FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(発明王)です。
前回は……お前それSINの要素の先取りじゃねぇか! ふざけんな!(迫真) そんな物立てちゃってさぁ、もう嫌……ゆるして。しかも三重!? マジでもう馬鹿じゃねぇかとしか。誰だそんな馬鹿な真似したのは! エルメロイ二世 だった!(桃鉄感)
えー、ほんへより状況が好転している、と思っていましたが、お詫びして訂正いたします状況は悪化してますねぇ! 怒りのあまり黙れゴッ太郎も辞さない構えです(意☆味☆不☆明) とりあえずレ/フはゴッ太郎した後レ/フにする。孔明もゴッ太郎する。
『……おかしいな、これ二つ目の特異点だよね? 特異点は激しい戦いになるのは承知してたけど、もうこれはそう言う厳しいという次元越えてないかい!?』
「落ち着いてくださいドクター!」
>混乱するのも無理はない、あまりの衝撃。中国よりはるか離れたこのローマの地に、それも三つも。守りという一点に置いては、かのレオニダスと並ぶほどの知名度、そして意味を持つであろう大障壁が。もはや突破云々の話を越えているのではないだろうか。
どうやって突破すれば良いんでしょうそんな頭の悪い防御。ちょっとコレは此処にいる全ての野良サーヴァントの皆様にも何でもして貰わないといけないでしょうか……オラ島に引きこもってる神様! アンタの役割無くなったも同然なんだから手伝えオラァ!(未来予知)
「一応お聞きしますが、ネロ殿! 長城の守りはいかほどな物か、教えて頂けると」
「堅牢にして苛烈。この二言に尽きるだろう」
>そう口にするネロの眉間の皺は、今までで一番深い。
「三重の長城は、孔明という男の指揮によってローマの建築技術の粋を尽くし作られている。都市への侵攻を、島の端まで遮る一つ、二つ目の長城。そして最後の連合首都をぐるりと囲む三つ目の長城が存在し、余達は……一つ目を突破する事すら出来ていない」
『ヒュウ、絶望的な情報が追加されたね』
「フォ―ゥ……」
硬すぎる(素直な感想) ダレイオス君とネロちゃまがほぼ全力で望んだ戦で一つも抜けてないとかこれマジ? 孔明には失望しました、ウェイバー君の休日差し止めます(遺憾の意) カルデアに来たら休めると思うなオラァン!?
「ただ単純に、高く、固い。それ以外の機能は持っていないが……それでも、それが何処までも続いているのだ。それだけで、脅威と言わざるを得ない」
「単純な程、純粋に強い、と言った所でしょうか」
そう言うメドゥーサさんなら多分お一人で上飛んで突破できるでしょうけど……お一人で向かった所でキラキラ(消滅演出)して終わりだと思うので絶対にさせません(意思強し) サーヴァントは大切にしよう!(ゆうさく)
「そうだ。アレを突破しようとなると……」
>想像できる光景は、余りにも凄惨に尽きるだろう。
「文字通り残るのは屍の山、って訳ね。マスターの時代の言葉で言えば、なんだったかしら……あぁそうそう、クソゲーって奴?」
「オルタ、そんな……そんな的確に、一言で言わないで。頭痛くなってくるから」
オルタは賢いなぁ!(誉め言葉) そりゃあ万里の長城を自力で、かつ真っ向から攻略するとか人類に冠たるクソゲーになるに違いありません。
「……取り合えず、細かい点を省いた現状はこの様な形になる。其方達には、この現状を打破するだけの、活躍を期待したい……というか期待せざるを得ぬのだ。済まぬが」
>>い、いやぁ……やるだけの事はやります!
>>やってやれない事は無い! と思いたい!
ホモ君絶対これ震え声だと思うんですけど(指摘)
「そう言って貰えると助かる……良し! 暗い話はここまでだ! 取り敢えず、其方達の内の一人を総督に任じ、もう一人を……そうだな。その補佐に付ける。活躍の期待を込めての任命だ。頼むぞ」
凄い期待の表れ、光栄だなぁ……(重責) 総督としての地位が無いとただの愚連隊になっちゃうからねカルデア、しょうがないね。みんなで沢山功績を稼いで、ローマ帝国で成り上がろう!(建前) 総督権限でレフぶっ殺す(本音)
あ、選択肢は当然立香君に任せます(閃光入力)
>>立香を総督に推薦する。
>>自分が立候補する。
>――取り敢えず、貴方は速攻で立香に面倒を擦り付けに行った。秒速だった。何の躊躇いも無く貴方は仲間を売った。やはり自分より責任感があり、洞察力もある……だとか適当に理由を付けて、売った。鬼である。
「……や、康友テメェえええええ!?」
「やっさんの言う通りです。マスターであり、素質のある先輩にこそ、総督の任は相応しいかと思います」
>マシュに逃げ道を塞がれ、立香は泣き笑いの様な表情を浮かべていた。レオニダスは無言で佇んで居たが若干のジト目で此方を見ていて、ジャンヌ・オルタはやっぱり笑いを堪えていた。
ヨシ! これで補佐役は自動的にマシュちゃんになるでしょうし、ホモ君は自由に行動できるな! じゃあ藤丸君、俺ギャラ貰って独自行動するから……(逃走)
「テメェ逃がすか……!」
>鬼が居た。一刻も早く、マシュを補佐役に据えようとした瞬間の出来事だった。一瞬で肩を捕獲されて、ズリズリとネロの前まで連れていかれてしまう。
「補佐役コイツで」
「……う、うむ。それは良いが、その。良いのか? 凄い嫌がっているような」
「はい。此奴とはいっつもコンビなんで、ええ。ぜっっったいに逃がしません」
流行らせゴラ! お前マシュちゃんっていう後輩が居るんだからこのチンピラハゲなんか補佐役に任命してんじゃねぇぞゴラァ!
