟の音が聞こえますぞ! それも、相当な数が!」
>――その言葉に、全員の気が引き締まる。複数の剣戟、すなわち近くで、大人数が戦っている、という事だ。
『いや、いいや。それは可笑しい。この頃はローマ帝国、第五代の皇帝、ネロ・クラウディウスの時代だけど、その時代に首都ローマの近くで大規模な戦闘なんて無かった筈だ』
「つまりそれは……この時代の歴史に異常が?」
っとぉ、どうやらレオニダス王が何か察知したようですね。まぁ何かって言うか、要するに赤王様降臨シーンな訳ですが。という事で、特異点の案内役に会いに、その現場にユクゾッ デッデッデデデデ!(カーン) デデデデ!
>貴方達の眼が捉えたのは、二つの軍勢。双方が似たような色の装備を身に着けているが、違いはその数。一方はもう片方の二倍近い数を誇り、その数で、ジリジリと距離を詰めて行っているのだ。
「ドクター、やっぱり戦いだ! 似たような人たち同士で戦ってる!」
『戦っている人たちに何か特徴とかはあるかい、藤丸君』
「赤と……ゴールドか? 全体的にそんな感じの武装だ!」
『――ほほう、赤と黄金。それは間違いなく、ローマの軍隊だろうね』
あ、今回はダ・ヴィンチちゃんも司令室にいるみたいですね。頼もしみ(まじんさん)
「ローマの? なんでわかるんだ?」
『ローマと言えば情熱の真紅と、絢爛たる黄金が象徴なのさ。故に、その色を関する、その時代に居る軍隊と言えば、ローマ軍。初歩的な事なのだよん』
>>ダ・ヴィンチちゃんすげぇ! 流石万能!
>>よっ! 万能の人! 世界一!
ダ・ヴィンチちゃんよいしょは基本、当たり前だよなぁ?(選択肢下)
『ふふーん。そんな当然のこと言われても嬉しくないぞぅ』
『鼻高々なレオナルドは置いておいて。他に特徴はあるかい?』
>他に……その時、貴方の瞳が捉えたのは、少数の軍隊の方。その中から、赤い彗星の如く飛びだし、人数差にも怯まず凛々しく戦う少女が一人。凄まじいほどの熱を、貴方はその女性から感じた。
>>女性だ。べらぼうに強い女性が、たった一人で、進軍しようとする相手の軍団の動きを止めてる。
おっ(反応) コレは来ましたね。真っ赤な剣を懸命に振って薙ぎ払ってます。アレで生身とかマ?(困惑)
『べらぼうに強い女性か。サーヴァント反応は無いけど、そんなに強いのかい?』
「……はい。何処か、頼光様を思い出させるような奮戦ぶりです」
『頼光……うぇ!? あの平安一の怪異殺し、源頼光?! そりゃあ強い! でもサーヴァント反応はないってことは、この時代の生きている個人……それで女性!?』
あの人が頼光さん並だったらタマモが焼き稲荷になっちゃう!(戦慄) まぁ、戦いなんてどれも『凄い(小並感)』な香子さん的にはそう見えても仕方ないとは思いますけど。
>ロマニが悲鳴をあげている。全く心当たりがないのだろう。そんなロマニに代わって、通信に出てきたのは、ダ・ヴィンチ。
『まぁそれは今は置いておこうか。あの大軍団の行こうとしてる先が分かった。方向的に首都ローマだろう』
「という事は、あの女性はローマを守護する為に戦っているという事でしょうか」
『恐らくは。相手を足止めするように戦っているんだろう?』
「それなら――取り敢えず俺達が加勢する方は、決まったな!」
ヨシ! 大軍団の方だな!(裏切者) 馬鹿じゃねぇの(自己嘲笑) 流石に第一部からクリプター染みた真似する訳ないんだよなぁ……
「マシュ! レオニダス! オルタ! 俺達はあの女性の側に付く! 戦闘準備!」
「はい!」
「承知!」
「ふふっ、焼き甲斐のある数じゃないの」
>立香の声に応え、三騎のサーヴァントの各々の得物を構える。大盾が、槍が、旗が。蒼天の下で臨戦態勢に入った。
かっこいい。号令一つでちゃんと命令を聞いてくれるサーヴァントの皆さんが頼もしい(確信) ただ邪ンヌは闘争本能に火が付いているだけな気もしますが。しかしここはホモ君も負けちゃいられませんわ!(お嬢様) 男見せるんだよ上等だろ。
>立香に続けと貴方も香子、メドゥーサ、香子に号令をかける。
>>皆ぁ! カチコミの時間だ! 派手に行こうぜ!
>>我らこれより、死地に入る!
下は号令じゃなくて特攻宣言なんだよなぁ……とはいえ上もガラが良いとは言えませんが。ほんの少しずつだがホモ君が本当にスジ者になろうとしている……?(懐疑)
「は、はいっ」
「分かりました」
「あぁ! ……カチコミはどうかと思うけど」
デオン君ちゃんのツッコミが光る! この子こういう役割か……滅茶苦茶苦労しそう(小並感) さて、この後はローマ(大)との死闘な訳ですが。ワイバーンより全く見所さんの無い、スケルトン戦の焼き直しみたいなクソ試合だったんで。
>貴方のバットが一人を強かにかっ飛ばして……その時、周りの敵兵が、一斉に退き始めた。サーヴァントとという六人の超人を相手にし、漸く状況が不利だと分かったのだろう。
マジで瞬殺でした。いやー、実は初っ端邪ンヌの炎が敵ローマの結構な数を焼いた挙句、そこに突撃して、旗を振り回し大暴れして、その時点で半ば総崩れでした。流石戦闘機サーヴァント、突撃能力に関しては六人の中でずば抜けていると思います(確信)
「はっ! 随分と手応えが無いわね! このまま、一気に叩き潰して……!」
「オルタ、そこまで。目的は敵の壊滅じゃないから」
「チッ……ハイハイ。分かりました」
舌打ちしてんじゃねぇよお前よぉオオン?! 退くって言ったら素直に退くんだよ! されどその闘志誉れ高い(掌返し)
>物凄い不満そうなジャンヌ・オルタは置いておいて。貴方達は少数のローマ兵の方に近寄った。その中から進み出て来たのは……少女。
「都市からの援軍……ではなさそうだな。うむ! それでも構わぬ。兎に角助かった。その働き、褒めて遣わすぞ!」
>赤と黄金の映える少女は、何処までも傲慢に、しかし溌溂と、貴方達に向けて声をかけたのだった。
今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
百話いった^~はっはっはっはっ! 投稿してるぅ〜↑ 頑張ってこれた〜!
皆様の応援のお陰です。感謝……圧倒的感謝……ッ!
さて、百話行ったのでちょっと記念に閑話でも書いてみようかと。幕間の物語的な感じで。舞台、時間軸、サーヴァントの制限関係なく一話。それと、以前ガチで泣く泣くカットしたジークさんのバトルシーンを二話程。準備が出来次第書いていきたいと思います。アンケートは百十話辺りまで置いておくゾ。
さて、幕間の物語の方ですが、書くつもりのサーヴァント候補は三人居ます。でも三人全員書いたら頭おかしなるので、アンケートでどれ書くか決めようと思います。暇でしたらどれが見たいか、投票オナシャス!
あ、ほんへ進めろっていう兄貴はその選択肢も置いておいたから、そっちに投票してくれよなー頼むよー……あ、ジーク兄貴のバトルシーンは書きたいんでアンケート結果に関わらず書くゾ(硬い意志)
追記:アンケートのキャラ? 趣味だよ(悟りの表情)