FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ローマ帝国の崩壊 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(コンビ女性海賊)です。

 前回は、精神汚染攻撃! 狂化伯父上の逆襲! 喰らって、ホモ君が何か目覚めそうなってしまって。それで、えっと、最大の原作破壊が見れました。えー、セプテムの難易度が青天井なんじゃぁ^~……

 

「――改めて、名乗らせてもらおう。この花のローマが五代皇帝、ネロ・クラウディウスである……少々と、顔色が良くないのは、まぁ許せ。頭が、痛むのでな」

 

>貴方達は、先の戦場より離れ、豪奢な宮殿のその玉座の前に立っていた。戦闘を終えて消耗激しい、このローマの皇帝、ネロ・クラウディウス。暴君、と呼ばれた皇帝が、この様な華麗な少女、等と誰が信じられようか。

 

 さて画面が暗転から戻って来て再開の場面は……ネロちゃまの玉座の前。結構飛びましたね。とはいえあのままイスカンダル王と殴り合いとかは洒落にもならなかったので良かったです。

いや、負けはしないと思いますけど、呂布カリギュライスカンダルの暗刻とか大分強まっているので倍プッシュは不可能……ッ! 即刻中止せよ!

 

「ではこちらも改めて。カルデア所属、藤丸立香だ」

「マシュ・キリエライトです」

「フォウ、キャーウ」

「えっと、こちらはフォウさん……です」

 

>二人に続けて、残る貴方達も自己紹介をしていく。自己紹介と言っても、カルデアの目的をゴチャゴチャ説明するのは得策ではない、というロマニの判断から。自分達は魔術師達の弟子で、サーヴァント達の事は、超強力、かつ高位な使い魔、程度に説明しておいた。

 

「ふむ、その力は人間など遥かに超える使い魔、か。俄かには信じがたいが……しかしお主達が嘘を言っている様には見えない。特に、そこのフジマルとマシュ。それと、えー……ホンゾ―インであったか。そもそもお主達は嘘を吐けぬタイプと見た」

 

 マシュは兎も角、藤丸君とホモ君共に脳筋馬鹿正直直進野郎補欠チームだから嘘ついて誤魔化すなんて言う高度な事出来ないからね。ある意味信用は得やすくてうん、おいしい!

 

「それに、信じられる理由もある事はあるからな、ホンゾ―イン……ううむ、なんとも言い慣れぬ名前だ」

 

>>呼びやすい呼び名で良いですよ、皇帝陛下

>>良い慣れないならハゲとかでも良いっすよ(血涙)

 

 じゃあハゲで(ド鬼畜外道)

 

「うむ、ではハゲで!」

 

 なんだよ、ものっそい笑顔じゃねぇか……(団長) ホモ君のハゲ弄りはもうこの旅ではずっと続くと思うので、そろそろ慣れて頂きましょうか(愉悦)

 

>冗談で言ったのだが、物凄い良い笑顔で了承され、後戻りが出来なくなった。若干、どころではなく最大出力で後悔しているが、今更なのでやめた。

 

「……ッ……ッ!」

「お、オルタ様……! その様に笑うのは!」

「す、すっげえ良い笑顔で……ハゲって……いい、んじゃないか? くっ、親しみ込めて、もらえて、さ……!」

「先輩! 流石に失礼ですよ……!」

 

>只今笑っている馬鹿二人は後でシバく。貴方は心でそう誓い、今は平静に保つことを決めたが……苛立ちが収まらない。戦場帰りだからか、昂ってしまっているのだろうか。ここで暴れても仕方ないと深呼吸を一つして、改めてネロに向き直った。

 

 ん? ……今までもこういう感じの場面はありましたが、こういう描写はなかなか出てこなかったよな?(絶無) 戦場帰りで心が昂るとかお前アマゾネスかよぉ!?(TDN風評被害) 

 

「……流石に冗談だ。康友、と名は言うのだな? ではお主はヤス、と呼ばせてもらおう。丁度良いから、フジマルも、名で呼ばせてもらうか」

 

 犯人ぽい……犯人っぽくない? まぁ名前で黒幕扱いされるような理不尽は、流石にFGORPGとは言え、ないとは思いますけど。万が一『犯人じゃね?』とか言われたらクリプターに寝返ったろ!(狭量)

 

『なんかサスペンス物の犯人っぽいね、それ』

『んー、余りにもべた過ぎで逆に新鮮まである感じだけど。本造院君の迫力のある顔だと案外似合うというか』

 

 許さん(豹変) これより人理漂白作戦を……! する訳ないじゃん(真顔) 所詮冗談の一つでそんな裏切りまくるとかどんな情緒不安定なんでしょうか。

 

「……それで、だが。お主達は余を助けてくれる、と言ったな。あの時、余の前に立ち塞がって」

 

 あ、画面暗転しました。そしてこれは……回想シーンですかね。

 

>――あの時。ネロと向き合ったイスカンダルを新たなる刺客と考えた貴方と立香の行動はそれぞれ対極に位置する物だった。立香は咄嗟に自分がネロの前に立ち塞がり、貴方はイスカンダルの前に武器を構えて割り込んだ。

 

『落ち着け。今は、拳を交えるつもりは無い。我らが軍の将を、引き取りに来たまでだ』

 