『……えーと。まぁ当人たちがこういっているので、良いんじゃないかと。それで陛下。我らカルデアのメンバーは常に最前線に配置していただけるとありがたいのですが』
「うむ? 総督に任じたというのに、最前線にか? 余としては、戦力が少ないゆえに助かりはするが……」
『はい。私達には、ネロ陛下をお助けする以外にも、幾つか目的があり……それを果たす為にも最前線で全力を振るいたいのです』
と藤丸君は兎も角として、ホモ君は司令官とか無理ですから。この子は基本的に万歳突撃させるのが一番有用な使い方ですから(正論)
「ふむ、目的とな?」
『はい。我々は、カルデアの裏切り者、レフという魔術師を探し、打ち倒さねばなりません。彼がここに居るかは分かりませんが、居るとすれば……間違いなく、彼は連合ローマに与しています』
「裏切者の魔術師……」
>魔術師、という言葉にネロの顔色が変わる。
『何か心当たりでも?』
「連合ローマ帝国の首都に進攻した時、魔術による援護攻撃も行われていた。城壁やイスカンダルの軍略に比べれば目立つものでも無かったが……それでも被害はそれなり以上に出ていたのは事実。優秀な魔術師が付いているのは間違いない」
というかレ/フだよ。速く殺そうぜ!(兵は神速を貴ぶ) 落ち着け……余りにも殺意があふれ出てしまっている。この殺意は丁寧丁寧丁寧にレ/フを切り殺すまで取っておきましょう。
『可能性は高いかもしれません』
「であれば、うむ。余としても拒む理由は無い。其方達の希望に応え、可能な限り前線に配置する事を約束する」
>裏切者、レフ・ライノール。彼と早くも遭遇するかもしれないチャンス。立香と貴方は言い争うその手を止めて、互いに視線を合わせていた。
>>ぶち殺す。
>>無残に磨り潰してやる。
おぉっと(指摘) ホモ君の思考が危ない。レ/フを心待ちにしてるプレイヤーの思考が乗り移ったかな? 良いぞもっとやれ(過激派)
「あぁ……康友。必ず所長の仇を討つぞ」
>――その言葉に、ハッとする。そうだ。あの男を討ち果たす一番重要なその理由を、忘れていた。アレを捻り潰す為だけに戦うのではない。特異点Fにて、無念の内に討たれたオルガマリーの為に、ケジメを付けさせる為に。
まぁ小指どころか彼奴は全身ケジメさせますけど(血狂い) けど確かにあのモジャを殴り倒すのは、所長ォ! の敵討ちって言うのが始まりでしたよね。危ない危ない。殺す事を楽しむ様になったら三流ってそれ一番言われてるから。理由を胸に気高く飢えるんだよ!(ジョニィ並感)
「……其方にも、複雑な理由がありそうだな。うむ、お主達が悪逆の徒を討ち果たせる事、余もローマの神々と神祖に願い、そして誓うとしよう」
『お心遣い、感謝します。陛下』
「良い、お主達にはまだ助けて貰った礼も残っている。この程度は些細なものだ……今日はもう遅い。それぞれに部屋も用意させた故、休むが良い」
>そう言って、玉座から立ち上がるネロ。代わって、案内役と思われる兵士が此方に声をかけてくるが……貴方は、上の空だ。先ほどから殺気立っているのが収まらない。
>>疲れてんのか……?
>>何かの悪影響……?
っと、コレは結構重要そうな選択肢……スルーしてもよさそうですが、取り敢えず下選んどきましょう。
>万が一のこともある。念のため、ロマニに今の自分のバイタルをチェックしてもらう事を考え……隣からの声に、意識を浮上させた。
「マスター、お部屋は此方だそうです」
>香子が指さす方向に、既に何人かは向かっている。話は部屋についてから。一旦思考を打ち切り、貴方はゆっくりと歩き出す。その額に、僅か一瞬だが、雷電が走った。
……なんだか不穏な幕切れですが今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
まぁ、ちょっとずつ。ちょっとずつ。