 すげえやれやれって顔してますけど、こっちに向けて自分の所の将がカチコミしてるっていう無礼講も真っ青な状況でその顔して許されるのはアンタとギル様と朕とオジマン位だからな?(寛容)

 

『二人共逃げろ! 目の前のサーヴァントは……桁が違う! 呂布、それにもう一人のバーサーカーよりさらに格上なんだよ!』

 

 まぁイスカンダルですし多少はね? というか何てことない様に呂布と伯父上の動き制してますけど、普通にできる事じゃないんだよなぁ……(絶望)

 

>イスカンダル。その名前は、貴方でも良く知っている。文字通り、世界を征服した大王である。呂布ですら比較するには余りにも不足というしかない。それ程に、人類史に刻まれたかの男の偉業は深いのだ。

 

『んん? 其方ら、妙な術を使っておるな。それにその服装は……ふむ、となれば其方達がそうか。成程、良い目をしているではないか!』

 

>そんな彼が、目前に立って、貴方達二人を見定めている。そう考えるだけで、貴方の背筋が粟立った。

 

 我らが大王にお褒め頂くとかはえ~……すっごい光栄……(マケドニア並感) ZEROのライダー登場からファンが耐えなかったのもある意味当然だったと思います。まぁそれはそうなんですけど、だからってこんな早く出てきて頂きたくは無かった……(恐怖)

 

『――のう、お主ら。我が方に付き、共に我が征服の一翼を担うつもりは無いか? お主らのその輝き、失うには惜しい』

 

>そんな大英雄が……自分達を誘ったのだ。信じられない。サーヴァント達なら兎も角、あくまで唯の人間二人をも。

 

『はっ、光栄だ。天下の征服王にそう言って頂けるのは』

 

>>だが答えは当然NOだ。俺は此方のお嬢さんにお味方する!

 

 だが断る(JOJO並感) お前いっつも断ってんな。まぁ内心『然り! 然り! 然り!』とか叫びながら我が王の元に馳せ参じたい気持ちは無くもないですが。人理修復優先して♡

 

『ほぅ、そいつはどうしてだ?』

 

>どうして、という程の理由は無かった。強いて言うのであれば……

 

>>俺達の直感だよ!

 

 ホモ君に直感スキルは無いんですけどね(茶々) どっちかと言えば直感スキル持ってるのは藤丸君なんですけど、まぁそこは今は良いでしょう。

 

『ほう、直感とは! 随分と雑な理由だが?』

『俺達が付くべきは、必死になって何かを守ろうとしてるこっちだと、そう思ったんだよ! それ以上の理由がいるか! 大王イスカンダルさんよぉ!』

『……いや! 要らんな! ははっ、中々に肝も据わっている。これは聞いていたよりも強大な敵ではないか! やはり敵は一見しておくに限るわ!』

 

 お、聞いていたって誰からですか? レ/フか? レ/フなのか? お、お? 早速奴をブチ転がすチャンスか?(過剰反応) っと……落ち着きましょう。レ/フのタイミングはまだまだ先です。というか回想ですからどうこう出来るもんでもありませんし。

 

『ネロ帝よ。お主、得難き味方を得たではないか。またお主と相まみえるのが楽しみになったわ! 呂布、カリギュラ、退くぞ! 今は、時ではない』

『ま、待てイスカンダル!』

『お主も万全の体勢を整えてくるが良い。この様な無粋な戦いの中であっても、覇を競い合うのであれば、互いに出来る限り全力が良いからな』

 

>そう言って、イスカンダルは呂布、そしてもう一人のバーサーカー、カリギュラを伴って引き上げていった。その場から去る雄大な背中に、誰も追撃を仕掛ける事はしなかった……その後、疲労した全員がネロと共に王宮に戻り、今に至る。

 

 イスカンダルにとっては、他の英雄と覇を競うような戦いも、こんな状況では『無粋』なんですねぇ……それでもサーヴァントとして召喚された以上はキッチリ仕事はする英雄の鑑がこの野郎……!(誉めギレ)

 

>あの時の言葉に、嘘は無い。そう二人で答えを返せば、ネロも首を縦に振った。

 

「であるならば……余から、改めて頼みたい。あの強敵、イスカンダルを打ち破るために、今や、洛陽の縁にあるこのローマを守るために、力を貸して欲しい。余には、少しでも多くの味方が必要なのだ」

 

>>当然、力になりますよ!

>>ハゲで良ければ、是非。

 

 まぁそろそろハゲネタもしつこいと思うので、ここは選択肢上で。

 

「給料は弾むのかな、なんてね」

「先輩! ……はい、ネロ陛下。是非私達に助けさせてください」

『ここ、首都ローマが焼失するのは、我々にとっても好ましくないのですから。皇帝陛下。我々も喜んで、貴方の傘下に加わりたく』

 

>ロマニが、マシュが、立香が。そろってそう言うのを見て……ネロは、ずっと張り詰めさせていた表情を、漸く少し緩めた。

 

「そうか……うむ。そう言って貰えるのは心強いな。本当にありがたい……お主達を我が陣営に迎えさせてもらおう。今のローマにどこまで出来るかは分からなぬが、最大限の歓待を持って、報いらせてもらうぞ」

 

 カルデアは せいしきに ローマのなかまになった!

 という事で今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。

 




ちょこっとずつ伏線を撒いていく……練習。

追記:サブタイトル間違えちゃったァー! 今気づいて腹切って詫びるしかないゾ……

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